試合結果
2022JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフステージ 第2戦

鹿島アントラーズ
- 34' エヴェラウド
- 40' 仲間 隼斗
試合終了
2-1
2前半1
0後半0

アビスパ福岡
- 45'+5 山岸 祐也
試合経過
8' | ![]() |
奈良 竜樹 → ドウグラス グローリ | ||
鈴木 優磨 → エヴェラウド | ![]() |
12' | ||
20' | ![]() |
フアンマ デルガド | ||
エヴェラウド | ![]() |
34' | ||
仲間 隼斗 | ![]() |
40' | ||
45'+5 | ![]() |
山岸 祐也 | ||
67' | ![]() |
田中 達也 → 田邉 草民 | ||
仲間 隼斗 → 染野 唯月 | ![]() |
74' | ||
80' | ![]() |
ジョルディ クルークス → 湯澤 聖人 | ||
樋口 雄太 → 土居 聖真 | ![]() |
80' | ||
和泉 竜司 → 中村 亮太朗 | ![]() |
80' | ||
安西 幸輝 → 広瀬 陸斗 | ![]() |
80' | ||
80' | ![]() |
フアンマ デルガド → ルキアン | ||
90' | ![]() |
山岸 祐也 |
アウェイゴールの差でプレーオフステージ敗退
YBCルヴァンカップ プレーオフステージ 第2戦、カシマスタジアムでアビスパ福岡と対戦した。開始早々に優磨が負傷するアクシデントに見舞われたものの、交代で投入されたエヴェラウドが第2戦の先制点を奪う。その後、仲間が追加点を決めて、2戦合計2-1と勝ち越しに成功したが、前半終了間際に失点を喫してしまい、アウェイゴールの差でリードを許した。後半はアントラーズが積極的に攻撃を仕掛け、ゴールに迫ったものの、福岡の堅守を前にあと1点を奪うことができず、試合終了。第2戦は2-1と勝利したものの、2戦合計2-2、アウェイゴールの差でプレーオフステージ敗退が決定した。
YBCルヴァンカップ プレーオフステージ 第1戦は、0-1と福岡に先勝を許した。ただ、これは2試合で決着をつけるレギュレーション。ホームでの「後半90分」に向けて、チーム一丸で準備を進めた。
国内公式戦で最初の「声出し応援運営検証試合」として開催されたこの試合。ウォーミングアップにGK陣が登場すると力強い拍手が送られ、フィールドの選手たちが登場すると力強いチームコールが響き渡った。
なお、クラブパートナーの株式会社カスミの協力のもと、「さぁ、変わろう.KASUMIマッチ2022」として、さまざまなイベントが行われた。
第2戦の先発は、GKがスンテ、最終ラインは常本、関川、三竿、安西、中盤から前線は、ピトゥカ、仲間、樋口、カイキ、和泉、優磨が入った。ベンチには、沖、ミンテ、広瀬、中村、土居、エヴェラウド、染野が座る。
立ち上がりから強度の高い試合展開となった。
すると、この試合最初のコーナーキックで関川と奈良が激しく接触。奈良がピッチに倒れ込んだことで、しばらく試合が中断した。
再開直後、今度は優磨がピッチライン際で足を捻ってしまい、ピッチに悶え込む。優磨は負傷交代を余儀なくされ、12分にエヴェラウドが投入された。
すると、選手交代直後にピンチが訪れる。田中に右サイドを個人技で突破されると、クロスを供給され、最後はクルークスにシュートされた。これはわずかに枠を外れ、失点には至らなかったが、非常に危険な場面だった。
その後、激しい球際の攻防が連続し、選手がピッチに倒れ込んで試合が止まる場面が目立った。しばらく落ち着かない試合展開が続く。
それでも、21分に決定機が訪れる。中間スペースでパスを繋ぎ、ペナルティエリア付近まで攻め込むと、こぼれ球を拾った樋口が右足を振り抜く。シュートは相手GK村上の手に弾かれてポストに当たり、こぼれ球を今度はカイキが狙う。しかし、シュートは再び相手GK村上の好セーブに阻まれ、ゴールを奪うことはできなかった。
ここから勢いづきたいアントラーズだったが、スローテンポな試合運びの福岡に苦戦を強いられ、攻撃のテンポを上げられない。
それでも、34分にワンチャンスをモノにした。中間スペースでパスを呼び込んだ和泉がダイレクトでピトゥカに叩くと、ピトゥカはコントロールしきれなかったものの、背後の志知に当たってボールは高く上がる。このボールに素早く反応したのが、エヴェラウド。落下点を見極め、右足のダイレクトでうまく合わせると、シュートはゴールネットに吸い込まれた。2戦合計スコアで1-1の同点に追いつく。
アントラーズは得点で勢いづく。声出し応援エリアからの力強い声での後押しが、選手たちを前へ、前へと突き動かした。
すると、40分に歓喜の時が訪れる。クロスのセカンドボールに素早く反応した常本が、粘り強くボールを収めて、後方へパス。後ろから仲間が、思い切りよく左足を振り抜いた。気持ちがこもったシュートは相手に当たってコースが変わり、執念でゴールネットに突き刺さった。仲間の雄叫びとともに、カシマスタジアムが沸騰する。
2戦合計スコアで2-1とリードを奪い、このまま前半が終わるかと思われた。しかし、アディショナルタイムに一瞬の隙を突かれてしまう。左サイドでファンマに粘り強くボールを保持されると、スルーパスを供給され、前嶋にペナルティエリア内への進入を許す。そして、前嶋の折り返しを最後は山岸にシュートされ、ゴールネットを揺らされてしまった。
痛恨の失点により、2戦合計で2-2。アウェイゴールの差で福岡にリードを許し、ハーフタイムに突入した。
後半立ち上がりからアントラーズが攻勢に試合を進める。しかし、福岡もうまくプレーテンポを落とし、流れを切ってきたことで、なかなか波状攻撃を仕掛けることができなかった。ただ、福岡のカウンターを喰らう場面もあったが、最後の最後で体を張り、失点は許さなかった。
徐々に強度が落ち、試合はオープンな展開となった。そこで74分、前半からハードワークを続けていた仲間との交代で染野をピッチへ送った。さらに80分には、樋口、和泉、安西に代えて、土居、中村、広瀬を投入した。
時間の経過とともに、アントラーズが一方的に攻撃を仕掛ける展開になった。しかし、ゴール前を固める福岡の粘り強い守備を、なかなかこじ開けることができない。
試合終盤に入り、ロングボールの蹴り合いとなった。福岡の粘りを前に、最後まで得点を奪うことができなかった。第2戦は2-1で勝利したものの、2戦合計スコアは2-2。アウェイゴールの差でプレーオフステージ敗退が決定した。
タイトルを失った痛みは簡単に消えることはないが、これからも戦いは続く。次は中6日でリーグ戦のホームゲーム。悔しさをバネに、準備を進める。
【この試合のトピックス】
・エヴェラウドが今季初ゴール
・仲間がアントラーズ初ゴール
・LIXIL賞は仲間が初受賞
YBCルヴァンカップ プレーオフステージ 第2戦、カシマスタジアムでアビスパ福岡と対戦した。開始早々に優磨が負傷するアクシデントに見舞われたものの、交代で投入されたエヴェラウドが第2戦の先制点を奪う。その後、仲間が追加点を決めて、2戦合計2-1と勝ち越しに成功したが、前半終了間際に失点を喫してしまい、アウェイゴールの差でリードを許した。後半はアントラーズが積極的に攻撃を仕掛け、ゴールに迫ったものの、福岡の堅守を前にあと1点を奪うことができず、試合終了。第2戦は2-1と勝利したものの、2戦合計2-2、アウェイゴールの差でプレーオフステージ敗退が決定した。
YBCルヴァンカップ プレーオフステージ 第1戦は、0-1と福岡に先勝を許した。ただ、これは2試合で決着をつけるレギュレーション。ホームでの「後半90分」に向けて、チーム一丸で準備を進めた。


国内公式戦で最初の「声出し応援運営検証試合」として開催されたこの試合。ウォーミングアップにGK陣が登場すると力強い拍手が送られ、フィールドの選手たちが登場すると力強いチームコールが響き渡った。


なお、クラブパートナーの株式会社カスミの協力のもと、「さぁ、変わろう.KASUMIマッチ2022」として、さまざまなイベントが行われた。

第2戦の先発は、GKがスンテ、最終ラインは常本、関川、三竿、安西、中盤から前線は、ピトゥカ、仲間、樋口、カイキ、和泉、優磨が入った。ベンチには、沖、ミンテ、広瀬、中村、土居、エヴェラウド、染野が座る。

立ち上がりから強度の高い試合展開となった。




すると、この試合最初のコーナーキックで関川と奈良が激しく接触。奈良がピッチに倒れ込んだことで、しばらく試合が中断した。
再開直後、今度は優磨がピッチライン際で足を捻ってしまい、ピッチに悶え込む。優磨は負傷交代を余儀なくされ、12分にエヴェラウドが投入された。

すると、選手交代直後にピンチが訪れる。田中に右サイドを個人技で突破されると、クロスを供給され、最後はクルークスにシュートされた。これはわずかに枠を外れ、失点には至らなかったが、非常に危険な場面だった。
その後、激しい球際の攻防が連続し、選手がピッチに倒れ込んで試合が止まる場面が目立った。しばらく落ち着かない試合展開が続く。




それでも、21分に決定機が訪れる。中間スペースでパスを繋ぎ、ペナルティエリア付近まで攻め込むと、こぼれ球を拾った樋口が右足を振り抜く。シュートは相手GK村上の手に弾かれてポストに当たり、こぼれ球を今度はカイキが狙う。しかし、シュートは再び相手GK村上の好セーブに阻まれ、ゴールを奪うことはできなかった。
ここから勢いづきたいアントラーズだったが、スローテンポな試合運びの福岡に苦戦を強いられ、攻撃のテンポを上げられない。





それでも、34分にワンチャンスをモノにした。中間スペースでパスを呼び込んだ和泉がダイレクトでピトゥカに叩くと、ピトゥカはコントロールしきれなかったものの、背後の志知に当たってボールは高く上がる。このボールに素早く反応したのが、エヴェラウド。落下点を見極め、右足のダイレクトでうまく合わせると、シュートはゴールネットに吸い込まれた。2戦合計スコアで1-1の同点に追いつく。




アントラーズは得点で勢いづく。声出し応援エリアからの力強い声での後押しが、選手たちを前へ、前へと突き動かした。
すると、40分に歓喜の時が訪れる。クロスのセカンドボールに素早く反応した常本が、粘り強くボールを収めて、後方へパス。後ろから仲間が、思い切りよく左足を振り抜いた。気持ちがこもったシュートは相手に当たってコースが変わり、執念でゴールネットに突き刺さった。仲間の雄叫びとともに、カシマスタジアムが沸騰する。



2戦合計スコアで2-1とリードを奪い、このまま前半が終わるかと思われた。しかし、アディショナルタイムに一瞬の隙を突かれてしまう。左サイドでファンマに粘り強くボールを保持されると、スルーパスを供給され、前嶋にペナルティエリア内への進入を許す。そして、前嶋の折り返しを最後は山岸にシュートされ、ゴールネットを揺らされてしまった。

痛恨の失点により、2戦合計で2-2。アウェイゴールの差で福岡にリードを許し、ハーフタイムに突入した。
後半立ち上がりからアントラーズが攻勢に試合を進める。しかし、福岡もうまくプレーテンポを落とし、流れを切ってきたことで、なかなか波状攻撃を仕掛けることができなかった。ただ、福岡のカウンターを喰らう場面もあったが、最後の最後で体を張り、失点は許さなかった。




徐々に強度が落ち、試合はオープンな展開となった。そこで74分、前半からハードワークを続けていた仲間との交代で染野をピッチへ送った。さらに80分には、樋口、和泉、安西に代えて、土居、中村、広瀬を投入した。


時間の経過とともに、アントラーズが一方的に攻撃を仕掛ける展開になった。しかし、ゴール前を固める福岡の粘り強い守備を、なかなかこじ開けることができない。


試合終盤に入り、ロングボールの蹴り合いとなった。福岡の粘りを前に、最後まで得点を奪うことができなかった。第2戦は2-1で勝利したものの、2戦合計スコアは2-2。アウェイゴールの差でプレーオフステージ敗退が決定した。



タイトルを失った痛みは簡単に消えることはないが、これからも戦いは続く。次は中6日でリーグ戦のホームゲーム。悔しさをバネに、準備を進める。
【この試合のトピックス】
・エヴェラウドが今季初ゴール
・仲間がアントラーズ初ゴール
・LIXIL賞は仲間が初受賞
スタッツ
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---|---|---|
8 | シュート | 4 |
5 | GK | 10 |
3 | CK | 4 |
10 | 直接FK | 15 |
1 | 間接FK | 1 |
1 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 9,085人
- 天候
- 曇、無風
気温 23.8℃ / 湿度 22.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 池内 明彦
- 副審
-
堀越 雅弘
松井 健太郎 - 第4の審判員
- 赤阪 修