試合結果
2022明治安田生命J1リーグ 第28節

鹿島アントラーズ
- 16' アルトゥール カイキ
- 27' アルトゥール カイキ
試合終了
2-2
2前半1
0後半1

浦和レッズ
- 30' 松尾 佑介
- 69' 岩波 拓也
試合経過
アルトゥール カイキ | ![]() |
16' | ||
アルトゥール カイキ | ![]() |
27' | ||
30' | ![]() |
松尾 佑介 | ||
47' | ![]() |
小泉 佳穂 | ||
仲間 隼斗 → 中村 亮太朗 | ![]() |
64' | ||
67' | ![]() |
キャスパー ユンカー → 柴戸 海 | ||
69' | ![]() |
岩波 拓也 | ||
和泉 竜司 → エヴェラウド | ![]() |
72' | ||
鈴木 優磨 | ![]() |
77' | ||
アルトゥール カイキ → 荒木 遼太郎 | ![]() |
78' | ||
広瀬 陸斗 → ブエノ | ![]() |
78' | ||
樋口 雄太 → 舩橋 佑 | ![]() |
78' | ||
78' | ![]() |
小泉 佳穂 → 明本 考浩 | ||
90' | ![]() |
松尾 佑介 → アレックス シャルク | ||
90'+5 | ![]() |
関根 貴大 | ||
ディエゴ ピトゥカ | ![]() |
90'+5 |
2点リードも追いつかれ、悔しいドロー決着
2022明治安田生命J1リーグ 第28節、カシマスタジアムで浦和レッズと対戦した。カイキの2ゴールでリードを奪ったが、前半のうちに1点差に迫られると、後半に同点弾を許し、2-2と悔しいドロー決着に終わった。
前節の川崎F戦後、新たに坪井コーチと鈴木コーチがチームに合流。新たな対戦で浦和戦への準備を進めた。
なお、この試合は「メルカリスペシャルマッチ~All for One すべては勝利のために~」として、さまざまなイベントが開催された。
浦和戦の先発は、GKが沖、最終ラインは広瀬、関川、三竿、安西、中盤から前線は、樋口、ピトゥカ、和泉、仲間、カイキ、優磨が入った。ベンチには、スンテ、ブエノ、小田、荒木、舩橋、中村、エヴェラウドが座る。
立ち上がりからアントラーズは高い強度で試合に入った。前線からアグレッシブにプレスをかけ、攻守の切り替えも迅速に遂行。攻撃面でも、緩急も状況に応じてうまく使い分け、遅攻においても、常に背後を狙いながら、良い距離感でボールをつなぎ、相手陣内でのプレーを続けた。
良い流れのなかで、16分に先制点が生まれる。樋口が左サイドからクロスを供給すると、ペナルティエリア内でカイキが高い打点でヘディングシュート。これがゴールネットに吸い込まれ、カイキのゴールでアントラーズが先制に成功した。
得点後も試合の主導権は明け渡さない。浦和にボールを動かされる時間帯となったが、我慢強く連動した守備を続けた。
すると、27分に追加点が生まれた。沖のロングフィードをカイキが競ると、こぼれ球を優磨がダイレクトでカイキに戻す。カイキはドリブルで前方のスペースに進み、ペナルティエリア手前から右足を振り抜いた。シュートはゴール右隅に飛ぶと、相手GKが弾いたボールはゴールネットに吸い込まれた。早い時間帯で2-0とリードを広げる。
しかし、得点の興奮が冷めやらぬ中、不運な形で失点を喫してしまう。30分、岩尾のダイレクトパスを受けた松尾に振り向きざまのシュートを許すと、関川に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれてしまった。2-1と1点差に迫られる。
失点後はより一層、緊張感のある展開となり、一進一退の攻防が続く。攻撃面では緩急をうまく使って攻撃を仕掛けることができたものの、ファイナルサードでの精度を欠いて、決定機はつくれない。一方、守備では前線からのプレスを剥がされる場面も目立ったが、ミドルゾーンで粘り強く守備を行い、失点は許さなかった。
前半終盤は試合をスローダウンさせて、時計の針を進める。そして、このまま2-1でハーフタイムに突入した。
後半も緊張感のある攻防が続く。立ち上がりはややオープンな展開となり、両チームともに縦に早いカウンター攻撃が目立った。
それでも時間の経過とともに、アントラーズが試合をコントロールする。選手間の距離を近く保ち、中と外をうまく使いながら、ボールを動かしていく。ボールロスト後の攻守の切り替えも早く、リスクマネジメントも徹底して試合を進めた。
しかし、アントラーズは浦和の守備を動かしてボールを支配するが、なかなかチャンスらしいチャンスはつくれない。64分に仲間との交代で中村を投入した後も、流れは変わらず、67分にはピンチが訪れる。松尾に決定的なシュートを放たれ、沖のビッグセーブでなんとか失点を免れた。
ピンチを凌いだアントラーズだが、69分にセットプレーから失点を喫してしまう。フリーキックを岩尾が蹴ると、ニアで岩波に先に触られ、コースが微妙に変化する。ボールはゴールネットに吸い込まれ、2-2の同点に追いつかれてしまった。
勝ち越しを目指すアントラーズは、72分に和泉との交代でエヴェラウド、78分に広瀬、樋口、カイキをベンチに下げ、ブエノ、舩橋、荒木をピッチへ送る。
しかし、思い通りにボールを前進できず、攻撃が停滞してしまう。浦和のカウンターの脅威にさらされ、失点覚悟のピンチが続いた。
そしてこのまま最後まで勝ち越し点を奪えず、2-2という悔しい結果に終わった。
次は、中3日で天皇杯の準々決勝。限られた時間で最善の準備を尽くし、ノックアウト決着の勝負に臨む。
【この試合のトピックス】
・カイキが2ゴール(今季リーグ戦通算8点目)
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2022明治安田生命J1リーグ 第28節、カシマスタジアムで浦和レッズと対戦した。カイキの2ゴールでリードを奪ったが、前半のうちに1点差に迫られると、後半に同点弾を許し、2-2と悔しいドロー決着に終わった。
前節の川崎F戦後、新たに坪井コーチと鈴木コーチがチームに合流。新たな対戦で浦和戦への準備を進めた。





なお、この試合は「メルカリスペシャルマッチ~All for One すべては勝利のために~」として、さまざまなイベントが開催された。



浦和戦の先発は、GKが沖、最終ラインは広瀬、関川、三竿、安西、中盤から前線は、樋口、ピトゥカ、和泉、仲間、カイキ、優磨が入った。ベンチには、スンテ、ブエノ、小田、荒木、舩橋、中村、エヴェラウドが座る。

立ち上がりからアントラーズは高い強度で試合に入った。前線からアグレッシブにプレスをかけ、攻守の切り替えも迅速に遂行。攻撃面でも、緩急も状況に応じてうまく使い分け、遅攻においても、常に背後を狙いながら、良い距離感でボールをつなぎ、相手陣内でのプレーを続けた。



良い流れのなかで、16分に先制点が生まれる。樋口が左サイドからクロスを供給すると、ペナルティエリア内でカイキが高い打点でヘディングシュート。これがゴールネットに吸い込まれ、カイキのゴールでアントラーズが先制に成功した。



得点後も試合の主導権は明け渡さない。浦和にボールを動かされる時間帯となったが、我慢強く連動した守備を続けた。




すると、27分に追加点が生まれた。沖のロングフィードをカイキが競ると、こぼれ球を優磨がダイレクトでカイキに戻す。カイキはドリブルで前方のスペースに進み、ペナルティエリア手前から右足を振り抜いた。シュートはゴール右隅に飛ぶと、相手GKが弾いたボールはゴールネットに吸い込まれた。早い時間帯で2-0とリードを広げる。


しかし、得点の興奮が冷めやらぬ中、不運な形で失点を喫してしまう。30分、岩尾のダイレクトパスを受けた松尾に振り向きざまのシュートを許すと、関川に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれてしまった。2-1と1点差に迫られる。
失点後はより一層、緊張感のある展開となり、一進一退の攻防が続く。攻撃面では緩急をうまく使って攻撃を仕掛けることができたものの、ファイナルサードでの精度を欠いて、決定機はつくれない。一方、守備では前線からのプレスを剥がされる場面も目立ったが、ミドルゾーンで粘り強く守備を行い、失点は許さなかった。


前半終盤は試合をスローダウンさせて、時計の針を進める。そして、このまま2-1でハーフタイムに突入した。

後半も緊張感のある攻防が続く。立ち上がりはややオープンな展開となり、両チームともに縦に早いカウンター攻撃が目立った。



それでも時間の経過とともに、アントラーズが試合をコントロールする。選手間の距離を近く保ち、中と外をうまく使いながら、ボールを動かしていく。ボールロスト後の攻守の切り替えも早く、リスクマネジメントも徹底して試合を進めた。


しかし、アントラーズは浦和の守備を動かしてボールを支配するが、なかなかチャンスらしいチャンスはつくれない。64分に仲間との交代で中村を投入した後も、流れは変わらず、67分にはピンチが訪れる。松尾に決定的なシュートを放たれ、沖のビッグセーブでなんとか失点を免れた。
ピンチを凌いだアントラーズだが、69分にセットプレーから失点を喫してしまう。フリーキックを岩尾が蹴ると、ニアで岩波に先に触られ、コースが微妙に変化する。ボールはゴールネットに吸い込まれ、2-2の同点に追いつかれてしまった。

勝ち越しを目指すアントラーズは、72分に和泉との交代でエヴェラウド、78分に広瀬、樋口、カイキをベンチに下げ、ブエノ、舩橋、荒木をピッチへ送る。



しかし、思い通りにボールを前進できず、攻撃が停滞してしまう。浦和のカウンターの脅威にさらされ、失点覚悟のピンチが続いた。



そしてこのまま最後まで勝ち越し点を奪えず、2-2という悔しい結果に終わった。



次は、中3日で天皇杯の準々決勝。限られた時間で最善の準備を尽くし、ノックアウト決着の勝負に臨む。
【この試合のトピックス】
・カイキが2ゴール(今季リーグ戦通算8点目)
スタッツ
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|
---|---|---|
8 | シュート | 8 |
5 | GK | 12 |
1 | CK | 4 |
13 | 直接FK | 7 |
2 | 間接FK | 2 |
2 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 20,664人
- 天候
- 曇、弱風
気温 23.5℃ / 湿度 90.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 笠原 寛貴
- 副審
-
西橋 勲
田尻 智計 - 第4の審判員
- 村井 良輔
- VAR/AVAR
-
西村 雄一
堀越 雅弘