試合結果
2022明治安田生命J1リーグ 第18節

名古屋グランパス
- 52' マテウス カストロ
試合終了
1-1
0前半1
                      1後半0
                    
鹿島アントラーズ
- 33' 仲間 隼斗
試合経過
| 33' |  | 仲間 隼斗 | ||
| 36' |  | 広瀬 陸斗 | ||
| 森下 龍矢 |  | 38' | ||
| 45'+2 |  | 三竿 健斗 | ||
| マテウス カストロ |  | 52' | ||
| 59' |  | 広瀬 陸斗 → 常本 佳吾 | ||
| 59' |  | 仲間 隼斗 → 樋口 雄太 | ||
| 59' |  | 鈴木 優磨 → エヴェラウド | ||
| 65' |  | ディエゴ ピトゥカ → 関川 郁万 | ||
| 仙頭 啓矢 → 阿部 浩之 |  | 66' | ||
| 柿谷 曜一朗 → 内田 宅哉 |  | 75' | ||
| 79' |  | 和泉 竜司 → 土居 聖真 | 
                      仲間の先制点もPKで失点。ドロー決着
2022明治安田生命J1リーグ第18節、豊田スタジアムで名古屋グランパスと対戦した。仲間のゴールで先制するも、不運なPKで同点に追いつかれ、1-1のドローに終わった。
リーグ前半戦を2位で折り返したアントラーズは、天皇杯3回戦で大宮に3-0と快勝。勢いをつけて、リーグ後半戦の初戦に臨んだ。
 
 
 
 
 
名古屋戦の先発は、GKがスンテ、最終ラインは広瀬、三竿、ミンテ、安西、中盤から前線は、ピトゥカ、和泉、仲間、カイキ、上田、優磨が入った。ベンチには、沖、関川、常本、樋口、舩橋、土居、エヴェラウドが座る。
 
緊張感のある立ち上がりとなり、一進一退の攻防が続いた。互いに鋭いカウンターを仕掛ける場面が目立ち、中盤での攻防を抜け出した方がチャンスをつくる展開となった。
 
 
 
 
 
 
11分にピンチが訪れる。サイドチェンジのパスを受けた森下にドリブルでペナルティエリア内へ進入されると、カットインから強烈なシュートを放たれた。枠内へ飛び、失点覚悟の場面だったが、これをスンテが見事に右手一本で弾き出し、ゴールを許さなかった。
すぐさま、アントラーズもチャンスをつくる。17分には右サイドの連動した崩しから広瀬がクロスを供給。ペナルティエリア内でカイキがヘディングシュートしたが、合わせることが精一杯で、枠内へ飛ばすことはできなかった。
一進一退の攻防が続く中、21分に決定機をつくる。スンテのロングフィードをカイキがヘディングで競り勝ち、宙に上がったボールを今度は仲間が競り勝って落とす。ボールを拾ったカイキが浮き球のスルーパスを送ると、上田が胸トラップからシュート。ゴールネットを揺らした。
 
 
しかし、ここでVARが介入。オンフィールドレビューの結果、上田が胸トラップをした際に手が当たっていたとして、ゴールが取り消された。
 
このプレーで選手たちに火がついた。強度がより一層高くなり、25分には波状攻撃を仕掛ける。まずは優磨のクロスにカイキがヘディングシュート。ゴールライン上で中谷にクリアされたところに上田が反応する。上田はシュートできず、名古屋にボールが渡るが、素早い切り替えですぐにボールを奪取。その流れから最後は優磨がシュートを打った。これも相手選手にブロックされたが、波状攻撃で得点への機運が高まった。
 
すると、33分に待望の先制点が生まれる。三竿のロングパスは柿谷に当たるも、浮いたボールを上田がヘディングで逸らす。これに反応したのは仲間。相手GKランゲラックが飛び出してきたが、最後まで諦めずにボールを追い、スライディングしながら先にボールに触った。少し浮かせたシュートは、ゴールネットに吸い込まれた。仲間の今季リーグ戦初ゴールでアントラーズが先制に成功した。
 
 
 
 
得点後も試合の主導権はアントラーズが握る。ゴール前まで迫られる場面もあったが、ゴール前ではしっかりと体を張り、失点を許さなかった。
 
 
前半終盤に入ると、1点を追う名古屋が前に出てこなかったため、後方でボールを動かす時間が長くなった。このまま1-0でハーフタイムへ突入した。
 
 
 
後半開始から名古屋は前がかりに攻めてきた。
 
すると、50分に不運に見舞われてしまう。レオの縦パスを受けた稲垣にペナルティエリア内からクロスを供給されると、対応したピトゥカの手に当たってしまい、ハンドでPKを取られてしまった。52分、このPKをマテウスに決められ、1-1の同点に追いつかれてしまった。
 
 
失点後、試合の流れは名古屋へ傾いた。何度もゴール前まで迫られ、決定機をつくられてしまう。そんな嫌な流れを変えるべく、59分に広瀬、仲間、優磨をベンチに下げ、常本、樋口、エヴェラウドを投入した。
 
 
 
 
 
試合は徐々にオープンな展開となり、1対1の激しい球際の争いが増えていく。意地と意地がぶつかり合う、白熱した攻防が繰り広げられた。
 
65分には、ピトゥカとの交代で関川を投入。関川はCBに入り、ミンテがポジションを上げて、樋口とボランチでコンビを組んだ。すると、74分にチャンスが訪れる。右サイドからのフリーキックを樋口が蹴ると、カイキが高い打点でヘディングシュート。良いコースに飛んだが、惜しくもゴールバーに当たり、得点には至らなかった。
 
 
79分に和泉との交代で土居をピッチへ投入した。両チームともに一歩も譲らない展開になるが、82分にアントラーズがセットプレーからチャンスをつくる。右サイドからのフリーキックを樋口が蹴ると、相手のヘディングのクリアがカイキのもとへ。カイキがシュートするも、惜しくもゴールポストに阻まれた。
セットプレーからチャンスをつくったアントラーズだが、流れの中では最終ラインと前線を繋ぐことができず、シンプルなロングパスでボールを失う場面が増えた。試合終盤に入ると、流れは名古屋に傾き、決定的なピンチが続く。ただ、最後の最後で守備陣が体を張り、スンテのビッグセーブでなんとか勝ち越し点は防いだ。
そして、このまま1-1で試合終了。アウェイで勝ち点1を獲得する結果となった。
 
 
 
次は中5日でアウェイ柏戦に臨む。勝ち点3だけを求めて、チーム一丸での勝利を目指す。
【この試合のトピックス】
・仲間が今季リーグ戦初ゴール
・広瀬がJ1通算50試合出場
・ミンテがJ1通算150試合出場
                    
                    
                  2022明治安田生命J1リーグ第18節、豊田スタジアムで名古屋グランパスと対戦した。仲間のゴールで先制するも、不運なPKで同点に追いつかれ、1-1のドローに終わった。
リーグ前半戦を2位で折り返したアントラーズは、天皇杯3回戦で大宮に3-0と快勝。勢いをつけて、リーグ後半戦の初戦に臨んだ。
 
 
 
 
 
名古屋戦の先発は、GKがスンテ、最終ラインは広瀬、三竿、ミンテ、安西、中盤から前線は、ピトゥカ、和泉、仲間、カイキ、上田、優磨が入った。ベンチには、沖、関川、常本、樋口、舩橋、土居、エヴェラウドが座る。
 
緊張感のある立ち上がりとなり、一進一退の攻防が続いた。互いに鋭いカウンターを仕掛ける場面が目立ち、中盤での攻防を抜け出した方がチャンスをつくる展開となった。
 
 
 
 
 
 
11分にピンチが訪れる。サイドチェンジのパスを受けた森下にドリブルでペナルティエリア内へ進入されると、カットインから強烈なシュートを放たれた。枠内へ飛び、失点覚悟の場面だったが、これをスンテが見事に右手一本で弾き出し、ゴールを許さなかった。
すぐさま、アントラーズもチャンスをつくる。17分には右サイドの連動した崩しから広瀬がクロスを供給。ペナルティエリア内でカイキがヘディングシュートしたが、合わせることが精一杯で、枠内へ飛ばすことはできなかった。
一進一退の攻防が続く中、21分に決定機をつくる。スンテのロングフィードをカイキがヘディングで競り勝ち、宙に上がったボールを今度は仲間が競り勝って落とす。ボールを拾ったカイキが浮き球のスルーパスを送ると、上田が胸トラップからシュート。ゴールネットを揺らした。
 
 
しかし、ここでVARが介入。オンフィールドレビューの結果、上田が胸トラップをした際に手が当たっていたとして、ゴールが取り消された。
 
このプレーで選手たちに火がついた。強度がより一層高くなり、25分には波状攻撃を仕掛ける。まずは優磨のクロスにカイキがヘディングシュート。ゴールライン上で中谷にクリアされたところに上田が反応する。上田はシュートできず、名古屋にボールが渡るが、素早い切り替えですぐにボールを奪取。その流れから最後は優磨がシュートを打った。これも相手選手にブロックされたが、波状攻撃で得点への機運が高まった。
 
すると、33分に待望の先制点が生まれる。三竿のロングパスは柿谷に当たるも、浮いたボールを上田がヘディングで逸らす。これに反応したのは仲間。相手GKランゲラックが飛び出してきたが、最後まで諦めずにボールを追い、スライディングしながら先にボールに触った。少し浮かせたシュートは、ゴールネットに吸い込まれた。仲間の今季リーグ戦初ゴールでアントラーズが先制に成功した。
 
 
 
 
得点後も試合の主導権はアントラーズが握る。ゴール前まで迫られる場面もあったが、ゴール前ではしっかりと体を張り、失点を許さなかった。
 
 
前半終盤に入ると、1点を追う名古屋が前に出てこなかったため、後方でボールを動かす時間が長くなった。このまま1-0でハーフタイムへ突入した。
 
 
 
後半開始から名古屋は前がかりに攻めてきた。
 
すると、50分に不運に見舞われてしまう。レオの縦パスを受けた稲垣にペナルティエリア内からクロスを供給されると、対応したピトゥカの手に当たってしまい、ハンドでPKを取られてしまった。52分、このPKをマテウスに決められ、1-1の同点に追いつかれてしまった。
 
 
失点後、試合の流れは名古屋へ傾いた。何度もゴール前まで迫られ、決定機をつくられてしまう。そんな嫌な流れを変えるべく、59分に広瀬、仲間、優磨をベンチに下げ、常本、樋口、エヴェラウドを投入した。
 
 
 
 
 
試合は徐々にオープンな展開となり、1対1の激しい球際の争いが増えていく。意地と意地がぶつかり合う、白熱した攻防が繰り広げられた。
 
65分には、ピトゥカとの交代で関川を投入。関川はCBに入り、ミンテがポジションを上げて、樋口とボランチでコンビを組んだ。すると、74分にチャンスが訪れる。右サイドからのフリーキックを樋口が蹴ると、カイキが高い打点でヘディングシュート。良いコースに飛んだが、惜しくもゴールバーに当たり、得点には至らなかった。
 
 
79分に和泉との交代で土居をピッチへ投入した。両チームともに一歩も譲らない展開になるが、82分にアントラーズがセットプレーからチャンスをつくる。右サイドからのフリーキックを樋口が蹴ると、相手のヘディングのクリアがカイキのもとへ。カイキがシュートするも、惜しくもゴールポストに阻まれた。
セットプレーからチャンスをつくったアントラーズだが、流れの中では最終ラインと前線を繋ぐことができず、シンプルなロングパスでボールを失う場面が増えた。試合終盤に入ると、流れは名古屋に傾き、決定的なピンチが続く。ただ、最後の最後で守備陣が体を張り、スンテのビッグセーブでなんとか勝ち越し点は防いだ。
そして、このまま1-1で試合終了。アウェイで勝ち点1を獲得する結果となった。
 
 
 
次は中5日でアウェイ柏戦に臨む。勝ち点3だけを求めて、チーム一丸での勝利を目指す。
【この試合のトピックス】
・仲間が今季リーグ戦初ゴール
・広瀬がJ1通算50試合出場
・ミンテがJ1通算150試合出場
スタッツ
|   |   | |
|---|---|---|
| 16 | シュート | 9 | 
| 10 | GK | 7 | 
| 5 | CK | 2 | 
| 16 | 直接FK | 9 | 
| 2 | 間接FK | 1 | 
| 2 | オフサイド | 1 | 
| 1 | PK | 0 | 
試合データ
- 入場者数
- 18,232人
- 天候
- 晴、無風
                      
 気温 28.2℃ / 湿度 49.0%
- ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 山本 雄大
- 副審
- 
                    五十嵐 泰之
                    
 村井 良輔
- 第4の審判員
- 坂本 晋悟
- VAR/AVAR
- 
                      佐藤 隆治
                      
 川崎 秋仁












