試合結果
2022明治安田生命J1リーグ 第15節
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鹿島アントラーズ
- 52' 樋口 雄太
- 68' 上田 綺世
- 90'+2 土居 聖真
- 90'+4 染野 唯月
試合終了
4-4
0前半2
4後半2
![](https://cdn.www.antlers.co.jp/system/images/club/181/original/35.png?1421370114)
サガン鳥栖
- 31' 田代 雅也
- 38' 宮代 大聖
- 49' 小泉 慶
- 90'+7 田代 雅也
試合経過
31' | ![]() |
田代 雅也 | ||
38' | ![]() |
宮代 大聖 | ||
49' | ![]() |
小泉 慶 | ||
樋口 雄太 | ![]() |
52' | ||
58' | ![]() |
田代 雅也 | ||
62' | ![]() |
菊地 泰智 → 小野 裕二 | ||
上田 綺世 | ![]() |
68' | ||
77' | ![]() |
岩崎 悠人 → 原田 亘 | ||
常本 佳吾 → 土居 聖真 | ![]() |
81' | ||
ディエゴ ピトゥカ → ファン アラーノ | ![]() |
81' | ||
85' | ![]() |
宮代 大聖 → 荒木 駿太 | ||
安西 幸輝 → 染野 唯月 | ![]() |
89' | ||
関川 郁万 → ブエノ | ![]() |
89' | ||
土居 聖真 | ![]() |
90'+2 | ||
染野 唯月 | ![]() |
90'+4 | ||
90'+7 | ![]() |
田代 雅也 |
0-3から逆転に成功するも、終了間際に痛恨の失点。悔しいドロー決着
2022明治安田生命J1リーグ第15節、カシマスタジアムでサガン鳥栖と対戦した。前半に2失点、後半開始早々に追加点を奪われ、0-3という苦しい展開となった。それでも、樋口、上田、土居、染野のゴールで逆転に成功したが、終了間際のコーナーキックで失点を喫し、4-4のドロー決着に終わった。
前節のアウェイ浦和戦は、まさに死闘と呼ぶに相応しい試合だった。結果は1-1。悔しいドロー決着に終わったが、埼スタで勝ち点1を獲れたことは必ず今後に繋がる。選手それぞれが自信を深め、次のホームゲームへと準備を進めた。
なお、鳥栖戦は「クリーニング専科スペシャルマッチ」として、さまざまなイベントが開催された。
鳥栖戦の先発は、GKがスンテ、最終ラインは常本、関川、三竿、安西、中盤から前線は、樋口、ピトゥカ、和泉、カイキ、上田、優磨が入った。ベンチには、沖、ブエノ、小田、中村、アラーノ、土居、染野が座る。
立ち上がりからアントラーズは前へ、前へとボールを送り込み、鳥栖陣内でアグレッシブに仕掛ける。強度の高いプレーを続けて、やや押し気味に試合を進めた。
後方から位置的優位を取りながらグラウンダーのパスで攻撃しようとする鳥栖に対し、アントラーズは前線から強度の高い守備を仕掛け、カウンターからシンプルにゴールを狙う。ただ、鳥栖が粘り強く、強度の高いプレーを続けてきたことで、試合はこう着状態に陥る。
一進一退の攻防が続いた中で、試合が動いたのはセットプレーだった。31分、藤田の蹴ったコーナーキックをニアで田代にヘディングされ、ゴールネットを揺らされてしまう。先制点を許す苦しい展開となった。
失点後、立て直したいアントラーズだったが、悪い流れを止められず、38分に再び失点を喫してしまう。小泉にドリブルでゴール前まで進入されると、ラストパスを許し、最後は宮代にシュートされた。一度はスンテが弾くも、こぼれ球を宮代に詰められて、2失点目を喫してしまう。
前半は得点を返すことができず、このまま2点のビハインドを負ってハーフタイムに突入した。
このハーフタイムでは、つくばジュニアのチビリンピック2022 JA全農杯全国小学生選抜サッカー決勝大会の優勝報告が行われた。
後半も立ち上がりから鳥栖のペースで試合が進む。すると、49分に試合が動く。菊地にドリブルから縦パスを出されると、岩崎がつぶれ、こぼれ球に反応した小泉に左足を振り抜かれる。コントロールされたシュートはクロスバーに当たり、ゴールになってしまった。
それでも、失点から3分後。すぐに1点を返す。ピトゥカがスルーパスを出すと、これを和泉がダイレクトで折り返し、優磨が少し触れたところ、後方から走り込んだ樋口が左足を振り抜いた。シュートは見事にゴールネットに吸い込まれ、3-1とする。
アントラーズはこの得点で息を吹き返す。試合の流れを引き寄せ、アグレッシブに戦うことができるようになった。
すると、68分に得点が生まれる。樋口からのパスを受けた優磨がペナルティエリア内で鋭いキックフェイントで相手を交わす。マイナスのパスを送ると、待っていたのは上田。右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴールネットに突き刺さり、1点差に迫った。
さらに、勢いづくアントラーズは攻勢を強める。カイキに訪れた2度のチャンスは、どちらも相手GKの好セーブに阻まれ、得点に至らなかったが、鳥栖を一方的に攻め立て、得点への機運が高まった。
81分には、常本とピトゥカに代えて、土居とアラーノを投入した。さらに89分には、安西、関川との交代で染野、ブエノをピッチへ送った。
すると、交代策が功を奏す。後半アディショナルタイム2分、左サイドからアラーノがクロスを供給すると、ファーサイドで優磨がヘディングで折り返し、最後は土居が勢いよく体ごと飛び込みシュート。気持ちでゴールネットに押し込んだ。3-3と同点に追いつく。
同点に追いついた後も、勢いを落とさず、波状攻撃を仕掛ける。すると、後半アディショナルタイム4分に得点が生まれた。ペナルティエリア内からカイキがゴール前へクロスを送ると、相手GKの前で染野がヘディング。うまくコースを変えて、ゴールを決めてみせた。4-3と逆転に成功した。
しかし、激闘はここで終わらなかった。後半アディショナルタイム7分、終了間際にコーナーキックを献上すると、藤田が蹴ったボールはゴールへ直接向かう。スンテがこれを辛うじてかき出すも、田代にこぼれ球を詰められて、失点を喫してしまった。
そして、このまま試合は終了。0-3の状況から一度は逆転に成功したものの、終了間際の失点でドロー決着に終わった。
悔しい結果となったが、次はすぐに中3日でFC東京戦に臨む。アウェイでの勝利だけを求めて、準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・樋口が加入後リーグ戦初ゴール
・上田が今季リーグ戦9ゴール目
・土居がリーグ戦通算50ゴール目、今季リーグ戦初ゴール
・染野がリーグ戦初ゴール
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2022明治安田生命J1リーグ第15節、カシマスタジアムでサガン鳥栖と対戦した。前半に2失点、後半開始早々に追加点を奪われ、0-3という苦しい展開となった。それでも、樋口、上田、土居、染野のゴールで逆転に成功したが、終了間際のコーナーキックで失点を喫し、4-4のドロー決着に終わった。
前節のアウェイ浦和戦は、まさに死闘と呼ぶに相応しい試合だった。結果は1-1。悔しいドロー決着に終わったが、埼スタで勝ち点1を獲れたことは必ず今後に繋がる。選手それぞれが自信を深め、次のホームゲームへと準備を進めた。
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なお、鳥栖戦は「クリーニング専科スペシャルマッチ」として、さまざまなイベントが開催された。
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鳥栖戦の先発は、GKがスンテ、最終ラインは常本、関川、三竿、安西、中盤から前線は、樋口、ピトゥカ、和泉、カイキ、上田、優磨が入った。ベンチには、沖、ブエノ、小田、中村、アラーノ、土居、染野が座る。
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立ち上がりからアントラーズは前へ、前へとボールを送り込み、鳥栖陣内でアグレッシブに仕掛ける。強度の高いプレーを続けて、やや押し気味に試合を進めた。
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後方から位置的優位を取りながらグラウンダーのパスで攻撃しようとする鳥栖に対し、アントラーズは前線から強度の高い守備を仕掛け、カウンターからシンプルにゴールを狙う。ただ、鳥栖が粘り強く、強度の高いプレーを続けてきたことで、試合はこう着状態に陥る。
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一進一退の攻防が続いた中で、試合が動いたのはセットプレーだった。31分、藤田の蹴ったコーナーキックをニアで田代にヘディングされ、ゴールネットを揺らされてしまう。先制点を許す苦しい展開となった。
失点後、立て直したいアントラーズだったが、悪い流れを止められず、38分に再び失点を喫してしまう。小泉にドリブルでゴール前まで進入されると、ラストパスを許し、最後は宮代にシュートされた。一度はスンテが弾くも、こぼれ球を宮代に詰められて、2失点目を喫してしまう。
前半は得点を返すことができず、このまま2点のビハインドを負ってハーフタイムに突入した。
このハーフタイムでは、つくばジュニアのチビリンピック2022 JA全農杯全国小学生選抜サッカー決勝大会の優勝報告が行われた。
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後半も立ち上がりから鳥栖のペースで試合が進む。すると、49分に試合が動く。菊地にドリブルから縦パスを出されると、岩崎がつぶれ、こぼれ球に反応した小泉に左足を振り抜かれる。コントロールされたシュートはクロスバーに当たり、ゴールになってしまった。
それでも、失点から3分後。すぐに1点を返す。ピトゥカがスルーパスを出すと、これを和泉がダイレクトで折り返し、優磨が少し触れたところ、後方から走り込んだ樋口が左足を振り抜いた。シュートは見事にゴールネットに吸い込まれ、3-1とする。
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アントラーズはこの得点で息を吹き返す。試合の流れを引き寄せ、アグレッシブに戦うことができるようになった。
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すると、68分に得点が生まれる。樋口からのパスを受けた優磨がペナルティエリア内で鋭いキックフェイントで相手を交わす。マイナスのパスを送ると、待っていたのは上田。右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴールネットに突き刺さり、1点差に迫った。
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さらに、勢いづくアントラーズは攻勢を強める。カイキに訪れた2度のチャンスは、どちらも相手GKの好セーブに阻まれ、得点に至らなかったが、鳥栖を一方的に攻め立て、得点への機運が高まった。
![photo photo](https://cdn.www.antlers.co.jp/uploads/b71f396796eedfab947243d0c7247e6753093595/original.jpg)
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81分には、常本とピトゥカに代えて、土居とアラーノを投入した。さらに89分には、安西、関川との交代で染野、ブエノをピッチへ送った。
すると、交代策が功を奏す。後半アディショナルタイム2分、左サイドからアラーノがクロスを供給すると、ファーサイドで優磨がヘディングで折り返し、最後は土居が勢いよく体ごと飛び込みシュート。気持ちでゴールネットに押し込んだ。3-3と同点に追いつく。
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同点に追いついた後も、勢いを落とさず、波状攻撃を仕掛ける。すると、後半アディショナルタイム4分に得点が生まれた。ペナルティエリア内からカイキがゴール前へクロスを送ると、相手GKの前で染野がヘディング。うまくコースを変えて、ゴールを決めてみせた。4-3と逆転に成功した。
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しかし、激闘はここで終わらなかった。後半アディショナルタイム7分、終了間際にコーナーキックを献上すると、藤田が蹴ったボールはゴールへ直接向かう。スンテがこれを辛うじてかき出すも、田代にこぼれ球を詰められて、失点を喫してしまった。
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そして、このまま試合は終了。0-3の状況から一度は逆転に成功したものの、終了間際の失点でドロー決着に終わった。
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悔しい結果となったが、次はすぐに中3日でFC東京戦に臨む。アウェイでの勝利だけを求めて、準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・樋口が加入後リーグ戦初ゴール
・上田が今季リーグ戦9ゴール目
・土居がリーグ戦通算50ゴール目、今季リーグ戦初ゴール
・染野がリーグ戦初ゴール
スタッツ
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|
---|---|---|
13 | シュート | 8 |
7 | GK | 9 |
6 | CK | 6 |
21 | 直接FK | 10 |
1 | 間接FK | 1 |
1 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 6,878人
- 天候
- 晴、弱風
気温 20.7℃ / 湿度 28.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 福島 孝一郎
- 副審
-
山内 宏志
大川 直也 - 第4の審判員
- 松澤 慶和
- VAR/AVAR
-
御厨 貴文
田尻 智計