試合結果
2022明治安田生命J1リーグ 第7節

アビスパ福岡
試合終了
0-1
0前半0
0後半1

鹿島アントラーズ
- 71' 上田 綺世
試合経過
32' | ![]() |
鈴木 優磨 | ||
フアンマ デルガド | ![]() |
45'+1 | ||
杉本 太郎 → 田中 達也 | ![]() |
46' | ||
フアンマ デルガド → ルキアン | ![]() |
46' | ||
47' | ![]() |
ファン アラーノ | ||
71' | ![]() |
上田 綺世 | ||
山岸 祐也 → 金森 健志 | ![]() |
73' | ||
前嶋 洋太 → 柳 貴博 | ![]() |
73' | ||
76' | ![]() |
アルトゥール カイキ → 松村 優太 | ||
ジョルディ クルークス → 田邉 草民 | ![]() |
80' | ||
82' | ![]() |
ファン アラーノ → キム ミンテ | ||
89' | ![]() |
鈴木 優磨 → 染野 唯月 |
頼れる綺世!全員で掴み取った完封勝利!
2022明治安田生命J1リーグ第7節、ベスト電器スタジアムでアビスパ福岡と対戦した。福岡の堅守に苦しめられる試合展開となったが、後半に上田が決勝ゴールを奪い、1-0で勝利。これでリーグ戦の連勝を5に伸ばした。
直近の清水戦は、またも逆転勝利を収めた。これでリーグ戦4連勝。チームは自信をさらに深めて、アウェイ福岡の地へ乗り込んだ。
福岡戦の先発は、GKがスンテ、最終ラインは常本、三竿、関川、安西。中盤から前線はアラーノ、和泉、樋口、カイキ、上田、優磨が名を連ねた。ベンチには、沖、ミンテ、広瀬、土居、荒木、松村、染野が座る。
試合の入りはあまり良いものではなかった。4分には福岡にカウンターを許し、自陣深くまで攻め込まれてしまう。これは常本の身を挺したブロックでなんとか凌いだが、立ち上がりは福岡のペースで試合が進んだ。
ただ、時間の経過とともに、福岡の素早いプレスをうまくいなし、ボールをうまく前進できるようになる。攻守の切り替えでも上回り、ボール支配率を高める。流れはアントラーズに傾いた。
すると、26分に決定機をつくる。関川のスルーパスからカイキが右サイドへ抜け出し、深い位置からクロスを入れると、これに優磨が打点の高いヘディングで合わせる。シュートは相手GK村上に弾かれ、こぼれ球を安西が詰めたが、これもゴールに結びつけることはできなかった。
その後、激しい球際の攻防が続き、ファウルで頻繁に試合が止まる。ただ、それでもアントラーズは冷静さを失うことなく、押し気味に試合を進めた。
しかし、前半終了間際にピンチが訪れる。右サイドでボールを奪われると、福岡にカウンターを許す。ファンマのシュートは守備陣が戻ってブロックするも、こぼれ球を杉本にフリーでシュートされた。失点覚悟のシュートコースだったが、スンテが見事なセーブで弾き、ゴールを許さなかった。スンテのビッグセーブで前半最大のピンチを凌ぎ、0-0で折り返す。
後半開始直後から決定機をつくる。コーナーキックのキッカー、樋口が良いクロスを供給すると、ニアに走り込んだ優磨がヘディングで合わせる。ゴールかと思われたが、シュートは惜しくもクロスバーに当たり、得点には至らなかった。
その後、ペナルティエリア内へ何度もクロスを入れ、攻勢を強めるアントラーズだが、ゴール前を固める福岡に苦戦し、なかなかシュートを枠内へ飛ばすことができない。一方、守備面ではカウンターを許してしまう場面もあり、目の離せないスリリングな試合展開となった。
時間の経過とともにオープンな試合展開となった。互いにゴール前まで迫り、68分には、セットプレーから決定機をつくる。樋口がまたも精度の高いクロスを供給すると、ゴール前でカイキに当たり、ゴール方向へ。しかし、ボールは惜しくもポストに当たり、ゴールラインを割ることはなかった。
それでも71分、ついに均衡が破れた。右サイドで樋口からの縦パスを受けた和泉が、うまく反転し、ドリブルで中央へ進入。上田へパスを送る。ボールを受けた上田は、ワンステップでコンパクトに右足を振り抜くと、コントロールされたシュートはゴール右隅を射抜き、ネットを揺らした。アントラーズは上田のシュートで先制に成功する。
しかし、得点直後にピンチが訪れた。75分、田中にクロスを入れられると、ペナルティエリア内で金森にヘディングされる。シュートは枠を捉えたが、スンテが見事なポジショニングと反応でセーブし、失点を許さなかった。
試合が大きく動きつつある76分、レネ監督はカイキに代えて、松村を投入。一旦、間をおいてチームを落ち着かせた。さらに、82分にはアラーノとの交代でミンテをピッチへ送る。ミンテは本職のセンターバックではなく、ボランチに入った。
試合時間が刻一刻と少なくなる中、福岡が前への圧力を強めてきた。ただ、アントラーズは集中を切らすことなく、粘り強く戦い続ける。87分には田中にカットインから枠内シュートを打たれたが、またしてもスンテのビッグセーブで凌ぎ、失点を許さなかった。
89分には、優磨に代えて染野を投入。福岡に押し込まれる苦しい展開になったが、全員で懸命に守備を続けた。
そして、試合終了の時が迫るラストワンプレー。福岡のセットプレーをなんとか跳ね返すも、こぼれ球は金森のもとへ。金森がクロスを入れると、ボールはゴール方向へ飛んでしまう。あわや直接ゴールインという際どいボールだったが、前に出ていたスンテが後方に戻りながら、辛うじてボールをゴールライン上でかき出した。するとすぐさま、関川がこれをクリアして、その直後に試合終了を告げるホイッスルが鳴った。
非常に苦しい試合展開だったが、1-0で完封勝利でリーグ戦5連勝を達成した。
ただ、勝利の余韻に浸る時間はない。次は中3日でホーム横浜FM戦に臨む。上位対決で勝利すべく、すぐに気持ちを切り替え、チーム一丸で準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・リーグ戦5連勝
・上田がリーグ戦3試合連続ゴール、今季リーグ戦5ゴール目
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2022明治安田生命J1リーグ第7節、ベスト電器スタジアムでアビスパ福岡と対戦した。福岡の堅守に苦しめられる試合展開となったが、後半に上田が決勝ゴールを奪い、1-0で勝利。これでリーグ戦の連勝を5に伸ばした。
直近の清水戦は、またも逆転勝利を収めた。これでリーグ戦4連勝。チームは自信をさらに深めて、アウェイ福岡の地へ乗り込んだ。





福岡戦の先発は、GKがスンテ、最終ラインは常本、三竿、関川、安西。中盤から前線はアラーノ、和泉、樋口、カイキ、上田、優磨が名を連ねた。ベンチには、沖、ミンテ、広瀬、土居、荒木、松村、染野が座る。

試合の入りはあまり良いものではなかった。4分には福岡にカウンターを許し、自陣深くまで攻め込まれてしまう。これは常本の身を挺したブロックでなんとか凌いだが、立ち上がりは福岡のペースで試合が進んだ。
ただ、時間の経過とともに、福岡の素早いプレスをうまくいなし、ボールをうまく前進できるようになる。攻守の切り替えでも上回り、ボール支配率を高める。流れはアントラーズに傾いた。















すると、26分に決定機をつくる。関川のスルーパスからカイキが右サイドへ抜け出し、深い位置からクロスを入れると、これに優磨が打点の高いヘディングで合わせる。シュートは相手GK村上に弾かれ、こぼれ球を安西が詰めたが、これもゴールに結びつけることはできなかった。


その後、激しい球際の攻防が続き、ファウルで頻繁に試合が止まる。ただ、それでもアントラーズは冷静さを失うことなく、押し気味に試合を進めた。
しかし、前半終了間際にピンチが訪れる。右サイドでボールを奪われると、福岡にカウンターを許す。ファンマのシュートは守備陣が戻ってブロックするも、こぼれ球を杉本にフリーでシュートされた。失点覚悟のシュートコースだったが、スンテが見事なセーブで弾き、ゴールを許さなかった。スンテのビッグセーブで前半最大のピンチを凌ぎ、0-0で折り返す。

後半開始直後から決定機をつくる。コーナーキックのキッカー、樋口が良いクロスを供給すると、ニアに走り込んだ優磨がヘディングで合わせる。ゴールかと思われたが、シュートは惜しくもクロスバーに当たり、得点には至らなかった。
その後、ペナルティエリア内へ何度もクロスを入れ、攻勢を強めるアントラーズだが、ゴール前を固める福岡に苦戦し、なかなかシュートを枠内へ飛ばすことができない。一方、守備面ではカウンターを許してしまう場面もあり、目の離せないスリリングな試合展開となった。




時間の経過とともにオープンな試合展開となった。互いにゴール前まで迫り、68分には、セットプレーから決定機をつくる。樋口がまたも精度の高いクロスを供給すると、ゴール前でカイキに当たり、ゴール方向へ。しかし、ボールは惜しくもポストに当たり、ゴールラインを割ることはなかった。
それでも71分、ついに均衡が破れた。右サイドで樋口からの縦パスを受けた和泉が、うまく反転し、ドリブルで中央へ進入。上田へパスを送る。ボールを受けた上田は、ワンステップでコンパクトに右足を振り抜くと、コントロールされたシュートはゴール右隅を射抜き、ネットを揺らした。アントラーズは上田のシュートで先制に成功する。





しかし、得点直後にピンチが訪れた。75分、田中にクロスを入れられると、ペナルティエリア内で金森にヘディングされる。シュートは枠を捉えたが、スンテが見事なポジショニングと反応でセーブし、失点を許さなかった。
試合が大きく動きつつある76分、レネ監督はカイキに代えて、松村を投入。一旦、間をおいてチームを落ち着かせた。さらに、82分にはアラーノとの交代でミンテをピッチへ送る。ミンテは本職のセンターバックではなく、ボランチに入った。
試合時間が刻一刻と少なくなる中、福岡が前への圧力を強めてきた。ただ、アントラーズは集中を切らすことなく、粘り強く戦い続ける。87分には田中にカットインから枠内シュートを打たれたが、またしてもスンテのビッグセーブで凌ぎ、失点を許さなかった。
89分には、優磨に代えて染野を投入。福岡に押し込まれる苦しい展開になったが、全員で懸命に守備を続けた。



そして、試合終了の時が迫るラストワンプレー。福岡のセットプレーをなんとか跳ね返すも、こぼれ球は金森のもとへ。金森がクロスを入れると、ボールはゴール方向へ飛んでしまう。あわや直接ゴールインという際どいボールだったが、前に出ていたスンテが後方に戻りながら、辛うじてボールをゴールライン上でかき出した。するとすぐさま、関川がこれをクリアして、その直後に試合終了を告げるホイッスルが鳴った。

非常に苦しい試合展開だったが、1-0で完封勝利でリーグ戦5連勝を達成した。


ただ、勝利の余韻に浸る時間はない。次は中3日でホーム横浜FM戦に臨む。上位対決で勝利すべく、すぐに気持ちを切り替え、チーム一丸で準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・リーグ戦5連勝
・上田がリーグ戦3試合連続ゴール、今季リーグ戦5ゴール目
スタッツ
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|
---|---|---|
6 | シュート | 9 |
8 | GK | 5 |
5 | CK | 6 |
11 | 直接FK | 17 |
2 | 間接FK | 0 |
2 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 4,751人
- 天候
- 晴、無風
気温 16.8℃ / 湿度 49.0% - ピッチ
- 良芝
- 主審
- 今村 義朗
- 副審
-
浜本 祐介
船橋 昭次 - 第4の審判員
- 緒方 孝浩
- VAR/AVAR
-
西村 雄一
村上 孝治