試合結果
2022明治安田生命J1リーグ 第5節
鹿島アントラーズ
- 49' 上田 綺世
- 64' ファン アラーノ
試合終了
2-1
0前半1
2後半0
湘南ベルマーレ
- 16' 瀬川 祐輔
試合経過
16' | 瀬川 祐輔 | |||
39' | 田中 聡 | |||
上田 綺世 | 49' | |||
荒木 遼太郎 | 53' | |||
荒木 遼太郎 → ファン アラーノ | 62' | |||
和泉 竜司 → 仲間 隼斗 | 62' | |||
64' | 岡本 拓也 → 高橋 諒 | |||
ファン アラーノ | 64' | |||
71' | 町野 修斗 → 大橋 祐紀 | |||
71' | 米本 拓司 → 茨田 陽生 | |||
土居 聖真 → 松村 優太 | 77' | |||
80' | 瀬川 祐輔 → ウェリントン |
綺世、アラーノのゴールで逆転勝利!リーグ3連勝!
2022明治安田生命J1リーグ第5節、カシマスタジアムで永木、山本のいる湘南ベルマーレと対戦した。湘南の瀬川に先制点を奪われたが、上田のゴールで同点に追いつくと、途中出場のアラーノが逆転ゴールを奪い、2-1で勝利。リーグ3連勝を飾った。
直近のYBCルヴァンカップの大分戦は、悔しい引き分けに終わった。ただ、すぐにリーグ戦へと気持ちを切り替え、チーム一丸で準備を進めた。
試合前には、前節の神戸戦でリーグ通算100試合出場を達成した優磨のセレモニーが行われた。
湘南戦の先発は、GKがスンテ、最終ラインは常本、関川、三竿、安西。中盤から前線は、和泉、樋口、土居、荒木、上田、優磨が名を連ねた。ベンチには、沖、ブエノ、アラーノ、松村、仲間、中村、染野が座る。
立ち上がりから両チームともに縦に速い攻撃を仕掛け、アグレッシブに戦った。序盤はチャンスの少ない展開となったが、予測と判断で上回ったアントラーズが徐々に主導権を手繰り寄せていく。
しかし、試合の流れを掴みかけた中で、一瞬の隙を突かれてしまう。低い位置で永木にボールを奪われると、湘南のカウンターがスタート。クロスのこぼれ球を岡本にシュートされると、ボールは三竿と関川に当たってペナルティエリア内にこぼれ、最後は瀬川にチップシュートされる。常本がボールを懸命に追いかけてクリアしたが、ボールはわずかにゴールラインを超え、先制点を奪われてしまった。
失点後、アントラーズはボールを支配するも、うまく立ち位置で優位がつくれず、攻撃が停滞してしまう。なかなか湘南陣内の深いエリアまで攻め込めない時間が続いた。
そして、前半はこのまま同点に追いつくことができず、0-1でハーフタイムを迎えた。
後半はアントラーズが立ち上がりから積極的に前へ仕掛けた。すると、その姿勢がすぐに結果に結びつく。
57分、相手のミスで和泉にボールが渡ると、素早く縦パスを打ち込む。ボールを受けた上田は、ドリブルで自らシュートコースをつくり、ペナルティエリア手前から右足を振り抜いた。正確かつ強烈なシュートは、ゴール右隅に吸い込まれ、ゴールネットを揺らした。上田のゴールで、1-1の同点に追いつく。
得点後は、アントラーズが試合の主導権を掌握する。ボールを支配し、連続攻撃を仕掛けた。
しかし60分、湘南にカウンターを許すと、ハーフウェーライン付近から1対2の数的不利をつくられてしまう。ただ、これに対応した三竿が素晴らしい動き。ボールを持つ町野に対し、うまく瀬川へのパスコースを消しながら、間合いを詰め、町野に利き足とは反対の左足でシュートを打たせる。そして、最後の最後で体を投げ出し、シュートをブロックする。三竿のクレバーな守備で失点を回避した。
失点覚悟のピンチを凌いだアントラーズは、62分に荒木と和泉をベンチに下げ、仲間とアラーノを投入する。すると、交代直後にアラーノが大仕事をやってのけた。
64分、常本が高い位置でボールを奪うと、カウンターを発動。常本からパスを受けた優磨がドリブルを仕掛け、ペナルティエリア内まで侵入して低いクロスを送ると、相手選手との駆け引きを制したアラーノがニアサイドで合わせる。アラーノのシュートはゴールネットを揺らし、アントラーズが2-1と逆転に成功した。
逆転した後も、攻撃の手を緩めることはなかった。途中出場の仲間やアラーノが、スプリントを激しく繰り返し、前線にエネルギーを注入する。
77分には土居をベンチに下げ、松村をピッチへ投入。樋口を中心にうまくボールを動かすと、前線では途中出場の仲間、アラーノ、松村がエネルギッシュなプレーで存在感を示し、攻守両面で大いにチームを助けた。
試合終盤は湘南に押し込まれる展開となったが、最後まで全員で粘り強く守り抜いた。2-1で逆転勝利を掴み取り、リーグ3連勝を飾った。
次は中6日でYBCルヴァンカップGS第3節のG大阪戦に臨む。最善の準備を尽くし、ホームでの勝利を目指す。
【この試合のトピックス】
・上田が今季リーグ3点目
・アラーノが今季初ゴール
・LIXIL賞を上田が受賞
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2022明治安田生命J1リーグ第5節、カシマスタジアムで永木、山本のいる湘南ベルマーレと対戦した。湘南の瀬川に先制点を奪われたが、上田のゴールで同点に追いつくと、途中出場のアラーノが逆転ゴールを奪い、2-1で勝利。リーグ3連勝を飾った。
直近のYBCルヴァンカップの大分戦は、悔しい引き分けに終わった。ただ、すぐにリーグ戦へと気持ちを切り替え、チーム一丸で準備を進めた。
試合前には、前節の神戸戦でリーグ通算100試合出場を達成した優磨のセレモニーが行われた。
湘南戦の先発は、GKがスンテ、最終ラインは常本、関川、三竿、安西。中盤から前線は、和泉、樋口、土居、荒木、上田、優磨が名を連ねた。ベンチには、沖、ブエノ、アラーノ、松村、仲間、中村、染野が座る。
立ち上がりから両チームともに縦に速い攻撃を仕掛け、アグレッシブに戦った。序盤はチャンスの少ない展開となったが、予測と判断で上回ったアントラーズが徐々に主導権を手繰り寄せていく。
しかし、試合の流れを掴みかけた中で、一瞬の隙を突かれてしまう。低い位置で永木にボールを奪われると、湘南のカウンターがスタート。クロスのこぼれ球を岡本にシュートされると、ボールは三竿と関川に当たってペナルティエリア内にこぼれ、最後は瀬川にチップシュートされる。常本がボールを懸命に追いかけてクリアしたが、ボールはわずかにゴールラインを超え、先制点を奪われてしまった。
失点後、アントラーズはボールを支配するも、うまく立ち位置で優位がつくれず、攻撃が停滞してしまう。なかなか湘南陣内の深いエリアまで攻め込めない時間が続いた。
そして、前半はこのまま同点に追いつくことができず、0-1でハーフタイムを迎えた。
後半はアントラーズが立ち上がりから積極的に前へ仕掛けた。すると、その姿勢がすぐに結果に結びつく。
57分、相手のミスで和泉にボールが渡ると、素早く縦パスを打ち込む。ボールを受けた上田は、ドリブルで自らシュートコースをつくり、ペナルティエリア手前から右足を振り抜いた。正確かつ強烈なシュートは、ゴール右隅に吸い込まれ、ゴールネットを揺らした。上田のゴールで、1-1の同点に追いつく。
得点後は、アントラーズが試合の主導権を掌握する。ボールを支配し、連続攻撃を仕掛けた。
しかし60分、湘南にカウンターを許すと、ハーフウェーライン付近から1対2の数的不利をつくられてしまう。ただ、これに対応した三竿が素晴らしい動き。ボールを持つ町野に対し、うまく瀬川へのパスコースを消しながら、間合いを詰め、町野に利き足とは反対の左足でシュートを打たせる。そして、最後の最後で体を投げ出し、シュートをブロックする。三竿のクレバーな守備で失点を回避した。
失点覚悟のピンチを凌いだアントラーズは、62分に荒木と和泉をベンチに下げ、仲間とアラーノを投入する。すると、交代直後にアラーノが大仕事をやってのけた。
64分、常本が高い位置でボールを奪うと、カウンターを発動。常本からパスを受けた優磨がドリブルを仕掛け、ペナルティエリア内まで侵入して低いクロスを送ると、相手選手との駆け引きを制したアラーノがニアサイドで合わせる。アラーノのシュートはゴールネットを揺らし、アントラーズが2-1と逆転に成功した。
逆転した後も、攻撃の手を緩めることはなかった。途中出場の仲間やアラーノが、スプリントを激しく繰り返し、前線にエネルギーを注入する。
77分には土居をベンチに下げ、松村をピッチへ投入。樋口を中心にうまくボールを動かすと、前線では途中出場の仲間、アラーノ、松村がエネルギッシュなプレーで存在感を示し、攻守両面で大いにチームを助けた。
試合終盤は湘南に押し込まれる展開となったが、最後まで全員で粘り強く守り抜いた。2-1で逆転勝利を掴み取り、リーグ3連勝を飾った。
次は中6日でYBCルヴァンカップGS第3節のG大阪戦に臨む。最善の準備を尽くし、ホームでの勝利を目指す。
【この試合のトピックス】
・上田が今季リーグ3点目
・アラーノが今季初ゴール
・LIXIL賞を上田が受賞
スタッツ
11 | シュート | 6 |
---|---|---|
8 | GK | 8 |
4 | CK | 7 |
16 | 直接FK | 12 |
3 | 間接FK | 3 |
3 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 10,251人
- 天候
- 晴のち曇、無風
気温 15.8℃ / 湿度 37.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 飯田 淳平
- 副審
-
聳城 巧
西尾 英朗 - 第4の審判員
- 阿部 将茂
- VAR/AVAR
-
井上 知大
相樂 亨