試合結果
2021JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフステージ 第2戦
鹿島アントラーズ
- 45' ファン アラーノ
- 71' エヴェラウド
試合終了
2-1
1前半1
1後半0
清水エスパルス
- 21' チアゴ サンタナ
試合経過
21' | チアゴ サンタナ | |||
37' | 鈴木 義宜 → 立田 悠悟 | |||
37' | 中村 慶太 → 河井 陽介 | |||
ファン アラーノ | 45' | |||
45'+3 | エウシーニョ | |||
66' | ディサロ 燦シルヴァーノ → 中山 克広 | |||
エヴェラウド | 71' | |||
ファン アラーノ → 遠藤 康 | 73' | |||
白崎 凌兵 → 松村 優太 | 73' | |||
74' | 宮本 航汰 → 竹内 涼 | |||
74' | 片山 瑛一 → 後藤 優介 | |||
74' | エウシーニョ → 奥井 諒 | |||
土居 聖真 → 杉岡 大暉 | 86' | |||
レオ シルバ → 三竿 健斗 | 86' | |||
常本 佳吾 → 小泉 慶 | 90' | |||
90'+3 | 奥井 諒 |
アラーノ、エヴェが決めた!プライムステージ進出決定!
YBCルヴァンカップ プレーオフステージ 第2戦、カシマスタジアムで清水エスパルスと対戦した。先制点を許したものの前半のうちにアラーノのゴールで同点に追いつくと、後半にエヴェラウドが逆転ゴールを決め、第2戦は2-1で勝利。この結果、2連勝でアントラーズのプライムステージ進出が決定した。
第1戦は林のプロ初ゴールで1-0と勝利した。ただ、相馬監督は「1点差ということで、まだまだ相手にもチャンスがある状況」とチームを引き締め、第2戦に向けて「守りに入ることだけはないように、攻めの姿勢をホームでも見せていきたい」と語っていた。
先発はGKがスンテ、最終ラインは右から常本、林、犬飼、永戸、ボランチはピトゥカとレオのコンビ、前線はアラーノ、白崎、土居、エヴェラウドが入った。そして、ベンチには、早川、杉岡、三竿、遠藤、松村、小泉、染野が座った。
なお、U-24日本代表に招集された沖、町田、上田はこの試合を欠場している。
立ち上がりから清水はシステムの嚙み合わせを利用して、ピッチ幅を広く使った攻撃を仕掛けてきた。アントラーズは相手の狙い通りの形に持ち込まれ、苦戦を強いられる。攻撃面でも、清水の守備ブロックの中になかなかパスを打ちこめず、効果的なボールの動かし方ができなかった。序盤は清水がやや押し気味に試合を進める。
すると21分に試合が動いた。ディサロのスルーパスからチアゴ サンタナに最終ラインの背後へ抜け出されると、チアゴ サンタナにペナルティエリア内からシュートを放たれ、ゴールネットを揺らされてしまった。清水に先制点を奪われ、2戦合計スコアで1-1の同点に追いつかれてしまう。
失点後も清水に主導権を握られる展開が続いた。ただ、33分に清水にアクシデントが起こる。クロスをクリアする際に、鈴木と中村が味方同士で激しく接触し、両者ともに交代を余儀なくされてしまった。
この選手交代から試合の流れが少しずつ変わった。アントラーズは最終ラインの背後を狙う意識を強め、ロングパスを織り交ぜた攻撃を仕掛けていく。ゴールへの積極性が増したことで、試合を五分五分の展開に戻した。
すると45分に得点が生まれる。相手のロングボールを永戸が前線に跳ね返すと、エヴェラウドが相手DFに競り勝ってボールを落とす。これに反応したアラーノが浮き球でゴールへ流し込み、アントラーズが1-1の同点に追いついた。
そして、このままのスコアでハーフタイムに突入する。
後半立ち上がりは、清水に立ち位置で優位をつくられ、苦戦を強いられたが、サイドからのクロスやセットプレーでエヴェラウドの高さを活かし、何度か決定機をつくる。時間の経過とともに、アントラーズが能動的にボールを動かせるようになり、球際で相手を上回る場面も増えていった。徐々に試合の主導権を手繰り寄せていく。
すると71分に相手の隙を突いて得点を奪う。常本のスローインからピトゥカが相手陣内の深い位置まで進入してクロスを送ると、ファーサイドでエヴェラウドが合わせてゴールへ押し込んだ。3月27日のYBCルヴァンカップ グループステージ第2節 福岡戦以来となるエヴェラウドのゴールで2-1とする。
得点後の73分、アラーノ、白崎に代えて遠藤、松村を投入した。守備がバタつく場面もあったが、失点することなく時計の針を進める。86分には土居とレオをベンチに下げ、杉岡と三竿をピッチへ送った。この交代で3バックに変更したが、重心を下げることなく、前線からアグレッシブなプレスを続けた。そして、90分には常本に代えて小泉を投入した。
その後は最後まで清水に決定機を許すことなく、2-1で試合をクローズさせた。この結果、2連勝でプライムステージ進出が決定した。
次の第101回 天皇杯2回戦までは中9日と少し時間が空く。まずは15連戦で溜まった心身の疲労を回復させ、次なる戦いへ向けてまたチーム一丸で準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・アラーノが今季初ゴール
・エヴェラウドが今大会3ゴール目
・エヴェラウドがLIXIL賞を受賞
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
YBCルヴァンカップ プレーオフステージ 第2戦、カシマスタジアムで清水エスパルスと対戦した。先制点を許したものの前半のうちにアラーノのゴールで同点に追いつくと、後半にエヴェラウドが逆転ゴールを決め、第2戦は2-1で勝利。この結果、2連勝でアントラーズのプライムステージ進出が決定した。
第1戦は林のプロ初ゴールで1-0と勝利した。ただ、相馬監督は「1点差ということで、まだまだ相手にもチャンスがある状況」とチームを引き締め、第2戦に向けて「守りに入ることだけはないように、攻めの姿勢をホームでも見せていきたい」と語っていた。
先発はGKがスンテ、最終ラインは右から常本、林、犬飼、永戸、ボランチはピトゥカとレオのコンビ、前線はアラーノ、白崎、土居、エヴェラウドが入った。そして、ベンチには、早川、杉岡、三竿、遠藤、松村、小泉、染野が座った。
なお、U-24日本代表に招集された沖、町田、上田はこの試合を欠場している。
立ち上がりから清水はシステムの嚙み合わせを利用して、ピッチ幅を広く使った攻撃を仕掛けてきた。アントラーズは相手の狙い通りの形に持ち込まれ、苦戦を強いられる。攻撃面でも、清水の守備ブロックの中になかなかパスを打ちこめず、効果的なボールの動かし方ができなかった。序盤は清水がやや押し気味に試合を進める。
すると21分に試合が動いた。ディサロのスルーパスからチアゴ サンタナに最終ラインの背後へ抜け出されると、チアゴ サンタナにペナルティエリア内からシュートを放たれ、ゴールネットを揺らされてしまった。清水に先制点を奪われ、2戦合計スコアで1-1の同点に追いつかれてしまう。
失点後も清水に主導権を握られる展開が続いた。ただ、33分に清水にアクシデントが起こる。クロスをクリアする際に、鈴木と中村が味方同士で激しく接触し、両者ともに交代を余儀なくされてしまった。
この選手交代から試合の流れが少しずつ変わった。アントラーズは最終ラインの背後を狙う意識を強め、ロングパスを織り交ぜた攻撃を仕掛けていく。ゴールへの積極性が増したことで、試合を五分五分の展開に戻した。
すると45分に得点が生まれる。相手のロングボールを永戸が前線に跳ね返すと、エヴェラウドが相手DFに競り勝ってボールを落とす。これに反応したアラーノが浮き球でゴールへ流し込み、アントラーズが1-1の同点に追いついた。
そして、このままのスコアでハーフタイムに突入する。
後半立ち上がりは、清水に立ち位置で優位をつくられ、苦戦を強いられたが、サイドからのクロスやセットプレーでエヴェラウドの高さを活かし、何度か決定機をつくる。時間の経過とともに、アントラーズが能動的にボールを動かせるようになり、球際で相手を上回る場面も増えていった。徐々に試合の主導権を手繰り寄せていく。
すると71分に相手の隙を突いて得点を奪う。常本のスローインからピトゥカが相手陣内の深い位置まで進入してクロスを送ると、ファーサイドでエヴェラウドが合わせてゴールへ押し込んだ。3月27日のYBCルヴァンカップ グループステージ第2節 福岡戦以来となるエヴェラウドのゴールで2-1とする。
得点後の73分、アラーノ、白崎に代えて遠藤、松村を投入した。守備がバタつく場面もあったが、失点することなく時計の針を進める。86分には土居とレオをベンチに下げ、杉岡と三竿をピッチへ送った。この交代で3バックに変更したが、重心を下げることなく、前線からアグレッシブなプレスを続けた。そして、90分には常本に代えて小泉を投入した。
その後は最後まで清水に決定機を許すことなく、2-1で試合をクローズさせた。この結果、2連勝でプライムステージ進出が決定した。
次の第101回 天皇杯2回戦までは中9日と少し時間が空く。まずは15連戦で溜まった心身の疲労を回復させ、次なる戦いへ向けてまたチーム一丸で準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・アラーノが今季初ゴール
・エヴェラウドが今大会3ゴール目
・エヴェラウドがLIXIL賞を受賞
スタッツ
9 | シュート | 6 |
---|---|---|
9 | GK | 11 |
4 | CK | 3 |
10 | 直接FK | 15 |
4 | 間接FK | 1 |
4 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 7,274人
- 天候
- 曇一時晴、無風
気温 24.3℃ / 湿度 60.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 今村 義朗
- 副審
-
八木 あかね
森川 浩次 - 第4の審判員
- 酒井 達矢
備考
37'清水 50鈴木義宜→ 2 立田悠悟は脳振盪の疑いによる交代