Live Antlers
2021明治安田生命J1リーグ 第34節

サンフレッチェ広島
- 34' エゼキエウ
試合終了
1-4
1前半2
0後半2

鹿島アントラーズ
- 3' アルトゥール カイキ
- 28' 常本 佳吾
- 50' アルトゥール カイキ
- 71' 荒木 遼太郎
試合経過
3' | ![]() |
アルトゥール カイキ | ||
28' | ![]() |
常本 佳吾 | ||
エゼキエウ | ![]() |
34' | ||
藤井 智也 | ![]() |
45'+2 | ||
45'+5 | ![]() |
関川 郁万 | ||
野上 結貴 | ![]() |
45'+5 | ||
50' | ![]() |
アルトゥール カイキ | ||
藤井 智也 → 柏 好文 | ![]() |
58' | ||
ドウグラス ヴィエイラ → ジュニオール サントス | ![]() |
58' | ||
佐々木 翔 | ![]() |
65' | ||
66' | ![]() |
土居 聖真 → 荒木 遼太郎 | ||
66' | ![]() |
アルトゥール カイキ → 和泉 竜司 | ||
71' | ![]() |
荒木 遼太郎 | ||
荒木 隼人 → 塩谷 司 | ![]() |
72' | ||
エゼキエウ → 浅野 雄也 | ![]() |
72' | ||
80' | ![]() |
上田 綺世 → エヴェラウド | ||
87' | ![]() |
ファン アラーノ → 犬飼 智也 | ||
87' | ![]() |
三竿 健斗 → 永木 亮太 | ||
青山 敏弘 → 柴﨑 晃誠 | ![]() |
87' |
カイキの2ゴール、常本、荒木のゴールで広島に4-1と快勝!
明治安田生命J1リーグ第34節、アントラーズはエディオンスタジアム広島でサンフレッチェ広島と対戦した。開始早々にカイキのゴールで先制すると、常本が追加点を決め、リードを2点に広げる。その後、前半のうちに1点を返されたが、後半にカイキが再びゴールを決めると、最後は荒木がPKで今季リーグ戦10得点目を奪い、4-1で勝利した。
10月27日の天皇杯準々決勝で敗れ、今季の無冠が確定した。ただ、リーグ戦では来季のACL出場権獲得の可能性が残っており、気持ちを切り替えなければいけない。
相馬監督は広島戦に向け、「タイトルを失ってしまった中で、そこからどれだけ切り替えることができるか。そこが問われるゲームとなる」と話し、「しっかりと目の前の1試合へ向けて、みんなで進んできた。目の前の試合へ向けて、もう一度みんなの力をひとつにして戦う」と意気込みを語った。
先発は先の天皇杯準々決勝からGKのみを変更した。ゴールマウスは今季リーグ戦初出場となるスンテが守る。最終ラインは右から常本、関川、町田、安西、ボランチは三竿とピトゥカのコンビ、前線はアラーノ、カイキ、土居、上田が入った。そして、ベンチには沖、犬飼、広瀬、永木、和泉、荒木、エヴェラウドが座った。
立ち上がりから両チームともに球際で激しく戦い、ロングボールが多用される展開となった。すると試合が落ち着かない中で、3分にいきなり試合が動く。自陣から三竿が広島の最終ラインの背後へボールを落とすと、これを拾った広島の荒木隼人から上田がボールを奪う。上田はペナルティエリア内までドリブルで運び、ゴール前へラストパスを送ると、カイキが体を目いっぱい伸ばして、ゴールへと押し込んだ。アントラーズが幸先よく先制に成功する。
リードを奪ったアントラーズは、試合を優勢に進める。広島にボールを保持されたが、守備ブロックの内側への進入は許さず、ボールを奪えば、縦に早い攻撃でチャンスにつなげた。
すると、28分に追加点が生まれる。ピトゥカが蹴った右からのコーナーキックは、ニアサイドで跳ね返されたが、このクリアボールを常本が拾うと、ワントラップから右足を振り抜いた。常本のシュートはドライブ回転し、美しい軌道を描いてゴールネットへ吸い込まれた。アントラーズが常本のスーパーゴールでリードを2点に広げる。
しかし、2点目が決まった後、広島の青山にポジショニングと配球で試合の流れを変れられ、主導権を広島に譲ってしまう。すると、34分に試合が動いた。東のロングボールで青山に最終ラインの背後を取られると、ゴール前にラストパスを送られ、最後はエゼキエウに押し込まれてしまった。2-1と1点差に戻る。
失点後は一進一退の展開が続き、球際の攻防は激しさを増していく。前半アディショナルタイムには、ファウルに抗議した三竿が野上に押し倒されたことをきっかけに、両チームの選手が入り乱れて、ヒートアップする場面もあった。そして、最後まで高い強度を保ったまま、前半は2-1で終了した。
後半は立ち上がりから両チームともに積極的に攻撃を仕掛け、ゴール前まで迫る場面をつくったが、チャンスをものにしたのはアントラーズだった。50分、中盤でアラーノがボールを奪うと、カイキにつながる。カイキは相手に囲まれながらも、強引にドリブルでペナルティエリア内へ進入してシュートを放つ。このシュートは相手にブロックされたが、こぼれ球に誰よりも早く反応したアラーノが華麗なターンでボールを収め、ゴール前にラストパスを送った。これをカイキが振り向きざまにシュートし、ゴールネットを揺らした。カイキのゴールでアントラーズがリードを再び2点差に広げる。
3-1とした後、アントラーズは安定した試合運びをみせる。66分には、土居とカイキをベンチに下げ、荒木遼太郎と和泉をピッチへ送り、前線に活力を注入した。すると、交代直後に試合が動く。アラーノが入れたクロスは、広島の荒木隼人にカットされたが、背後から和泉が素早く寄せると、先にボールに触れた和泉が荒木隼人に倒される。一度はノーファウルとなったが、VARの結果、判定が覆り、アントラーズにPKが与えられた。
71分、このPKのキッカーを務めるのは荒木遼太郎。ゆっくりとした助走から冷静にGKの逆を突き、ゴール右側へ流し込んだ。荒木遼太郎はJリーグ史上2人目、クラブ史上初となる10代でのリーグ戦2桁得点を達成した。
4-1とリードを3点に広げたアントラーズは、強度を落とすことなく、チーム一丸となってプレーを続ける。80分に上田との交代でエヴェラウドを投入し、さらなる得点を狙うと、87分には守備を固めるべく、アラーノと三竿をベンチに下げ、犬飼と永木を投入し、フォーメーションを「5-4-1」に変更。そして、このまま最後まで危なげなく試合を締めくくり、4-1で勝利を収めた。
次は中3日でホーム浦和戦に臨む。来季のACL出場権を争うライバルとの直接対決だ。勝ち点3のみを目指し、チーム一丸で最善の準備を進める。
【この試合のトピックス】
・カイキが2ゴール、今季リーグ戦通算5ゴールに伸ばす
・常本が今季リーグ戦2ゴール目
・荒木がJリーグ史上2人目、クラブ史上初となる10代でのリーグ戦2桁得点を達成
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田生命J1リーグ第34節、アントラーズはエディオンスタジアム広島でサンフレッチェ広島と対戦した。開始早々にカイキのゴールで先制すると、常本が追加点を決め、リードを2点に広げる。その後、前半のうちに1点を返されたが、後半にカイキが再びゴールを決めると、最後は荒木がPKで今季リーグ戦10得点目を奪い、4-1で勝利した。
10月27日の天皇杯準々決勝で敗れ、今季の無冠が確定した。ただ、リーグ戦では来季のACL出場権獲得の可能性が残っており、気持ちを切り替えなければいけない。
相馬監督は広島戦に向け、「タイトルを失ってしまった中で、そこからどれだけ切り替えることができるか。そこが問われるゲームとなる」と話し、「しっかりと目の前の1試合へ向けて、みんなで進んできた。目の前の試合へ向けて、もう一度みんなの力をひとつにして戦う」と意気込みを語った。







先発は先の天皇杯準々決勝からGKのみを変更した。ゴールマウスは今季リーグ戦初出場となるスンテが守る。最終ラインは右から常本、関川、町田、安西、ボランチは三竿とピトゥカのコンビ、前線はアラーノ、カイキ、土居、上田が入った。そして、ベンチには沖、犬飼、広瀬、永木、和泉、荒木、エヴェラウドが座った。

立ち上がりから両チームともに球際で激しく戦い、ロングボールが多用される展開となった。すると試合が落ち着かない中で、3分にいきなり試合が動く。自陣から三竿が広島の最終ラインの背後へボールを落とすと、これを拾った広島の荒木隼人から上田がボールを奪う。上田はペナルティエリア内までドリブルで運び、ゴール前へラストパスを送ると、カイキが体を目いっぱい伸ばして、ゴールへと押し込んだ。アントラーズが幸先よく先制に成功する。

リードを奪ったアントラーズは、試合を優勢に進める。広島にボールを保持されたが、守備ブロックの内側への進入は許さず、ボールを奪えば、縦に早い攻撃でチャンスにつなげた。




すると、28分に追加点が生まれる。ピトゥカが蹴った右からのコーナーキックは、ニアサイドで跳ね返されたが、このクリアボールを常本が拾うと、ワントラップから右足を振り抜いた。常本のシュートはドライブ回転し、美しい軌道を描いてゴールネットへ吸い込まれた。アントラーズが常本のスーパーゴールでリードを2点に広げる。

しかし、2点目が決まった後、広島の青山にポジショニングと配球で試合の流れを変れられ、主導権を広島に譲ってしまう。すると、34分に試合が動いた。東のロングボールで青山に最終ラインの背後を取られると、ゴール前にラストパスを送られ、最後はエゼキエウに押し込まれてしまった。2-1と1点差に戻る。
失点後は一進一退の展開が続き、球際の攻防は激しさを増していく。前半アディショナルタイムには、ファウルに抗議した三竿が野上に押し倒されたことをきっかけに、両チームの選手が入り乱れて、ヒートアップする場面もあった。そして、最後まで高い強度を保ったまま、前半は2-1で終了した。







後半は立ち上がりから両チームともに積極的に攻撃を仕掛け、ゴール前まで迫る場面をつくったが、チャンスをものにしたのはアントラーズだった。50分、中盤でアラーノがボールを奪うと、カイキにつながる。カイキは相手に囲まれながらも、強引にドリブルでペナルティエリア内へ進入してシュートを放つ。このシュートは相手にブロックされたが、こぼれ球に誰よりも早く反応したアラーノが華麗なターンでボールを収め、ゴール前にラストパスを送った。これをカイキが振り向きざまにシュートし、ゴールネットを揺らした。カイキのゴールでアントラーズがリードを再び2点差に広げる。









3-1とした後、アントラーズは安定した試合運びをみせる。66分には、土居とカイキをベンチに下げ、荒木遼太郎と和泉をピッチへ送り、前線に活力を注入した。すると、交代直後に試合が動く。アラーノが入れたクロスは、広島の荒木隼人にカットされたが、背後から和泉が素早く寄せると、先にボールに触れた和泉が荒木隼人に倒される。一度はノーファウルとなったが、VARの結果、判定が覆り、アントラーズにPKが与えられた。

71分、このPKのキッカーを務めるのは荒木遼太郎。ゆっくりとした助走から冷静にGKの逆を突き、ゴール右側へ流し込んだ。荒木遼太郎はJリーグ史上2人目、クラブ史上初となる10代でのリーグ戦2桁得点を達成した。





4-1とリードを3点に広げたアントラーズは、強度を落とすことなく、チーム一丸となってプレーを続ける。80分に上田との交代でエヴェラウドを投入し、さらなる得点を狙うと、87分には守備を固めるべく、アラーノと三竿をベンチに下げ、犬飼と永木を投入し、フォーメーションを「5-4-1」に変更。そして、このまま最後まで危なげなく試合を締めくくり、4-1で勝利を収めた。




次は中3日でホーム浦和戦に臨む。来季のACL出場権を争うライバルとの直接対決だ。勝ち点3のみを目指し、チーム一丸で最善の準備を進める。
【この試合のトピックス】
・カイキが2ゴール、今季リーグ戦通算5ゴールに伸ばす
・常本が今季リーグ戦2ゴール目
・荒木がJリーグ史上2人目、クラブ史上初となる10代でのリーグ戦2桁得点を達成
スタッツ
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|
---|---|---|
9 | シュート | 11 |
6 | GK | 9 |
4 | CK | 3 |
13 | 直接FK | 13 |
2 | 間接FK | 1 |
2 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 1 |
試合データ
- 入場者数
- 9,626人
- 天候
- 曇、弱風
気温 18.2℃ / 湿度 53.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 西村 雄一
- 副審
-
越智 新次
田中 利幸 - 第4の審判員
- イ サンギ
- VAR/AVAR
-
岡部 拓人
野田 祐樹