試合結果
2021JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第5節

鹿島アントラーズ
- 31' 白崎 凌兵
試合終了
1-1
1前半1
0後半0

アビスパ福岡
- 24' ジョン マリ
試合経過
24' | ![]() |
ジョン マリ | ||
白崎 凌兵 | ![]() |
31' | ||
染野 唯月 → 松村 優太 | ![]() |
56' | ||
67' | ![]() |
北島 祐二 → 石津 大介 | ||
75' | ![]() |
城後 寿 → ブルーノ メンデス | ||
広瀬 陸斗 → 常本 佳吾 | ![]() |
75' | ||
白崎 凌兵 → ファン アラーノ | ![]() |
75' | ||
82' | ![]() |
吉岡 雅和 → 渡 大生 | ||
遠藤 康 → 町田 浩樹 | ![]() |
90' | ||
ディエゴ ピトゥカ → 舩橋 佑 | ![]() |
90' |
白崎の同点弾で1-1の引き分け。グループステージ突破を決める
YBCルヴァンカップ グループステージ第5節、カシマスタジアムでアビスパ福岡と対戦した。先制点を許したものの、白崎のゴールで同点に追いつき、1-1の引き分けで試合を終えた。この結果、アントラーズのグループステージ突破が決定した。
直近の横浜FC戦は3-0で勝利した。チームの状況が少しずつ上向いている。試合後に相馬監督も「得点を取った形と時間帯が良かった。今日の試合に選手たちが集中してくれた証拠かと思う」と選手たちのプレーを高く評価していた。
ただ、過密日程は続く。チームは試合翌日から休むことなくトレーニングを行った。杉岡は福岡戦に向けて、「受けに回らないように自分たちから積極的に向かっていきたい。勝ってグループステージ突破を決めたい」と語っていたが、プレーオフステージ進出を決めるべく選手全員が士気を高めた。
福岡戦の先発は、GKがスンテ、最終ラインは右から広瀬、林、関川、杉岡が入り、ボランチは永木とピトゥカがコンビを組んだ。サイドハーフは右に遠藤、左に白崎が入り、トップ下は小泉、1トップは染野が務めた。ベンチには早川、町田、常本、アラーノ、須藤、松村、舩橋が座る。
直近の横浜FC戦の反省を踏まえ、高い強度で試合に入ったアントラーズは、立ち上がりから決定的なシュートを放った。3分にはコーナーキックのこぼれ球から関川、6分にはカウンターから遠藤、16分には右サイドの崩しから永木が決定機を迎える。得点にはつながらなかったが、バリエーション豊かな攻撃をみせた。
しかし、試合の主導権を握った中で一瞬の隙を突かれてしまう。24分、左サイドでボールを失うと、吉岡のスルーパスで城後に裏へ抜け出され、城後のラストパスをジョンマリに決められてしまった。0-1と福岡に先制点を許してしまう。
それでも、アントラーズは失点後すぐに得点を奪い返す。31分、小泉を中心に右サイドで細かくボールを動かし、広瀬がクロスを入れる。これをペナルティエリア内に走り込んだ遠藤が受け、ヒールで落とすと、これに白崎が反応し、走り込んで左足で合わせた。シュートはゴールネットに吸い込まれ、アントラーズが1-1と同点に追いついた。
得点後のアントラーズは、細かいパス交換で福岡のプレスを回避し、試合の主導権を握った。得点にはならなかったが、福岡の守備を完全に崩し、小泉や遠藤がゴール前でシュートを放つ場面もあった。しかし、守備面では最終ラインの背後を取られる場面が目立ち、不安定さを露呈した。ただ、スンテのビッグセーブに助けられて2失点目は許さず、このまま1-1の同点でハーフタイムに突入した。
後半に入っても、試合の流れは変わらない。ボールを支配するアントラーズとミスを突いてカウンターを狙う福岡という構図となる。ただ、両チームともにチャンスをつくるが、なかなか得点が生まれなかった。
時間の経過とともに福岡のプレー強度が上がり、アントラーズは効果的な攻撃を仕掛けることができなくなる。流れを変えるべく、56分には染野との交代で松村を投入し、75分には広瀬と白崎をベンチに下げて、常本とアラーノをピッチへ送った。しかし、大きく試合展開は変わらずこう着状態が続く。そこで90分に遠藤とピトゥカを下げて、町田と舩橋を投入した。
後半アディショナルタイムに入ると、両チームともに1本ずつ決定的なシュートを放つ。しかし、これもゴールを割るまでには至らず、結局このまま1-1で試合終了。引き分けに終わったが、勝ち点を11まで伸ばしたアントラーズがグループステージ突破を決めた。
次は中3日でリーグ第13節のFC東京戦に臨む。ホームで勝利を掴み取るべく、チーム一丸で準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・白崎が今大会2ゴール目
・ピトゥカが加入後初の公式戦先発出場
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
YBCルヴァンカップ グループステージ第5節、カシマスタジアムでアビスパ福岡と対戦した。先制点を許したものの、白崎のゴールで同点に追いつき、1-1の引き分けで試合を終えた。この結果、アントラーズのグループステージ突破が決定した。
直近の横浜FC戦は3-0で勝利した。チームの状況が少しずつ上向いている。試合後に相馬監督も「得点を取った形と時間帯が良かった。今日の試合に選手たちが集中してくれた証拠かと思う」と選手たちのプレーを高く評価していた。
ただ、過密日程は続く。チームは試合翌日から休むことなくトレーニングを行った。杉岡は福岡戦に向けて、「受けに回らないように自分たちから積極的に向かっていきたい。勝ってグループステージ突破を決めたい」と語っていたが、プレーオフステージ進出を決めるべく選手全員が士気を高めた。





福岡戦の先発は、GKがスンテ、最終ラインは右から広瀬、林、関川、杉岡が入り、ボランチは永木とピトゥカがコンビを組んだ。サイドハーフは右に遠藤、左に白崎が入り、トップ下は小泉、1トップは染野が務めた。ベンチには早川、町田、常本、アラーノ、須藤、松村、舩橋が座る。




直近の横浜FC戦の反省を踏まえ、高い強度で試合に入ったアントラーズは、立ち上がりから決定的なシュートを放った。3分にはコーナーキックのこぼれ球から関川、6分にはカウンターから遠藤、16分には右サイドの崩しから永木が決定機を迎える。得点にはつながらなかったが、バリエーション豊かな攻撃をみせた。






しかし、試合の主導権を握った中で一瞬の隙を突かれてしまう。24分、左サイドでボールを失うと、吉岡のスルーパスで城後に裏へ抜け出され、城後のラストパスをジョンマリに決められてしまった。0-1と福岡に先制点を許してしまう。
それでも、アントラーズは失点後すぐに得点を奪い返す。31分、小泉を中心に右サイドで細かくボールを動かし、広瀬がクロスを入れる。これをペナルティエリア内に走り込んだ遠藤が受け、ヒールで落とすと、これに白崎が反応し、走り込んで左足で合わせた。シュートはゴールネットに吸い込まれ、アントラーズが1-1と同点に追いついた。






得点後のアントラーズは、細かいパス交換で福岡のプレスを回避し、試合の主導権を握った。得点にはならなかったが、福岡の守備を完全に崩し、小泉や遠藤がゴール前でシュートを放つ場面もあった。しかし、守備面では最終ラインの背後を取られる場面が目立ち、不安定さを露呈した。ただ、スンテのビッグセーブに助けられて2失点目は許さず、このまま1-1の同点でハーフタイムに突入した。




後半に入っても、試合の流れは変わらない。ボールを支配するアントラーズとミスを突いてカウンターを狙う福岡という構図となる。ただ、両チームともにチャンスをつくるが、なかなか得点が生まれなかった。






時間の経過とともに福岡のプレー強度が上がり、アントラーズは効果的な攻撃を仕掛けることができなくなる。流れを変えるべく、56分には染野との交代で松村を投入し、75分には広瀬と白崎をベンチに下げて、常本とアラーノをピッチへ送った。しかし、大きく試合展開は変わらずこう着状態が続く。そこで90分に遠藤とピトゥカを下げて、町田と舩橋を投入した。





後半アディショナルタイムに入ると、両チームともに1本ずつ決定的なシュートを放つ。しかし、これもゴールを割るまでには至らず、結局このまま1-1で試合終了。引き分けに終わったが、勝ち点を11まで伸ばしたアントラーズがグループステージ突破を決めた。




次は中3日でリーグ第13節のFC東京戦に臨む。ホームで勝利を掴み取るべく、チーム一丸で準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・白崎が今大会2ゴール目
・ピトゥカが加入後初の公式戦先発出場
スタッツ
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|
---|---|---|
14 | シュート | 11 |
8 | GK | 8 |
7 | CK | 6 |
8 | 直接FK | 11 |
4 | 間接FK | 0 |
4 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 8,343人
- 天候
- 雨、弱風
気温 21.2℃ / 湿度 48.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 中村 太
- 副審
-
八木 あかね
淺田 武士 - 第4の審判員
- 金次 雄之介