試合結果
2021明治安田生命J1リーグ 第35節
鹿島アントラーズ
- 36' 土居 聖真
試合終了
1-0
1前半0
0後半0
浦和レッズ
試合経過
土居 聖真 | 36' | |||
46' | キャスパー ユンカー → 小泉 佳穂 | |||
46' | 汰木 康也 → 大久保 智明 | |||
50' | 平野 佑一 | |||
アルトゥール カイキ | 51' | |||
アルトゥール カイキ → 和泉 竜司 | 57' | |||
72' | 関根 貴大 → 宇賀神 友弥 | |||
土居 聖真 → 荒木 遼太郎 | 72' | |||
上田 綺世 → エヴェラウド | 72' | |||
72' | 平野 佑一 → 興梠 慎三 | |||
87' | 西 大伍 → 槙野 智章 | |||
エヴェラウド | 87' | |||
ファン アラーノ → 犬飼 智也 | 88' |
土居が、値千金の決勝ゴール!1-0で浦和に勝利!
明治安田生命J1リーグ第35節、アントラーズはカシマスタジアムで浦和レッズと対戦した。立ち上がりから主導権を握ったアントラーズは、良い流れのなかで、土居がセットプレーから先制点を奪う。そして、前半は浦和のシュートを0本に抑えた。試合終盤はやや浦和に押し込まれる場面もあったが、この1点を最後まで守り抜き、アントラーズが1-0と勝利した。
前節の広島戦はアウェイで4-1と快勝した。来季のACL出場権獲得に向け、非常に大きな勝ち点3だ。ただ、相馬監督はすぐに次の浦和戦を見据え、「連勝ができないという状況が続いている。浦和戦がすぐにあるので、そこへ向けて今日つくり出した勢いを持っていけるようにしていきたい」と、意識を切り替えた。
なお、浦和戦は「メルカリスペシャルマッチ~All for One すべては勝利のために~」として、さまざまなイベントが開催された。
この試合の先発は前節の広島戦と同じ11人が名を連ねた。ゴールマウスはスンテが守る。最終ラインは右から常本、関川、町田、安西、ボランチは三竿とピトゥカのコンビ、前線はアラーノ、カイキ、土居、上田が入った。そして、ベンチには沖、犬飼、広瀬、永木、和泉、荒木、エヴェラウドが座った。
立ち上がりからアントラーズは積極的に攻撃を仕掛けた。激しい守備でボールを奪うと、勢いを持って相手ゴール前まで迫る。中盤の攻防では、三竿とピトゥカがセカンドボールの予測で相手を上回り、二次攻撃、三次攻撃につなげた。
攻守の切り替えが早く、激しい球際の攻防が続いたが、アントラーズは相手を上回る強度でプレーし、相手のチャンスの芽をことごとく潰す。すると、良い守備は良い攻撃へとつながり、何度も決定機をつくった。特に左サイドバックの安西は、果敢なドリブル突破からゴール前へ決定的なクロスを送り、ゴールを脅かした。ただ、チャンスをつくりながらも決めきれず、もどかしい展開が続いた。
それでも、36分に均衡を破る。右からのコーナーキックをアラーノが蹴ると、町田が相手と競り合ってヘディングし、ボールが後方へ高く飛ぶ。これをファーサイドで上田が折り返すと、最後は土居がゴール。土居の今季リーグ戦6点目で、アントラーズが先制に成功する。
リードを奪ったアントラーズは、前半このまま最後まで主導権を譲らず、浦和をシュート0本に抑えて、ハーフタイムを迎えた。
後半開始から、浦和はユンカーと汰木に代えて、小泉と大久保を投入し、戦術に変化を加えてきた。ただ、アントラーズは後半も立ち上がりから、前半と変わらぬ積極的な攻撃で、試合の流れを手繰り寄せる。
47分には、相手陣内高い位置で土居がボールを奪うと、土居からのパスを受けたアラーノが相手GK西川と1対1になった。アラーノは低く鋭いシュートを枠内に飛ばしたが、惜しくも西川の好セーブに阻まれ、追加点にはならなかった。
決定機を逸したアントラーズだが、その後も攻撃の手を緩めることなく、攻め続ける。57分にはカイキに代えて和泉を投入し、攻撃だけでなく、守備の強度もさらに高めた。
時間の経過とともに、浦和にボールを支配されるようになったが、試合の主導権は譲らない。守備ブロックの内側へ進入を許さず、ボール保持者へタイトな守備を続けた。
すると、69分にカウンターからチャンスをつくる。関川が相手の縦パスをインターセプトすると、上田へスルーパスを送る。ボールを受けた上田は、ペナルティエリア内で右足を振り抜いた。しかし、上田の鋭いシュートは枠を捉えたが、またも西川のビッグセーブに阻まれてしまった。
その後も、アントラーズはタイトな守備からカウンターを仕掛ける。72分には、土居と上田をベンチに下げ、荒木とエヴェラウドを投入。これでチームの狙いがより明確になった。
しかし、完璧に相手を抑え込んでいたアントラーズだが、残り時間が15分を切ると、自陣への進入を許す回数が増えてしまう。ただ、押し込まれても、すぐに陣地を回復し、前線からの激しいプレスと素早い攻守の切り替えを徹底し続けた。
そして、88分には試合を締めくくるべく、アラーノとの交代で犬飼を投入する。5バックに変更し、中央を固めながら、サイドの寄せも強めた。
後半アディショナルタイムには、パワープレーでロングボールを放り込まれたが、チーム全員で最後まで集中力を保ち、体を張り続ける。そして、ついに試合終了を告げるホイッスルが鳴った。1-0で完封勝利を収め、ACL出場権を争うライバル相手に勝ち点3を掴み取った。
ただ、ACL出場権獲得のためには、次も絶対に勝利が必要だ。次節は11月20日、ホームで大分と対戦する。2週間の準備期間でチームの完成度を高め、リーグ戦3連勝を目指す。
【この試合のトピックス】
・土居が今季リーグ戦6ゴール目
・土居のゴールが、クラブのリーグ通算1700得点目
・安西がLIXIL賞を受賞
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田生命J1リーグ第35節、アントラーズはカシマスタジアムで浦和レッズと対戦した。立ち上がりから主導権を握ったアントラーズは、良い流れのなかで、土居がセットプレーから先制点を奪う。そして、前半は浦和のシュートを0本に抑えた。試合終盤はやや浦和に押し込まれる場面もあったが、この1点を最後まで守り抜き、アントラーズが1-0と勝利した。
前節の広島戦はアウェイで4-1と快勝した。来季のACL出場権獲得に向け、非常に大きな勝ち点3だ。ただ、相馬監督はすぐに次の浦和戦を見据え、「連勝ができないという状況が続いている。浦和戦がすぐにあるので、そこへ向けて今日つくり出した勢いを持っていけるようにしていきたい」と、意識を切り替えた。
なお、浦和戦は「メルカリスペシャルマッチ~All for One すべては勝利のために~」として、さまざまなイベントが開催された。
この試合の先発は前節の広島戦と同じ11人が名を連ねた。ゴールマウスはスンテが守る。最終ラインは右から常本、関川、町田、安西、ボランチは三竿とピトゥカのコンビ、前線はアラーノ、カイキ、土居、上田が入った。そして、ベンチには沖、犬飼、広瀬、永木、和泉、荒木、エヴェラウドが座った。
立ち上がりからアントラーズは積極的に攻撃を仕掛けた。激しい守備でボールを奪うと、勢いを持って相手ゴール前まで迫る。中盤の攻防では、三竿とピトゥカがセカンドボールの予測で相手を上回り、二次攻撃、三次攻撃につなげた。
攻守の切り替えが早く、激しい球際の攻防が続いたが、アントラーズは相手を上回る強度でプレーし、相手のチャンスの芽をことごとく潰す。すると、良い守備は良い攻撃へとつながり、何度も決定機をつくった。特に左サイドバックの安西は、果敢なドリブル突破からゴール前へ決定的なクロスを送り、ゴールを脅かした。ただ、チャンスをつくりながらも決めきれず、もどかしい展開が続いた。
それでも、36分に均衡を破る。右からのコーナーキックをアラーノが蹴ると、町田が相手と競り合ってヘディングし、ボールが後方へ高く飛ぶ。これをファーサイドで上田が折り返すと、最後は土居がゴール。土居の今季リーグ戦6点目で、アントラーズが先制に成功する。
リードを奪ったアントラーズは、前半このまま最後まで主導権を譲らず、浦和をシュート0本に抑えて、ハーフタイムを迎えた。
後半開始から、浦和はユンカーと汰木に代えて、小泉と大久保を投入し、戦術に変化を加えてきた。ただ、アントラーズは後半も立ち上がりから、前半と変わらぬ積極的な攻撃で、試合の流れを手繰り寄せる。
47分には、相手陣内高い位置で土居がボールを奪うと、土居からのパスを受けたアラーノが相手GK西川と1対1になった。アラーノは低く鋭いシュートを枠内に飛ばしたが、惜しくも西川の好セーブに阻まれ、追加点にはならなかった。
決定機を逸したアントラーズだが、その後も攻撃の手を緩めることなく、攻め続ける。57分にはカイキに代えて和泉を投入し、攻撃だけでなく、守備の強度もさらに高めた。
時間の経過とともに、浦和にボールを支配されるようになったが、試合の主導権は譲らない。守備ブロックの内側へ進入を許さず、ボール保持者へタイトな守備を続けた。
すると、69分にカウンターからチャンスをつくる。関川が相手の縦パスをインターセプトすると、上田へスルーパスを送る。ボールを受けた上田は、ペナルティエリア内で右足を振り抜いた。しかし、上田の鋭いシュートは枠を捉えたが、またも西川のビッグセーブに阻まれてしまった。
その後も、アントラーズはタイトな守備からカウンターを仕掛ける。72分には、土居と上田をベンチに下げ、荒木とエヴェラウドを投入。これでチームの狙いがより明確になった。
しかし、完璧に相手を抑え込んでいたアントラーズだが、残り時間が15分を切ると、自陣への進入を許す回数が増えてしまう。ただ、押し込まれても、すぐに陣地を回復し、前線からの激しいプレスと素早い攻守の切り替えを徹底し続けた。
そして、88分には試合を締めくくるべく、アラーノとの交代で犬飼を投入する。5バックに変更し、中央を固めながら、サイドの寄せも強めた。
後半アディショナルタイムには、パワープレーでロングボールを放り込まれたが、チーム全員で最後まで集中力を保ち、体を張り続ける。そして、ついに試合終了を告げるホイッスルが鳴った。1-0で完封勝利を収め、ACL出場権を争うライバル相手に勝ち点3を掴み取った。
ただ、ACL出場権獲得のためには、次も絶対に勝利が必要だ。次節は11月20日、ホームで大分と対戦する。2週間の準備期間でチームの完成度を高め、リーグ戦3連勝を目指す。
【この試合のトピックス】
・土居が今季リーグ戦6ゴール目
・土居のゴールが、クラブのリーグ通算1700得点目
・安西がLIXIL賞を受賞
スタッツ
16 | シュート | 6 |
---|---|---|
5 | GK | 6 |
5 | CK | 3 |
11 | 直接FK | 11 |
2 | 間接FK | 2 |
2 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 16,518人
- 天候
- 曇、弱風
気温 19.0℃ / 湿度 43.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 飯田 淳平
- 副審
-
西尾 英朗
堀越 雅弘 - 第4の審判員
- 川俣 秀
- VAR/AVAR
-
木村 博之
相樂 亨