試合結果
2021明治安田生命J1リーグ 第33節
FC東京
- 75' 渡邊 凌磨
試合終了
1-2
0前半1
1後半1
鹿島アントラーズ
- 45'+1 アルトゥール カイキ
- 65' 上田 綺世
試合経過
ディエゴ オリヴェイラ → 渡邊 凌磨 | 35' | |||
45'+1 | アルトゥール カイキ | |||
46' | 三竿 健斗 → レオ シルバ | |||
65' | 上田 綺世 | |||
青木 拓矢 → 三田 啓貴 | 66' | |||
髙萩 洋次郎 → 東 慶悟 | 66' | |||
渡邊 凌磨 | 75' | |||
76' | アルトゥール カイキ → 和泉 竜司 | |||
76' | 土居 聖真 → 荒木 遼太郎 | |||
永井 謙佑 → 紺野 和也 | 83' | |||
83' | ファン アラーノ → 染野 唯月 | |||
児玉 剛 | 90' | |||
ジョアン オマリ | 90'+2 |
カイキ、上田のゴールで2-1とFC東京に勝利!
明治安田生命J1リーグ第33節、アントラーズは味の素スタジアムでFC東京と対戦した。前半終了間際にセットプレーからカイキが先制点を決めると、後半にカウンターから上田が追加点を奪い、アントラーズがリードを2点に広げる。その後、FC東京に1点を返されたが、最後までチーム一丸で守り抜き、2-1で勝利を飾った。
10月2日の横浜FC戦を終えた選手たちはつかの間の休息を終え、トレーニングを再開した。次のFC東京戦までの時間は3週間。守備戦術の強化を重点的に行い、チームの完成度を高めた。
先発はGKが沖、最終ラインは右から常本、関川、町田、安西、ボランチは三竿とピトゥカのコンビ、前線はアラーノ、カイキ、土居、上田が入った。そして、ベンチにはスンテ、広瀬、レオ、和泉、荒木、遠藤、染野が座った。
立ち上がりはFC東京に押し込まれる展開となり、決定的なピンチも訪れる。ただ、嫌な時間帯を無失点で凌ぐと、今度はアントラーズにチャンスが訪れた。
5分、コーナーキックをピトゥカが蹴ると、町田が足で合わせてシュートする。このボールがディエゴ オリヴェイラの手に当たったあと混戦になり、こぼれ球を先に触った関川がディエゴ オリヴェイラに足を蹴られた。ただ、これはノーファウルの判定となり、PKにはならなかった。
その後、両チームともに縦に速い攻撃でゴールへ迫り、決定機を得る。ただ、得点は生まれず、互いに主導権を譲らなかった。また時間の経過とともに、球際の攻防は激しさを増し、接触プレーが増える。プレーが中断する場面が目立ち、試合の流れは何度も分断された。
それでも、37分にアントラーズがカウンターから決定機をつくる。安西が左サイドから中央へドリブルで駆けあがると、ペナルティエリア手前中央のアラーノへパスが渡る。アラーノが上田へスルーパスを出すと、上田が斜めに走りながら体を捻ってシュートする。相手に当たったボールはゴール前へこぼれ、土居が懸命に体を伸ばして触るが、惜しくもシュートを枠に飛ばすことができなかった。
チャンスを逸したアントラーズだったが、前半アディショナルタイムにセットプレーから先制点を奪った。右サイドでフリーキックを獲得すると、キッカーのピトゥカが絶妙なクロスを入れる。これをニアサイドでカイキがヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。前半終了間際にアントラーズが先制に成功し、このまま1-0でハーフタイムに突入した。
後半開始から三竿に代えてレオをピッチへ送る。高い強度のプレーが連続し、攻守の切り替えの激しい展開が続いた。
時間の経過とともに、アントラーズがボールを支配できるようになり、主導権を手繰り寄せる。相手SBの裏のスペースを積極的に狙い、連続攻撃を仕掛けた。ただ、アントラーズの時間帯は長く続かず、すぐに一進一退の攻防に戻った。
それでも、65分にカウンターから追加点が生まれた。アラーノが右サイドのスペースでボールを受けると、前方の土居へスルーパスを送る。土居は寄せてきたジョアン オマリの前にうまく入り、ペナルティエリア内へ進入すると、ゴール前の上田へラストパスを送る。上田のダイレクトシュートはうまくミートできず、相手のブロックに遭ったが、跳ね返ってこぼれたボールを冷静にシュートし、ゴールネットへ突き刺した。上田のリーグ戦3試合連続ゴールでリードを2点に広げる。
しかし、75分に隙を突かれてしまう。右サイド深い位置から長友にクロスを供給されると、ファーサイドでボールを拾った中村拓海に再びゴール前へクロスを入れられる。これを渡邊凌磨にボレーシュートされ、ゴールネットを揺らされてしまった。アントラーズのリードは1点差に戻る。
失点直後の76分、アントラーズはカイキと土居をベンチに下げ、和泉と荒木をピッチへ送った。
その後は落ち着いた試合展開となったが、83分にアントラーズがカウンターから決定機をつくる。レオのスルーパスから荒木がスペースへ抜け出すと、ゴール前までドリブルで運び、シュートを放つ。しかし、枠に飛ばすことはできず、追加点とはならなかった。
直後にアントラーズはアラーノとの交代で染野を投入。その後、選手全員が体を張り、チーム一丸で時計の針を進めた。
そして、ついに歓喜のホイッスルが鳴った。アントラーズが2-1でFC東京を下し、アウェイで価値ある勝ち点3を獲得した。
次は中3日で天皇杯準々決勝の川崎F戦に臨む。勝利のみが求められる重要な一戦に向けて、チーム全員で最善の準備を尽くす。
【この試合のトピックス】
・カイキが今季リーグ戦3ゴール目
・上田がリーグ戦3試合連続ゴールとなる13ゴール目
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田生命J1リーグ第33節、アントラーズは味の素スタジアムでFC東京と対戦した。前半終了間際にセットプレーからカイキが先制点を決めると、後半にカウンターから上田が追加点を奪い、アントラーズがリードを2点に広げる。その後、FC東京に1点を返されたが、最後までチーム一丸で守り抜き、2-1で勝利を飾った。
10月2日の横浜FC戦を終えた選手たちはつかの間の休息を終え、トレーニングを再開した。次のFC東京戦までの時間は3週間。守備戦術の強化を重点的に行い、チームの完成度を高めた。
先発はGKが沖、最終ラインは右から常本、関川、町田、安西、ボランチは三竿とピトゥカのコンビ、前線はアラーノ、カイキ、土居、上田が入った。そして、ベンチにはスンテ、広瀬、レオ、和泉、荒木、遠藤、染野が座った。
立ち上がりはFC東京に押し込まれる展開となり、決定的なピンチも訪れる。ただ、嫌な時間帯を無失点で凌ぐと、今度はアントラーズにチャンスが訪れた。
5分、コーナーキックをピトゥカが蹴ると、町田が足で合わせてシュートする。このボールがディエゴ オリヴェイラの手に当たったあと混戦になり、こぼれ球を先に触った関川がディエゴ オリヴェイラに足を蹴られた。ただ、これはノーファウルの判定となり、PKにはならなかった。
その後、両チームともに縦に速い攻撃でゴールへ迫り、決定機を得る。ただ、得点は生まれず、互いに主導権を譲らなかった。また時間の経過とともに、球際の攻防は激しさを増し、接触プレーが増える。プレーが中断する場面が目立ち、試合の流れは何度も分断された。
それでも、37分にアントラーズがカウンターから決定機をつくる。安西が左サイドから中央へドリブルで駆けあがると、ペナルティエリア手前中央のアラーノへパスが渡る。アラーノが上田へスルーパスを出すと、上田が斜めに走りながら体を捻ってシュートする。相手に当たったボールはゴール前へこぼれ、土居が懸命に体を伸ばして触るが、惜しくもシュートを枠に飛ばすことができなかった。
チャンスを逸したアントラーズだったが、前半アディショナルタイムにセットプレーから先制点を奪った。右サイドでフリーキックを獲得すると、キッカーのピトゥカが絶妙なクロスを入れる。これをニアサイドでカイキがヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。前半終了間際にアントラーズが先制に成功し、このまま1-0でハーフタイムに突入した。
後半開始から三竿に代えてレオをピッチへ送る。高い強度のプレーが連続し、攻守の切り替えの激しい展開が続いた。
時間の経過とともに、アントラーズがボールを支配できるようになり、主導権を手繰り寄せる。相手SBの裏のスペースを積極的に狙い、連続攻撃を仕掛けた。ただ、アントラーズの時間帯は長く続かず、すぐに一進一退の攻防に戻った。
それでも、65分にカウンターから追加点が生まれた。アラーノが右サイドのスペースでボールを受けると、前方の土居へスルーパスを送る。土居は寄せてきたジョアン オマリの前にうまく入り、ペナルティエリア内へ進入すると、ゴール前の上田へラストパスを送る。上田のダイレクトシュートはうまくミートできず、相手のブロックに遭ったが、跳ね返ってこぼれたボールを冷静にシュートし、ゴールネットへ突き刺した。上田のリーグ戦3試合連続ゴールでリードを2点に広げる。
しかし、75分に隙を突かれてしまう。右サイド深い位置から長友にクロスを供給されると、ファーサイドでボールを拾った中村拓海に再びゴール前へクロスを入れられる。これを渡邊凌磨にボレーシュートされ、ゴールネットを揺らされてしまった。アントラーズのリードは1点差に戻る。
失点直後の76分、アントラーズはカイキと土居をベンチに下げ、和泉と荒木をピッチへ送った。
その後は落ち着いた試合展開となったが、83分にアントラーズがカウンターから決定機をつくる。レオのスルーパスから荒木がスペースへ抜け出すと、ゴール前までドリブルで運び、シュートを放つ。しかし、枠に飛ばすことはできず、追加点とはならなかった。
直後にアントラーズはアラーノとの交代で染野を投入。その後、選手全員が体を張り、チーム一丸で時計の針を進めた。
そして、ついに歓喜のホイッスルが鳴った。アントラーズが2-1でFC東京を下し、アウェイで価値ある勝ち点3を獲得した。
次は中3日で天皇杯準々決勝の川崎F戦に臨む。勝利のみが求められる重要な一戦に向けて、チーム全員で最善の準備を尽くす。
【この試合のトピックス】
・カイキが今季リーグ戦3ゴール目
・上田がリーグ戦3試合連続ゴールとなる13ゴール目
スタッツ
6 | シュート | 13 |
---|---|---|
7 | GK | 5 |
8 | CK | 3 |
10 | 直接FK | 11 |
1 | 間接FK | 2 |
1 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 9,748人
- 天候
- 晴、中風
気温 17.9℃ / 湿度 31.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 岡部 拓人
- 副審
-
田尻 智計
浜本 祐介 - 第4の審判員
- 佐藤 誠和
- VAR/AVAR
-
大坪 博和
相樂 亨