試合結果
2021明治安田生命J1リーグ 第32節

鹿島アントラーズ
- 61' ファン アラーノ
試合終了
1-2
0前半0
1後半2

川崎フロンターレ
- 83' 山村 和也
- 90'+4 宮城 天
試合経過
ファン アラーノ | ![]() |
61' | ||
和泉 竜司 → 土居 聖真 | ![]() |
65' | ||
67' | ![]() |
登里 享平 → 小林 悠 | ||
67' | ![]() |
マルシーニョ → 宮城 天 | ||
67' | ![]() |
ジョアン シミッチ → 脇坂 泰斗 | ||
78' | ![]() |
レアンドロ ダミアン → 知念 慶 | ||
82' | ![]() |
橘田 健人 → 山村 和也 | ||
83' | ![]() |
山村 和也 | ||
安西 幸輝 → 永戸 勝也 | ![]() |
83' | ||
上田 綺世 → エヴェラウド | ![]() |
86' | ||
ファン アラーノ → アルトゥール カイキ | ![]() |
86' | ||
90'+4 | ![]() |
宮城 天 | ||
アルトゥール カイキ | ![]() |
90'+5 |
川崎Fに悔しい逆転負け
ACLによる日程調整の影響で前倒し開催となった明治安田生命J1リーグ第32節、アントラーズはカシマスタジアムで川崎フロンターレと対戦した。前半を0-0で折り返すと、後半にアラーノのゴールで先制したが、その後逆転を許してしまい、1-2という結果に終わった。
先のG大阪戦で公式戦4試合ぶりの勝利を掴んだアントラーズ。アラーノはその戦いを振り返り、「チーム全体の自信へとつながる勝利だった」と手応えを語ったが、「首位相手ということで、難しい試合となることが予想される」と、気を引き締めて川崎F戦に臨んだ。
なお、この試合は「理想科学工業 創業75周年記念試合」として、さまざまなイベントが開催された。
先発はGKが沖、最終ラインは右から広瀬、関川、町田、安西、ボランチは三竿とピトゥカのコンビ、前線はアラーノ、和泉、荒木、上田が入った。そして、ベンチには、早川、永戸、レオ、土居、カイキ、松村、エヴェラウドが座った。
立ち上がりの主導権はアントラーズが握る。積極的に前線から守備を行い、ボールを奪えば、素早い判断と攻守の切り替えで、うまくボールを前進させることに成功した。
しかし、時間の経過とともに川崎Fにボールを支配される時間が長くなり、何度かピンチの場面をつくられた。ただ、アントラーズが徐々に川崎Fの攻撃に慣れ、中盤での球際勝負に持ち込めるようになると、互いに一歩も譲らない拮抗した展開になった。
30分が経過したあたりから、両チームともに鋭いカウンターで相手ゴールに迫る。ただ、互いにアタッキングサードでの精度を欠き、得点は生まれなかった。
前半終盤はアントラーズがボールを支配し、相手陣内で攻撃を続ける。だが、川崎Fの寄せが非常に早く、決定機をつくることはできなかった。前半はこのまま0-0で折り返した。
後半立ち上がりはアントラーズが前半終盤の良い流れのまま、試合の主導権を握る。攻守の切り替えは非常に早く、守備陣も高い集中力でカウンターの芽を摘む。セカンドボールを拾い、二次攻撃、三次攻撃につなげた。
しかし、54分にピンチが訪れた。レアンドロ ダミアンのスルーパスからマルシーニョに抜け出され、ペナルティエリア内でシュートされる。これは沖がセーブしたが、こぼれ球を旗手に詰められ、ゴールネットを揺らされた。しかしこれはマルシーニョがオフサイドのため、失点にはならなかった。
ピンチの後もアントラーズは動じることなく、積極的に攻撃を仕掛ける。すると、61分に試合が動いた。安西が左サイドからクロスを入れると、ペナルティエリア内に走り込んだアラーノが頭で合わせる。強く地面に叩きつけたヘディングシュートは、高くバウンドしてゴール右隅へと吸い込まれた。アラーノの2試合連続ゴールでアントラーズが先制に成功する。
65分に和泉との交代で土居を投入した。川崎Fが前がかりになり、スペースが生まれるようになると、アントラーズのカウンターが鋭さを増す。前へ、前へとボールを運び、何度も決定的なシュートを放った。また、三竿を中心にリスクマネジメントを徹底し、セカンドボールの反応でも川崎Fを上回った。
しかし、追加点を奪えそうで奪えない時間帯が続くと、カウンターを繰り返していた前線の運動量が落ち、攻撃陣と守備陣が分断されていく。
すると、81分にピンチが訪れる。川崎Fのカウンターの起点を潰せず、自陣右サイドで宮城に1対1を仕掛けられた。これは広瀬がファウルで止めたが、フリーキックを与えてしまう。
83分、このフリーキックを脇坂が蹴ると、直前に投入された山村にヘディングシュートを決められ、ゴールネットを揺らされてしまった。1-1と同点に追いつかれる。
失点直後の83分、安西との交代で永戸を投入。86分にはアラーノと上田を下げて、カイキとエヴェラウドをピッチへ送った。
ここから両チームともに前がかりになり、どちらが得点を奪ってもおかしくない展開となった。アントラーズの方がリスクを冒して前に出るが、疲労の色が見え始めたピトゥカをサポートすることができず、川崎Fに中盤を簡単に突破される場面が目立った。
すると、後半アディショナルタイムに試合が動く。ペナルティエリア手前で宮城をフリーにしてしまうと、強烈なミドルシュートをゴールネットに沈められ、痛恨の失点を喫してしまった。そして、このまま試合終了を迎え、1-2という悔しい結果に終わった。
簡単に切り替えられる敗戦ではないが、次のC大阪戦は中3日でやってくる。アウェイで勝ち点3を掴むために、明日からまた最善の準備を尽くす。
【この試合のトピックス】
・アラーノが2試合連続ゴール
ACLによる日程調整の影響で前倒し開催となった明治安田生命J1リーグ第32節、アントラーズはカシマスタジアムで川崎フロンターレと対戦した。前半を0-0で折り返すと、後半にアラーノのゴールで先制したが、その後逆転を許してしまい、1-2という結果に終わった。
先のG大阪戦で公式戦4試合ぶりの勝利を掴んだアントラーズ。アラーノはその戦いを振り返り、「チーム全体の自信へとつながる勝利だった」と手応えを語ったが、「首位相手ということで、難しい試合となることが予想される」と、気を引き締めて川崎F戦に臨んだ。
なお、この試合は「理想科学工業 創業75周年記念試合」として、さまざまなイベントが開催された。







先発はGKが沖、最終ラインは右から広瀬、関川、町田、安西、ボランチは三竿とピトゥカのコンビ、前線はアラーノ、和泉、荒木、上田が入った。そして、ベンチには、早川、永戸、レオ、土居、カイキ、松村、エヴェラウドが座った。

立ち上がりの主導権はアントラーズが握る。積極的に前線から守備を行い、ボールを奪えば、素早い判断と攻守の切り替えで、うまくボールを前進させることに成功した。


しかし、時間の経過とともに川崎Fにボールを支配される時間が長くなり、何度かピンチの場面をつくられた。ただ、アントラーズが徐々に川崎Fの攻撃に慣れ、中盤での球際勝負に持ち込めるようになると、互いに一歩も譲らない拮抗した展開になった。




30分が経過したあたりから、両チームともに鋭いカウンターで相手ゴールに迫る。ただ、互いにアタッキングサードでの精度を欠き、得点は生まれなかった。




前半終盤はアントラーズがボールを支配し、相手陣内で攻撃を続ける。だが、川崎Fの寄せが非常に早く、決定機をつくることはできなかった。前半はこのまま0-0で折り返した。


後半立ち上がりはアントラーズが前半終盤の良い流れのまま、試合の主導権を握る。攻守の切り替えは非常に早く、守備陣も高い集中力でカウンターの芽を摘む。セカンドボールを拾い、二次攻撃、三次攻撃につなげた。





しかし、54分にピンチが訪れた。レアンドロ ダミアンのスルーパスからマルシーニョに抜け出され、ペナルティエリア内でシュートされる。これは沖がセーブしたが、こぼれ球を旗手に詰められ、ゴールネットを揺らされた。しかしこれはマルシーニョがオフサイドのため、失点にはならなかった。
ピンチの後もアントラーズは動じることなく、積極的に攻撃を仕掛ける。すると、61分に試合が動いた。安西が左サイドからクロスを入れると、ペナルティエリア内に走り込んだアラーノが頭で合わせる。強く地面に叩きつけたヘディングシュートは、高くバウンドしてゴール右隅へと吸い込まれた。アラーノの2試合連続ゴールでアントラーズが先制に成功する。





65分に和泉との交代で土居を投入した。川崎Fが前がかりになり、スペースが生まれるようになると、アントラーズのカウンターが鋭さを増す。前へ、前へとボールを運び、何度も決定的なシュートを放った。また、三竿を中心にリスクマネジメントを徹底し、セカンドボールの反応でも川崎Fを上回った。


しかし、追加点を奪えそうで奪えない時間帯が続くと、カウンターを繰り返していた前線の運動量が落ち、攻撃陣と守備陣が分断されていく。
すると、81分にピンチが訪れる。川崎Fのカウンターの起点を潰せず、自陣右サイドで宮城に1対1を仕掛けられた。これは広瀬がファウルで止めたが、フリーキックを与えてしまう。
83分、このフリーキックを脇坂が蹴ると、直前に投入された山村にヘディングシュートを決められ、ゴールネットを揺らされてしまった。1-1と同点に追いつかれる。

失点直後の83分、安西との交代で永戸を投入。86分にはアラーノと上田を下げて、カイキとエヴェラウドをピッチへ送った。
ここから両チームともに前がかりになり、どちらが得点を奪ってもおかしくない展開となった。アントラーズの方がリスクを冒して前に出るが、疲労の色が見え始めたピトゥカをサポートすることができず、川崎Fに中盤を簡単に突破される場面が目立った。
すると、後半アディショナルタイムに試合が動く。ペナルティエリア手前で宮城をフリーにしてしまうと、強烈なミドルシュートをゴールネットに沈められ、痛恨の失点を喫してしまった。そして、このまま試合終了を迎え、1-2という悔しい結果に終わった。



簡単に切り替えられる敗戦ではないが、次のC大阪戦は中3日でやってくる。アウェイで勝ち点3を掴むために、明日からまた最善の準備を尽くす。
【この試合のトピックス】
・アラーノが2試合連続ゴール
スタッツ
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|
---|---|---|
9 | シュート | 9 |
8 | GK | 9 |
0 | CK | 1 |
14 | 直接FK | 13 |
3 | 間接FK | 3 |
3 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 4,925人
- 天候
- 晴、弱風
気温 25.8℃ / 湿度 54.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 木村 博之
- 副審
-
山内 宏志
三原 純 - 第4の審判員
- 飯田 淳平
- VAR/AVAR
-
岡部 拓人
八木 あかね