試合結果
2021明治安田生命J1リーグ 第31節
鹿島アントラーズ
- 46' 上田 綺世
試合終了
1-2
0前半2
1後半0
横浜FC
- 17' 瀬古 樹
- 42' ジャーメイン 良
試合経過
17' | 瀬古 樹 | |||
42' | ジャーメイン 良 | |||
広瀬 陸斗 | 45'+3 | |||
和泉 竜司 → 土居 聖真 | 46' | |||
ファン アラーノ → 松村 優太 | 46' | |||
上田 綺世 | 46' | |||
58' | 瀬古 樹 | |||
65' | 武田 英二郎 → 高木 友也 | |||
上田 綺世 → エヴェラウド | 70' | |||
70' | サウロ ミネイロ → フェリペ ヴィゼウ | |||
荒木 遼太郎 → 遠藤 康 | 78' | |||
ディエゴ ピトゥカ → レオ シルバ | 83' | |||
90' | ガブリエウ | |||
90'+1 | 前嶋 洋太 → 韓 浩康 | |||
90'+1 | 松尾 祐介 → 中村 俊輔 | |||
90'+1 | ジャーメイン 良 → 松浦 拓弥 | |||
エヴェラウド | 90'+3 | |||
90'+5 | 韓 浩康 |
上田の追撃弾も及ばず。横浜FCに悔しい敗戦
明治安田生命J1リーグ第31節、アントラーズはカシマスタジアムで横浜FCと対戦した。前半にセットプレーで2失点を喫すると、後半開始直後の上田のゴールで1点差に迫ったものの、同点にはできず、1-2で敗戦を喫した。
C大阪戦は先制を許す苦しい展開となったが、上田の2ゴールで逆転勝利を飾った。相馬監督は「前回の悔しさをバネに、選手たちが一生懸命取り組んでくれた」とチームの成長を語り、「この勝利は非常に大きい」と喜びを噛みしめた。C大阪戦の勝利で得た自信を胸に、横浜FC戦に臨む。
なお、この試合は「鹿島アントラーズ30周年記念 常陽銀行Powerful Match 2021」として、さまざまなイベントが開催された。 さらに試合前にはC大阪戦でリーグ戦通算300試合出場を達成した遠藤に花束が贈呈された。
先発はGKが沖、最終ラインは右から広瀬、関川、町田、安西、ボランチは三竿とピトゥカのコンビ、前線はアラーノ、和泉、荒木、上田が入った。そして、ベンチにはスンテ、常本、レオ、遠藤、松村、土居、エヴェラウドが座った。
アントラーズは立ち上がりから縦に速いカウンターでチャンスをつくる。立て続けにセットプレーを獲得し、押し気味に試合を進めた。
しかし、17分に試合が動く。ペナルティエリア手前で三竿がファウルを犯し、横浜FCにフリーキックを与えると、これを瀬古に直接決められ、先制を許してしまう。
失点後も鋭いカウンターを繰り出すアントラーズだが、遅攻になると、適切なポジションを取れず、効果的な攻撃を仕掛けられない。32分には荒木が蹴ったコーナーキックを関川が頭で合わせたが、ヘディングシュートは惜しくもクロスバーに当たり、得点にはならなかった。
ただ、この決定機からアントラーズが流れを引き寄せる。荒木が中間スペースでパスを引き出し、攻撃を活性化させた。
しかし、攻撃の意識が強くなるなかで、40分に横浜FCにカウンターを許す。サウロ ミネイロに個人技で突破されると、最後は松尾に決定的な枠内シュートを放たれた。ただ、これは沖がビッグセーブし、失点にはならなかった。
すると、42分に再びセットプレーから失点を喫してしまう。瀬古が蹴ったコーナーキックをニアサイドで高橋にヘディングで逸らされると、ファーサイドでジャーメインに押し込まれた。ビハインドは2点に広がる。
その後、アントラーズは相手陣内で長くプレーしたが、守備を固める横浜FCを崩すことができず、逆にカウンターでゴールに迫られた。打開のきっかけを見出せないまま、0-2で前半を折り返した。
後半開始から和泉とアラーノをベンチに下げ、土居と松村をピッチへ送った。
すると、後半開始早々にゴールが生まれた。広瀬のスローインから松村が右サイド深い位置まで進入し、マイナスのクロスを入れる。土居のシュートは相手GKにセーブされたが、弾かれたボールを荒木が拾い、ゴール前に浮き球のボールを入れると、上田が頭で合わせて、ゴールネットを揺らした。46分に上田の今季リーグ戦12得点目でアントラーズが1点差に迫る。
得点後もアントラーズは積極的に相手の最終ラインの背後を狙い、何度もゴールに迫る。そして、相手に背後の意識を植え付けたことで、中間スペースでボールを動かせるようになった。後手に回った横浜FCのファウルが多くなり、アントラーズがセットプレーでも立て続けにチャンスをつくる。
しかし、良い流れで試合を進めながら、なかなか同点弾を奪うことができない。そこで70分に上田との交代でエヴェラウド、78分には荒木との交代で遠藤を投入。さらに、83分にはピトゥカとの交代でレオをピッチへ送った。
時間の経過とともにアントラーズの攻撃は停滞する。受け手と出し手の2人の関係で局面の打開を図るが、3人目の動きが少なく、守備意識を高めてきた横浜FCを崩すことができなかった。そして、このまま1-2という悔しい結果に終わった。
次は3週間後のFC東京戦だ。課題の改善を目指し、チーム一丸で準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・上田が今季リーグ戦12ゴール目を記録
・エヴェラウドが次節出場停止
明治安田生命J1リーグ第31節、アントラーズはカシマスタジアムで横浜FCと対戦した。前半にセットプレーで2失点を喫すると、後半開始直後の上田のゴールで1点差に迫ったものの、同点にはできず、1-2で敗戦を喫した。
C大阪戦は先制を許す苦しい展開となったが、上田の2ゴールで逆転勝利を飾った。相馬監督は「前回の悔しさをバネに、選手たちが一生懸命取り組んでくれた」とチームの成長を語り、「この勝利は非常に大きい」と喜びを噛みしめた。C大阪戦の勝利で得た自信を胸に、横浜FC戦に臨む。
なお、この試合は「鹿島アントラーズ30周年記念 常陽銀行Powerful Match 2021」として、さまざまなイベントが開催された。 さらに試合前にはC大阪戦でリーグ戦通算300試合出場を達成した遠藤に花束が贈呈された。
先発はGKが沖、最終ラインは右から広瀬、関川、町田、安西、ボランチは三竿とピトゥカのコンビ、前線はアラーノ、和泉、荒木、上田が入った。そして、ベンチにはスンテ、常本、レオ、遠藤、松村、土居、エヴェラウドが座った。
アントラーズは立ち上がりから縦に速いカウンターでチャンスをつくる。立て続けにセットプレーを獲得し、押し気味に試合を進めた。
しかし、17分に試合が動く。ペナルティエリア手前で三竿がファウルを犯し、横浜FCにフリーキックを与えると、これを瀬古に直接決められ、先制を許してしまう。
失点後も鋭いカウンターを繰り出すアントラーズだが、遅攻になると、適切なポジションを取れず、効果的な攻撃を仕掛けられない。32分には荒木が蹴ったコーナーキックを関川が頭で合わせたが、ヘディングシュートは惜しくもクロスバーに当たり、得点にはならなかった。
ただ、この決定機からアントラーズが流れを引き寄せる。荒木が中間スペースでパスを引き出し、攻撃を活性化させた。
しかし、攻撃の意識が強くなるなかで、40分に横浜FCにカウンターを許す。サウロ ミネイロに個人技で突破されると、最後は松尾に決定的な枠内シュートを放たれた。ただ、これは沖がビッグセーブし、失点にはならなかった。
すると、42分に再びセットプレーから失点を喫してしまう。瀬古が蹴ったコーナーキックをニアサイドで高橋にヘディングで逸らされると、ファーサイドでジャーメインに押し込まれた。ビハインドは2点に広がる。
その後、アントラーズは相手陣内で長くプレーしたが、守備を固める横浜FCを崩すことができず、逆にカウンターでゴールに迫られた。打開のきっかけを見出せないまま、0-2で前半を折り返した。
後半開始から和泉とアラーノをベンチに下げ、土居と松村をピッチへ送った。
すると、後半開始早々にゴールが生まれた。広瀬のスローインから松村が右サイド深い位置まで進入し、マイナスのクロスを入れる。土居のシュートは相手GKにセーブされたが、弾かれたボールを荒木が拾い、ゴール前に浮き球のボールを入れると、上田が頭で合わせて、ゴールネットを揺らした。46分に上田の今季リーグ戦12得点目でアントラーズが1点差に迫る。
得点後もアントラーズは積極的に相手の最終ラインの背後を狙い、何度もゴールに迫る。そして、相手に背後の意識を植え付けたことで、中間スペースでボールを動かせるようになった。後手に回った横浜FCのファウルが多くなり、アントラーズがセットプレーでも立て続けにチャンスをつくる。
しかし、良い流れで試合を進めながら、なかなか同点弾を奪うことができない。そこで70分に上田との交代でエヴェラウド、78分には荒木との交代で遠藤を投入。さらに、83分にはピトゥカとの交代でレオをピッチへ送った。
時間の経過とともにアントラーズの攻撃は停滞する。受け手と出し手の2人の関係で局面の打開を図るが、3人目の動きが少なく、守備意識を高めてきた横浜FCを崩すことができなかった。そして、このまま1-2という悔しい結果に終わった。
次は3週間後のFC東京戦だ。課題の改善を目指し、チーム一丸で準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・上田が今季リーグ戦12ゴール目を記録
・エヴェラウドが次節出場停止
スタッツ
10 | シュート | 6 |
---|---|---|
2 | GK | 7 |
9 | CK | 4 |
17 | 直接FK | 14 |
2 | 間接FK | 3 |
2 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 7,208人
- 天候
- 晴、弱風
気温 25.7℃ / 湿度 40.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 今村 義朗
- 副審
-
武部 陽介
岡野 宇広 - 第4の審判員
- 川俣 秀
- VAR/AVAR
-
大坪 博和
五十嵐 泰之