試合結果
2021明治安田生命J1リーグ 第26節
清水エスパルス
試合終了
0-4
0前半2
0後半2
鹿島アントラーズ
- 18' 上田 綺世
- 44' アルトゥール カイキ
- 81' 和泉 竜司
- 88' 遠藤 康
試合経過
18' | 上田 綺世 | |||
44' | アルトゥール カイキ | |||
西澤 健太 → 滝 裕太 | 46' | |||
鈴木 唯人 → 藤本 憲明 | 53' | |||
60' | アルトゥール カイキ → 和泉 竜司 | |||
ベンジャミン コロリ → 中村 慶太 | 64' | |||
チアゴ サンタナ → 指宿 洋史 | 64' | |||
指宿 洋史 | 68' | |||
71' | 上田 綺世 → エヴェラウド | |||
71' | 荒木 遼太郎 → 土居 聖真 | |||
藤本 憲明 | 72' | |||
ホナウド → 河井 陽介 | 76' | |||
81' | 和泉 竜司 | |||
85' | 永戸 勝也 → 常本 佳吾 | |||
85' | ディエゴ ピトゥカ → レオ シルバ | |||
88' | 遠藤 康 |
上田!カイキ!!和泉!!!遠藤!!!! 4-0と快勝!
明治安田生命J1リーグ第26節、IAIスタジアム日本平で清水エスパルスと対戦した。前半に上田とカイキがゴールを決め、2-0で折り返すと、後半は和泉と遠藤が追加点を決め、アントラーズが4-0で勝利した。
対戦相手の清水は、現在リーグ14位と残留争いの最中におり、リーグ戦直近5試合で勝ちがない。ただ、清水は引き分けの試合数がすでに10試合に達するなど、粘り強く勝ち点を奪いにくるチームだ。難しい試合展開になることを覚悟して、清水の本拠地へと乗り込んだ。
先発はGKが沖、最終ラインは安西、林、町田、永戸、ボランチは三竿とピトゥカ、前線は遠藤、カイキ、荒木、上田が入った。そして、ベンチには、早川、常本、ブエノ、レオ、和泉、土居、エヴェラウドが座る。なお、安西はアントラーズ復帰後リーグ戦で初先発、ブエノは復帰後初のベンチ入りとなった。
立ち上がりはアントラーズが前線から積極的にプレスをかけて、制限をかけた状態で清水にロングボールを蹴らせる。このロングボールに対して、中盤と最終ラインがしっかり弾き返し、セカンドボールの攻防でも有利に立ったことで、前半序盤の主導権を握った。
良い守備は良い攻撃へとつながった。8分、高い位置でプレスをかけたカイキが、ヴァウドのパスをカットすると、ボールはフリーになった上田のもとへこぼれる。上田はGKと1対1になったかと思われたが、ヴァウドの後ろからのアプローチもあり、決定機を決めきることはできなかった。
決定機を逸したアントラーズだが、15分を過ぎたあたりから攻撃にリズムが生まれる。中間スペースでテンポよくパスをつなぎ、ボールを支配した。
すると、18分に試合が動く。縦パスを受けたチアゴ サンタナに対し、素早く町田が身体を寄せると、ピトゥカが挟んでボールを奪う。ピトゥカは前線でフリーになっていた上田を見逃さず、鋭い縦パス。ボールを受けた上田は、2タッチで前を向き、ペナルティエリア手前から右足を振り抜くと、低く弾道の鋭いシュートがゴールネットに突き刺さった。上田のゴールでアントラーズが先制に成功する。
得点後も試合の主導権はアントラーズが握り、ボールを支配する。しかし、29分にセットプレーの流れからピンチを迎えた。アバウトなアーリークロスを入れられると、ベンジャミン コロリに落とされ、ペナルティエリア手前で原に枠内シュートを打たれる。ただ、ここは沖が横っ飛びでセーブし、得点は許さなかった。
41分に今度はアントラーズがチャンスをつくる。ペナルティエリア手前で上田がファウルを受け、絶好の位置でのフリーキックを獲得すると、キッカーのカイキが直接ゴールを狙う。しかし、シュートは良いコースに飛んだが、惜しくもバーに弾かれ、追加点にはならなかった。
その後も、ボールを支配しながら攻撃を続けると、44分に得点が生まれる。三竿からハーフスペースの荒木に縦パスが通ると、荒木はカイキにボールを預ける。受けたカイキは荒木にリターンするも、これがミスとなり、ホナウドにボールを奪われた。だが、すぐに荒木が身体を寄せると、ホナウドがコントロールミスし、ボールがこぼれる。これを見逃さず、カイキが奪い、そのままシュートすると、ゴールネットを揺らした。カイキのゴールでアントラーズがリードを2点に広げた。
前線からの効果的な守備が目立った前半はこのまま2-0で終了し、ハーフタイムに突入した。
後半もアントラーズはハイラインでコンパクトな陣形を保ち、強度の高い守備を継続する。そして、攻守の切り替えも迅速に行い、清水に効果的なカウンターをほとんど許さなかった。
60分にはカイキとの交代で和泉を投入。前線からの守備を強化する。
すると、61分に決定機が訪れた。ペナルティエリア手前で左サイドからのパスを受けた荒木が、右サイドを駆け上がった安西へ絶妙なスルーパスを送る。安西がダイレクトで滞空時間の長いクロスを上げると、三竿が頭で合わせた。このヘディングシュートは枠を捉えたが、相手GKの好セーブに遭い、こぼれ球を詰めた和泉のシュートも相手GKに阻まれた。
71分に上田と荒木をベンチに下げ、エヴェラウドと土居をピッチへ送る。
すると、81分にカウンターから追加点が生まれる。清水がショートコーナーをミスすると、土居がボールを拾い、相手陣内までドリブルで持ち運んでエヴェラウドへスルーパスを送る。エヴェラウドはダイレクトでファーサイドにクロスを送ると、遠藤がダイレクトで折り返し、最後は和泉がダイレクトでシュートし、ゴールネットを揺らした。和泉の今季リーグ戦初ゴールでリードを3点差に広げた。
85分に永戸とピトゥカをベンチに下げ、常本とレオをピッチへ送る。
すると、88分にも得点が生まれた。沖のゴールキックをエヴェラウドが競ると、後方にこぼれる。このこぼれ球を拾った遠藤がペナルティエリア手前から左足を振り抜くと、見事にコントロールされたシュートは美しい軌道を描いてゴールネットへ吸い込まれた。
そして、このまま最後まで集中を切らさず、4-0で試合終了を迎えた。
次は中2日でリーグ2位の横浜FMと対戦する。厳しい日程が続くが、チーム全員で最善の準備を尽くし、勝利を目指す。
【この試合のトピックス】
・上田が今季リーグ戦7得点目
・カイキが今季リーグ戦2得点目
・和泉が今季リーグ戦初ゴール
・遠藤が今季リーグ戦初ゴール
・荒木と沖がリーグ戦通算50試合出場
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田生命J1リーグ第26節、IAIスタジアム日本平で清水エスパルスと対戦した。前半に上田とカイキがゴールを決め、2-0で折り返すと、後半は和泉と遠藤が追加点を決め、アントラーズが4-0で勝利した。
対戦相手の清水は、現在リーグ14位と残留争いの最中におり、リーグ戦直近5試合で勝ちがない。ただ、清水は引き分けの試合数がすでに10試合に達するなど、粘り強く勝ち点を奪いにくるチームだ。難しい試合展開になることを覚悟して、清水の本拠地へと乗り込んだ。
先発はGKが沖、最終ラインは安西、林、町田、永戸、ボランチは三竿とピトゥカ、前線は遠藤、カイキ、荒木、上田が入った。そして、ベンチには、早川、常本、ブエノ、レオ、和泉、土居、エヴェラウドが座る。なお、安西はアントラーズ復帰後リーグ戦で初先発、ブエノは復帰後初のベンチ入りとなった。
立ち上がりはアントラーズが前線から積極的にプレスをかけて、制限をかけた状態で清水にロングボールを蹴らせる。このロングボールに対して、中盤と最終ラインがしっかり弾き返し、セカンドボールの攻防でも有利に立ったことで、前半序盤の主導権を握った。
良い守備は良い攻撃へとつながった。8分、高い位置でプレスをかけたカイキが、ヴァウドのパスをカットすると、ボールはフリーになった上田のもとへこぼれる。上田はGKと1対1になったかと思われたが、ヴァウドの後ろからのアプローチもあり、決定機を決めきることはできなかった。
決定機を逸したアントラーズだが、15分を過ぎたあたりから攻撃にリズムが生まれる。中間スペースでテンポよくパスをつなぎ、ボールを支配した。
すると、18分に試合が動く。縦パスを受けたチアゴ サンタナに対し、素早く町田が身体を寄せると、ピトゥカが挟んでボールを奪う。ピトゥカは前線でフリーになっていた上田を見逃さず、鋭い縦パス。ボールを受けた上田は、2タッチで前を向き、ペナルティエリア手前から右足を振り抜くと、低く弾道の鋭いシュートがゴールネットに突き刺さった。上田のゴールでアントラーズが先制に成功する。
得点後も試合の主導権はアントラーズが握り、ボールを支配する。しかし、29分にセットプレーの流れからピンチを迎えた。アバウトなアーリークロスを入れられると、ベンジャミン コロリに落とされ、ペナルティエリア手前で原に枠内シュートを打たれる。ただ、ここは沖が横っ飛びでセーブし、得点は許さなかった。
41分に今度はアントラーズがチャンスをつくる。ペナルティエリア手前で上田がファウルを受け、絶好の位置でのフリーキックを獲得すると、キッカーのカイキが直接ゴールを狙う。しかし、シュートは良いコースに飛んだが、惜しくもバーに弾かれ、追加点にはならなかった。
その後も、ボールを支配しながら攻撃を続けると、44分に得点が生まれる。三竿からハーフスペースの荒木に縦パスが通ると、荒木はカイキにボールを預ける。受けたカイキは荒木にリターンするも、これがミスとなり、ホナウドにボールを奪われた。だが、すぐに荒木が身体を寄せると、ホナウドがコントロールミスし、ボールがこぼれる。これを見逃さず、カイキが奪い、そのままシュートすると、ゴールネットを揺らした。カイキのゴールでアントラーズがリードを2点に広げた。
前線からの効果的な守備が目立った前半はこのまま2-0で終了し、ハーフタイムに突入した。
後半もアントラーズはハイラインでコンパクトな陣形を保ち、強度の高い守備を継続する。そして、攻守の切り替えも迅速に行い、清水に効果的なカウンターをほとんど許さなかった。
60分にはカイキとの交代で和泉を投入。前線からの守備を強化する。
すると、61分に決定機が訪れた。ペナルティエリア手前で左サイドからのパスを受けた荒木が、右サイドを駆け上がった安西へ絶妙なスルーパスを送る。安西がダイレクトで滞空時間の長いクロスを上げると、三竿が頭で合わせた。このヘディングシュートは枠を捉えたが、相手GKの好セーブに遭い、こぼれ球を詰めた和泉のシュートも相手GKに阻まれた。
71分に上田と荒木をベンチに下げ、エヴェラウドと土居をピッチへ送る。
すると、81分にカウンターから追加点が生まれる。清水がショートコーナーをミスすると、土居がボールを拾い、相手陣内までドリブルで持ち運んでエヴェラウドへスルーパスを送る。エヴェラウドはダイレクトでファーサイドにクロスを送ると、遠藤がダイレクトで折り返し、最後は和泉がダイレクトでシュートし、ゴールネットを揺らした。和泉の今季リーグ戦初ゴールでリードを3点差に広げた。
85分に永戸とピトゥカをベンチに下げ、常本とレオをピッチへ送る。
すると、88分にも得点が生まれた。沖のゴールキックをエヴェラウドが競ると、後方にこぼれる。このこぼれ球を拾った遠藤がペナルティエリア手前から左足を振り抜くと、見事にコントロールされたシュートは美しい軌道を描いてゴールネットへ吸い込まれた。
そして、このまま最後まで集中を切らさず、4-0で試合終了を迎えた。
次は中2日でリーグ2位の横浜FMと対戦する。厳しい日程が続くが、チーム全員で最善の準備を尽くし、勝利を目指す。
【この試合のトピックス】
・上田が今季リーグ戦7得点目
・カイキが今季リーグ戦2得点目
・和泉が今季リーグ戦初ゴール
・遠藤が今季リーグ戦初ゴール
・荒木と沖がリーグ戦通算50試合出場
スタッツ
7 | シュート | 16 |
---|---|---|
8 | GK | 12 |
10 | CK | 1 |
8 | 直接FK | 8 |
2 | 間接FK | 0 |
1 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 4,356人
- 天候
- 晴、無風
気温 28.6℃ / 湿度 74.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 飯田 淳平
- 副審
-
唐紙 学志
勝又 弘樹 - 第4の審判員
- 窪田 陽輔
- VAR/AVAR
-
谷本 涼
西尾 英朗