試合結果
2021明治安田生命J1リーグ 第24節
鹿島アントラーズ
- 5' 荒木 遼太郎
- 80' 荒木 遼太郎
- 90' 町田 浩樹
試合終了
3-0
1前半0
2後半0
徳島ヴォルティス
試合経過
3' | ドゥシャン | |||
荒木 遼太郎 | 5' | |||
57' | 渡井 理己 → 一美 和成 | |||
59' | 鈴木 徳真 | |||
70' | 藤田 征也 → 福岡 将太 | |||
70' | 鈴木 徳真 → 小西 雄大 | |||
エヴェラウド → 上田 綺世 | 75' | |||
三竿 健斗 → 永木 亮太 | 75' | |||
土居 聖真 → 遠藤 康 | 79' | |||
和泉 竜司 → アルトゥール カイキ | 79' | |||
荒木 遼太郎 | 80' | |||
84' | 岩尾 憲 → 藤田 譲瑠チマ | |||
84' | 杉森 考起 → 西野 太陽 | |||
永戸 勝也 → 安西 幸輝 | 88' | |||
町田 浩樹 | 90' |
荒木の2ゴール、町田のゴールで3-0と快勝!
明治安田生命J1リーグ第24節、カシマスタジアムで徳島ヴォルティスと対戦した。前半立ち上がりに荒木の直接フリーキックで先制すると、後半には再び荒木がゴールを決めて、リードを広げる。終盤には町田がダメ押しの3点目を決め、3-0で勝利した。
8月9日の湘南戦を終えた後、杉岡と白崎の期限付き移籍、小泉の完全移籍が発表された。彼らが下した決断と新たな挑戦に敬意を表し、これまでの貢献に感謝しながら全員で送り出す。そして、徳島戦に向けて、チーム一丸となってまとまり、勝利への気持ちを高めて準備を進めた。
対戦相手の徳島は、現在16位に位置しており、降格圏の17位湘南との勝ち点差は、わずかに2ポイント。シーズンも後半に入り、これまで以上に貪欲に勝ち点を求めて戦ってくることが予想された。
なお、この試合は「dTV Match presented by NTT DOCOMO」として、様々なイベントが開催された。
先発はGKが沖、最終ラインは常本、犬飼、町田、永戸、ボランチは三竿とレオ、前線は荒木、和泉、土居、エヴェラウドが入った。そして、ベンチには、スンテ、安西、林、永木、カイキ、遠藤、上田が座る。
強い雨が降りしきる中、試合が始まった。アントラーズは立ち上がりから攻守両面でアグレッシブに戦い、徳島を自陣深くまで押し込むと、立て続けにシュートを放った。
すると、荒木がペナルティエリア手前で倒され、ファウルを受ける。5分、この絶好の位置からのフリーキックを荒木が蹴り、直接ゴールを狙った。鋭いシュートは相手選手に当たってコースが変わり、ゴールネットに吸い込まれた。開始早々にアントラーズが先制に成功する。
先制後は、徳島にボールを支配される時間が長くなった。ただ、能動的にボールを奪い切れずとも、粘り強くチーム一丸で守り、守備ブロックの内側への進入は簡単に許さない。そして、ボールを奪えば、素早い攻守の切り替えで、徳島のゴール前まで迫った。
そして、前半最後のチャンスは41分に訪れた。ボールを奪ったのは自陣深い位置だったが、町田が中間スペースにいた荒木へ鋭い縦パスを送り、ここからカウンターが発動される。素早くパスをつないでペナルティエリア手前までボールを運ぶと、最後は荒木のスルーパスから土居がフリーで右足を振り抜いた。しかし、このシュートは惜しくも枠を捉えられず、追加点とはならなかった。ただ、理想的なカウンターから決定機をつくり、主導権を握ったまま、前半を終えた。
後半に入っても、主導権を握ったのはアントラーズだった。立て続けにセットプレーを獲得し、徳島が守るゴールに迫る。
49分には、コーナーキックからペナルティエリア内で混戦をつくりだし、ゴールの目前で三竿がシュートを放った。しかし、この決定的なシュートはクロスバーに嫌われる。さらに、跳ね返ったこぼれ球をつなぎ、ゴール前でレオがシュートしたが、これも相手選手のブロックに阻まれて追加点は奪えなかった。
その後、後半立ち上がりに見せた攻撃の勢いは、長く続かなかったが、アントラーズが安定したボールポゼッションで試合をコントロールする。攻守の切り替えが早く、セカンドボールを素早く回収したことで、二次攻撃、三次攻撃につなげた。
70分を過ぎたあたりから、徳島は守備時が4-4-2、攻撃時が3-4-3に可変するシステムを採用する。ただ、相手の戦術変更にもアントラーズは冷静に対応した。75分にはエヴェラウド、三竿をベンチに下げ、上田と永木を投入。そして、79分には土居、和泉との交代で遠藤とカイキを投入し、攻守両面での強度を保った。
すると、選手交代直後の80分に試合が動く。上田のプレスが相手GKのミスキックを誘い、永戸がパスカットする。永戸からレオへパスが渡り、レオは荒木へボールを送る。荒木は見事なファーストタッチで前を向くと、右足を振り抜いた。グラウンダーのシュートはサイドネットに吸い込まれ、アントラーズが2点差に広げる。
勢いづいたアントラーズは、得点直後にも決定機をつくる。81分、相手のパスミスを遠藤が拾うと、最終ラインの裏へ抜け出した荒木へ絶妙なスルーパスが渡る。荒木はダイレクトでゴール左隅に流し込み、サイドネットを揺らした。しかし、荒木は惜しくもオフサイドとなり、得点は認められなかった。
88分には、攻守でハードワークした永戸をベンチに下げ、安西を投入した。
すると、90分に試合を決定づける3点目が決まる。コーナーキックのこぼれ球を永木がダイレクトで狙うと、町田がこれに反応し、うまくコースを変える。軌道の変わったボールは、ゴールネットに吸い込まれ、アントラーズがリードを3点差に広げた。
そして、このまま最後まで集中を切らさず、3-0で試合終了を迎える。これでリーグ戦の連勝を3に伸ばした。
次は中2日で天皇杯ラウンド16に臨む。カテゴリーは下の相手だが、決して油断はできない。勝利のみを目指して、トラスタへ乗り込む。
【この試合のトピックス】
・荒木が今季リーグ戦2度目の1試合2ゴール
・町田が今季リーグ戦5ゴール
・荒木がLIXIL賞を受賞
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田生命J1リーグ第24節、カシマスタジアムで徳島ヴォルティスと対戦した。前半立ち上がりに荒木の直接フリーキックで先制すると、後半には再び荒木がゴールを決めて、リードを広げる。終盤には町田がダメ押しの3点目を決め、3-0で勝利した。
8月9日の湘南戦を終えた後、杉岡と白崎の期限付き移籍、小泉の完全移籍が発表された。彼らが下した決断と新たな挑戦に敬意を表し、これまでの貢献に感謝しながら全員で送り出す。そして、徳島戦に向けて、チーム一丸となってまとまり、勝利への気持ちを高めて準備を進めた。
対戦相手の徳島は、現在16位に位置しており、降格圏の17位湘南との勝ち点差は、わずかに2ポイント。シーズンも後半に入り、これまで以上に貪欲に勝ち点を求めて戦ってくることが予想された。
なお、この試合は「dTV Match presented by NTT DOCOMO」として、様々なイベントが開催された。
先発はGKが沖、最終ラインは常本、犬飼、町田、永戸、ボランチは三竿とレオ、前線は荒木、和泉、土居、エヴェラウドが入った。そして、ベンチには、スンテ、安西、林、永木、カイキ、遠藤、上田が座る。
強い雨が降りしきる中、試合が始まった。アントラーズは立ち上がりから攻守両面でアグレッシブに戦い、徳島を自陣深くまで押し込むと、立て続けにシュートを放った。
すると、荒木がペナルティエリア手前で倒され、ファウルを受ける。5分、この絶好の位置からのフリーキックを荒木が蹴り、直接ゴールを狙った。鋭いシュートは相手選手に当たってコースが変わり、ゴールネットに吸い込まれた。開始早々にアントラーズが先制に成功する。
先制後は、徳島にボールを支配される時間が長くなった。ただ、能動的にボールを奪い切れずとも、粘り強くチーム一丸で守り、守備ブロックの内側への進入は簡単に許さない。そして、ボールを奪えば、素早い攻守の切り替えで、徳島のゴール前まで迫った。
そして、前半最後のチャンスは41分に訪れた。ボールを奪ったのは自陣深い位置だったが、町田が中間スペースにいた荒木へ鋭い縦パスを送り、ここからカウンターが発動される。素早くパスをつないでペナルティエリア手前までボールを運ぶと、最後は荒木のスルーパスから土居がフリーで右足を振り抜いた。しかし、このシュートは惜しくも枠を捉えられず、追加点とはならなかった。ただ、理想的なカウンターから決定機をつくり、主導権を握ったまま、前半を終えた。
後半に入っても、主導権を握ったのはアントラーズだった。立て続けにセットプレーを獲得し、徳島が守るゴールに迫る。
49分には、コーナーキックからペナルティエリア内で混戦をつくりだし、ゴールの目前で三竿がシュートを放った。しかし、この決定的なシュートはクロスバーに嫌われる。さらに、跳ね返ったこぼれ球をつなぎ、ゴール前でレオがシュートしたが、これも相手選手のブロックに阻まれて追加点は奪えなかった。
その後、後半立ち上がりに見せた攻撃の勢いは、長く続かなかったが、アントラーズが安定したボールポゼッションで試合をコントロールする。攻守の切り替えが早く、セカンドボールを素早く回収したことで、二次攻撃、三次攻撃につなげた。
70分を過ぎたあたりから、徳島は守備時が4-4-2、攻撃時が3-4-3に可変するシステムを採用する。ただ、相手の戦術変更にもアントラーズは冷静に対応した。75分にはエヴェラウド、三竿をベンチに下げ、上田と永木を投入。そして、79分には土居、和泉との交代で遠藤とカイキを投入し、攻守両面での強度を保った。
すると、選手交代直後の80分に試合が動く。上田のプレスが相手GKのミスキックを誘い、永戸がパスカットする。永戸からレオへパスが渡り、レオは荒木へボールを送る。荒木は見事なファーストタッチで前を向くと、右足を振り抜いた。グラウンダーのシュートはサイドネットに吸い込まれ、アントラーズが2点差に広げる。
勢いづいたアントラーズは、得点直後にも決定機をつくる。81分、相手のパスミスを遠藤が拾うと、最終ラインの裏へ抜け出した荒木へ絶妙なスルーパスが渡る。荒木はダイレクトでゴール左隅に流し込み、サイドネットを揺らした。しかし、荒木は惜しくもオフサイドとなり、得点は認められなかった。
88分には、攻守でハードワークした永戸をベンチに下げ、安西を投入した。
すると、90分に試合を決定づける3点目が決まる。コーナーキックのこぼれ球を永木がダイレクトで狙うと、町田がこれに反応し、うまくコースを変える。軌道の変わったボールは、ゴールネットに吸い込まれ、アントラーズがリードを3点差に広げた。
そして、このまま最後まで集中を切らさず、3-0で試合終了を迎える。これでリーグ戦の連勝を3に伸ばした。
次は中2日で天皇杯ラウンド16に臨む。カテゴリーは下の相手だが、決して油断はできない。勝利のみを目指して、トラスタへ乗り込む。
【この試合のトピックス】
・荒木が今季リーグ戦2度目の1試合2ゴール
・町田が今季リーグ戦5ゴール
・荒木がLIXIL賞を受賞
スタッツ
19 | シュート | 5 |
---|---|---|
2 | GK | 12 |
8 | CK | 2 |
7 | 直接FK | 10 |
6 | 間接FK | 2 |
6 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 7,139人
- 天候
- 雨、弱風
気温 21.6℃ / 湿度 70.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 佐藤 隆治
- 副審
-
越智 新次
浜本 祐介 - 第4の審判員
- 柿沼 亨
- VAR/AVAR
-
中村 太
岡野 宇広