試合結果
2021明治安田生命J1リーグ 第23節

湘南ベルマーレ
- 13' 大橋 祐紀
試合終了
1-2
1前半1
0後半1

鹿島アントラーズ
- 29' 犬飼 智也
- 90'+2 犬飼 智也
試合経過
大橋 祐紀 | ![]() |
13' | ||
29' | ![]() |
犬飼 智也 | ||
67' | ![]() |
レオ シルバ | ||
岡本 拓也 → 古林 将太 | ![]() |
69' | ||
山田 直輝 → タリク | ![]() |
69' | ||
69' | ![]() |
荒木 遼太郎 → 和泉 竜司 | ||
69' | ![]() |
ファン アラーノ → 松村 優太 | ||
三幸 秀稔 → 舘 幸希 | ![]() |
80' | ||
高橋 諒 → 畑 大雅 | ![]() |
80' | ||
80' | ![]() |
常本 佳吾 → 安西 幸輝 | ||
80' | ![]() |
レオ シルバ → 遠藤 康 | ||
89' | ![]() |
永戸 勝也 | ||
ウェリントン → 町野 修斗 | ![]() |
90' | ||
90'+2 | ![]() |
犬飼 智也 | ||
90'+5 | ![]() |
土居 聖真 → 永木 亮太 |
犬飼の2ゴール!リーグ再開初戦を勝利で飾る
明治安田生命J1リーグ第23節、レモンガススタジアム平塚で湘南ベルマーレと対戦した。先制点を奪われる苦しい展開となったが、犬飼のロングシュートで同点に追いつくと、後半アディショナルタイムにコーナーキックから再び犬飼がゴールを決め、アントラーズが2-1で勝利した。
7月24日のG大阪戦を終えたチームは、再びリーグ戦の中断期間に入った。湘南戦までは中15日。心身の疲労を回復させてから、トレーニングで戦術的な完成度を高めていった。
対戦相手の湘南は、現在15位。リーグ戦3連敗中と調子を落としている。ただ、湘南は7月11日のFC東京戦から約4週間の試合間隔が空いており、課題を修正する時間はぞんぶんに残されていた。そんな湘南について、荒木は「全員で攻撃をして全員で守備をするタフなチーム」と警戒を強め、「そこで自分たちも負けないように相手を上回りたい」と語っていた。
なお試合前には、東京2020オリンピック競技大会 サッカー男子に出場した町田と湘南の谷に花束が贈られた。
先発はGKが沖、最終ラインは常本、林、犬飼、永戸、ボランチは三竿とレオ、前線はアラーノ、荒木、土居、エヴェラウドが入った。そして、ベンチには、スンテ、安西、町田、永木、和泉、遠藤、松村が座る。安西はこの試合がアントラーズ復帰後、初の公式戦ベンチ入りとなった。
湘南のキックオフで試合が始まった。この日の平塚は強風が吹いており、ロングボールの軌道に風が大きく影響した。
最初に決定機をつくったのはアントラーズだった。7分、左サイドに流れたエヴェラウドがポストプレーでボールを落とすと、土居がダイレクトで最終ラインの背後へスルーパスを送る。抜け出した荒木がゴール前まで持ち運び、アラーノへラストパスを送ったが、わずかに合わず、シュートすることはできなかった。
幸先よくチャンスをつくったアントラーズだが、攻撃は単発に終わり、後が続かない。すると、自陣左サイドでファウルを犯し、湘南にフリーキックを与えてしまう。このフリーキックで入れられたクロスは、土居がクリアしたものの、逆サイドに流れたボールを茨田に拾われ、ドリブル突破を許してしまう。そして、茨田のクロスを大橋に合わせられ、ゴールネットを揺らされてしまった。先制点は湘南に奪われてしまう。
失点後、アントラーズはボールを支配するも、なかなか攻撃の糸口を掴めない。それでも、29分に同点に追いつく。攻めあぐねる展開のなか、犬飼が遠めの位置から思い切り良くロングシュートを放つと、鋭いシュートはゴールバーに直撃。跳ね返ったボールは、相手のGK谷に当たって、ゴールへと吸い込まれた。犬飼のゴールでアントラーズが同点に追いつく。
その後、試合はこう着状態に陥り、同点のまま前半が終了。1-1でハーフタイムに突入した。
後半に入ると天気がさらに崩れ、強風に加えて雨も激しさを増していく。後半は前半と比べると、全体がややオープンな展開となった。
こう着状態が続いた64分、アントラーズが決定機をつくる。常本のアーリークロスが強い向かい風によって押し戻されると、エヴェラウドのもとへ渡り、エヴェラウドは胸トラップからオーバーヘッドシュートでゴールを狙った。しかし、鋭いシュートは枠を捉えるも、相手GKの好セーブに遭い、勝ち越しゴールとはならなかった。
69分、アントラーズは荒木とアラーノをベンチに下げ、和泉と松村を投入する。その後、しばらく一進一退の攻防が続いたが、75分過ぎから湘南の猛攻を受ける展開となった。ただ、沖のビッグセーブと守備陣の身体を張ったブロックで、立て続けに訪れたピンチをなんとか無失点で凌ぐ。
流れを変えるべく、80分に常本とレオをベンチに下げ、安西と遠藤をピッチに送る。この交代により、アントラーズの右サイドが活性化し、安西の果敢な仕掛けと遠藤のボールキープで何度かチャンスをつくった。
すると、後半アディショナルタイムにコーナーキックを獲得する。キッカーの遠藤がクロスボールを入れると、犬飼が頭で合わせる。ヘディングシュートは相手に当たってコースが変わり、ゴールネットに吸い込まれた。試合終了間際のゴールでアントラーズが勝ち越しに成功する。
その後、土居との交代で永木を投入し、チーム一丸で時計の針を進める。そして、このまま2-1で試合終了を迎え、アントラーズが再開初戦を勝利で飾った。
次は中5日で徳島戦に臨む。チーム全員で最善の準備を尽くし、久々のホームゲームで勝利を目指す。
【この試合のトピックス】
・犬飼が2ゴール
・安西がアントラーズ復帰後初出場
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田生命J1リーグ第23節、レモンガススタジアム平塚で湘南ベルマーレと対戦した。先制点を奪われる苦しい展開となったが、犬飼のロングシュートで同点に追いつくと、後半アディショナルタイムにコーナーキックから再び犬飼がゴールを決め、アントラーズが2-1で勝利した。
7月24日のG大阪戦を終えたチームは、再びリーグ戦の中断期間に入った。湘南戦までは中15日。心身の疲労を回復させてから、トレーニングで戦術的な完成度を高めていった。





対戦相手の湘南は、現在15位。リーグ戦3連敗中と調子を落としている。ただ、湘南は7月11日のFC東京戦から約4週間の試合間隔が空いており、課題を修正する時間はぞんぶんに残されていた。そんな湘南について、荒木は「全員で攻撃をして全員で守備をするタフなチーム」と警戒を強め、「そこで自分たちも負けないように相手を上回りたい」と語っていた。



なお試合前には、東京2020オリンピック競技大会 サッカー男子に出場した町田と湘南の谷に花束が贈られた。

先発はGKが沖、最終ラインは常本、林、犬飼、永戸、ボランチは三竿とレオ、前線はアラーノ、荒木、土居、エヴェラウドが入った。そして、ベンチには、スンテ、安西、町田、永木、和泉、遠藤、松村が座る。安西はこの試合がアントラーズ復帰後、初の公式戦ベンチ入りとなった。

湘南のキックオフで試合が始まった。この日の平塚は強風が吹いており、ロングボールの軌道に風が大きく影響した。
最初に決定機をつくったのはアントラーズだった。7分、左サイドに流れたエヴェラウドがポストプレーでボールを落とすと、土居がダイレクトで最終ラインの背後へスルーパスを送る。抜け出した荒木がゴール前まで持ち運び、アラーノへラストパスを送ったが、わずかに合わず、シュートすることはできなかった。



幸先よくチャンスをつくったアントラーズだが、攻撃は単発に終わり、後が続かない。すると、自陣左サイドでファウルを犯し、湘南にフリーキックを与えてしまう。このフリーキックで入れられたクロスは、土居がクリアしたものの、逆サイドに流れたボールを茨田に拾われ、ドリブル突破を許してしまう。そして、茨田のクロスを大橋に合わせられ、ゴールネットを揺らされてしまった。先制点は湘南に奪われてしまう。
失点後、アントラーズはボールを支配するも、なかなか攻撃の糸口を掴めない。それでも、29分に同点に追いつく。攻めあぐねる展開のなか、犬飼が遠めの位置から思い切り良くロングシュートを放つと、鋭いシュートはゴールバーに直撃。跳ね返ったボールは、相手のGK谷に当たって、ゴールへと吸い込まれた。犬飼のゴールでアントラーズが同点に追いつく。










その後、試合はこう着状態に陥り、同点のまま前半が終了。1-1でハーフタイムに突入した。


後半に入ると天気がさらに崩れ、強風に加えて雨も激しさを増していく。後半は前半と比べると、全体がややオープンな展開となった。






こう着状態が続いた64分、アントラーズが決定機をつくる。常本のアーリークロスが強い向かい風によって押し戻されると、エヴェラウドのもとへ渡り、エヴェラウドは胸トラップからオーバーヘッドシュートでゴールを狙った。しかし、鋭いシュートは枠を捉えるも、相手GKの好セーブに遭い、勝ち越しゴールとはならなかった。
69分、アントラーズは荒木とアラーノをベンチに下げ、和泉と松村を投入する。その後、しばらく一進一退の攻防が続いたが、75分過ぎから湘南の猛攻を受ける展開となった。ただ、沖のビッグセーブと守備陣の身体を張ったブロックで、立て続けに訪れたピンチをなんとか無失点で凌ぐ。

流れを変えるべく、80分に常本とレオをベンチに下げ、安西と遠藤をピッチに送る。この交代により、アントラーズの右サイドが活性化し、安西の果敢な仕掛けと遠藤のボールキープで何度かチャンスをつくった。




すると、後半アディショナルタイムにコーナーキックを獲得する。キッカーの遠藤がクロスボールを入れると、犬飼が頭で合わせる。ヘディングシュートは相手に当たってコースが変わり、ゴールネットに吸い込まれた。試合終了間際のゴールでアントラーズが勝ち越しに成功する。


その後、土居との交代で永木を投入し、チーム一丸で時計の針を進める。そして、このまま2-1で試合終了を迎え、アントラーズが再開初戦を勝利で飾った。


次は中5日で徳島戦に臨む。チーム全員で最善の準備を尽くし、久々のホームゲームで勝利を目指す。
【この試合のトピックス】
・犬飼が2ゴール
・安西がアントラーズ復帰後初出場
スタッツ
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|
---|---|---|
6 | シュート | 8 |
15 | GK | 13 |
3 | CK | 8 |
9 | 直接FK | 11 |
0 | 間接FK | 1 |
0 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 4,473人
- 天候
- 曇、中風
気温 28.3℃ / 湿度 75.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 岡部 拓人
- 副審
-
田尻 智計
田中 利幸 - 第4の審判員
- 竹田 和雄
- VAR/AVAR
-
飯田 淳平
鶴岡 将樹