試合結果
2021明治安田生命J1リーグ 第21節

名古屋グランパス
試合終了
0-2
0前半1
0後半1

鹿島アントラーズ
- 32' 犬飼 智也
- 86' 杉岡 大暉
試合経過
32' | ![]() |
犬飼 智也 | ||
山崎 凌吾 → 柿谷 曜一朗 | ![]() |
42' | ||
53' | ![]() |
遠藤 康 → 荒木 遼太郎 | ||
53' | ![]() |
土居 聖真 → 松村 優太 | ||
齋藤 学 → ガブリエル シャビエル | ![]() |
56' | ||
マテウス → 相馬 勇紀 | ![]() |
56' | ||
成瀬 竣平 → 森下 龍矢 | ![]() |
56' | ||
70' | ![]() |
ファン アラーノ → 上田 綺世 | ||
米本 拓司 → 木本 恭生 | ![]() |
79' | ||
86' | ![]() |
杉岡 大暉 | ||
88' | ![]() |
永木 亮太 → 三竿 健斗 | ||
中谷 進之介 | ![]() |
90'+3 |
犬飼、杉岡が決めた!2-0で完封勝利!
名古屋グランパスのACLの日程変更により前倒しの開催となった明治安田生命J1リーグ第21節。アントラーズは豊田スタジアムに乗り込んだ。前半に犬飼のゴールで先制すると、後半に杉岡が追加点を決め、リードを2点に広げる。そして、このまま最後まで高い集中力で守り切ったアントラーズが2-0で勝利し、リーグ戦3連勝を飾った。
直近のFC東京戦を終えたチームは中2日で臨む名古屋戦に向けて、試合翌日からトレーニングを再開した。次の対戦相手の名古屋はリーグ2位と好調で、ここまで15試合中11試合でクリーンシートを達成するなど、守備に絶対の自信をもつチームだ。
相馬監督は名古屋について「守備が堅く、速い攻撃を仕掛けてくる。そこをストロングポイントにしていると思う」と警戒を強め、「自信を持ってアグレッシブにプレーをしていく。チャレンジャーとして、まずは自分たちの持っているものを出していく」と語っていた。
先発はFC東京戦から6人を入れ替えた。GKは沖、最終ラインは右から常本、犬飼、町田、杉岡、ボランチはピトゥカと永木、サイドハーフは右に遠藤、左にアラーノ、前線は小泉と土居が務めた。なお、ベンチには、スンテ、広瀬、林、荒木、三竿、松村、上田が座っている。
立ち上がりから中盤で激しい攻防が繰り広げられる展開となったが、アントラーズは球際の勝負に勝ち、試合の主導権を握る。攻守の切り替えも非常に早く、ボールの即時奪回に成功した。また、ボールを奪った後の球離れとサポートも良く、安定したボールポゼッションで名古屋を圧倒する。試合前に相馬監督が語っていたとおり、アグレッシブな戦いをみせた。
すると32分、セットプレーから均衡を破る。左からのコーナーキックを獲得すると、キッカーの永木がインスイングでゴール前にボールを送る。これを相手GKランゲラックがキャッチミスでこぼすと、犬飼が反応してゴールへ押し込んだ。犬飼のゴールで先制に成功する。
得点後もアントラーズが名古屋を圧倒した。シュートの数こそ多くなかったが、コンパクトな陣形を保ち、球際で戦い続ける。前半最後まで主導権を譲らず、1点のリードを保ったまま、ハーフタイムを迎えた。
後半もアントラーズは強度を落とさずプレーする。名古屋のボール保持者にプレッシャーをかけ続け、自陣に進入することを簡単に許さなかった。
しかし、徐々に名古屋がボールを保持する時間が少しずつ長くなってくる。すると53分、相馬監督は遠藤と土居をベンチに下げ、荒木と松村を投入した。前線にフレッシュな選手を入れて、攻守の切り替えと守備の強度をさらに上げ、カウンターで追加点を狙いに行った。
さらに名古屋の圧力が強まった70分、アラーノとの交代で上田を投入した。前線に起点をつくり、2点目を狙いに行くとともに、セットプレーにおける守備の高さも強化していく。
すると78分、交代で投入された選手たちが中心となり、チャンスをつくった。ピトゥカからの縦パスを荒木が受けると、左サイドでフリーになった松村に展開する。松村がクロスを入れると、ゴール前で上田が頭で合わせた。しかし、強く叩きつけた上田のシュートはポスト上へと惜しくも外れてしまった。
さらに81分にも立て続けにチャンスをつくる。永木からの縦パスを上田が受けると、相手GKランゲラックとの1対1の場面を作る。しかし、上田のシュートはランゲラックのブロックに遭い、追加点は奪えなかった。
終盤に突入すると、名古屋は木本をターゲットにロングボールを放り込んできた。ただ、これを犬飼がことごとく跳ね返し、セカンドボールを周囲の選手が素早く回収していった。
すると86分に追加点が生まれる。犬飼が木本に競り勝ち、ロングボールを跳ね返すと、松村が素早く反応し、ピトゥカにつなぐ。ピトゥカからのパスを受けた永木は、ドリブルでボールを運び、上田へスルーパスを送る。このパスは右サイドへ流れてしまうが、上田が追いつき、小泉につないで松村へ渡す。松村は中央へ切り込み、横にいた永木へパス。永木はペナルティエリア内のスペースに斜めに走り込んだ荒木にパスすると、荒木がヒールで落とした。これを後ろからスピードをもって走り込んだ杉岡が、ワントラップから左足でシュートし、ゴールネットに突き刺した。良い守備からカウンターを繰り出し、多くの選手が関わってゴールを奪ってみせた。理想的な得点でアントラーズがリードを2点に広げる。
得点直後の88分、永木との交代で三竿を投入した。アントラーズは前線からの守備を緩めず、高い強度でプレーを続ける。そして、このまま名古屋にシュートを1本も許すことなく、2-0で試合を締めくくった。
自信を確信に変えるリーグ戦3連勝だ。しかし、次の試合はまたすぐにやってくる。中2日のホーム横浜FM戦に向けて、チーム一丸となって準備を行い、リーグ戦4連勝を目指す。
【この試合のトピックス】
・被シュート0を記録。被シュート0は2009年J1第31節 山形戦以来、2度目。
・リーグ戦3試合連続無失点
・犬飼が今季初ゴール
・杉岡が加入後リーグ戦初ゴール
・ピトゥカがリーグ戦初先発
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
名古屋グランパスのACLの日程変更により前倒しの開催となった明治安田生命J1リーグ第21節。アントラーズは豊田スタジアムに乗り込んだ。前半に犬飼のゴールで先制すると、後半に杉岡が追加点を決め、リードを2点に広げる。そして、このまま最後まで高い集中力で守り切ったアントラーズが2-0で勝利し、リーグ戦3連勝を飾った。
直近のFC東京戦を終えたチームは中2日で臨む名古屋戦に向けて、試合翌日からトレーニングを再開した。次の対戦相手の名古屋はリーグ2位と好調で、ここまで15試合中11試合でクリーンシートを達成するなど、守備に絶対の自信をもつチームだ。
相馬監督は名古屋について「守備が堅く、速い攻撃を仕掛けてくる。そこをストロングポイントにしていると思う」と警戒を強め、「自信を持ってアグレッシブにプレーをしていく。チャレンジャーとして、まずは自分たちの持っているものを出していく」と語っていた。





先発はFC東京戦から6人を入れ替えた。GKは沖、最終ラインは右から常本、犬飼、町田、杉岡、ボランチはピトゥカと永木、サイドハーフは右に遠藤、左にアラーノ、前線は小泉と土居が務めた。なお、ベンチには、スンテ、広瀬、林、荒木、三竿、松村、上田が座っている。


立ち上がりから中盤で激しい攻防が繰り広げられる展開となったが、アントラーズは球際の勝負に勝ち、試合の主導権を握る。攻守の切り替えも非常に早く、ボールの即時奪回に成功した。また、ボールを奪った後の球離れとサポートも良く、安定したボールポゼッションで名古屋を圧倒する。試合前に相馬監督が語っていたとおり、アグレッシブな戦いをみせた。









すると32分、セットプレーから均衡を破る。左からのコーナーキックを獲得すると、キッカーの永木がインスイングでゴール前にボールを送る。これを相手GKランゲラックがキャッチミスでこぼすと、犬飼が反応してゴールへ押し込んだ。犬飼のゴールで先制に成功する。


得点後もアントラーズが名古屋を圧倒した。シュートの数こそ多くなかったが、コンパクトな陣形を保ち、球際で戦い続ける。前半最後まで主導権を譲らず、1点のリードを保ったまま、ハーフタイムを迎えた。


後半もアントラーズは強度を落とさずプレーする。名古屋のボール保持者にプレッシャーをかけ続け、自陣に進入することを簡単に許さなかった。






しかし、徐々に名古屋がボールを保持する時間が少しずつ長くなってくる。すると53分、相馬監督は遠藤と土居をベンチに下げ、荒木と松村を投入した。前線にフレッシュな選手を入れて、攻守の切り替えと守備の強度をさらに上げ、カウンターで追加点を狙いに行った。

さらに名古屋の圧力が強まった70分、アラーノとの交代で上田を投入した。前線に起点をつくり、2点目を狙いに行くとともに、セットプレーにおける守備の高さも強化していく。



すると78分、交代で投入された選手たちが中心となり、チャンスをつくった。ピトゥカからの縦パスを荒木が受けると、左サイドでフリーになった松村に展開する。松村がクロスを入れると、ゴール前で上田が頭で合わせた。しかし、強く叩きつけた上田のシュートはポスト上へと惜しくも外れてしまった。

さらに81分にも立て続けにチャンスをつくる。永木からの縦パスを上田が受けると、相手GKランゲラックとの1対1の場面を作る。しかし、上田のシュートはランゲラックのブロックに遭い、追加点は奪えなかった。

終盤に突入すると、名古屋は木本をターゲットにロングボールを放り込んできた。ただ、これを犬飼がことごとく跳ね返し、セカンドボールを周囲の選手が素早く回収していった。
すると86分に追加点が生まれる。犬飼が木本に競り勝ち、ロングボールを跳ね返すと、松村が素早く反応し、ピトゥカにつなぐ。ピトゥカからのパスを受けた永木は、ドリブルでボールを運び、上田へスルーパスを送る。このパスは右サイドへ流れてしまうが、上田が追いつき、小泉につないで松村へ渡す。松村は中央へ切り込み、横にいた永木へパス。永木はペナルティエリア内のスペースに斜めに走り込んだ荒木にパスすると、荒木がヒールで落とした。これを後ろからスピードをもって走り込んだ杉岡が、ワントラップから左足でシュートし、ゴールネットに突き刺した。良い守備からカウンターを繰り出し、多くの選手が関わってゴールを奪ってみせた。理想的な得点でアントラーズがリードを2点に広げる。




得点直後の88分、永木との交代で三竿を投入した。アントラーズは前線からの守備を緩めず、高い強度でプレーを続ける。そして、このまま名古屋にシュートを1本も許すことなく、2-0で試合を締めくくった。




自信を確信に変えるリーグ戦3連勝だ。しかし、次の試合はまたすぐにやってくる。中2日のホーム横浜FM戦に向けて、チーム一丸となって準備を行い、リーグ戦4連勝を目指す。
【この試合のトピックス】
・被シュート0を記録。被シュート0は2009年J1第31節 山形戦以来、2度目。
・リーグ戦3試合連続無失点
・犬飼が今季初ゴール
・杉岡が加入後リーグ戦初ゴール
・ピトゥカがリーグ戦初先発
スタッツ
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|
---|---|---|
0 | シュート | 8 |
13 | GK | 4 |
3 | CK | 7 |
16 | 直接FK | 8 |
2 | 間接FK | 3 |
1 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 4,844人
- 天候
- 曇、無風
気温 19.8℃ / 湿度 34.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 福島 孝一郎
- 副審
-
岡野 宇広
鈴木 規志 - 第4の審判員
- 野田 祐樹
- VAR/AVAR
-
松尾 一
西尾 英朗