試合結果
2021明治安田生命J1リーグ 第17節
川崎フロンターレ
- 19' レアンドロ ダミアン
- 90'+4 小林 悠
試合終了
2-1
1前半0
1後半1
鹿島アントラーズ
- 61' 上田 綺世
試合経過
レアンドロ ダミアン | 19' | |||
ジェジエウ | 41' | |||
46' | 小泉 慶 → 白崎 凌兵 | |||
61' | 上田 綺世 | |||
三笘 薫 → 長谷川 竜也 | 64' | |||
77' | 土居 聖真 → 松村 優太 | |||
86' | 上田 綺世 → エヴェラウド | |||
登里 享平 → 車屋 紳太郎 | 87' | |||
レアンドロ ダミアン → 知念 慶 | 87' | |||
87' | ディエゴ ピトゥカ → 永木 亮太 | |||
90'+2 | 永戸 勝也 | |||
旗手 怜央 → 小林 悠 | 90'+3 | |||
小林 悠 | 90'+4 |
上田の同点弾も、1-2で悔しい敗戦
明治安田生命J1リーグ第17節、等々力陸上競技場で川崎フロンターレと対戦した。後半に上田のゴールで同点に追いついたアントラーズだったが、後半アディショナルタイムに勝ち越しを許し、1-2という結果に終わった。
対戦相手の川崎Fはここまで19試合を消化して15勝4分、勝ち点49で首位を独走している。開幕19試合無敗はJ1リーグ最多タイ記録。昨季から継続するJ1リーグ24試合無敗は史上最多記録を更新中だ。
そんな川崎Fとの試合に向けて、土居は「他のチームがまだ勝てていないので、90分間でしっかり勝つということに重きを置きたい」と語り、「簡単な試合にはならないと思うが、みんなで厳しい試合を乗り越えたい。そこで勝てば、さらにチームとして強くなれる」と意気込みを語っていた。
先発はGKが沖、最終ラインは右から常本、犬飼、町田、永戸、ボランチはピトゥカとレオ、サイドハーフは右に荒木、左に土居、前線は小泉と上田が務めた。なお、ベンチには、スンテ、林、杉岡、永木、白崎、松村、エヴェラウドが座った。
キックオフ直後にいきなりピンチが訪れた。2分、ペナルティエリア付近でピトゥカがボールを奪われると、三笘にゴール前で決定的なシュートを打たれてしまう。三笘のシュートはゴールをわずかに外れ、失点にはならなかったが、アントラーズは不安定な試合の入り方をしてしまった。
その後も川崎Fにボールを支配され、立て続けに決定機をつくられた。すると、19分に試合が動く。山根のスルーパスがレアンドロ ダミアンへ通ると、レアンドロ ダミアンは冷静に沖の股を抜き、シュートはゴールネットに吸い込まれた。川崎Fに先制点を許す、苦しい展開となる。
失点後も試合の流れは変わらなかった。中間スペースで素早くパスをつないできた川崎Fに対し、アントラーズは連動してプレッシャーをかけられず、ボールの奪いどころを見つけられない。ボールを奪っても、川崎Fの迅速なトランジションにより、守備の網にかかってしまった。
ただ不利な局面に持ち込まれても、各選手が粘り強く守ったことで、辛うじて追加点を許さなかった。特に三笘と対峙した常本は1対1の局面で負けず、右サイドをうまく封鎖していた。前半はこのまま0-1で終了し、ハーフタイムに突入する。
後半開始からアントラーズは小泉に代えて白崎を投入し、前への意識を強めた。ただ、試合の主導権は依然として川崎Fに掌握される展開となり、苦しい時間帯が続く。
それでも、59分にチャンスをつくった。右サイドで上田がボールを奪うと、ここからカウンターを発動。土居がドリブルで持ち運んで、上田へスルーパスを送る。しかし、寄せてきた相手GKに阻まれ、上田はシュートすることができなかった。ただ、このプレーをきっかけに試合の流れが変化し、アントラーズが勇気をもってプレーできるようになった。
すると、61分に試合が動く。白崎のパスを荒木が中間スペースで受けると、動き出した上田へラストパスを送る。上田は見事なトラップからシュートし、ゴールネットを揺らした。一度はオフサイドと判定されたがVARのチェックで覆り、ゴールが認められた。1-1とアントラーズが同点に追いつく。
同点に追いついた後、アントラーズは前からのプレッシャーを強め、ボールを支配する時間帯をつくれるようになった。主導権を握るまでには至らなかったが、互角な試合展開へ持ち込んだ。
終盤に入り、アントラーズは選手交代を行ってプレーの強度を保つ。77分には土居に代えて松村、86分には上田に代えてエヴェラウド、87分にはピトゥカに代えて永木を投入した。
しかし、後半アディショナルタイムに失点を喫してしまう。右サイドから長谷川に入れられたクロスが、知念と競り合った町田に当たり、ファーサイドの小林へ渡る。そして、小林に胸トラップから左足を振り抜かれ、ゴールネットを揺らされてしまった。
1-2と勝ち越しを許した後、前線にロングボールを放り込み、同点を目指したアントラーズだが、チャンスをつくることはできず、このまま1-2で試合を終えた。
次は中2日でYBCルヴァンカップ プレーオフステージの第1戦に臨む。悔しさを力に代えて、チーム全員で最善の準備を尽くす。
【この試合のトピックス】
・上田が今季リーグ戦6ゴール目
明治安田生命J1リーグ第17節、等々力陸上競技場で川崎フロンターレと対戦した。後半に上田のゴールで同点に追いついたアントラーズだったが、後半アディショナルタイムに勝ち越しを許し、1-2という結果に終わった。
対戦相手の川崎Fはここまで19試合を消化して15勝4分、勝ち点49で首位を独走している。開幕19試合無敗はJ1リーグ最多タイ記録。昨季から継続するJ1リーグ24試合無敗は史上最多記録を更新中だ。
そんな川崎Fとの試合に向けて、土居は「他のチームがまだ勝てていないので、90分間でしっかり勝つということに重きを置きたい」と語り、「簡単な試合にはならないと思うが、みんなで厳しい試合を乗り越えたい。そこで勝てば、さらにチームとして強くなれる」と意気込みを語っていた。
先発はGKが沖、最終ラインは右から常本、犬飼、町田、永戸、ボランチはピトゥカとレオ、サイドハーフは右に荒木、左に土居、前線は小泉と上田が務めた。なお、ベンチには、スンテ、林、杉岡、永木、白崎、松村、エヴェラウドが座った。
キックオフ直後にいきなりピンチが訪れた。2分、ペナルティエリア付近でピトゥカがボールを奪われると、三笘にゴール前で決定的なシュートを打たれてしまう。三笘のシュートはゴールをわずかに外れ、失点にはならなかったが、アントラーズは不安定な試合の入り方をしてしまった。
その後も川崎Fにボールを支配され、立て続けに決定機をつくられた。すると、19分に試合が動く。山根のスルーパスがレアンドロ ダミアンへ通ると、レアンドロ ダミアンは冷静に沖の股を抜き、シュートはゴールネットに吸い込まれた。川崎Fに先制点を許す、苦しい展開となる。
失点後も試合の流れは変わらなかった。中間スペースで素早くパスをつないできた川崎Fに対し、アントラーズは連動してプレッシャーをかけられず、ボールの奪いどころを見つけられない。ボールを奪っても、川崎Fの迅速なトランジションにより、守備の網にかかってしまった。
ただ不利な局面に持ち込まれても、各選手が粘り強く守ったことで、辛うじて追加点を許さなかった。特に三笘と対峙した常本は1対1の局面で負けず、右サイドをうまく封鎖していた。前半はこのまま0-1で終了し、ハーフタイムに突入する。
後半開始からアントラーズは小泉に代えて白崎を投入し、前への意識を強めた。ただ、試合の主導権は依然として川崎Fに掌握される展開となり、苦しい時間帯が続く。
それでも、59分にチャンスをつくった。右サイドで上田がボールを奪うと、ここからカウンターを発動。土居がドリブルで持ち運んで、上田へスルーパスを送る。しかし、寄せてきた相手GKに阻まれ、上田はシュートすることができなかった。ただ、このプレーをきっかけに試合の流れが変化し、アントラーズが勇気をもってプレーできるようになった。
すると、61分に試合が動く。白崎のパスを荒木が中間スペースで受けると、動き出した上田へラストパスを送る。上田は見事なトラップからシュートし、ゴールネットを揺らした。一度はオフサイドと判定されたがVARのチェックで覆り、ゴールが認められた。1-1とアントラーズが同点に追いつく。
同点に追いついた後、アントラーズは前からのプレッシャーを強め、ボールを支配する時間帯をつくれるようになった。主導権を握るまでには至らなかったが、互角な試合展開へ持ち込んだ。
終盤に入り、アントラーズは選手交代を行ってプレーの強度を保つ。77分には土居に代えて松村、86分には上田に代えてエヴェラウド、87分にはピトゥカに代えて永木を投入した。
しかし、後半アディショナルタイムに失点を喫してしまう。右サイドから長谷川に入れられたクロスが、知念と競り合った町田に当たり、ファーサイドの小林へ渡る。そして、小林に胸トラップから左足を振り抜かれ、ゴールネットを揺らされてしまった。
1-2と勝ち越しを許した後、前線にロングボールを放り込み、同点を目指したアントラーズだが、チャンスをつくることはできず、このまま1-2で試合を終えた。
次は中2日でYBCルヴァンカップ プレーオフステージの第1戦に臨む。悔しさを力に代えて、チーム全員で最善の準備を尽くす。
【この試合のトピックス】
・上田が今季リーグ戦6ゴール目
スタッツ
11 | シュート | 6 |
---|---|---|
7 | GK | 10 |
4 | CK | 6 |
8 | 直接FK | 10 |
2 | 間接FK | 4 |
2 | オフサイド | 4 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 4,958人
- 天候
- 曇一時雨、弱風
気温 20.7℃ / 湿度 70.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 西村 雄一
- 副審
-
中野 卓
日比野 真 - 第4の審判員
- 三上 正一郎
- VAR/AVAR
-
山本 雄大
五十嵐 泰之