試合結果
2021明治安田生命J1リーグ 第16節

鹿島アントラーズ
- 72' 荒木 遼太郎
試合終了
1-0
0前半0
1後半0

セレッソ大阪
試合経過
犬飼 智也 | ![]() |
31' | ||
46' | ![]() |
加藤 陸次樹 → アダム タガート | ||
50' | ![]() |
丸橋 祐介 | ||
白崎 凌兵 → 松村 優太 | ![]() |
60' | ||
64' | ![]() |
丸橋 祐介 → 新井 直人 | ||
荒木 遼太郎 | ![]() |
72' | ||
レオ シルバ → 三竿 健斗 | ![]() |
73' | ||
荒木 遼太郎 → 上田 綺世 | ![]() |
73' | ||
75' | ![]() |
藤田 直之 → 大久保 嘉人 | ||
84' | ![]() |
原川 力 → 西尾 隆矢 | ||
土居 聖真 → アルトゥール カイキ | ![]() |
90'+1 |
荒木の決勝ゴール!1-0と勝利!
明治安田生命J1リーグ第16節、カシマスタジアムでセレッソ大阪と対戦した。両チームともに一歩も譲らない難しい試合展開となったが、後半に荒木が先制ゴールを奪うと、この1点を守り抜き、1-0で勝利を収めた。
前節の鳥栖戦はアウェイで悔しい逆転負けを喫し、無敗記録は10試合でストップした。ただ、試合後に相馬監督が「負けてしまったが、次の試合で勝ち点3を取るチャンスがある。しっかりと次の試合に切り替えることが大事だと思う」と語ったとおり、選手たちはすぐに気持ちを切り替えて、鳥栖戦の翌日からC大阪戦に向けて、精力的にトレーニングを行った。
対戦相手のC大阪は直近8試合で1勝3分4敗と調子を落としており、特に5月に入ってからは4試合未勝利と厳しい戦いが続いている。それでも、相馬監督は「(C大阪は)大崩れしないチームだと思う。個で力のある選手もいるので、相手が得意とする形にもっていかれないようにしたい」と警戒を強め、「連戦の中での試合ではあるが、リスタートの試合になる。しっかりと準備した姿をみせられるようにしたい」と語っていた。
先発はGKが沖、最終ラインは右から常本、犬飼、町田、永戸、ボランチはピトゥカとレオ、サイドハーフは右に荒木、左に白崎、前線は小泉と土居が務めた。なお、ベンチには、スンテ、林、永木、カイキ、三竿、松村、上田が座った。
立ち上がりから両チームともに強度の高い守備を見せたため、互いに最終ラインの背後をシンプルに狙う形が多くなった。ただ、時間の経過とともに、アントラーズがボール支配率を高めていく。
しかし、いい距離間でテンポよくショートパスをつなぎ、相手陣内に進入することに成功したが、中央を固めるC大阪の守備を前に、深い位置までなかなかボールを入れられない。守備面では素早い攻守の切り替えでカウンターを許さなかったが、攻撃は効果的に仕掛けられなかった。
それでも、42分に前半最大のチャンスが訪れた。荒木が中間スペースでレオからのパスを引き出し、前を向いてドリブルすると、ペナルティエリア手前で後ろから相手選手に倒される。これがファウルの判定となり、絶好の位置でFKを獲得。キッカーの永戸が放ったシュートは枠を捉えたが、相手GKキム ジンヒョンの好セーブに阻まれ、得点にはならなかった。
前半はこのまま互いに一歩も譲らず、スコアレスでハーフタイムに突入した。
後半に入っても、激しい球際の攻防が繰り広げられ、強度の高い試合展開となった。互いにボール保持者へプレッシャーをかけ、ほとんど隙をみせない。試合はこう着状態に陥った。
それでも54分にアントラーズが決定機をつくる。ピトゥカが左サイドに展開すると、永戸がゴール前に低く鋭いクロスを供給する。しかし、ゴール前に入った土居は触れず、ファーの白崎が詰めるも、相手GKに阻まれてしまった。
その後、アントラーズは60分に白崎との交代で松村を投入した。ここから両チームともに攻撃的な姿勢を強め、前半よりも縦方向への動きが活発な展開となった。
すると72分に試合が動いた。C大阪の自陣でのビルドアップに対して、アントラーズは前線からうまく連動して制限をかける。すると、新井のバックパスがミスになり、土居へ渡ると、土居は相手を引き寄せてから、左サイドでフリーになった荒木へラストパスを送った。荒木は素早く左足から右足に持ち替えると、狙いすましたシュートを放つ。見事にコントロールされたボールは、サイドネットに吸い込まれた。こう着状態が続いた苦しい時間帯にアントラーズが先制に成功する。
得点の直後、73分にレオと荒木をベンチに下げて、三竿と上田をピッチへ送った。
1点のリードを守るべく、選手たちは声をかけ合いながら、集中して戦い続けた。
しかし、82分にピンチが訪れる。町田がアダム タガートにボールを奪われ、追走する形になってしまった。タガートにペナルティエリア内まで進入されたが、町田が追いつくと、並走して身体を寄せ、最後は倒れ込みながら、頭でボールをゴールラインへかき出す。町田は気持ちのこもったプレーで同点弾を許さなかった。
その後、アントラーズは追加点を狙いながらも、リスクマネジメントを徹底し、うまく時計の針を進めていく。後半アディショナルタイムには土居との交代でカイキを投入。カイキはこれがリーグ戦デビューとなった。そして、このまま1点のリードを守り抜いたアントラーズが1-0で勝利を収めた。
次は中3日で明治安田J1第17節、川崎F戦に臨む。明日からまたチーム一丸で準備を行い、アウェイでも必ず勝利を掴み取る。
【この試合のトピックス】
・カイキがリーグ戦初出場
・荒木が今季リーグ戦6ゴール目
・荒木がLIXIL賞を受賞
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田生命J1リーグ第16節、カシマスタジアムでセレッソ大阪と対戦した。両チームともに一歩も譲らない難しい試合展開となったが、後半に荒木が先制ゴールを奪うと、この1点を守り抜き、1-0で勝利を収めた。

前節の鳥栖戦はアウェイで悔しい逆転負けを喫し、無敗記録は10試合でストップした。ただ、試合後に相馬監督が「負けてしまったが、次の試合で勝ち点3を取るチャンスがある。しっかりと次の試合に切り替えることが大事だと思う」と語ったとおり、選手たちはすぐに気持ちを切り替えて、鳥栖戦の翌日からC大阪戦に向けて、精力的にトレーニングを行った。


対戦相手のC大阪は直近8試合で1勝3分4敗と調子を落としており、特に5月に入ってからは4試合未勝利と厳しい戦いが続いている。それでも、相馬監督は「(C大阪は)大崩れしないチームだと思う。個で力のある選手もいるので、相手が得意とする形にもっていかれないようにしたい」と警戒を強め、「連戦の中での試合ではあるが、リスタートの試合になる。しっかりと準備した姿をみせられるようにしたい」と語っていた。



先発はGKが沖、最終ラインは右から常本、犬飼、町田、永戸、ボランチはピトゥカとレオ、サイドハーフは右に荒木、左に白崎、前線は小泉と土居が務めた。なお、ベンチには、スンテ、林、永木、カイキ、三竿、松村、上田が座った。


立ち上がりから両チームともに強度の高い守備を見せたため、互いに最終ラインの背後をシンプルに狙う形が多くなった。ただ、時間の経過とともに、アントラーズがボール支配率を高めていく。




しかし、いい距離間でテンポよくショートパスをつなぎ、相手陣内に進入することに成功したが、中央を固めるC大阪の守備を前に、深い位置までなかなかボールを入れられない。守備面では素早い攻守の切り替えでカウンターを許さなかったが、攻撃は効果的に仕掛けられなかった。



それでも、42分に前半最大のチャンスが訪れた。荒木が中間スペースでレオからのパスを引き出し、前を向いてドリブルすると、ペナルティエリア手前で後ろから相手選手に倒される。これがファウルの判定となり、絶好の位置でFKを獲得。キッカーの永戸が放ったシュートは枠を捉えたが、相手GKキム ジンヒョンの好セーブに阻まれ、得点にはならなかった。


前半はこのまま互いに一歩も譲らず、スコアレスでハーフタイムに突入した。

後半に入っても、激しい球際の攻防が繰り広げられ、強度の高い試合展開となった。互いにボール保持者へプレッシャーをかけ、ほとんど隙をみせない。試合はこう着状態に陥った。




それでも54分にアントラーズが決定機をつくる。ピトゥカが左サイドに展開すると、永戸がゴール前に低く鋭いクロスを供給する。しかし、ゴール前に入った土居は触れず、ファーの白崎が詰めるも、相手GKに阻まれてしまった。
その後、アントラーズは60分に白崎との交代で松村を投入した。ここから両チームともに攻撃的な姿勢を強め、前半よりも縦方向への動きが活発な展開となった。

すると72分に試合が動いた。C大阪の自陣でのビルドアップに対して、アントラーズは前線からうまく連動して制限をかける。すると、新井のバックパスがミスになり、土居へ渡ると、土居は相手を引き寄せてから、左サイドでフリーになった荒木へラストパスを送った。荒木は素早く左足から右足に持ち替えると、狙いすましたシュートを放つ。見事にコントロールされたボールは、サイドネットに吸い込まれた。こう着状態が続いた苦しい時間帯にアントラーズが先制に成功する。







得点の直後、73分にレオと荒木をベンチに下げて、三竿と上田をピッチへ送った。
1点のリードを守るべく、選手たちは声をかけ合いながら、集中して戦い続けた。


しかし、82分にピンチが訪れる。町田がアダム タガートにボールを奪われ、追走する形になってしまった。タガートにペナルティエリア内まで進入されたが、町田が追いつくと、並走して身体を寄せ、最後は倒れ込みながら、頭でボールをゴールラインへかき出す。町田は気持ちのこもったプレーで同点弾を許さなかった。
その後、アントラーズは追加点を狙いながらも、リスクマネジメントを徹底し、うまく時計の針を進めていく。後半アディショナルタイムには土居との交代でカイキを投入。カイキはこれがリーグ戦デビューとなった。そして、このまま1点のリードを守り抜いたアントラーズが1-0で勝利を収めた。






次は中3日で明治安田J1第17節、川崎F戦に臨む。明日からまたチーム一丸で準備を行い、アウェイでも必ず勝利を掴み取る。


【この試合のトピックス】
・カイキがリーグ戦初出場
・荒木が今季リーグ戦6ゴール目
・荒木がLIXIL賞を受賞
スタッツ
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
13 | シュート | 10 |
7 | GK | 11 |
5 | CK | 4 |
7 | 直接FK | 13 |
1 | 間接FK | 2 |
1 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 5,977人
- 天候
- 曇、無風
気温 19.9℃ / 湿度 48.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 池内 明彦
- 副審
-
五十嵐 泰之
桜井 大介 - 第4の審判員
- 阿部 将茂
- VAR/AVAR
-
佐藤 隆治
柿沼 亨