試合結果
2021明治安田生命J1リーグ 第14節

鹿島アントラーズ
- 40' 土居 聖真
- 46' 土居 聖真
- 53' 土居 聖真
- 55' 荒木 遼太郎
- 77' 上田 綺世
試合終了
5-3
1前半1
4後半2

横浜F・マリノス
- 25' オナイウ 阿道
- 74' オナイウ 阿道
- 90' 天野 純
試合経過
25' | ![]() |
オナイウ 阿道 | ||
29' | ![]() |
扇原 貴宏 | ||
土居 聖真 | ![]() |
40' | ||
41' | ![]() |
エウベル | ||
常本 佳吾 | ![]() |
43' | ||
土居 聖真 | ![]() |
46' | ||
土居 聖真 | ![]() |
53' | ||
荒木 遼太郎 | ![]() |
55' | ||
58' | ![]() |
喜田 拓也 → 渡辺 皓太 | ||
58' | ![]() |
マルコス ジュニオール → レオ セアラ | ||
58' | ![]() |
松原 健 → 天野 純 | ||
58' | ![]() |
扇原 貴宏 → 小池 龍太 | ||
松村 優太 → ファン アラーノ | ![]() |
66' | ||
土居 聖真 → 上田 綺世 | ![]() |
66' | ||
74' | ![]() |
オナイウ 阿道 | ||
上田 綺世 | ![]() |
77' | ||
白崎 凌兵 → ディエゴ ピトゥカ | ![]() |
78' | ||
81' | ![]() |
エウベル → 水沼 宏太 | ||
常本 佳吾 | ![]() |
86' | ||
常本 佳吾 | ![]() |
86' | ||
86' | ![]() |
畠中 槙之輔 → 岩田 智輝 | ||
荒木 遼太郎 → 小泉 慶 | ![]() |
90' | ||
90' | ![]() |
天野 純 |
土居のハットトリック、荒木、上田のゴールで5-3と勝利!
明治安田生命J1リーグ第14節、カシマスタジアムで横浜F・マリノスと対戦した。試合は激しい点の取り合いとなったが、土居のハットトリック、荒木、上田のゴールで5-3と勝利した。
直近の名古屋戦を終えたチームは、中2日の横浜FM戦に向けて、翌日からトレーニングを再開した。
対戦相手の横浜FMは試合前の時点でリーグ3位につけており、リーグ戦11試合負けなしと好調を維持している。相馬監督も横浜FMについて「攻撃のスタイルがあるチーム。非常に整備されているし、スピードのある選手を起用してくる」と警戒を強めていたが、「好調なチーム相手に自分たちの持っているものをぶつける。中2日でもピッチに立てば関係ないと選手たちに話したし、チーム全体で共有している」と選手たちを信頼していた。
先発は名古屋戦から6人を入れ替えた。GKは沖、最終ラインは右から常本、犬飼、町田、永戸、ボランチは三竿とレオ、サイドハーフは右に松村、左に白崎、前線は荒木と土居が務めた。なお、ベンチには、スンテ、杉岡、林、アラーノ、ピトゥカ、小泉、上田が座っている。
立ち上がりから攻守が目まぐるしく入れ替わるハイテンポな試合展開となったが、アントラーズは球際の攻防で優勢に立ち、徐々に試合の流れを引き寄せていく。
しかし、最初の決定機は横浜FMに訪れた。松原からの1本のロングパスで最終ラインの背後を突かれると、オナイウにペナルティエリア内からシュートされる。ただ、これは犬飼が身体を張ってブロックし、得点を許さなかった。
すると、ピンチの後にチャンスをつくる。三竿からのスルーパスを受けた土居がドリブルでペナルティエリア手前まで進むと、ファウルを受けた。この絶好の位置で獲得したフリーキックを荒木が狙うも、シュートは惜しくも枠を捉えられなかった。
一進一退の攻防が続いた25分、試合が動く。中央のマルコス ジュニオールからエウベルに展開されると、エウベルにマルコス ジュニオールとのワンツーでペナルティエリア内深い位置まで進入される。そして、エウベルにマイナスのクロスを入れられると、ゴール前でオナイウに合わされて、先制点を許してしまった。
リードを奪われた後、試合はこう着状態に陥った。それでも互いに主導権を譲らないまま迎えた40分、アントラーズは得意のコーナーキックから同点に追いつく。キッカーの荒木がゴール前にボールを送ると、相手GKがキャッチミスし、これに反応した白崎がファーサイドからゴール前へ折り返す。これに三竿が詰めると、一度は相手に阻まれたが、こぼれ球を土居が押し込み、ゴールとなった。アントラーズが前半のうちに同点に追いつく。
その後も、両チームともに攻守両面でアグレッシブな戦いをみせ、スリリングな試合展開となった。42分にはアントラーズが決定機をつくり、白崎のクロスにレオが合わせ、シュートはバーに当たったが、これはゴールにならず。このまま1-1の同点でハーフタイムを迎えた。
後半もアントラーズは相手を上回るテンションで試合に入った。すると、キックオフ直後の46分に得点が生まれる。高い位置で白崎がボールを奪うと、相手の高い最終ラインの裏へスルーパスを送る。このパスで抜け出した土居が身体を開いてニアサイドにシュートすると、ゴール左隅に突き刺さった。アントラーズが2-1と勝ち越しに成功する。
そして、リードを奪ったアントラーズはさらに勢いづく。53分、土居がスルーパスを送り、松村が抜け出すと、ドリブルでペナルティエリア内まで進入してファウルを受ける。このプレーで獲得したPKを土居が落ち着いてゴール右隅に決めて、リードを2点差に広げた。土居はこの試合3ゴール目でプロ入り初のハットトリックを達成した。
さらに、わずか2分後の55分に追加点を奪う。松村が右サイドの敵陣深くまでドリブルで持ち込んでクロスを送ると、これが相手に当たってからレオに当たり、荒木のもとへこぼれる。荒木がシュートを打つと、相手に当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らした。
4-1とリードを3点差に広げたアントラーズは、66分に松村と土居をベンチに下げて、アラーノと上田を投入する。
しかし、74分に失点を喫してしまう。コーナーキックの流れから渡辺にクロスを入れられると、オナイウにボレーシュートを決められてしまった。点差は再び2点に戻った。
それでも失点後すぐに得点を奪い返す。77分、アラーノが自陣からロングボールを送ると、ペナルティエリアの外まで出てきた相手GK高丘がコントロールをミス。これを上田が見逃さず、ボールを奪って冷静にゴールへ流し込んだ。上田の今季リーグ戦5得点目でスコアを5-2とする。
得点直後の78分、白崎との交代でピトゥカを投入した。その後は、連戦による疲労の影響か、チーム全体の動きが鈍くなり、守備の強度が保てなくなってしまう。すると、86分に常本が2枚目のイエローカードを受け、退場処分を受けてしまった。
90分には荒木との交代で小泉を入れたが、直後のコーナーキックからこぼれ球を天野に押し込まれ、再びリードは2点差に戻った。
それでも最後までリードを守り抜き、5-3という撃ち合いの試合を制した。これでアントラーズはリーグ戦4連勝を飾った。
次は中3日でYBCルヴァンカップのグループステージ最終節、アウェイ札幌戦に臨む。厳しい日程は続くが、チーム一丸で最善の準備を尽くし、次も勝利を目指す。
【この試合のトピックス】
・土居がプロ入り初のハットトリック
・土居がイエローハット賞を初受賞
・土居がLIXIL賞を受賞
・荒木が今季リーグ戦5ゴール目
・上田が今季リーグ戦5ゴール目
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田生命J1リーグ第14節、カシマスタジアムで横浜F・マリノスと対戦した。試合は激しい点の取り合いとなったが、土居のハットトリック、荒木、上田のゴールで5-3と勝利した。

直近の名古屋戦を終えたチームは、中2日の横浜FM戦に向けて、翌日からトレーニングを再開した。
対戦相手の横浜FMは試合前の時点でリーグ3位につけており、リーグ戦11試合負けなしと好調を維持している。相馬監督も横浜FMについて「攻撃のスタイルがあるチーム。非常に整備されているし、スピードのある選手を起用してくる」と警戒を強めていたが、「好調なチーム相手に自分たちの持っているものをぶつける。中2日でもピッチに立てば関係ないと選手たちに話したし、チーム全体で共有している」と選手たちを信頼していた。



先発は名古屋戦から6人を入れ替えた。GKは沖、最終ラインは右から常本、犬飼、町田、永戸、ボランチは三竿とレオ、サイドハーフは右に松村、左に白崎、前線は荒木と土居が務めた。なお、ベンチには、スンテ、杉岡、林、アラーノ、ピトゥカ、小泉、上田が座っている。


立ち上がりから攻守が目まぐるしく入れ替わるハイテンポな試合展開となったが、アントラーズは球際の攻防で優勢に立ち、徐々に試合の流れを引き寄せていく。




しかし、最初の決定機は横浜FMに訪れた。松原からの1本のロングパスで最終ラインの背後を突かれると、オナイウにペナルティエリア内からシュートされる。ただ、これは犬飼が身体を張ってブロックし、得点を許さなかった。



すると、ピンチの後にチャンスをつくる。三竿からのスルーパスを受けた土居がドリブルでペナルティエリア手前まで進むと、ファウルを受けた。この絶好の位置で獲得したフリーキックを荒木が狙うも、シュートは惜しくも枠を捉えられなかった。
一進一退の攻防が続いた25分、試合が動く。中央のマルコス ジュニオールからエウベルに展開されると、エウベルにマルコス ジュニオールとのワンツーでペナルティエリア内深い位置まで進入される。そして、エウベルにマイナスのクロスを入れられると、ゴール前でオナイウに合わされて、先制点を許してしまった。
リードを奪われた後、試合はこう着状態に陥った。それでも互いに主導権を譲らないまま迎えた40分、アントラーズは得意のコーナーキックから同点に追いつく。キッカーの荒木がゴール前にボールを送ると、相手GKがキャッチミスし、これに反応した白崎がファーサイドからゴール前へ折り返す。これに三竿が詰めると、一度は相手に阻まれたが、こぼれ球を土居が押し込み、ゴールとなった。アントラーズが前半のうちに同点に追いつく。


その後も、両チームともに攻守両面でアグレッシブな戦いをみせ、スリリングな試合展開となった。42分にはアントラーズが決定機をつくり、白崎のクロスにレオが合わせ、シュートはバーに当たったが、これはゴールにならず。このまま1-1の同点でハーフタイムを迎えた。





後半もアントラーズは相手を上回るテンションで試合に入った。すると、キックオフ直後の46分に得点が生まれる。高い位置で白崎がボールを奪うと、相手の高い最終ラインの裏へスルーパスを送る。このパスで抜け出した土居が身体を開いてニアサイドにシュートすると、ゴール左隅に突き刺さった。アントラーズが2-1と勝ち越しに成功する。




そして、リードを奪ったアントラーズはさらに勢いづく。53分、土居がスルーパスを送り、松村が抜け出すと、ドリブルでペナルティエリア内まで進入してファウルを受ける。このプレーで獲得したPKを土居が落ち着いてゴール右隅に決めて、リードを2点差に広げた。土居はこの試合3ゴール目でプロ入り初のハットトリックを達成した。



さらに、わずか2分後の55分に追加点を奪う。松村が右サイドの敵陣深くまでドリブルで持ち込んでクロスを送ると、これが相手に当たってからレオに当たり、荒木のもとへこぼれる。荒木がシュートを打つと、相手に当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らした。



4-1とリードを3点差に広げたアントラーズは、66分に松村と土居をベンチに下げて、アラーノと上田を投入する。

しかし、74分に失点を喫してしまう。コーナーキックの流れから渡辺にクロスを入れられると、オナイウにボレーシュートを決められてしまった。点差は再び2点に戻った。
それでも失点後すぐに得点を奪い返す。77分、アラーノが自陣からロングボールを送ると、ペナルティエリアの外まで出てきた相手GK高丘がコントロールをミス。これを上田が見逃さず、ボールを奪って冷静にゴールへ流し込んだ。上田の今季リーグ戦5得点目でスコアを5-2とする。



得点直後の78分、白崎との交代でピトゥカを投入した。その後は、連戦による疲労の影響か、チーム全体の動きが鈍くなり、守備の強度が保てなくなってしまう。すると、86分に常本が2枚目のイエローカードを受け、退場処分を受けてしまった。
90分には荒木との交代で小泉を入れたが、直後のコーナーキックからこぼれ球を天野に押し込まれ、再びリードは2点差に戻った。


それでも最後までリードを守り抜き、5-3という撃ち合いの試合を制した。これでアントラーズはリーグ戦4連勝を飾った。




次は中3日でYBCルヴァンカップのグループステージ最終節、アウェイ札幌戦に臨む。厳しい日程は続くが、チーム一丸で最善の準備を尽くし、次も勝利を目指す。
【この試合のトピックス】
・土居がプロ入り初のハットトリック
・土居がイエローハット賞を初受賞
・土居がLIXIL賞を受賞
・荒木が今季リーグ戦5ゴール目
・上田が今季リーグ戦5ゴール目
スタッツ
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
10 | シュート | 15 |
9 | GK | 7 |
5 | CK | 4 |
15 | 直接FK | 17 |
5 | 間接FK | 5 |
5 | オフサイド | 5 |
1 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 11,630人
- 天候
- 晴、弱風
気温 22.3℃ / 湿度 51.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 山本 雄大
- 副審
-
西尾 英朗
浜本 祐介 - 第4の審判員
- 川俣 秀
- VAR/AVAR
-
中村 太
唐紙 学志
備考
86' 横浜FM 4 畠中 槙之輔 → 24 岩田 智輝は脳振盪の疑いによる交代