2021明治安田生命J1リーグ 第13節

2021年05月09日(日)  17:01 Kick Off

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鹿島アントラーズ

  • 22' 町田 浩樹
  • 45' 松村 優太
  • 87' 上田 綺世

試合終了

3-0

2前半0
1後半0

FC東京

試合経過

町田 浩樹 ゴール 22'
松村 優太 ゴール 45'
46' 交代 ジョアン オマリ → ブルーノ ウヴィニ
46' 交代 三田 啓貴 → 安部 柊斗
46' 交代 東 慶悟 → 中村 拓海
松村 優太 → ファン アラーノ 交代 66'
68' 交代 永井 謙佑 → 田川 亨介
75' 交代 アルトゥール シルバ → アダイウトン
白崎 凌兵 → 遠藤 康 交代 78'
荒木 遼太郎 → ディエゴ ピトゥカ 交代 78'
土居 聖真 → 上田 綺世 交代 86'
レオ シルバ → 小泉 慶 交代 86'
上田 綺世 ゴール 87'
マチ、マツ、綺世のゴールで3-0と勝利!

▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼





明治安田生命J1リーグ第13節、カシマスタジアムでFC東京と対戦した。立ち上がりから高い強度で試合に入ったアントラーズは、町田のゴールで先制に成功し、前半終了間際には松村のJ1初ゴールでリードを2点に広げる。後半に入っても試合の流れは変わらず、終盤には怪我からの復帰戦となった上田が交代直後にダメ押しの3点目を決めて、3-0と快勝した。

直近のルヴァンカップ福岡戦は1-1で引き分け、グループステージ突破を決めた。どんな試合でも勝利が求められるが、いまの状況を考えれば、最低限の結果は残せたと言える。相馬監督も試合後の会見で「今日は勝ちにいって、勝てなかった。ただ、勝ちにいくと言いつつも、グループステージ突破という別の目標もあって、そこは達成できた」と話していた。

福岡戦を終えたチームは休むことなく翌日からトレーニングを再開した。対戦相手のFC東京は4連敗中と調子を落としているが、相馬監督は「4連敗中だから有利というのは全くない。相手もいい準備をしているのは感じる」と警戒を強めた。そして、「我々がしっかりと先ではなくこの試合に臨むこと」と語り、「100%以上の力で入ることが大事になると思っている」と試合のポイントを語っていた。

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先発はGKが沖、最終ラインは右から常本、犬飼、町田、永戸、ボランチは三竿とレオ、サイドハーフは右に松村、左に白崎、前線は荒木と土居が務めた。ベンチには、スンテ、林、アラーノ、ピトゥカ、遠藤、小泉、上田が座った。

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立ち上がりからFC東京にシンプルなロングボールを放り込まれたアントラーズだったが、犬飼と町田のコンビがことごとく跳ね返す。中盤のセカンドボールへの反応も良く、危なげない対応をみせた。

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良い守備は良い攻撃へとつながる。時間の経過とともに、アントラーズは中間ポジションでパスを動かし、ボール支配率を高めていった。相手陣内深くまで押し込んだことで、立て続けにセットプレーを獲得した。

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すると、そのセットプレーから得点が生まれる。22分、荒木が蹴ったコーナーキックを町田が高い打点でヘディングすると、シュートはゴールネットに突き刺さった。アントラーズが幸先よく先制に成功した。

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リードを奪った後も、試合の主導権はアントラーズが握る。荒木を中心に相手の守備ブロックの中間スペースでショートパスをつなぎ、左右を振り分けながら、ピッチ幅を使った厚みのある攻撃を仕掛けた。なお、攻撃から守備の切り替えも早く、球際の攻防でもFC東京を圧倒した。

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すると、流れの良い時間帯に追加点が生まれる。45分、左サイドで土居、白崎と細かくつなぐと、永戸がフリーでボールを受け、ペナルティエリア手前の松村に展開する。松村はワントラップ目を浮かしてしまうが、2タッチ目でボールを落ち着けると、素早く右足を振り抜いた。鋭いシュートはゴール左のポストに当たり、ゴールネットに吸い込まれた。松村のJ1初ゴールでアントラーズがリードを2点に広げ、このまま2-0でハーフタイムに突入した。

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後半開始からFC東京は3人の選手交代を行い、フォーメーションを「3-5-2」に変更する。これに対し、アントラーズは前半と変わらない素早い攻守の切り替えと安定したボールポゼッションで試合の主導権を譲らなかった。

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66分、先制点を決めた松村に代えてアラーノをピッチへ送る。そして78分には荒木、白崎との交代で遠藤、ピトゥカを投入した。選手交代後もアントラーズはプレー強度を落とさず、試合の流れを渡さなかった。

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さらに、86分には土居とレオを下げて、上田と小泉を投入する。すると87分、投入されたばかりの上田が結果を残す。右サイドから遠藤が入れたクロスに上田がボレーで合わせると、シュートは相手選手に当たってゴールネットに吸い込まれる。怪我からの復帰戦となった上田が試合を決める3点目を奪った。

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リードを3点差に広げた後も攻撃の手を緩めない。後半アディショナルタイムには、オフサイドで得点は認められなかったものの、永戸のパスにアラーノが合わせてゴールネットを揺らす場面もつくった。その後、最後までFC東京にチャンスらしいチャンスをつくらせず、このまま危なげなく3-0で試合を締めくくった。

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次は中2日でアウェイ名古屋戦に臨む。残された時間は限られているが、最善の準備を尽くし、リーグ戦3連勝を目指す。

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【この試合のトピックス】
・町田が今季リーグ戦4ゴール目
・松村がリーグ戦初ゴール
・上田が今季リーグ戦4ゴール目
・松村がLIXIL賞を受賞

スタッツ

鹿島アントラーズ FC東京
19 シュート 2
3 GK 13
12 CK 1
10 直接FK 14
1 間接FK 2
1 オフサイド 2
0 PK 0

試合データ

入場者数
7,346人
天候
晴、弱風
気温 20.6℃ / 湿度 52.0%
ピッチ
全面良芝
主審
村上 伸次
副審
武部 陽介
竹田 明弘
第4の審判員
榎本 一慶
VAR/AVAR
井上 知大
八木 あかね