試合結果
2021明治安田生命J1リーグ 第12節
横浜FC
試合終了
雷雨の影響により<br>キックオフ時間が変更になりました
0-3
0前半2
0後半1
鹿島アントラーズ
- 12' 白崎 凌兵
- 45'+2 土居 聖真
- 80' 町田 浩樹
試合経過
12' | 白崎 凌兵 | |||
45'+2 | 土居 聖真 | |||
小川 慶治朗 → 松尾 祐介 | 46' | |||
手塚 康平 → 安永 玲央 | 46' | |||
62' | 白崎 凌兵 → 松村 優太 | |||
伊藤 翔 → ジャーメイン 良 | 66' | |||
前嶋 洋太 | 71' | |||
80' | 町田 浩樹 | |||
クレーベ → 渡邉 千真 | 81' | |||
88' | 染野 唯月 → 遠藤 康 | |||
88' | 荒木 遼太郎 → 小泉 慶 | |||
88' | 土居 聖真 → ディエゴ ピトゥカ | |||
90'+1 | 永戸 勝也 → 杉岡 大暉 |
シラ、聖真、マチのゴールで3-0と勝利!
明治安田生命J1リーグ第12節、ニッパツ三ツ沢球技場で横浜FCと対戦した。立ち上がりに白崎のゴールで先制すると、前半終了間際に土居が追加点を決め、2点差でハーフタイムに突入する。後半はこう着状態が続いたが、町田がセットプレーから試合を決める3点目を奪い、アントラーズが3-0で横浜FCに勝利した。
直近のルヴァンカップ鳥栖戦は2-2で引き分けに終わった。一度は逆転しただけに勝ち切りたい試合展開ではあったが、リーグ戦での出場機会が少ない選手たちが活躍し、今後につながるポジティブな要素も多くみられた試合だった。
鳥栖戦を終えたチームは、すぐに翌日からトレーニングを再開した。中2日で臨む横浜FC戦に向けて、常本は「相手どうこうと言うよりも、まずは自分たちのやるべきプレーをする」と語り、「アウェイでも必ず勝ち点3を持ち帰りたい」と勝利を誓っていた。
横浜FC戦の先発は、ルヴァンカップ鳥栖戦の前に行われたリーグ第11節神戸戦のメンバーから負傷の上田を染野に入れ替えた顔ぶれになった。ゴールマウスは沖が守り、最終ラインは右から常本、犬飼、町田、永戸が入る。ボランチは三竿とレオがコンビを組み、サイドハーフは右に土居、左に白崎。前線は荒木と染野が務めた。なお、ベンチにはスンテ、杉岡、林、小泉、ピトゥカ、遠藤、松村が座っている。
試合前に雷雨が発生したため、キックオフは30分遅れることになった。しかし、選手たちはこのアクシデントにも動じず準備を行った。
17時33分、アントラーズのキックオフで試合が始まった。立ち上がりはなかなかボールが落ち着かず、思うように攻撃を仕掛けられない展開が続く。9分には全体のバランスが崩れたところをカウンターで狙われ、横浜FCの伊藤に決定的なシュートを放たれた。常本のブロックでピンチを凌いだが、不安定な試合の入りをしてしまう。
それでも、12分にアントラーズがワンチャンスをものにした。土居が右サイドへ展開すると、常本がボールを受けてクロスを供給する。これを受けた荒木がワントラップから右足でシュートを放つと、相手選手のブロックに遭う。シュートの勢いは弱くなったが、白崎が素早く反応し、頭でコースを変えた。ボールはゴールネットに吸い込まれ、アントラーズが先制に成功した。
先制点で勢いづくアントラーズは、28分に右サイドでフリーキックを獲得する。キッカーの永戸がクロスを送ると、ニアに入った土居が頭でコースを変え、ゴールネットを揺らした。しかし、土居のオフサイドでゴールは認められなかった。
その後、試合はこう着状態に陥った。ブロックの外側でボールを動かし、サイドからクロスを入れてきた横浜FCにやや苦戦したが、アントラーズは三竿を中心に我慢強く守備を続けた。
すると、粘り強い守備からカウンターでチャンスをつくる。縦パスを荒木がフリックすると、ボールを受けた染野が背後から相手に寄せられながらも、うまく交わして荒木へスルーパスを送る。荒木はドリブルでペナルティエリア内まで進入すると、背後からタックルを受けて倒れた。これがPKの判定となる。
PKのキッカーは土居が務める。土居のシュートは相手GK六反に手で弾かれてポストに当たったが、跳ね返ったところを土居が自ら詰めて、ゴールへ押し込んだ。前半アディショナルタイム、土居の今季初ゴールが生まれ、このまま2-0でハーフタイムに突入した。
後半に入っても、スローテンポな試合展開が続く。キックオフ直後は横浜FCの勢いに押されたが、アントラーズは球際の勝負で身体を張り、流れを渡さない。
61分には多くの選手が連動して攻撃を仕掛け、相手の守備を完全に崩してから土居がシュートする場面もつくりだした。62分には試合を決める3点目を奪うべく、白崎との交代で松村を投入し、前線にスピードを加える。
しかし、風下から攻めるアントラーズはボールを押し戻され、大きく陣地を回復することができなくなった。64分には松尾のシュートがバーに当たるなど、肝を冷やす場面もつくられる。
それでも、ピンチを凌ぐとショートパスでうまくボールを前進し、立て続けにセットプレーを獲得する。
まずは79分、右サイドのコーナーキックから永戸がクロスを送ると、ファーサイドで犬飼が飛び込む。しかし、これは相手GKの好セーブに阻まれ、得点には至らなかった。ただ、このプレーで再びコーナーキックを獲得する。
80分、今度は左サイドからキッカーの荒木が鋭いボールを入れると、町田が高い打点で合わせる。ヘディングシュートはゴールネットに突き刺さり、勝利を大きく手繰り寄せる3点目を奪った。
リードを3点に広げた後、88分に染野、荒木、土居をベンチに下げ、遠藤、ピトゥカ、小泉を投入した。そして、後半アディショナルタイムには、永戸との交代で杉岡をピッチへ送った。
その後、途中出場した選手たちを中心に時計の針を進め、このまま3-0で試合終了を迎えた。
アウェイ2連戦を終えて、次はホームでルヴァンカップの福岡戦に臨む。中3日と準備期間は限られているが、チーム一丸で最善の準備を行い、勝利を目指す。
【この試合のトピックス】
・白崎が今季リーグ戦2点目
・土居が今季公式戦初ゴール
・町田が今季リーグ戦3点目
・ピトゥカが加入後初のリーグ戦出場
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田生命J1リーグ第12節、ニッパツ三ツ沢球技場で横浜FCと対戦した。立ち上がりに白崎のゴールで先制すると、前半終了間際に土居が追加点を決め、2点差でハーフタイムに突入する。後半はこう着状態が続いたが、町田がセットプレーから試合を決める3点目を奪い、アントラーズが3-0で横浜FCに勝利した。
直近のルヴァンカップ鳥栖戦は2-2で引き分けに終わった。一度は逆転しただけに勝ち切りたい試合展開ではあったが、リーグ戦での出場機会が少ない選手たちが活躍し、今後につながるポジティブな要素も多くみられた試合だった。
鳥栖戦を終えたチームは、すぐに翌日からトレーニングを再開した。中2日で臨む横浜FC戦に向けて、常本は「相手どうこうと言うよりも、まずは自分たちのやるべきプレーをする」と語り、「アウェイでも必ず勝ち点3を持ち帰りたい」と勝利を誓っていた。
横浜FC戦の先発は、ルヴァンカップ鳥栖戦の前に行われたリーグ第11節神戸戦のメンバーから負傷の上田を染野に入れ替えた顔ぶれになった。ゴールマウスは沖が守り、最終ラインは右から常本、犬飼、町田、永戸が入る。ボランチは三竿とレオがコンビを組み、サイドハーフは右に土居、左に白崎。前線は荒木と染野が務めた。なお、ベンチにはスンテ、杉岡、林、小泉、ピトゥカ、遠藤、松村が座っている。
試合前に雷雨が発生したため、キックオフは30分遅れることになった。しかし、選手たちはこのアクシデントにも動じず準備を行った。
17時33分、アントラーズのキックオフで試合が始まった。立ち上がりはなかなかボールが落ち着かず、思うように攻撃を仕掛けられない展開が続く。9分には全体のバランスが崩れたところをカウンターで狙われ、横浜FCの伊藤に決定的なシュートを放たれた。常本のブロックでピンチを凌いだが、不安定な試合の入りをしてしまう。
それでも、12分にアントラーズがワンチャンスをものにした。土居が右サイドへ展開すると、常本がボールを受けてクロスを供給する。これを受けた荒木がワントラップから右足でシュートを放つと、相手選手のブロックに遭う。シュートの勢いは弱くなったが、白崎が素早く反応し、頭でコースを変えた。ボールはゴールネットに吸い込まれ、アントラーズが先制に成功した。
先制点で勢いづくアントラーズは、28分に右サイドでフリーキックを獲得する。キッカーの永戸がクロスを送ると、ニアに入った土居が頭でコースを変え、ゴールネットを揺らした。しかし、土居のオフサイドでゴールは認められなかった。
その後、試合はこう着状態に陥った。ブロックの外側でボールを動かし、サイドからクロスを入れてきた横浜FCにやや苦戦したが、アントラーズは三竿を中心に我慢強く守備を続けた。
すると、粘り強い守備からカウンターでチャンスをつくる。縦パスを荒木がフリックすると、ボールを受けた染野が背後から相手に寄せられながらも、うまく交わして荒木へスルーパスを送る。荒木はドリブルでペナルティエリア内まで進入すると、背後からタックルを受けて倒れた。これがPKの判定となる。
PKのキッカーは土居が務める。土居のシュートは相手GK六反に手で弾かれてポストに当たったが、跳ね返ったところを土居が自ら詰めて、ゴールへ押し込んだ。前半アディショナルタイム、土居の今季初ゴールが生まれ、このまま2-0でハーフタイムに突入した。
後半に入っても、スローテンポな試合展開が続く。キックオフ直後は横浜FCの勢いに押されたが、アントラーズは球際の勝負で身体を張り、流れを渡さない。
61分には多くの選手が連動して攻撃を仕掛け、相手の守備を完全に崩してから土居がシュートする場面もつくりだした。62分には試合を決める3点目を奪うべく、白崎との交代で松村を投入し、前線にスピードを加える。
しかし、風下から攻めるアントラーズはボールを押し戻され、大きく陣地を回復することができなくなった。64分には松尾のシュートがバーに当たるなど、肝を冷やす場面もつくられる。
それでも、ピンチを凌ぐとショートパスでうまくボールを前進し、立て続けにセットプレーを獲得する。
まずは79分、右サイドのコーナーキックから永戸がクロスを送ると、ファーサイドで犬飼が飛び込む。しかし、これは相手GKの好セーブに阻まれ、得点には至らなかった。ただ、このプレーで再びコーナーキックを獲得する。
80分、今度は左サイドからキッカーの荒木が鋭いボールを入れると、町田が高い打点で合わせる。ヘディングシュートはゴールネットに突き刺さり、勝利を大きく手繰り寄せる3点目を奪った。
リードを3点に広げた後、88分に染野、荒木、土居をベンチに下げ、遠藤、ピトゥカ、小泉を投入した。そして、後半アディショナルタイムには、永戸との交代で杉岡をピッチへ送った。
その後、途中出場した選手たちを中心に時計の針を進め、このまま3-0で試合終了を迎えた。
アウェイ2連戦を終えて、次はホームでルヴァンカップの福岡戦に臨む。中3日と準備期間は限られているが、チーム一丸で最善の準備を行い、勝利を目指す。
【この試合のトピックス】
・白崎が今季リーグ戦2点目
・土居が今季公式戦初ゴール
・町田が今季リーグ戦3点目
・ピトゥカが加入後初のリーグ戦出場
スタッツ
4 | シュート | 14 |
---|---|---|
12 | GK | 7 |
3 | CK | 4 |
9 | 直接FK | 12 |
2 | 間接FK | 3 |
2 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 1 |
試合データ
- 入場者数
- 4,896人
- 天候
- 曇のち雨、中風
気温 17.8℃ / 湿度 74.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 谷本 涼
- 副審
-
武田 光晴
馬場 規 - 第4の審判員
- 山岡 良介
- VAR/AVAR
-
先立 圭吾
五十嵐 泰之
備考
雷のため、30分遅延