試合結果
2021明治安田生命J1リーグ 第9節
北海道コンサドーレ札幌
- 26' 田中 駿汰
- 70' アンデルソン ロペス
試合終了
2-2
1前半2
1後半0
鹿島アントラーズ
- 9' 永戸 勝也
- 20' 上田 綺世
試合経過
9' | 永戸 勝也 | |||
20' | 上田 綺世 | |||
田中 駿汰 | 26' | |||
宮澤 裕樹 → 岡村 大八 | 46' | |||
駒井 善成 → ジェイ | 60' | |||
63' | 土居 聖真 → 白崎 凌兵 | |||
63' | レオ シルバ → 永木 亮太 | |||
アンデルソン ロペス | 70' | |||
78' | 上田 綺世 → 遠藤 康 | |||
79' | 三竿 健斗 | |||
菅 大輝 → ルーカス フェルナンデス | 82' | |||
85' | ファン アラーノ → 荒木 遼太郎 | |||
金子 拓郎 → 柳 貴博 | 89' |
永戸、上田のゴールも2-2のドロー
明治安田生命J1リーグ第9節、札幌ドームで北海道コンサドーレ札幌と対戦した。開始早々に永戸のゴールで先制に成功したアントラーズは、上田の追加点でリードを2点に広げる。しかし、前半のうちにセットプレーから田中に失点を許すと、後半にPKをアンデルソン ロペスに決められ、同点に追いつかれる。その後、最後まで勝ち越し点を奪うことはできず、2-2の引き分けで試合を終えた。
前節の柏戦は上田と白崎のゴールでリーグ戦5試合ぶりの勝利を飾った。苦しい状況でもチーム一丸となり、ホームで結果を残せたことは何よりの収穫といえる。
柏戦で掴んだ手応えを次につなげるべく、チームは試合翌日から札幌戦への準備を進めた。連戦の中、時間は限られているが、選手全員が高い集中力でトレーニングを行い、士気を高めていった。
先発は前節から2人変更し、舩橋に代えて三竿、荒木に代わって土居がスタメン入りした。GKは沖、最終ラインは右から小泉、犬飼、町田、永戸、ボランチは三竿とレオ、前線は土居、アラーノ、エヴェラウド、上田となった。ベンチは、スンテ、永木、荒木、遠藤、舩橋、白崎、染野が座る。
開始早々にいきなり試合が動く。9分、アラーノがペナルティエリア手前からシュートすると、相手に当たって、永戸のもとへこぼれる。フリーの永戸がダイレクトで右足を振り抜くと、鋭いシュートはゴールネットに突き刺さった。永戸のアントラーズ初ゴールで、幸先よく先制に成功する。
先制点で勢いづくアントラーズは、さらにセットプレーから追加点を奪う。20分、右からのコーナーキックはクリアされたが、クリアボールを小泉がヘディングでゴール前へ送り返す。高く上がったこのボールに町田が競り勝つと、反応した上田が胸トラップからシュートする。これがゴールネットに突き刺さり、アントラーズはリードを2点に広げた。
しかし、得点後すぐにセットプレーから失点してしまう。26分、フリーキックを福森が蹴ると、低いクロスはペナルティエリア内でチャナティップに当たり、田中の足元へこぼれる。田中のシュートはゴールに吸い込まれ、1点差に迫られた。
その後、アントラーズは札幌のピッチ幅を広く使った攻撃に苦しみ、最終ラインの背後を突かれる場面が目立った。
一方、攻撃面では、上田のヘディングシュートがポストを叩くなど、何度か決定機をつくったが、ラストパスやフィニッシュの精度を欠いて、得点を奪うことはできなかった。このまま前半は2-1で終了し、ハーフタイムに突入した。
後半も試合の流れは変わらない。アントラーズは札幌のサイド攻撃に苦しみ、何度もゴール前まで迫られる。ただ、度重なるピンチを沖のビッグセーブで凌ぎ、なんとかリードを保っていた。
流れを変えたいアントラーズは、63分に初めての選手交代を行う。レオと土居に代えて、永木と白崎を投入した。
しかし、交代直後に失点してしまった。66分、ペナルティエリア内で永戸が金子を倒して、ファウルの判定となる。VARによる介入があったが、主審のオンフィールドレビューの結果、判定は覆らず。70分、このPKをアンデルソン ロペスに決められ、2-2の同点となった。
追いつかれたアントラーズは札幌のサイド攻撃に対応するため、選手の立ち位置を修正する。さらに78分には上田との交代で遠藤をピッチへ送り、守備の改善を図った。
しかし、その後も札幌にボールを支配される時間帯は続く。札幌のウイングバックを抑えることには成功したが、攻撃が停滞してしまい、思うようにチャンスをつくれなかった。
状況を打開すべく、85分にアラーノとの交代で荒木を投入した。すると、交代直後の87分に荒木が決定機を迎える。沖のロングフィードを遠藤が永木へ落とすと、裏に走った遠藤へ永木からのパスが出る。遠藤はゴール前でフリーになった荒木へラストパスを送った。荒木は胸トラップからタイミングよくシュートしたが、相手GKの好セーブに阻まれてしまった。
その後、チーム一丸となって最後まで勝利を目指したが、目立ったチャンスをつくれず。このまま2-2のスコアで悔しい引き分けに終わった。
次は中5日でアウェイ徳島戦だ。限られた時間で課題を修正し、必ず勝利を掴み取る。
【この試合のトピックス】
・永戸がアントラーズ加入後初ゴール
・上田が2試合連続ゴール
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田生命J1リーグ第9節、札幌ドームで北海道コンサドーレ札幌と対戦した。開始早々に永戸のゴールで先制に成功したアントラーズは、上田の追加点でリードを2点に広げる。しかし、前半のうちにセットプレーから田中に失点を許すと、後半にPKをアンデルソン ロペスに決められ、同点に追いつかれる。その後、最後まで勝ち越し点を奪うことはできず、2-2の引き分けで試合を終えた。
前節の柏戦は上田と白崎のゴールでリーグ戦5試合ぶりの勝利を飾った。苦しい状況でもチーム一丸となり、ホームで結果を残せたことは何よりの収穫といえる。
柏戦で掴んだ手応えを次につなげるべく、チームは試合翌日から札幌戦への準備を進めた。連戦の中、時間は限られているが、選手全員が高い集中力でトレーニングを行い、士気を高めていった。
先発は前節から2人変更し、舩橋に代えて三竿、荒木に代わって土居がスタメン入りした。GKは沖、最終ラインは右から小泉、犬飼、町田、永戸、ボランチは三竿とレオ、前線は土居、アラーノ、エヴェラウド、上田となった。ベンチは、スンテ、永木、荒木、遠藤、舩橋、白崎、染野が座る。
開始早々にいきなり試合が動く。9分、アラーノがペナルティエリア手前からシュートすると、相手に当たって、永戸のもとへこぼれる。フリーの永戸がダイレクトで右足を振り抜くと、鋭いシュートはゴールネットに突き刺さった。永戸のアントラーズ初ゴールで、幸先よく先制に成功する。
先制点で勢いづくアントラーズは、さらにセットプレーから追加点を奪う。20分、右からのコーナーキックはクリアされたが、クリアボールを小泉がヘディングでゴール前へ送り返す。高く上がったこのボールに町田が競り勝つと、反応した上田が胸トラップからシュートする。これがゴールネットに突き刺さり、アントラーズはリードを2点に広げた。
しかし、得点後すぐにセットプレーから失点してしまう。26分、フリーキックを福森が蹴ると、低いクロスはペナルティエリア内でチャナティップに当たり、田中の足元へこぼれる。田中のシュートはゴールに吸い込まれ、1点差に迫られた。
その後、アントラーズは札幌のピッチ幅を広く使った攻撃に苦しみ、最終ラインの背後を突かれる場面が目立った。
一方、攻撃面では、上田のヘディングシュートがポストを叩くなど、何度か決定機をつくったが、ラストパスやフィニッシュの精度を欠いて、得点を奪うことはできなかった。このまま前半は2-1で終了し、ハーフタイムに突入した。
後半も試合の流れは変わらない。アントラーズは札幌のサイド攻撃に苦しみ、何度もゴール前まで迫られる。ただ、度重なるピンチを沖のビッグセーブで凌ぎ、なんとかリードを保っていた。
流れを変えたいアントラーズは、63分に初めての選手交代を行う。レオと土居に代えて、永木と白崎を投入した。
しかし、交代直後に失点してしまった。66分、ペナルティエリア内で永戸が金子を倒して、ファウルの判定となる。VARによる介入があったが、主審のオンフィールドレビューの結果、判定は覆らず。70分、このPKをアンデルソン ロペスに決められ、2-2の同点となった。
追いつかれたアントラーズは札幌のサイド攻撃に対応するため、選手の立ち位置を修正する。さらに78分には上田との交代で遠藤をピッチへ送り、守備の改善を図った。
しかし、その後も札幌にボールを支配される時間帯は続く。札幌のウイングバックを抑えることには成功したが、攻撃が停滞してしまい、思うようにチャンスをつくれなかった。
状況を打開すべく、85分にアラーノとの交代で荒木を投入した。すると、交代直後の87分に荒木が決定機を迎える。沖のロングフィードを遠藤が永木へ落とすと、裏に走った遠藤へ永木からのパスが出る。遠藤はゴール前でフリーになった荒木へラストパスを送った。荒木は胸トラップからタイミングよくシュートしたが、相手GKの好セーブに阻まれてしまった。
その後、チーム一丸となって最後まで勝利を目指したが、目立ったチャンスをつくれず。このまま2-2のスコアで悔しい引き分けに終わった。
次は中5日でアウェイ徳島戦だ。限られた時間で課題を修正し、必ず勝利を掴み取る。
【この試合のトピックス】
・永戸がアントラーズ加入後初ゴール
・上田が2試合連続ゴール
スタッツ
14 | シュート | 12 |
---|---|---|
12 | GK | 11 |
3 | CK | 3 |
6 | 直接FK | 10 |
2 | 間接FK | 1 |
2 | オフサイド | 1 |
1 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 10,342人
- 天候
- 屋内、無風
気温 22.3℃ / 湿度 32.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 清水 勇人
- 副審
-
渡辺 康太
田中 利幸 - 第4の審判員
- 井上 知大
- VAR/AVAR
-
高山 啓義
田尻 智計