試合結果
2021明治安田生命J1リーグ 第8節
鹿島アントラーズ
- 63' 上田 綺世
- 88' 白崎 凌兵
試合終了
2-1
0前半0
2後半1
柏レイソル
- 65' 仲間 隼斗
試合経過
13' | 大南 拓磨 | |||
エヴェラウド | 33' | |||
46' | 神谷 優太 → 仲間 隼斗 | |||
46' | 細谷 真大 → イッペイ シノヅカ | |||
48' | 染谷 悠太 → 三丸 拡 | |||
49' | 仲間 隼斗 | |||
上田 綺世 | 63' | |||
65' | 仲間 隼斗 | |||
荒木 遼太郎 → 土居 聖真 | 65' | |||
68' | マテウス サヴィオ → ヒシャルジソン | |||
ファン アラーノ → 白崎 凌兵 | 79' | |||
舩橋 佑 → 三竿 健斗 | 79' | |||
レオ シルバ → 永木 亮太 | 79' | |||
上田 綺世 → 染野 唯月 | 79' | |||
白崎 凌兵 | 88' | |||
三竿 健斗 | 90'+4 |
白崎の決勝点でリーグ戦5試合ぶりの勝利!
明治安田生命J1リーグ第8節、カシマスタジアムで柏レイソルと対戦した。後半にアントラーズが上田のゴールで先制に成功するも、その直後にミスから失点を喫してしまう。それでも試合終盤に白崎が決勝点となるゴールを決めて、2-1でアントラーズがリーグ戦5試合ぶりの勝利を飾った。
前節は不甲斐ない敗戦だった。試合後にザーゴ監督も「試合内容がここまで悪かったことは初めてかと思う。選手間の距離が遠く、プレー強度も高くなかった。背後をつかれるプレーも多かった」と話し、「早急に修正していかなければいけない」と険しい表情で語っていた。
浦和戦の翌日からチームは課題を修正するべく、柏戦への準備を進めた。チーム全員が高い集中力でトレーニングを行い、さらに士気を高めていった。
先発メンバーは、GKが沖、最終ライン小泉、犬飼、町田、永戸が入った。ボランチはレオと舩橋がコンビを組み、前線は荒木、エヴェラウド、アラーノ、上田が務める。ベンチには、スンテ、永木、土居、三竿、松村、白崎、染野が座った。なお、舩橋はリーグ戦初先発となった。
前半立ち上がりは拮抗した展開となった。柏がカウンターからチャンスをつくれば、アントラーズはセットプレーでゴールまであと一歩のところまで迫る。しかし、互いに決定機を活かすことができず、得点は生まれなかった。
飲水タイムを終えた後、試合はこう着状態に陥る。アントラーズはビルドアップが機能せず、トランジションからの偶発的な攻撃が多くなり、決定的な場面をつくれなかった。一方、守備面ではボールの失い方が悪く、何度か危険なカウンターを受けたが、相手のミスに助けられて、失点にはならなかった。
前半はこのまま両チーム無得点で終了し、ハーフタイムに突入した。
後半に入っても、試合の流れは変わらない。両チームともにビルドアップが機能せず、ミスでボールを失う展開となる。
それでも63分にアントラーズが均衡を破る。小泉が相手からボールを奪うとアラーノへ渡り、アラーノはドリブルから絶妙なスルーパスを送る。これを裏に抜け出した上田が相手GKを交わしてゴールへ流し込み、待望の先制点を奪うことに成功した。
しかし、ゴールの喜びもつかの間、わずか2分後に失点してしまう。自陣でエヴェラウドがパスミスすると、ボールを奪われてショートカウンターを喰らう。江坂のパスから最後は仲間に決められて、すぐに同点に追いつかれてしまった。
失点直後の65分、アントラーズは疲労の見えた荒木に代わって土居を投入し、勝ち越し点を狙いに行く。しかし、試合の流れは柏に大きく傾き、アントラーズはビルドアップのミスから立て続けにピンチを招いた。
流れを変えるべく、アントラーズは4人同時に選手交代を行う。舩橋、アラーノ、レオ、上田を下げて、三竿、白崎、永木、染野を投入した。この交代により、オープンな試合展開となり、両チームともにゴール前まで迫る場面が増えていった。
すると、88分に試合が動いた。永木からのスルーパスで永戸が左サイド深い位置へ進入すると、永戸はグラウンダーでマイナスのクロスを送る。このパスを白崎がダイレクトで狙うと、相手選手に当たってコースが変わり、シュートはゴールネットへ吸い込まれた。試合終盤でアントラーズが勝ち越しに成功する。
後半アディショナルタイムは5分。数字以上に長く感じる残り時間をアントラーズはチーム一丸で守り切った。
そして、このまま2-1で試合を締めくくり、リーグ戦5試合ぶりの勝利を飾った。
次は中3日でアウェイ札幌戦だ。柏戦で見つかった課題を修正しなければいけない。勝利のために、チーム一丸で最善の準備を尽くす。
【この試合のトピックス】
・舩橋がリーグ戦初先発
・上田が今季リーグ戦初ゴール
・白崎が今季公式戦初ゴール
・白崎がLIXIL賞を受賞
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田生命J1リーグ第8節、カシマスタジアムで柏レイソルと対戦した。後半にアントラーズが上田のゴールで先制に成功するも、その直後にミスから失点を喫してしまう。それでも試合終盤に白崎が決勝点となるゴールを決めて、2-1でアントラーズがリーグ戦5試合ぶりの勝利を飾った。
前節は不甲斐ない敗戦だった。試合後にザーゴ監督も「試合内容がここまで悪かったことは初めてかと思う。選手間の距離が遠く、プレー強度も高くなかった。背後をつかれるプレーも多かった」と話し、「早急に修正していかなければいけない」と険しい表情で語っていた。
浦和戦の翌日からチームは課題を修正するべく、柏戦への準備を進めた。チーム全員が高い集中力でトレーニングを行い、さらに士気を高めていった。
先発メンバーは、GKが沖、最終ライン小泉、犬飼、町田、永戸が入った。ボランチはレオと舩橋がコンビを組み、前線は荒木、エヴェラウド、アラーノ、上田が務める。ベンチには、スンテ、永木、土居、三竿、松村、白崎、染野が座った。なお、舩橋はリーグ戦初先発となった。
前半立ち上がりは拮抗した展開となった。柏がカウンターからチャンスをつくれば、アントラーズはセットプレーでゴールまであと一歩のところまで迫る。しかし、互いに決定機を活かすことができず、得点は生まれなかった。
飲水タイムを終えた後、試合はこう着状態に陥る。アントラーズはビルドアップが機能せず、トランジションからの偶発的な攻撃が多くなり、決定的な場面をつくれなかった。一方、守備面ではボールの失い方が悪く、何度か危険なカウンターを受けたが、相手のミスに助けられて、失点にはならなかった。
前半はこのまま両チーム無得点で終了し、ハーフタイムに突入した。
後半に入っても、試合の流れは変わらない。両チームともにビルドアップが機能せず、ミスでボールを失う展開となる。
それでも63分にアントラーズが均衡を破る。小泉が相手からボールを奪うとアラーノへ渡り、アラーノはドリブルから絶妙なスルーパスを送る。これを裏に抜け出した上田が相手GKを交わしてゴールへ流し込み、待望の先制点を奪うことに成功した。
しかし、ゴールの喜びもつかの間、わずか2分後に失点してしまう。自陣でエヴェラウドがパスミスすると、ボールを奪われてショートカウンターを喰らう。江坂のパスから最後は仲間に決められて、すぐに同点に追いつかれてしまった。
失点直後の65分、アントラーズは疲労の見えた荒木に代わって土居を投入し、勝ち越し点を狙いに行く。しかし、試合の流れは柏に大きく傾き、アントラーズはビルドアップのミスから立て続けにピンチを招いた。
流れを変えるべく、アントラーズは4人同時に選手交代を行う。舩橋、アラーノ、レオ、上田を下げて、三竿、白崎、永木、染野を投入した。この交代により、オープンな試合展開となり、両チームともにゴール前まで迫る場面が増えていった。
すると、88分に試合が動いた。永木からのスルーパスで永戸が左サイド深い位置へ進入すると、永戸はグラウンダーでマイナスのクロスを送る。このパスを白崎がダイレクトで狙うと、相手選手に当たってコースが変わり、シュートはゴールネットへ吸い込まれた。試合終盤でアントラーズが勝ち越しに成功する。
後半アディショナルタイムは5分。数字以上に長く感じる残り時間をアントラーズはチーム一丸で守り切った。
そして、このまま2-1で試合を締めくくり、リーグ戦5試合ぶりの勝利を飾った。
次は中3日でアウェイ札幌戦だ。柏戦で見つかった課題を修正しなければいけない。勝利のために、チーム一丸で最善の準備を尽くす。
【この試合のトピックス】
・舩橋がリーグ戦初先発
・上田が今季リーグ戦初ゴール
・白崎が今季公式戦初ゴール
・白崎がLIXIL賞を受賞
スタッツ
0 | シュート | 0 |
---|---|---|
0 | GK | 0 |
0 | CK | 0 |
0 | 直接FK | 0 |
0 | 間接FK | 0 |
0 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 4,550人
- 天候
- 晴、無風
気温 13.2℃ / 湿度 49.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 松尾 一
- 副審
-
大川 直也
赤阪 修 - 第4の審判員
- 先立 圭吾
- VAR/AVAR
-
西村 雄一
西尾 英朗