試合結果
2020明治安田生命J1リーグ 第31節

横浜F・マリノス
- 17' 水沼 宏太
- 27' エリキ
試合終了
2-3
2前半1
0後半2

鹿島アントラーズ
- 39' 上田 綺世
- 78' エヴェラウド
- 84' 遠藤 康
試合経過
6' | ![]() |
小泉 慶 | ||
水沼 宏太 | ![]() |
17' | ||
エリキ | ![]() |
27' | ||
39' | ![]() |
上田 綺世 | ||
46' | ![]() |
荒木 遼太郎 → 遠藤 康 | ||
63' | ![]() |
永木 亮太 → 三竿 健斗 | ||
65' | ![]() |
エヴェラウド | ||
扇原 貴宏 | ![]() |
67' | ||
エリキ | ![]() |
68' | ||
78' | ![]() |
エヴェラウド | ||
79' | ![]() |
小泉 慶 → 常本 佳吾 | ||
79' | ![]() |
土居 聖真 → 伊藤 翔 | ||
ジュニオール サントス → オナイウ 阿道 | ![]() |
81' | ||
水沼 宏太 → 前田 大然 | ![]() |
81' | ||
喜田 拓也 → 天野 純 | ![]() |
81' | ||
84' | ![]() |
遠藤 康 | ||
伊藤 槙人 | ![]() |
87' | ||
90' | ![]() |
上田 綺世 → 名古 新太郎 |
スーパーゴール3発で逆転勝利!常本はプロデビュー!
明治安田生命J1リーグ第31節、日産スタジアムで横浜F・マリノスと対戦した。2点を先制される苦しい展開となったアントラーズだが、前半に上田、後半にエヴェラウド、遠藤がゴールを決めて、逆転勝利を飾った。
前節名古屋戦はさまざまなアクシデントに見舞われ、0-2で敗戦を喫した。悔しさは簡単には消えないが、中2日で横浜FM戦が控えている。すぐに気持ちを切り替えて、チーム一丸で準備を進めた。
先発メンバーは前節から2人を変更。出場停止のアラーノと負傷の和泉が外れた。GKが沖、最終ラインは右から小泉、犬飼、町田、永戸、ボランチはレオと永木のコンビで、サイドハーフは右に荒木、左にエヴェラウド、前線は土居と上田が務める。ベンチにはスンテ、常本、三竿、遠藤、松村、名古、伊藤が座った。
立ち上がりから横浜FMにボールを支配される展開となったが、アントラーズは落ち着いて対応する。攻撃ではショートパスにこだわらず、ロングボールを多用し、エヴェラウドや上田の高さを活かして、何度か決定機をつくった。
しかし17分にエリキとのワンツーで小池にサイドを破られると、低いクロスを入れられる。これをゴール前で水沼に押し込まれ、横浜FMに先制を許してしまった。
さらに27分、前がかりになったところを狙われる。カウンターから自陣深くまで進入されると、最後はペナルティエリア内のこぼれ球をエリキに決められた。横浜FMに2点のリードを許す苦しい展開となる。
得点が欲しいアントラーズは、積極的にサイドからクロスを入れて、前線の高さを活かす。徐々に試合の流れはアントラーズに傾いた。
すると39分に得点が生まれる。ハーフウェイライン手前から土居が前線にピンポイントのロングフィードを送る。これを上田が見事なトラップでコントロールし、素早く右足を振り抜いた。強烈なシュートはゴールネットに突き刺さり、アントラーズが1点差に迫る。
前半終盤はアントラーズのペースで試合が進み、セットプレーから決定機もつくった。しかし同点に追いつくことはできず、このまま1-2でハーフタイムに突入した。
後半開始から荒木との交代で遠藤を投入する。トップ下に入った遠藤は、相手の守備ブロックの間のスペースでボールを引き出し、攻撃のリズムをつくりだした。
63分には永木をベンチに下げ、三竿をピッチへ送った。
スタジアムにはホームチームを凌駕するアントラーズファミリーの太鼓と手拍子が鳴り響いた。力強い後押しを受けて、攻撃の勢いは増していく。
すると78分に試合が動く。三竿のロングパスは通らなかったが、相手のコントロールミスを見逃さず、エヴェラウドが奪う。エヴェラウドはそのままドリブルでボールを運び、ペナルティエリア手前から鋭く右足を振り抜いた。強烈なシュートはゴールネットに突き刺さり、アントラーズは同点に追いついた。
得点直後の79分にアントラーズは小泉と土居を下げて、常本と伊藤を投入した。JFA・Jリーグ特別指定選手の常本は公式戦初出場になった。
同点に追いついた後も、アントラーズは攻撃を勢いを落とすことなく、果敢にゴールを狙う。すると84分、途中出場のベテラン二人が魅せる。右サイドに流れた伊藤がピンポイントのクロスを入れると、ペナルティエリア手前から遠藤がダイレクトで左足ボレー。アントラーズが逆転に成功する。
残り時間は少ないが、点差はわずか1点と余裕はない。リードを守り切るため、選手たちは懸命に球際で戦い続けた。90分には上田との交代で名古を投入する。名古は身体を張ったボールキープで時計の針を進めた。
そして、ついに試合終了を告げるホイッスルが鳴った。劇的な逆転劇で、2015年6月20日以来となる日産スタジアムでの勝利を掴み取った。
次節はホームで首位川崎Fと対戦する。ACL出場権獲得のためにも、長年の雪辱を果たすためにも、絶対に勝利が求められる一戦だ。中10日の準備期間で最善を尽くし、カシマスタジアムで川崎Fを迎え撃つ。
【この試合のトピックス】
・町田がJ1通算50試合出場
・常本が公式戦デビュー
・上田が今季5ゴール目
・エヴェラウドが今季14ゴール目
・遠藤が今季初ゴール
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田生命J1リーグ第31節、日産スタジアムで横浜F・マリノスと対戦した。2点を先制される苦しい展開となったアントラーズだが、前半に上田、後半にエヴェラウド、遠藤がゴールを決めて、逆転勝利を飾った。
前節名古屋戦はさまざまなアクシデントに見舞われ、0-2で敗戦を喫した。悔しさは簡単には消えないが、中2日で横浜FM戦が控えている。すぐに気持ちを切り替えて、チーム一丸で準備を進めた。





先発メンバーは前節から2人を変更。出場停止のアラーノと負傷の和泉が外れた。GKが沖、最終ラインは右から小泉、犬飼、町田、永戸、ボランチはレオと永木のコンビで、サイドハーフは右に荒木、左にエヴェラウド、前線は土居と上田が務める。ベンチにはスンテ、常本、三竿、遠藤、松村、名古、伊藤が座った。

立ち上がりから横浜FMにボールを支配される展開となったが、アントラーズは落ち着いて対応する。攻撃ではショートパスにこだわらず、ロングボールを多用し、エヴェラウドや上田の高さを活かして、何度か決定機をつくった。

しかし17分にエリキとのワンツーで小池にサイドを破られると、低いクロスを入れられる。これをゴール前で水沼に押し込まれ、横浜FMに先制を許してしまった。

さらに27分、前がかりになったところを狙われる。カウンターから自陣深くまで進入されると、最後はペナルティエリア内のこぼれ球をエリキに決められた。横浜FMに2点のリードを許す苦しい展開となる。
得点が欲しいアントラーズは、積極的にサイドからクロスを入れて、前線の高さを活かす。徐々に試合の流れはアントラーズに傾いた。



すると39分に得点が生まれる。ハーフウェイライン手前から土居が前線にピンポイントのロングフィードを送る。これを上田が見事なトラップでコントロールし、素早く右足を振り抜いた。強烈なシュートはゴールネットに突き刺さり、アントラーズが1点差に迫る。




前半終盤はアントラーズのペースで試合が進み、セットプレーから決定機もつくった。しかし同点に追いつくことはできず、このまま1-2でハーフタイムに突入した。

後半開始から荒木との交代で遠藤を投入する。トップ下に入った遠藤は、相手の守備ブロックの間のスペースでボールを引き出し、攻撃のリズムをつくりだした。








63分には永木をベンチに下げ、三竿をピッチへ送った。

スタジアムにはホームチームを凌駕するアントラーズファミリーの太鼓と手拍子が鳴り響いた。力強い後押しを受けて、攻撃の勢いは増していく。


すると78分に試合が動く。三竿のロングパスは通らなかったが、相手のコントロールミスを見逃さず、エヴェラウドが奪う。エヴェラウドはそのままドリブルでボールを運び、ペナルティエリア手前から鋭く右足を振り抜いた。強烈なシュートはゴールネットに突き刺さり、アントラーズは同点に追いついた。




得点直後の79分にアントラーズは小泉と土居を下げて、常本と伊藤を投入した。JFA・Jリーグ特別指定選手の常本は公式戦初出場になった。

同点に追いついた後も、アントラーズは攻撃を勢いを落とすことなく、果敢にゴールを狙う。すると84分、途中出場のベテラン二人が魅せる。右サイドに流れた伊藤がピンポイントのクロスを入れると、ペナルティエリア手前から遠藤がダイレクトで左足ボレー。アントラーズが逆転に成功する。


残り時間は少ないが、点差はわずか1点と余裕はない。リードを守り切るため、選手たちは懸命に球際で戦い続けた。90分には上田との交代で名古を投入する。名古は身体を張ったボールキープで時計の針を進めた。


そして、ついに試合終了を告げるホイッスルが鳴った。劇的な逆転劇で、2015年6月20日以来となる日産スタジアムでの勝利を掴み取った。




次節はホームで首位川崎Fと対戦する。ACL出場権獲得のためにも、長年の雪辱を果たすためにも、絶対に勝利が求められる一戦だ。中10日の準備期間で最善を尽くし、カシマスタジアムで川崎Fを迎え撃つ。
【この試合のトピックス】
・町田がJ1通算50試合出場
・常本が公式戦デビュー
・上田が今季5ゴール目
・エヴェラウドが今季14ゴール目
・遠藤が今季初ゴール
スタッツ
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|
---|---|---|
11 | シュート | 20 |
9 | GK | 9 |
5 | CK | 10 |
11 | 直接FK | 21 |
2 | 間接FK | 2 |
2 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 20,515人
- 天候
- 曇、弱風
気温 19.2℃ / 湿度 57.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 山本 雄大
- 副審
-
西橋 勲
熊谷 幸剛 - 第4の審判員
- 川俣 秀