試合結果
2020明治安田生命J1リーグ 第24節

鹿島アントラーズ
- 76' エヴェラウド
試合終了
1-0
0前半0
1後半0

サンフレッチェ広島
試合経過
58' | ![]() |
茶島 雄介 → 柏 好文 | ||
58' | ![]() |
エゼキエウ → 浅野 雄也 | ||
町田 浩樹 | ![]() |
59' | ||
小泉 慶 → 永木 亮太 | ![]() |
66' | ||
和泉 竜司 → 荒木 遼太郎 | ![]() |
66' | ||
土居 聖真 → 遠藤 康 | ![]() |
66' | ||
ファン アラーノ → 上田 綺世 | ![]() |
75' | ||
エヴェラウド | ![]() |
76' | ||
77' | ![]() |
東 俊希 → 藤井 智也 | ||
84' | ![]() |
青山 敏弘 → 野津田 岳人 | ||
エヴェラウド → 関川 郁万 | ![]() |
84' |
エヴェが豪快に決めた!久々のカシマで完封勝利!
明治安田生命J1リーグ第24節、カシマスタジアムでサンフレッチェ広島と対戦した。前半は互いに一歩も譲らず、スコアレスで折り返す。後半も一進一退の攻防が続いたが、三竿からのロングパスからエヴェラウドが待望の先制点を決める。この1点をチーム一丸で守り切ったアントラーズが1-0と完封勝利を収めた。
前節の神戸戦は3-1で勝利を収めた。前々節の敗戦を引きずらず、連敗しなかったことは非常に価値がある。だが、すぐに中2日で広島戦が控えており、勝利の喜びに浸る時間はない。すぐに次戦へと意識を切り替え、チーム一丸で準備を進めた。
試合前には明治安田J1第22節鳥栖戦でJ1通算100試合出場を達成した和泉のセレモニーが行われた。花束が贈呈されると、スタジアムに詰めかけたサポーターから温かい拍手が送られた。
中2日の試合だったが、先発メンバーの入れ替えは、上田に代えてエヴェラウドを入れたのみだった。GKは沖、最終ラインは小泉、犬飼、町田、永戸が入り、ボランチは三竿とレオがコンビを組む。サイドハーフはアラーノと和泉、前線は土居とエヴェラウドが務めた。ベンチには、スンテ、関川、永木、遠藤、荒木、伊藤、上田が座った。
試合は立ち上がりからアントラーズが積極的なプレーをみせる。中2日とは思えないほど強度の高いプレスと、迅速な攻守の切り替えを行い、前半序盤はアントラーズが試合の主導権を握る。
しかし、時間の経過とともに、ボールを広島に支配されるようになる。両ウイングバックを使った幅の広い攻撃に苦しめられ、クロスから何度か決定的なピンチの場面をつくられた。
それでも苦しい時間帯を無失点で凌ぐと、19分にコーナーキックから決定機をつくる。永戸が入れたクロスをレオが逸らし、ボールはファーサイドまで流れると、三竿が折り返し、これを町田がゴール前でヘディングした。シュートは枠を捉えたが、相手GKの林に弾かれてバーに当たり、得点にはならなかった。
3バックでビルドアップする広島に対して、アントラーズは「4-4-2」の陣形を左上がりにして、高い位置から強度の高いプレスをかけた。左サイドの縦関係の連動がうまく機能したことで、広島に狙い通りの形で攻撃を許さなかった。ただ、攻撃面ではあと一歩のところで守備を崩せない展開が続く。中盤を突破しても、最後の3分の1のエリアでどこか精度を欠いたところがあった。
すると34分に全体の陣形がやや間延びしたところを突かれ、ピンチが訪れる。エゼキエウに最終ラインの背後を取られると、ペナルティエリア内までドリブルで進入される。エゼキエウのシュートは、ファーサイドのポストに当たり、跳ね返ったところを今度は茶島に狙われた。だが、これは永戸がブロックして、失点にはならなかった。
その後、両チームともに何度か決定機をつくったが、得点は生まれず、このままスコアレスでハーフタイムに突入した。
後半も一進一退の攻防が続く。アントラーズは和泉とアラーノが自由に動き、広島の守備ブロックの合間でボールを引き出す。流動的な攻撃でチャンスをつくった。
すると、63分にアントラーズが決定機を迎える。細かくパスを繋いで広島を自陣深くまで押し込むと、三竿がアーリークロスを入れた。これが相手選手に当たってコースが変わると、和泉のもとへこぼれる。しかし、和泉のトラップが大きくなり、相手GKにセーブされてしまった。
攻勢を強めたいアントラーズは、66分に選手交代を行う。小泉、和泉、土居をベンチに下げて、永木、荒木、遠藤をピッチへ送った。さらに、75分にはアラーノとの交代で上田を投入した。前線は、左にエヴェラウド、右に荒木、前線に遠藤と上田という並びになった。
すると、76分に試合が動く。三竿がロングパスを供給すると、エヴェラウドが相手に競り勝ち、胸トラップでボールを前に出す。頭で一度触り、スピードを落とさずペナルティエリアまで進むと、浮いたボールをうまく右足のボレーで合わせた。強烈なシュートは相手GKの頭上を抜き、ゴールに突き刺さった。エヴェラウドの今季リーグ戦13ゴール目で、アントラーズが待望の先制に成功する。
リードを奪ったアントラーズは、84分にゴールを決めたエヴェラウドとの交代で関川を投入し、守備を固める。ただ、自陣で守りに徹することはなく、途中交代で投入された選手たちを中心にうまく時間を使い、守備でもアグレッシブな姿勢を最後まで崩さなかった。
そして、歓喜のホイッスルが鳴った。1-0と3試合ぶりの完封勝利を収め、怒涛の5連戦を4勝1敗の戦績で終えた。
次のホーム名古屋戦までは、中6日とスケジュールに少しばかり余裕がある。過密日程で蓄積した疲労を取り、次節の勝利に向けて、また準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・エヴェラウドがリーグ戦13ゴール目
・犬飼がJ1、J2通算200試合出場
・エヴェラウドがLIXIL賞を受賞
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田生命J1リーグ第24節、カシマスタジアムでサンフレッチェ広島と対戦した。前半は互いに一歩も譲らず、スコアレスで折り返す。後半も一進一退の攻防が続いたが、三竿からのロングパスからエヴェラウドが待望の先制点を決める。この1点をチーム一丸で守り切ったアントラーズが1-0と完封勝利を収めた。
前節の神戸戦は3-1で勝利を収めた。前々節の敗戦を引きずらず、連敗しなかったことは非常に価値がある。だが、すぐに中2日で広島戦が控えており、勝利の喜びに浸る時間はない。すぐに次戦へと意識を切り替え、チーム一丸で準備を進めた。

試合前には明治安田J1第22節鳥栖戦でJ1通算100試合出場を達成した和泉のセレモニーが行われた。花束が贈呈されると、スタジアムに詰めかけたサポーターから温かい拍手が送られた。

中2日の試合だったが、先発メンバーの入れ替えは、上田に代えてエヴェラウドを入れたのみだった。GKは沖、最終ラインは小泉、犬飼、町田、永戸が入り、ボランチは三竿とレオがコンビを組む。サイドハーフはアラーノと和泉、前線は土居とエヴェラウドが務めた。ベンチには、スンテ、関川、永木、遠藤、荒木、伊藤、上田が座った。

試合は立ち上がりからアントラーズが積極的なプレーをみせる。中2日とは思えないほど強度の高いプレスと、迅速な攻守の切り替えを行い、前半序盤はアントラーズが試合の主導権を握る。



しかし、時間の経過とともに、ボールを広島に支配されるようになる。両ウイングバックを使った幅の広い攻撃に苦しめられ、クロスから何度か決定的なピンチの場面をつくられた。






それでも苦しい時間帯を無失点で凌ぐと、19分にコーナーキックから決定機をつくる。永戸が入れたクロスをレオが逸らし、ボールはファーサイドまで流れると、三竿が折り返し、これを町田がゴール前でヘディングした。シュートは枠を捉えたが、相手GKの林に弾かれてバーに当たり、得点にはならなかった。
3バックでビルドアップする広島に対して、アントラーズは「4-4-2」の陣形を左上がりにして、高い位置から強度の高いプレスをかけた。左サイドの縦関係の連動がうまく機能したことで、広島に狙い通りの形で攻撃を許さなかった。ただ、攻撃面ではあと一歩のところで守備を崩せない展開が続く。中盤を突破しても、最後の3分の1のエリアでどこか精度を欠いたところがあった。




すると34分に全体の陣形がやや間延びしたところを突かれ、ピンチが訪れる。エゼキエウに最終ラインの背後を取られると、ペナルティエリア内までドリブルで進入される。エゼキエウのシュートは、ファーサイドのポストに当たり、跳ね返ったところを今度は茶島に狙われた。だが、これは永戸がブロックして、失点にはならなかった。




その後、両チームともに何度か決定機をつくったが、得点は生まれず、このままスコアレスでハーフタイムに突入した。


後半も一進一退の攻防が続く。アントラーズは和泉とアラーノが自由に動き、広島の守備ブロックの合間でボールを引き出す。流動的な攻撃でチャンスをつくった。



すると、63分にアントラーズが決定機を迎える。細かくパスを繋いで広島を自陣深くまで押し込むと、三竿がアーリークロスを入れた。これが相手選手に当たってコースが変わると、和泉のもとへこぼれる。しかし、和泉のトラップが大きくなり、相手GKにセーブされてしまった。
攻勢を強めたいアントラーズは、66分に選手交代を行う。小泉、和泉、土居をベンチに下げて、永木、荒木、遠藤をピッチへ送った。さらに、75分にはアラーノとの交代で上田を投入した。前線は、左にエヴェラウド、右に荒木、前線に遠藤と上田という並びになった。
すると、76分に試合が動く。三竿がロングパスを供給すると、エヴェラウドが相手に競り勝ち、胸トラップでボールを前に出す。頭で一度触り、スピードを落とさずペナルティエリアまで進むと、浮いたボールをうまく右足のボレーで合わせた。強烈なシュートは相手GKの頭上を抜き、ゴールに突き刺さった。エヴェラウドの今季リーグ戦13ゴール目で、アントラーズが待望の先制に成功する。






リードを奪ったアントラーズは、84分にゴールを決めたエヴェラウドとの交代で関川を投入し、守備を固める。ただ、自陣で守りに徹することはなく、途中交代で投入された選手たちを中心にうまく時間を使い、守備でもアグレッシブな姿勢を最後まで崩さなかった。





そして、歓喜のホイッスルが鳴った。1-0と3試合ぶりの完封勝利を収め、怒涛の5連戦を4勝1敗の戦績で終えた。

次のホーム名古屋戦までは、中6日とスケジュールに少しばかり余裕がある。過密日程で蓄積した疲労を取り、次節の勝利に向けて、また準備を進めていく。



【この試合のトピックス】
・エヴェラウドがリーグ戦13ゴール目
・犬飼がJ1、J2通算200試合出場
・エヴェラウドがLIXIL賞を受賞
スタッツ
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
14 | シュート | 9 |
7 | GK | 10 |
9 | CK | 3 |
11 | 直接FK | 13 |
0 | 間接FK | 1 |
0 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 7,466人
- 天候
- 晴、弱風
気温 18.7℃ / 湿度 48.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 東城 穣
- 副審
-
大川 直也
山際 将史 - 第4の審判員
- 大坪 博和