試合結果
2020明治安田生命J1リーグ 第22節

サガン鳥栖
試合終了
0-2
0前半1
0後半1

鹿島アントラーズ
- 12' 白崎 凌兵
- 86' 犬飼 智也
試合経過
12' | ![]() |
白崎 凌兵 | ||
41' | ![]() |
白崎 凌兵 | ||
石井 快征 → 樋口 雄太 | ![]() |
46' | ||
松岡 大起 | ![]() |
60' | ||
62' | ![]() |
和泉 竜司 → 土居 聖真 | ||
金森 健志 → 林 大地 | ![]() |
62' | ||
本田 風智 → 小屋松 知哉 | ![]() |
62' | ||
74' | ![]() |
エヴェラウド → 上田 綺世 | ||
74' | ![]() |
白崎 凌兵 → レオ シルバ | ||
74' | ![]() |
荒木 遼太郎 → 松村 優太 | ||
チアゴ アウベス → レンゾ ロペス | ![]() |
79' | ||
内田 裕斗 → 大畑 歩夢 | ![]() |
79' | ||
86' | ![]() |
犬飼 智也 |
白崎、犬飼が決めた!アウェイで完封勝利!
明治安田生命J1リーグ第22節、駅前不動産スタジアムでサガン鳥栖と対戦した。幸先よく白崎のゴールで先制したアントラーズだったが、その後は決定機をモノにできず、なかなか追加点を奪えない。それでも、試合終盤に犬飼がゴールを決めて、点差を2点に広げると最後までリードを守り切り、2-0で完封勝利を収めた。
前節の横浜FC戦は2点をリードされる苦しい試合展開になったが、後半にエヴェラウドが追撃弾を決めると、コーナーキックから相手のオウンゴールで同点に追いつく。そして、後半アディショナルタイムに小泉がアントラーズでの初ゴールとなる決勝点を決めて、劇的な逆転勝利を飾った。
試合後に指揮官は「最後まで諦めずに戦った選手たちの意欲や姿勢が、最後の逆転につながった」と選手たちを称賛した。だが、同時に「前半は守備のところで相手との距離があったり、間合いを詰めることが連動してできていなかった」と、課題も指摘した。ここから連勝を続けていくためには、もっと成長する必要がある。チーム全員でいま一度気持ちを引き締め、鳥栖戦に向けた準備を進めた。
先発メンバーは前節から4人を変更した。ゴールマウスは沖が守り、最終ラインは小泉、犬飼、町田、永戸が務める。ボランチは永木と三竿のコンビで、サイドハーフは右に荒木、左に和泉、前線は白崎とエヴェラウドが入った。そして、ベンチにはスンテ、常本、レオ、土居、松村、染野、上田が座る。JFA・Jリーグ特別指定選手の常本は、公式戦初のベンチ入りとなった。
立ち上がりからアントラーズは連動したプレスをかけて、後方からボールをつなぐ鳥栖に攻撃を許さない。すると、早い時間に試合が動く。12分、左サイドから永木がクロスを入れると、エヴェラウドがヘディングで合わせる。シュートは枠に飛ばなかったが、相手選手に当たって、ゴール前にこぼれると、素早く反応した白崎が蹴り込んだ。リーグ戦では8/8 第9節ホーム鳥栖戦以来の先発出場となった白崎のゴールで、アントラーズが先制に成功する。
試合の主導権はアントラーズが握る。前線からの連動したプレスでボールを奪うと、丁寧にパスを繋いでボールを支配した。
30分を超えたあたりから、守備陣のミスが重なり、試合の流れは少しずつ鳥栖へと傾いたが、ゴール前で身体を張ってピンチを凌ぐ。前半アディショナルタイムには、FKを原川に直接狙われゴールを脅かされたが、沖の好セーブで失点を免れる。このまま1点のリードを保って、ハーフタイムに突入した。
後半のアントラーズは、選手全員が高い守備意識を持ち、中央への縦パスを通させない。低い位置でのパスミスからカウンターを招く場面こそあったが、試合の主導権はアントラーズが握った。
すると58分にチャンスをつくる。右サイドの小泉がアーリークロスを入れると、白崎がヘディングで逸らす。これをエヴェラウドがうまくコントロールして右足を振り抜く。ゴール前での決定的なシュートだったが、惜しくもクロスバーに阻まれ、追加点とはならなかった。
2点目が欲しいアントラーズは、62分に和泉との交代で土居をピッチへ送った。すると、73分にアントラーズが決定機をつくる。白崎からのパスを受けた荒木がペナルティエリア内でゴール前を横切るクロスを入れる。決定機だったが、エヴェラウドは上手くボールにミートすることができず、ゴールを決められなかった。
チャンスの直後、74分にアントラーズは3人同時の選手交代を行う。エヴェラウド、白崎、荒木を下げて、上田、レオ、松村を投入した。
すると82分、途中出場の上田に決定機が訪れた。相手選手のコントロールミスを見逃さず、上田がセンターサークル内でボールを奪う。ゴールまでの道筋には、GKを残すだけの状態でドリブルを開始したが、後方から相手選手のプレッシャーを受けたこともあり、コントロールミスしてしまい、相手GKにボールを取られてシュートはできなかった。
決定機をつくりながら、追加点を奪えない嫌な時間帯が続く。それでも86分、アントラーズはついに試合を動かす。コーナーキックのこぼれ球を永戸が拾い、松村に繋ぐと、松村は左サイドからクロスを入れる。このクロスボールに犬飼がうまく頭で合わせて、ゴールネットを揺らした。待望の追加点でアントラーズがリードを2点に広げた。
試合終盤は鳥栖の攻撃を受けたが、最後まで集中を切らすことなく守り切り、このままアントラーズが2-0で完封勝利を収めた。
次節は中3日でアウェイ札幌戦だ。長距離移動が続く厳しいスケジュールだが、総力を結集し、チーム一丸で準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・白崎が今季2ゴール目
・犬飼が今季2ゴール目
・和泉がJ1通算100試合出場
・常本が公式戦初のベンチ入り
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田生命J1リーグ第22節、駅前不動産スタジアムでサガン鳥栖と対戦した。幸先よく白崎のゴールで先制したアントラーズだったが、その後は決定機をモノにできず、なかなか追加点を奪えない。それでも、試合終盤に犬飼がゴールを決めて、点差を2点に広げると最後までリードを守り切り、2-0で完封勝利を収めた。
前節の横浜FC戦は2点をリードされる苦しい試合展開になったが、後半にエヴェラウドが追撃弾を決めると、コーナーキックから相手のオウンゴールで同点に追いつく。そして、後半アディショナルタイムに小泉がアントラーズでの初ゴールとなる決勝点を決めて、劇的な逆転勝利を飾った。
試合後に指揮官は「最後まで諦めずに戦った選手たちの意欲や姿勢が、最後の逆転につながった」と選手たちを称賛した。だが、同時に「前半は守備のところで相手との距離があったり、間合いを詰めることが連動してできていなかった」と、課題も指摘した。ここから連勝を続けていくためには、もっと成長する必要がある。チーム全員でいま一度気持ちを引き締め、鳥栖戦に向けた準備を進めた。





先発メンバーは前節から4人を変更した。ゴールマウスは沖が守り、最終ラインは小泉、犬飼、町田、永戸が務める。ボランチは永木と三竿のコンビで、サイドハーフは右に荒木、左に和泉、前線は白崎とエヴェラウドが入った。そして、ベンチにはスンテ、常本、レオ、土居、松村、染野、上田が座る。JFA・Jリーグ特別指定選手の常本は、公式戦初のベンチ入りとなった。

立ち上がりからアントラーズは連動したプレスをかけて、後方からボールをつなぐ鳥栖に攻撃を許さない。すると、早い時間に試合が動く。12分、左サイドから永木がクロスを入れると、エヴェラウドがヘディングで合わせる。シュートは枠に飛ばなかったが、相手選手に当たって、ゴール前にこぼれると、素早く反応した白崎が蹴り込んだ。リーグ戦では8/8 第9節ホーム鳥栖戦以来の先発出場となった白崎のゴールで、アントラーズが先制に成功する。










試合の主導権はアントラーズが握る。前線からの連動したプレスでボールを奪うと、丁寧にパスを繋いでボールを支配した。




30分を超えたあたりから、守備陣のミスが重なり、試合の流れは少しずつ鳥栖へと傾いたが、ゴール前で身体を張ってピンチを凌ぐ。前半アディショナルタイムには、FKを原川に直接狙われゴールを脅かされたが、沖の好セーブで失点を免れる。このまま1点のリードを保って、ハーフタイムに突入した。




後半のアントラーズは、選手全員が高い守備意識を持ち、中央への縦パスを通させない。低い位置でのパスミスからカウンターを招く場面こそあったが、試合の主導権はアントラーズが握った。
すると58分にチャンスをつくる。右サイドの小泉がアーリークロスを入れると、白崎がヘディングで逸らす。これをエヴェラウドがうまくコントロールして右足を振り抜く。ゴール前での決定的なシュートだったが、惜しくもクロスバーに阻まれ、追加点とはならなかった。




2点目が欲しいアントラーズは、62分に和泉との交代で土居をピッチへ送った。すると、73分にアントラーズが決定機をつくる。白崎からのパスを受けた荒木がペナルティエリア内でゴール前を横切るクロスを入れる。決定機だったが、エヴェラウドは上手くボールにミートすることができず、ゴールを決められなかった。

チャンスの直後、74分にアントラーズは3人同時の選手交代を行う。エヴェラウド、白崎、荒木を下げて、上田、レオ、松村を投入した。


すると82分、途中出場の上田に決定機が訪れた。相手選手のコントロールミスを見逃さず、上田がセンターサークル内でボールを奪う。ゴールまでの道筋には、GKを残すだけの状態でドリブルを開始したが、後方から相手選手のプレッシャーを受けたこともあり、コントロールミスしてしまい、相手GKにボールを取られてシュートはできなかった。


決定機をつくりながら、追加点を奪えない嫌な時間帯が続く。それでも86分、アントラーズはついに試合を動かす。コーナーキックのこぼれ球を永戸が拾い、松村に繋ぐと、松村は左サイドからクロスを入れる。このクロスボールに犬飼がうまく頭で合わせて、ゴールネットを揺らした。待望の追加点でアントラーズがリードを2点に広げた。



試合終盤は鳥栖の攻撃を受けたが、最後まで集中を切らすことなく守り切り、このままアントラーズが2-0で完封勝利を収めた。


次節は中3日でアウェイ札幌戦だ。長距離移動が続く厳しいスケジュールだが、総力を結集し、チーム一丸で準備を進めていく。


【この試合のトピックス】
・白崎が今季2ゴール目
・犬飼が今季2ゴール目
・和泉がJ1通算100試合出場
・常本が公式戦初のベンチ入り
スタッツ
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|
---|---|---|
9 | シュート | 9 |
10 | GK | 8 |
8 | CK | 6 |
12 | 直接FK | 11 |
2 | 間接FK | 3 |
2 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 3,882人
- 天候
- 晴、弱風
気温 20.7℃ / 湿度 42.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 福島 孝一郎
- 副審
-
唐紙 学志
和角 敏之 - 第4の審判員
- 上田 隆生