試合結果
2020明治安田生命J1リーグ 第19節

鹿島アントラーズ
試合終了
0-2
0前半0
0後半2

大分トリニータ
- 57' 小塚 和季
- 80' 高澤 優也
試合経過
45' | ![]() |
島川 俊郎 | ||
名古 新太郎 → 荒木 遼太郎 | ![]() |
46' | ||
エヴェラウド → 上田 綺世 | ![]() |
46' | ||
46' | ![]() |
渡 大生 → 高澤 優也 | ||
57' | ![]() |
小塚 和季 | ||
ファン アラーノ | ![]() |
62' | ||
63' | ![]() |
小塚 和季 → 野村 直輝 | ||
64' | ![]() |
ムン キョンゴン | ||
山本 脩斗 → 遠藤 康 | ![]() |
67' | ||
71' | ![]() |
小出 悠太 → 刀根 亮輔 | ||
71' | ![]() |
長谷川 雄志 → 羽田 健人 | ||
関川 郁万 | ![]() |
76' | ||
関川 郁万 → 染野 唯月 | ![]() |
78' | ||
和泉 竜司 → 松村 優太 | ![]() |
78' | ||
80' | ![]() |
高澤 優也 | ||
90'+2 | ![]() |
田中 達也 → 町田 也真人 |
連勝は7でストップ。ホームで悔しい敗戦
明治安田生命J1リーグ第19節、カシマスタジアムで大分トリニータと対戦した。7連勝の勢いそのままに、立ち上がりから大分を攻め立てたアントラーズだったが、時間の経過とともに、攻撃がトーンダウンしてしまう。すると後半に一瞬の隙を突かれて、小塚、高澤にゴールを許した。試合終盤に猛攻を仕掛けるも及ばず、0-2で敗戦を喫した。
前節の湘南戦は苦しい試合展開になったが、相手の決定的なシュートを若き守護神・沖のビックセーブで凌ぐと、途中出場のアラーノが後半アディショナルタイムに決勝ゴールを決め、魂のウノゼロで勝利を飾った。
チーム一丸で掴み取った劇的な勝利は、今後に向けて大きな自信となる。ただ、冷静に内容を振り返れば、多くの課題がみつかる試合だった。指揮官も「自分たちが試合のリズムやギアを下げてしまったことで苦しんだ。考え過ぎ、ボールを持ち過ぎてしまったことで、自ら苦しい状況を作ったところがあった」と話し、改善の必要性を説いた。いま一度、チーム全員で気を引き締めて、すぐに大分戦への準備を進めた。
先発メンバーは前節から5人を入れ替えた。ゴールマウスは沖が守り、最終ラインは山本、関川、町田、永戸が務める。ボランチは永木と三竿のコンビで、前線はアラーノ、名古、和泉、エヴェラウドが入った。ベンチには、スンテ、小泉、遠藤、荒木、松村、染野、上田が座る。山本と名古は今季リーグ戦初先発になった。
試合前には、第16節清水戦でJ1通算100試合出場を達成した三竿に花束が贈呈された。そして、「docomo5Gマッチ」開催を記念したキックオフセレモニーも行われた。
試合は立ち上がりからアントラーズが主導権を握った。テンポよくショートパスを繋ぎ、チャンスをつくっていく。攻守の切り替えの意識も非常に高く、リスクマネジメントも徹底されていたため、セカンドボールを次々と拾い、相手陣内深くまで押し込んだ。
しかし、大分の守備的かつスローテンポな試合運びに引き込まれる形で、徐々にアントラーズの攻撃がトーンダウンしていく。そして、大分の守備を崩し切ることができないまま、前半を0-0で終了した。
ゴールが欲しいアントラーズは、後半開始から選手交代を行う。名古に代えて荒木、エヴェラウドに代えて上田を投入した。
後半に入っても、試合の流れは変わらない。能動的にボールを動かしながら、大分の守備を崩しにかかる。
しかし、57分に一瞬の隙を突かれてしまった。全体の陣形が少し間延びした瞬間、サイドチェンジを許して守備が崩れる。アントラーズの左サイドから田中に中央へカットインされ、シュートを打たれるも、これは永戸が身体を張ってブロック。だが、こぼれ球を小塚にシュートされると、再び永戸に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれてしまった。大分に先制点を献上してしまう。
67分、アントラーズは山本をベンチに下げ、遠藤をピッチへ送る。山本が務めていた右サイドバックには永木が入り、アラーノがボランチに下りて、遠藤はトップ下に入った。そして、78分には和泉に代わって松村、関川に代わって染野を投入し、さらに攻撃的な布陣へ変更した。
しかし、80分に再び失点を喫してしまう。野村のスルーパスから高澤に最終ラインの裏を取られると、沖との1対1をつくられる。そして、高澤に冷静にシュートを決められ、リードを2点に広げられてしまった。
試合終盤、アントラーズはパワープレーで猛攻を仕掛ける。しかし、大分の固い守備を崩すことができず、このまま0-2で敗戦を喫した。
次節は中5日でアウェイG大阪戦だ。久々に味わったこの悔しさを、次に繋げなければいけない。課題を整理し、気持ちを切り替えて、準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・山本、名古が今季リーグ戦初先発
明治安田生命J1リーグ第19節、カシマスタジアムで大分トリニータと対戦した。7連勝の勢いそのままに、立ち上がりから大分を攻め立てたアントラーズだったが、時間の経過とともに、攻撃がトーンダウンしてしまう。すると後半に一瞬の隙を突かれて、小塚、高澤にゴールを許した。試合終盤に猛攻を仕掛けるも及ばず、0-2で敗戦を喫した。
前節の湘南戦は苦しい試合展開になったが、相手の決定的なシュートを若き守護神・沖のビックセーブで凌ぐと、途中出場のアラーノが後半アディショナルタイムに決勝ゴールを決め、魂のウノゼロで勝利を飾った。
チーム一丸で掴み取った劇的な勝利は、今後に向けて大きな自信となる。ただ、冷静に内容を振り返れば、多くの課題がみつかる試合だった。指揮官も「自分たちが試合のリズムやギアを下げてしまったことで苦しんだ。考え過ぎ、ボールを持ち過ぎてしまったことで、自ら苦しい状況を作ったところがあった」と話し、改善の必要性を説いた。いま一度、チーム全員で気を引き締めて、すぐに大分戦への準備を進めた。
先発メンバーは前節から5人を入れ替えた。ゴールマウスは沖が守り、最終ラインは山本、関川、町田、永戸が務める。ボランチは永木と三竿のコンビで、前線はアラーノ、名古、和泉、エヴェラウドが入った。ベンチには、スンテ、小泉、遠藤、荒木、松村、染野、上田が座る。山本と名古は今季リーグ戦初先発になった。
試合前には、第16節清水戦でJ1通算100試合出場を達成した三竿に花束が贈呈された。そして、「docomo5Gマッチ」開催を記念したキックオフセレモニーも行われた。



試合は立ち上がりからアントラーズが主導権を握った。テンポよくショートパスを繋ぎ、チャンスをつくっていく。攻守の切り替えの意識も非常に高く、リスクマネジメントも徹底されていたため、セカンドボールを次々と拾い、相手陣内深くまで押し込んだ。










しかし、大分の守備的かつスローテンポな試合運びに引き込まれる形で、徐々にアントラーズの攻撃がトーンダウンしていく。そして、大分の守備を崩し切ることができないまま、前半を0-0で終了した。










ゴールが欲しいアントラーズは、後半開始から選手交代を行う。名古に代えて荒木、エヴェラウドに代えて上田を投入した。
後半に入っても、試合の流れは変わらない。能動的にボールを動かしながら、大分の守備を崩しにかかる。



しかし、57分に一瞬の隙を突かれてしまった。全体の陣形が少し間延びした瞬間、サイドチェンジを許して守備が崩れる。アントラーズの左サイドから田中に中央へカットインされ、シュートを打たれるも、これは永戸が身体を張ってブロック。だが、こぼれ球を小塚にシュートされると、再び永戸に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれてしまった。大分に先制点を献上してしまう。
67分、アントラーズは山本をベンチに下げ、遠藤をピッチへ送る。山本が務めていた右サイドバックには永木が入り、アラーノがボランチに下りて、遠藤はトップ下に入った。そして、78分には和泉に代わって松村、関川に代わって染野を投入し、さらに攻撃的な布陣へ変更した。







しかし、80分に再び失点を喫してしまう。野村のスルーパスから高澤に最終ラインの裏を取られると、沖との1対1をつくられる。そして、高澤に冷静にシュートを決められ、リードを2点に広げられてしまった。
試合終盤、アントラーズはパワープレーで猛攻を仕掛ける。しかし、大分の固い守備を崩すことができず、このまま0-2で敗戦を喫した。




次節は中5日でアウェイG大阪戦だ。久々に味わったこの悔しさを、次に繋げなければいけない。課題を整理し、気持ちを切り替えて、準備を進めていく。



【この試合のトピックス】
・山本、名古が今季リーグ戦初先発
スタッツ
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---|---|---|
17 | シュート | 5 |
3 | GK | 9 |
6 | CK | 4 |
6 | 直接FK | 13 |
0 | 間接FK | 1 |
0 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 6,982人
- 天候
- 晴、無風
気温 19.9℃ / 湿度 75.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 荒木 友輔
- 副審
-
田尻 智計
熊谷 幸剛 - 第4の審判員
- 岩崎 創一