試合結果
2020明治安田生命J1リーグ 第17節
セレッソ大阪
- 36' ブルーノ メンデス
試合終了
1-2
1前半1
0後半1
鹿島アントラーズ
- 32' ファン アラーノ
- 46' エヴェラウド
試合経過
32' | ファン アラーノ | |||
ブルーノ メンデス | 36' | |||
39' | 三竿 健斗 | |||
46' | エヴェラウド | |||
藤田 直之 → 木本 恭生 | 50' | |||
片山 瑛一 → 丸橋 祐介 | 61' | |||
奥埜 博亮 → 柿谷 曜一朗 | 61' | |||
79' | 土居 聖真 → 荒木 遼太郎 | |||
79' | ファン アラーノ → 町田 浩樹 | |||
瀬古 歩夢 | 86' | |||
坂元 達裕 → 鈴木 孝司 | 87' | |||
清武 弘嗣 → 西川 潤 | 87' | |||
90'+1 | エヴェラウド → 上田 綺世 | |||
90'+5 | 和泉 竜司 → 遠藤 康 | |||
90'+5 | レオ シルバ → 永木 亮太 |
アラーノ、エヴェが決めた!激闘を制して6連勝!
明治安田生命J1リーグ第17節、ヤンマースタジアム長居でセレッソ大阪と対戦した。アラーノのゴールで先制したアントラーズだったが、すぐに同点に追いつかれてしまう。それでも、後半開始早々にエヴェラウドが勝ち越しゴールを決めてリードを奪うと、この1点を最後まで守り切り、アントラーズが2-1で勝利した。
前節の清水戦は2-1と勝利し、今季初の5連勝を飾った。チームは自信を深めているが、油断は全くない。ザーゴ監督も「まだ私の理想には程遠い。これから調整していきながらやっていきたい」と語り、改めてC大阪戦への準備を行った。
先発メンバーは前節から2人変更した。町田、杉岡に代わって、関川、永戸が入った。ゴールマウスは沖が守り、最終ラインは小泉、犬飼、関川、永戸が務める。ボランチはレオと三竿のコンビで、サイドハーフは右にアラーノ、左に和泉、前線は土居とエヴェラウドが入った。ベンチには、スンテ、町田、永木、遠藤、荒木、染野、上田が座った。
立ち上がりから両チームともにトップギアで試合に入り、強度の高い攻防が続く。攻守の切り替えやパススピードがはやく、レベルの高い緊張感のある戦いが繰り広げられた。
一進一退の攻防が続いた32分、均衡が破れる。立ち上がりから機能していた前線からの連動したプレスで三竿がボールを奪うと、ここからカウンターを発動。縦パスを受けた土居が和泉へパスし、和泉はペナルティエリア内でシュートする。カバーに入った相手選手にブロックされたが、アラーノが押し込んで、ゴールを奪った。アントラーズが先制に成功する。
しかしそのわずか4分後に失点を喫する。36分、ダイレクトプレーでアントラーズの左サイドが崩されると、最後は坂元のクロスからブルーノ メンデスに決められてしまった。
その後も両チームともに全くプレーの強度が落ちず、スリリングな攻防が繰り広げられる。そして、前半最後まで非常に引き締まった展開が続き、あっという間にハーフタイムを迎えた。
後半に入ると、いきなりアントラーズがチャンスをつくる。永戸が滞空時間の長いアバウトなパスを前線に入れると、エヴェラウドが競り合い、ボールがこぼれる。これに和泉が反応し、相手選手を上手く剥がして左足を振り抜いた。シュートはGKに弾かれたが、エヴェラウドがこぼれ球を詰めて、ゴールネットに突き刺した。2-1とアントラーズが勝ち越しに成功する。
時間が経過しても、アントラーズの守備強度は全く落ちない。ボールの動きに合わせて、全体が素早くスライドし、コンパクトな陣形を保った。また、ボールを失った直後の切り替えも早く、連動したプレスでC大阪にカウンターを許さなかった。
しかし、徐々に自陣深くまで押し込まれ、C大阪に連続でセットプレーを与えてしまう。71分にはコーナーキックからマテイ ヨニッチにヘディングシュート、72分にもコーナーキックの流れからレアンドロ デサバトにミドルシュートを打たれた。どちらも失点覚悟の決定的なシュートだったが、沖が連続でビックセーブをみせて、チームの危機を救った。
79分、アントラーズは選手交代を行う。土居、アラーノを下げて、荒木、町田を投入し、フォーメーションをほぼ5バックに変えた。その後、アントラーズは相手の守備ブロックの中間スペースでボールを動かし、試合を上手くコントロールする。セカンドボールの反応も早く、高い集中力を保っていることが伺えた。
しかし、試合終盤はC大阪の猛攻を受ける。木本にポストに当たるヘディングシュートを打たれるなど、立て続けにゴールを脅かされてしまった。それでも、アディショナルタイムに投入された上田、永木、遠藤が、ボール保持者へプレッシャーをかけ続けたこともあり、なんとか最後まで守り抜いた。
そして、最後は歓喜のホイッスル。アントラーズがC大阪に2-1で勝利し、リーグ戦6連勝を飾った。
次は中3日でホーム湘南戦だ。勝利の喜びに浸る時間は残されていない。チームのさらなる向上を目指して、これからも最善の準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・リーグ戦6連勝
・エヴェラウドが3試合連続ゴール
・アラーノが今季2ゴール目
・三竿が次節出場停止
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田生命J1リーグ第17節、ヤンマースタジアム長居でセレッソ大阪と対戦した。アラーノのゴールで先制したアントラーズだったが、すぐに同点に追いつかれてしまう。それでも、後半開始早々にエヴェラウドが勝ち越しゴールを決めてリードを奪うと、この1点を最後まで守り切り、アントラーズが2-1で勝利した。
前節の清水戦は2-1と勝利し、今季初の5連勝を飾った。チームは自信を深めているが、油断は全くない。ザーゴ監督も「まだ私の理想には程遠い。これから調整していきながらやっていきたい」と語り、改めてC大阪戦への準備を行った。
先発メンバーは前節から2人変更した。町田、杉岡に代わって、関川、永戸が入った。ゴールマウスは沖が守り、最終ラインは小泉、犬飼、関川、永戸が務める。ボランチはレオと三竿のコンビで、サイドハーフは右にアラーノ、左に和泉、前線は土居とエヴェラウドが入った。ベンチには、スンテ、町田、永木、遠藤、荒木、染野、上田が座った。
立ち上がりから両チームともにトップギアで試合に入り、強度の高い攻防が続く。攻守の切り替えやパススピードがはやく、レベルの高い緊張感のある戦いが繰り広げられた。
一進一退の攻防が続いた32分、均衡が破れる。立ち上がりから機能していた前線からの連動したプレスで三竿がボールを奪うと、ここからカウンターを発動。縦パスを受けた土居が和泉へパスし、和泉はペナルティエリア内でシュートする。カバーに入った相手選手にブロックされたが、アラーノが押し込んで、ゴールを奪った。アントラーズが先制に成功する。
しかしそのわずか4分後に失点を喫する。36分、ダイレクトプレーでアントラーズの左サイドが崩されると、最後は坂元のクロスからブルーノ メンデスに決められてしまった。
その後も両チームともに全くプレーの強度が落ちず、スリリングな攻防が繰り広げられる。そして、前半最後まで非常に引き締まった展開が続き、あっという間にハーフタイムを迎えた。
後半に入ると、いきなりアントラーズがチャンスをつくる。永戸が滞空時間の長いアバウトなパスを前線に入れると、エヴェラウドが競り合い、ボールがこぼれる。これに和泉が反応し、相手選手を上手く剥がして左足を振り抜いた。シュートはGKに弾かれたが、エヴェラウドがこぼれ球を詰めて、ゴールネットに突き刺した。2-1とアントラーズが勝ち越しに成功する。
時間が経過しても、アントラーズの守備強度は全く落ちない。ボールの動きに合わせて、全体が素早くスライドし、コンパクトな陣形を保った。また、ボールを失った直後の切り替えも早く、連動したプレスでC大阪にカウンターを許さなかった。
しかし、徐々に自陣深くまで押し込まれ、C大阪に連続でセットプレーを与えてしまう。71分にはコーナーキックからマテイ ヨニッチにヘディングシュート、72分にもコーナーキックの流れからレアンドロ デサバトにミドルシュートを打たれた。どちらも失点覚悟の決定的なシュートだったが、沖が連続でビックセーブをみせて、チームの危機を救った。
79分、アントラーズは選手交代を行う。土居、アラーノを下げて、荒木、町田を投入し、フォーメーションをほぼ5バックに変えた。その後、アントラーズは相手の守備ブロックの中間スペースでボールを動かし、試合を上手くコントロールする。セカンドボールの反応も早く、高い集中力を保っていることが伺えた。
しかし、試合終盤はC大阪の猛攻を受ける。木本にポストに当たるヘディングシュートを打たれるなど、立て続けにゴールを脅かされてしまった。それでも、アディショナルタイムに投入された上田、永木、遠藤が、ボール保持者へプレッシャーをかけ続けたこともあり、なんとか最後まで守り抜いた。
そして、最後は歓喜のホイッスル。アントラーズがC大阪に2-1で勝利し、リーグ戦6連勝を飾った。
次は中3日でホーム湘南戦だ。勝利の喜びに浸る時間は残されていない。チームのさらなる向上を目指して、これからも最善の準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・リーグ戦6連勝
・エヴェラウドが3試合連続ゴール
・アラーノが今季2ゴール目
・三竿が次節出場停止
スタッツ
6 | シュート | 9 |
---|---|---|
9 | GK | 3 |
7 | CK | 3 |
16 | 直接FK | 11 |
2 | 間接FK | 2 |
1 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 6,836人
- 天候
- 晴、弱風
気温 25.7℃ / 湿度 53.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 松尾 一
- 副審
-
越智 新次
西村 幹也 - 第4の審判員
- 上村 篤史