試合結果
2020明治安田生命J1リーグ 第15節

鹿島アントラーズ
- 45'+2 エヴェラウド
- 83' 上田 綺世
試合終了
2-1
1前半0
1後半1

ベガルタ仙台
- 87' 長沢 駿
試合経過
21' | ![]() |
浜崎 拓磨 | ||
31' | ![]() |
吉野 恭平 → 金 正也 | ||
エヴェラウド | ![]() |
45'+2 | ||
53' | ![]() |
ジャーメイン 良 → 長沢 駿 | ||
土居 聖真 → 遠藤 康 | ![]() |
62' | ||
エヴェラウド → 上田 綺世 | ![]() |
62' | ||
71' | ![]() |
アレクサンドレ ゲデス → 石原 崇兆 | ||
71' | ![]() |
真瀬 拓海 → 中原 彰吾 | ||
71' | ![]() |
関口 訓充 → 兵藤 慎剛 | ||
荒木 遼太郎 → 和泉 竜司 | ![]() |
72' | ||
ファン アラーノ → レオ シルバ | ![]() |
72' | ||
上田 綺世 | ![]() |
83' | ||
永木 亮太 → 奈良 竜樹 | ![]() |
84' | ||
87' | ![]() |
長沢 駿 | ||
90'+5 | ![]() |
椎橋 慧也 |
エヴェ、上田のゴールで今季初の4連勝!
明治安田生命J1リーグ第15節、カシマスタジアムでベガルタ仙台と対戦した。立ち上がりから数多くの決定機をつくりながら、決めきれない展開となった。それでも、前半終了間際にエヴェラウドのゴールで先制に成功すると、後半に上田のゴールでリードを2点に広げる。その後、セットプレーから1失点したものの、このまま2-1のスコアでアントラーズが勝利した。
前節名古屋戦の勝利で、アントラーズは今季初の3連勝を飾った。チームは着実に成長し、勢いづいている。指揮官も「選手たちが何をすべきなのか整理ができているし、勝つことによって自信もついている」と手応えを語っていた。
ただ、自信は得ても、油断はない。前線でチームを牽引する土居は、「アウェイ3連戦を終えて、再びホームでの試合。アウェイで3連勝したという自信や強さをホームでみせなければいけない。もう一度、気を引き締めてチーム全員で戦っていきたい」と語った。いま一度、チーム全体で緊張感を高め、仙台戦へ臨んだ。
試合前には明治安田生命J1リーグ第13節柏戦でJ1通算100試合出場を達成した犬飼選手のセレモニーが行われ、花束が贈呈された。
先発メンバーは前節から2人変更し、レオ、和泉に代わって、永木、アラーノが入った。ゴールマウスは沖が守り、最終ラインは右から小泉、犬飼、関川、永戸が入った。ボランチは永木と三竿がコンビを組み、サイドハーフは右にアラーノ、左に荒木、前線は土居とエヴェラウドが務める。ベンチには、スンテ、奈良、レオ、和泉、遠藤、染野、上田が座った。
この試合から解禁となった「手拍子」の応援が鳴り響く中、試合はアントラーズのキックオフで始まった。
前半序盤は仙台にボールを握られる展開となったが、アントラーズはカウンターから決定機をつくる。まずは9分、カウンターから土居がペナルティエリア手前でシュートを放つも、これは惜しくもゴールポストに阻まれた。そして16分、アラーノのクロスからエヴェラウドがゴール前で決定的なヘディングシュートを放つ。しかし、これは枠を捉えることができなかった。
試合時間の経過とともに、アントラーズの攻撃の勢いが増す。29分、永戸のクロスからエヴェラウドが再びヘディングシュートを放つが、相手GKの好セーブに阻まれる。さらに、37分にはアラーノがペナルティエリア手前でシュートするも、枠を捉えることができない。そして43分には、カウンターから土居のクロスにアラーノがダイレクトで合わせるも、これは枠の上に外れた。アントラーズは数多くの決定機をつくりながら、なかなか決めきることができなかった。
それでも前半アディショナルタイム、ついに均衡を破る。小泉が荒木とのワンツーで抜け出すとGKをうまく交わして、ゴール前へ浮き球のパスを送る。これをエヴェラウドが頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。前半ラストプレーをモノにし、アントラーズが先制に成功した。
後半最初のチャンスもアントラーズだった。48分、ハーフウェーライン付近でボールを拾った荒木がドリブルを開始する。絶妙なコース取りでスルスルとボールを持ち運び、ペナルティエリア手前から右足を振り抜いた。強烈なシュートは惜しくも相手GKのセーブに阻まれたが、荒木が見事な個人技で相手ゴールを脅かした。
その後、アントラーズはボールをうまく動かしながら、試合の主導権を掌握する。攻守の切り替えでは三竿が存在感を放ち、ピンチの芽を摘んでいった。
62分、土居、エヴェラウドをベンチに下げ、遠藤、上田をピッチへ送った。72分には、アラーノに代えてレオ、荒木に代えて和泉を投入する。
試合を支配していたアントラーズだが、選手交代直後の72分に決定機をつくられてしまう。アントラーズの左サイドからクロスを入れられると、ゴール前で兵頭に頭で合わされた。このシュートはクロスバーに当たるも、こぼれ球に反応した長沢にヘディングされる。だが、このシュートも再びクロスバーに助けられた。決定的なピンチだったが、なんとか失点を免れる。
ピンチの後に好機あり。83分、永戸が左サイドから前線へロングボールを送ると上田が見事なトラップでボールを収め、1対1の仕掛けから右足を振り抜いた。低く鋭いシュートは、ゴールネットを揺らした。アントラーズがリードを2点に広げる。
このまま無失点で終えたいアントラーズは、得点直後の84分に永木との交代で奈良を投入した。最終ラインを4人から5人に変更し、守備を固める。
しかし、87分に課題のセットプレーから失点を喫する。コーナーキックから柳にヘディングで合わせられるとゴール前で混戦をつくられ、このこぼれ球を長沢に決められてしまった。これで2-1と1点差に迫られる。
それでもその後、アントラーズは成長を見せ、うまく時間を使いながら試合をコントロールする。そして、2-1のスコアのままで試合終了を迎えた。
次はアウェイ清水戦だ。中2日と準備期間は限られているが、今季初の4連勝の勢いそのまま、試合に臨むことができる。コンディション調整に細心の注意を払いながら、これからも最善の準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・小泉がJ1通算150試合出場
・永木がJ1通算200試合出場
・エヴェラウドが今季9ゴール目
・上田が今季3ゴール目
・今季初の4連勝、5試合負けなし
・上田がLIXIL賞を受賞
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田生命J1リーグ第15節、カシマスタジアムでベガルタ仙台と対戦した。立ち上がりから数多くの決定機をつくりながら、決めきれない展開となった。それでも、前半終了間際にエヴェラウドのゴールで先制に成功すると、後半に上田のゴールでリードを2点に広げる。その後、セットプレーから1失点したものの、このまま2-1のスコアでアントラーズが勝利した。
前節名古屋戦の勝利で、アントラーズは今季初の3連勝を飾った。チームは着実に成長し、勢いづいている。指揮官も「選手たちが何をすべきなのか整理ができているし、勝つことによって自信もついている」と手応えを語っていた。
ただ、自信は得ても、油断はない。前線でチームを牽引する土居は、「アウェイ3連戦を終えて、再びホームでの試合。アウェイで3連勝したという自信や強さをホームでみせなければいけない。もう一度、気を引き締めてチーム全員で戦っていきたい」と語った。いま一度、チーム全体で緊張感を高め、仙台戦へ臨んだ。

試合前には明治安田生命J1リーグ第13節柏戦でJ1通算100試合出場を達成した犬飼選手のセレモニーが行われ、花束が贈呈された。

先発メンバーは前節から2人変更し、レオ、和泉に代わって、永木、アラーノが入った。ゴールマウスは沖が守り、最終ラインは右から小泉、犬飼、関川、永戸が入った。ボランチは永木と三竿がコンビを組み、サイドハーフは右にアラーノ、左に荒木、前線は土居とエヴェラウドが務める。ベンチには、スンテ、奈良、レオ、和泉、遠藤、染野、上田が座った。


この試合から解禁となった「手拍子」の応援が鳴り響く中、試合はアントラーズのキックオフで始まった。
前半序盤は仙台にボールを握られる展開となったが、アントラーズはカウンターから決定機をつくる。まずは9分、カウンターから土居がペナルティエリア手前でシュートを放つも、これは惜しくもゴールポストに阻まれた。そして16分、アラーノのクロスからエヴェラウドがゴール前で決定的なヘディングシュートを放つ。しかし、これは枠を捉えることができなかった。





試合時間の経過とともに、アントラーズの攻撃の勢いが増す。29分、永戸のクロスからエヴェラウドが再びヘディングシュートを放つが、相手GKの好セーブに阻まれる。さらに、37分にはアラーノがペナルティエリア手前でシュートするも、枠を捉えることができない。そして43分には、カウンターから土居のクロスにアラーノがダイレクトで合わせるも、これは枠の上に外れた。アントラーズは数多くの決定機をつくりながら、なかなか決めきることができなかった。




それでも前半アディショナルタイム、ついに均衡を破る。小泉が荒木とのワンツーで抜け出すとGKをうまく交わして、ゴール前へ浮き球のパスを送る。これをエヴェラウドが頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。前半ラストプレーをモノにし、アントラーズが先制に成功した。






後半最初のチャンスもアントラーズだった。48分、ハーフウェーライン付近でボールを拾った荒木がドリブルを開始する。絶妙なコース取りでスルスルとボールを持ち運び、ペナルティエリア手前から右足を振り抜いた。強烈なシュートは惜しくも相手GKのセーブに阻まれたが、荒木が見事な個人技で相手ゴールを脅かした。




その後、アントラーズはボールをうまく動かしながら、試合の主導権を掌握する。攻守の切り替えでは三竿が存在感を放ち、ピンチの芽を摘んでいった。




62分、土居、エヴェラウドをベンチに下げ、遠藤、上田をピッチへ送った。72分には、アラーノに代えてレオ、荒木に代えて和泉を投入する。



試合を支配していたアントラーズだが、選手交代直後の72分に決定機をつくられてしまう。アントラーズの左サイドからクロスを入れられると、ゴール前で兵頭に頭で合わされた。このシュートはクロスバーに当たるも、こぼれ球に反応した長沢にヘディングされる。だが、このシュートも再びクロスバーに助けられた。決定的なピンチだったが、なんとか失点を免れる。
ピンチの後に好機あり。83分、永戸が左サイドから前線へロングボールを送ると上田が見事なトラップでボールを収め、1対1の仕掛けから右足を振り抜いた。低く鋭いシュートは、ゴールネットを揺らした。アントラーズがリードを2点に広げる。





このまま無失点で終えたいアントラーズは、得点直後の84分に永木との交代で奈良を投入した。最終ラインを4人から5人に変更し、守備を固める。



しかし、87分に課題のセットプレーから失点を喫する。コーナーキックから柳にヘディングで合わせられるとゴール前で混戦をつくられ、このこぼれ球を長沢に決められてしまった。これで2-1と1点差に迫られる。
それでもその後、アントラーズは成長を見せ、うまく時間を使いながら試合をコントロールする。そして、2-1のスコアのままで試合終了を迎えた。

次はアウェイ清水戦だ。中2日と準備期間は限られているが、今季初の4連勝の勢いそのまま、試合に臨むことができる。コンディション調整に細心の注意を払いながら、これからも最善の準備を進めていく。

【この試合のトピックス】
・小泉がJ1通算150試合出場
・永木がJ1通算200試合出場
・エヴェラウドが今季9ゴール目
・上田が今季3ゴール目
・今季初の4連勝、5試合負けなし
・上田がLIXIL賞を受賞
スタッツ
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|
---|---|---|
12 | シュート | 10 |
6 | GK | 11 |
6 | CK | 7 |
13 | 直接FK | 9 |
4 | 間接FK | 3 |
4 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 3,839人
- 天候
- 曇、無風
気温 26.7℃ / 湿度 81.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 東城 穣
- 副審
-
八木 あかね
大川 直也 - 第4の審判員
- 清水 勇人