試合結果
2020明治安田生命J1リーグ 第9節

鹿島アントラーズ
- 69' 和泉 竜司
- 80' エヴェラウド
試合終了
2-0
0前半0
2後半0

サガン鳥栖
試合経過
5' | ![]() |
森下 龍矢 | ||
町田 浩樹 | ![]() |
45' | ||
永木 亮太 → 三竿 健斗 | ![]() |
59' | ||
白崎 凌兵 → 和泉 竜司 | ![]() |
59' | ||
伊藤 翔 → 荒木 遼太郎 | ![]() |
59' | ||
67' | ![]() |
趙 東建 → 豊田 陽平 | ||
67' | ![]() |
樋口 雄太 → 石井 快征 | ||
土居 聖真 → 染野 唯月 | ![]() |
67' | ||
和泉 竜司 | ![]() |
69' | ||
77' | ![]() |
中野 伸哉 → 大畑 歩夢 | ||
77' | ![]() |
松岡 大起 → 安 庸佑 | ||
エヴェラウド | ![]() |
80' | ||
エヴェラウド → 関川 郁万 | ![]() |
86' | ||
90' | ![]() |
高橋 秀人 → 梁 勇基 |
和泉、エヴェラウドのゴールで完封勝利!
明治安田J1第9節、カシマスタジアムでサガン鳥栖と対戦した。前半は拮抗した展開となり、スコアレスで折り返す。後半の立ち上がり、アントラーズは自陣でのミスが続いてしまい、何度かピンチの場面を迎える。だが、公式戦初出場を果たした沖が好セーブをみせて、無失点で凌いだ。すると、69分にセットプレーの流れから和泉がゴールネットを揺らし、アントラーズが先制に成功する。さらに80分にはエヴェラウドが決めて、リードを2点に広げた。その後も、危なげない戦いをみせたアントラーズがこのまま逃げ切り、2-0で今季初の完封勝利を飾った。
3日前の川崎F戦、アントラーズは自分たちのミスから3失点を喫する苦しい展開となり、試合終盤に伊藤の2ゴールで追い上げるも、あと一歩及ばず。2-3のスコアで敗れ、ルヴァンカップのグループステージ敗退が決定した。
試合後、キャプテンの三竿健斗は「悔しい気持ちでいっぱいだし、ホームで見せる戦いや姿勢ではなかった。スタジアムに来てくれたファン・サポーターやテレビの前で応援してくれた人に対して、不甲斐なさと情けなさで申し訳ない」と険しい表情で語った。一つのタイトルを失った重みを選手たちも痛いほど感じている。だが、鳥栖戦までは中2日と時間はない。「次の試合でもっと自信を持って、本来出せる力を出していきたい」とすぐに意識を切り替え、準備を進めた。
厳しい連戦のなか、指揮官は先発メンバーを5人入れ替える決断を下した。ゴールマウスは公式戦初先発となる沖が守る。最終ラインは右から小泉、犬飼、町田、永戸が入った。ボランチはレオと永木がコンビを組み、サイドハーフは右に土居、左にエヴェラウド、前線は白崎と伊藤が務める。ベンチには曽ケ端、内田、関川、和泉、三竿、荒木、染野が座った。
18時33分、鳥栖のキックオフで試合が始まった。立ち上がりは両チームともに拮抗した展開となったが、初めての決定機をつくったのはアントラーズだった。15分、右サイドでフリーキックを獲得し、キッカーの永木がファーサイドへクロスを送ると、エヴェラウドが頭で合わせる。シュートはGKがいないコースへ跳び、ゴールかと思われたが、鳥栖のエドゥアルドにゴールライン上でクリアされ、得点にはならなかった。
その後、試合は一進一退の攻防が続く。アントラーズは鋭いカウンターから何度かチャンスをつくったものの、後方からのビルドアップではなかなかシュートまで持ち込めない。それでも鳥栖の攻撃に対しては、4-4-2の守備ブロックがしっかりと機能した。この日プロ初先発となった沖も、安定したセービングとビルドアップでの貢献でチームを最後尾から支えた。
前半はこのまま0-0のスコアで終了し、ハーフタイムを迎えた。
後半の入り方を大事に為たかったアントラーズだが、開始直後から自陣でのミスが続き、試合の流れは鳥栖に傾いた。立て続けに決定的なシュートを打たれる苦しい展開となるが、沖が好セーブを連発し、度重なるピンチを守り切った。
59分、アントラーズは3人同時に選手交代を行う。永木、白崎、伊藤をベンチに下げ、三竿、和泉、荒木をピッチへ投入した。
交代後、徐々にアントラーズの攻撃に勢いが出た。前線から激しいプレスをかけてボールを奪うと、そこからのショートカウンターでチャンスをつくっていく。67分には土居との交代で染野を投入し、さらに得点を狙いに行った。
すると69分、指揮官の采配が的中する。コーナーキックのこぼれ球を拾った小泉が、ペナルティエリア内へクロスを入れ、染野が高い打点で落とす。これを和泉が胸トラップから左足を振り抜き、ゴールネットに突き刺した。アントラーズが待望の先制点を奪った。
さらに80分、右サイドから荒木がカットインすると、ペナルティエリア右のスペースへパスを送る。これで染野が抜け出すと、バックヒールで後方の和泉へ渡す。和泉は相手の動きを見て冷静に横パスを送ると、最後はエヴェラウドがゴールへ流し込んだ。
リードを広げたアントラーズは守備を固める。86分、エヴェラウドに代えて関川を投入し、逃げ切りに入る。
そして、ついに勝利を告げるホイッスルが鳴り響いた。2-0。アントラーズファミリーの後押しを受けて、今季初の完封勝利、初のリーグ戦連勝を飾った。
次戦は中3日でルヴァンカップのアウェイ清水戦。すでにグループステージ敗退が決定しているものの、未勝利で大会を終えることは許されない。意地とプライドにかけて、勝利が求められる一戦だ。厳しいスケジュールが続くが、これからもチーム一丸で準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・沖が公式戦初出場、初完封
・小泉が今季公式戦初先発、フル出場
・和泉が加入後初ゴール
・エヴェラウドがリーグ戦3試合連続ゴール(今季6ゴール目)
・今季リーグ戦初の連勝
・町田が次節出場停止
・和泉がLIXIL賞を初受賞
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田J1第9節、カシマスタジアムでサガン鳥栖と対戦した。前半は拮抗した展開となり、スコアレスで折り返す。後半の立ち上がり、アントラーズは自陣でのミスが続いてしまい、何度かピンチの場面を迎える。だが、公式戦初出場を果たした沖が好セーブをみせて、無失点で凌いだ。すると、69分にセットプレーの流れから和泉がゴールネットを揺らし、アントラーズが先制に成功する。さらに80分にはエヴェラウドが決めて、リードを2点に広げた。その後も、危なげない戦いをみせたアントラーズがこのまま逃げ切り、2-0で今季初の完封勝利を飾った。
3日前の川崎F戦、アントラーズは自分たちのミスから3失点を喫する苦しい展開となり、試合終盤に伊藤の2ゴールで追い上げるも、あと一歩及ばず。2-3のスコアで敗れ、ルヴァンカップのグループステージ敗退が決定した。
試合後、キャプテンの三竿健斗は「悔しい気持ちでいっぱいだし、ホームで見せる戦いや姿勢ではなかった。スタジアムに来てくれたファン・サポーターやテレビの前で応援してくれた人に対して、不甲斐なさと情けなさで申し訳ない」と険しい表情で語った。一つのタイトルを失った重みを選手たちも痛いほど感じている。だが、鳥栖戦までは中2日と時間はない。「次の試合でもっと自信を持って、本来出せる力を出していきたい」とすぐに意識を切り替え、準備を進めた。



厳しい連戦のなか、指揮官は先発メンバーを5人入れ替える決断を下した。ゴールマウスは公式戦初先発となる沖が守る。最終ラインは右から小泉、犬飼、町田、永戸が入った。ボランチはレオと永木がコンビを組み、サイドハーフは右に土居、左にエヴェラウド、前線は白崎と伊藤が務める。ベンチには曽ケ端、内田、関川、和泉、三竿、荒木、染野が座った。


18時33分、鳥栖のキックオフで試合が始まった。立ち上がりは両チームともに拮抗した展開となったが、初めての決定機をつくったのはアントラーズだった。15分、右サイドでフリーキックを獲得し、キッカーの永木がファーサイドへクロスを送ると、エヴェラウドが頭で合わせる。シュートはGKがいないコースへ跳び、ゴールかと思われたが、鳥栖のエドゥアルドにゴールライン上でクリアされ、得点にはならなかった。






その後、試合は一進一退の攻防が続く。アントラーズは鋭いカウンターから何度かチャンスをつくったものの、後方からのビルドアップではなかなかシュートまで持ち込めない。それでも鳥栖の攻撃に対しては、4-4-2の守備ブロックがしっかりと機能した。この日プロ初先発となった沖も、安定したセービングとビルドアップでの貢献でチームを最後尾から支えた。




前半はこのまま0-0のスコアで終了し、ハーフタイムを迎えた。


後半の入り方を大事に為たかったアントラーズだが、開始直後から自陣でのミスが続き、試合の流れは鳥栖に傾いた。立て続けに決定的なシュートを打たれる苦しい展開となるが、沖が好セーブを連発し、度重なるピンチを守り切った。


59分、アントラーズは3人同時に選手交代を行う。永木、白崎、伊藤をベンチに下げ、三竿、和泉、荒木をピッチへ投入した。
交代後、徐々にアントラーズの攻撃に勢いが出た。前線から激しいプレスをかけてボールを奪うと、そこからのショートカウンターでチャンスをつくっていく。67分には土居との交代で染野を投入し、さらに得点を狙いに行った。
すると69分、指揮官の采配が的中する。コーナーキックのこぼれ球を拾った小泉が、ペナルティエリア内へクロスを入れ、染野が高い打点で落とす。これを和泉が胸トラップから左足を振り抜き、ゴールネットに突き刺した。アントラーズが待望の先制点を奪った。








さらに80分、右サイドから荒木がカットインすると、ペナルティエリア右のスペースへパスを送る。これで染野が抜け出すと、バックヒールで後方の和泉へ渡す。和泉は相手の動きを見て冷静に横パスを送ると、最後はエヴェラウドがゴールへ流し込んだ。





リードを広げたアントラーズは守備を固める。86分、エヴェラウドに代えて関川を投入し、逃げ切りに入る。




そして、ついに勝利を告げるホイッスルが鳴り響いた。2-0。アントラーズファミリーの後押しを受けて、今季初の完封勝利、初のリーグ戦連勝を飾った。




次戦は中3日でルヴァンカップのアウェイ清水戦。すでにグループステージ敗退が決定しているものの、未勝利で大会を終えることは許されない。意地とプライドにかけて、勝利が求められる一戦だ。厳しいスケジュールが続くが、これからもチーム一丸で準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・沖が公式戦初出場、初完封
・小泉が今季公式戦初先発、フル出場
・和泉が加入後初ゴール
・エヴェラウドがリーグ戦3試合連続ゴール(今季6ゴール目)
・今季リーグ戦初の連勝
・町田が次節出場停止
・和泉がLIXIL賞を初受賞
スタッツ
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
9 | シュート | 6 |
7 | GK | 10 |
1 | CK | 4 |
16 | 直接FK | 18 |
2 | 間接FK | 1 |
1 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 3,913人
- 天候
- 曇、無風
気温 23.7℃ / 湿度 83.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 西村 雄一
- 副審
-
聳城 巧
数原 武志 - 第4の審判員
- 川俣 秀