試合結果
2020明治安田生命J1リーグ 第8節

大分トリニータ
- 5' 高澤 優也
試合終了
1-4
1前半2
0後半2

鹿島アントラーズ
- 15' エヴェラウド
- 40' エヴェラウド
- 55' エヴェラウド
- 90'+5 伊藤 翔
試合経過
高澤 優也 | ![]() |
5' | ||
15' | ![]() |
エヴェラウド | ||
島川 俊郎 | ![]() |
27' | ||
40' | ![]() |
エヴェラウド | ||
知念 慶 → 渡 大生 | ![]() |
46' | ||
55' | ![]() |
エヴェラウド | ||
島川 俊郎 → 佐藤 和弘 | ![]() |
61' | ||
66' | ![]() |
三竿 健斗 | ||
田中 達也 → 小林 成豪 | ![]() |
78' | ||
84' | ![]() |
遠藤 康 → 白崎 凌兵 | ||
88' | ![]() |
レオ シルバ → 永木 亮太 | ||
90'+3 | ![]() |
エヴェラウド → 伊藤 翔 | ||
90'+3 | ![]() |
土居 聖真 → 荒木 遼太郎 | ||
90'+5 | ![]() |
伊藤 翔 |
エヴェラウドのハットトリック、伊藤の今季初ゴールで4-1の快勝!
明治安田生命J1リーグ第8節、昭和電工ドーム大分で大分と対戦した。試合開始からわずか5分で先制点を奪われてしまったアントラーズだが、15分にエヴェラウドが同点ゴールを決めると、40分には和泉が獲得したPKを再びエヴェラウドが決めて、前半のうちに逆転に成功する。そして55分にエヴェラウドがこの日3点目となる追加点を奪うと、後半アディショナルタイムには伊藤がダメ押しの4点目を決めた。立ち上がりは不安定だったものの、終わってみれば4-1で快勝し、今季アウェイ初勝利を収めた。
6日前、アントラーズはカシマスタジアムでFC東京と対戦した。前半はFC東京に主導権を譲る展開となったが、34分に広瀬からのクロスをエヴェラウドがヘディングで決めて、アントラーズが先制に成功する。しかし、前半終了間際にセットプレーから立て続けに2失点を喫し、逆転を許してしまう。後半に入っても、FC東京のカウンターに苦しむ展開は続いたが、75分に遠藤からのパスを土居がボレーで合わせて、同点に追いつく。その後、猛攻を仕掛けたアントラーズだったが、勝ち越し点を奪えなかった。
引き分けという結果では満足できないが、多くの収穫と課題が見つかる価値ある勝ち点1だった。指揮官もセットプレーの守備に関しては「改善していく必要がある」としながらも、チーム全体のパフォーマンスには「目指しているフットボールを構築している最中で、その一部は表現できた。私が目指しているフットボールを、見ている方にも、見続けたいと思ってもらえるようにしていきたい」と、手応えを語った。
試合翌日、チームはつかの間のオフを取った。そして心身のコンディション調整を経て、総力戦での準備を進めていく。8月に入ると試合日程は過酷さを増し、大分戦を皮切りに週2試合ペースの連戦が続く。一喜一憂することなく、目の前の勝利を目指して戦わなければいけない。
そして、迎えた試合当日。キックオフ約2時間半前にスタメンが発表された。ゴールマウスは曽ケ端が守り、最終ラインは右から広瀬、犬飼、町田、永戸が入った。ボランチはレオと三竿がコンビを組み、サイドハーフは右に土居、左に和泉、前線は遠藤とエヴェラウドが務める。ベンチには沖、関川、永木、荒木、白崎、伊藤、染野が座った。
19時3分、 大分のキックオフで試合が始まった。試合の入り方に注意したかったアントラーズだが、試合開始早々に先制点を奪われてしまう。5分、ペナルティエリア手前で高澤にミドルシュートを打たれる。少し外に逃げる軌道を描いたボールは曽ケ端の逆を突き、ゴールネットに吸い込まれてしまった。
開始早々の失点を喫したものの、アントラーズはすぐさま同点に追いつく。15分、ハーフウェーライン付近で相手がバックパスをミスすると、素早くエヴェラウドが反応する。ボールを拾うと、ドリブルでペナルティエリア内まで進入し、冷静にGKの動きを見極めて、右足を振り抜いた。シュートはゴールネットに突き刺さり、1-1の同点に追いついた。
同点弾で勢いづいたアントラーズは、24分にも決定機をつくる。相手GKとDFの連係ミスでペナルティエリア手前にボールがこぼれると、土居が拾い、素早く遠藤にパスを出す。遠藤はダイレクトでゴールを狙ったが、シュートは惜しくも枠の上へ外れた。
いい流れの時間が続くアントラーズは38分、土居がペナルティエリア内へパスを送ると、これに和泉が反応する。相手GK高木とボールを目掛けて競争になったが、一歩早く和泉が触り、両者が接触する。これがファウルの判定となり、アントラーズにPKが与えられた。40分、このPKをエヴェラウドが左側に蹴り込み、ゴールネットを揺らした。
前半はこのまま2-1のスコアで終了し、ハーフタイムに突入した。
後半に入っても、試合の主導権は変わらずアントラーズが握ったが、54分にピンチを迎える。コーナーキックの流れから大分にゴールネットを揺らされた。だがこれはオフサイドの判定となり、ノーゴールとなった。
そしてピンチの後にチャンスを得る。55分、右サイドでボールをもった遠藤は、ペナルティエリア右の深いゾーンへ走り込んだ土居へ絶妙なスルーパスを送る。相手に競り勝った土居がゴール前にラストパスを送ると、ボールを受けたエヴェラウドは体勢を崩しかけながらも、シュートを放ち、ゴール右下へとうまく流し込んだ。アントラーズが3-1とリードを広げた。
その後もアントラーズは主導権を握りながら、試合を進めていった。84分には遠藤に代えて白崎、88分にはレオとの交代で永木、後半アディショナルタイム3分にはエヴェラウド、土居を下げて、伊藤、荒木をピッチへ送った。
すると、試合終了間際の後半アディショナルタイム5分に再び歓喜の瞬間が訪れる。右サイドの広瀬がクロスを入れると、ニアサイドで荒木が逸らし、白崎がシュートする。一度は相手GKに弾かれるも、こぼれ球に伊藤が素早く反応し、ゴールへ流し込んだ。
得点後、すぐに試合終了を告げるホイッスルが鳴った。開始早々に先制点を奪われる苦しい展開となったが、4-1のスコアでアントラーズが逆転勝利した。
次はホームに戻り、中3日でYBCルヴァンカップ第2節 川崎F戦だ。ここから勢いをつけて連戦を戦うためにも、絶対に勝利する必要がある。すぐに気持ちを切り替え、また明日から準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・エヴェラウドが加入後初のハットトリック
・伊藤が今季初ゴール
・曽ケ端が今季初先発
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田生命J1リーグ第8節、昭和電工ドーム大分で大分と対戦した。試合開始からわずか5分で先制点を奪われてしまったアントラーズだが、15分にエヴェラウドが同点ゴールを決めると、40分には和泉が獲得したPKを再びエヴェラウドが決めて、前半のうちに逆転に成功する。そして55分にエヴェラウドがこの日3点目となる追加点を奪うと、後半アディショナルタイムには伊藤がダメ押しの4点目を決めた。立ち上がりは不安定だったものの、終わってみれば4-1で快勝し、今季アウェイ初勝利を収めた。
6日前、アントラーズはカシマスタジアムでFC東京と対戦した。前半はFC東京に主導権を譲る展開となったが、34分に広瀬からのクロスをエヴェラウドがヘディングで決めて、アントラーズが先制に成功する。しかし、前半終了間際にセットプレーから立て続けに2失点を喫し、逆転を許してしまう。後半に入っても、FC東京のカウンターに苦しむ展開は続いたが、75分に遠藤からのパスを土居がボレーで合わせて、同点に追いつく。その後、猛攻を仕掛けたアントラーズだったが、勝ち越し点を奪えなかった。
引き分けという結果では満足できないが、多くの収穫と課題が見つかる価値ある勝ち点1だった。指揮官もセットプレーの守備に関しては「改善していく必要がある」としながらも、チーム全体のパフォーマンスには「目指しているフットボールを構築している最中で、その一部は表現できた。私が目指しているフットボールを、見ている方にも、見続けたいと思ってもらえるようにしていきたい」と、手応えを語った。
試合翌日、チームはつかの間のオフを取った。そして心身のコンディション調整を経て、総力戦での準備を進めていく。8月に入ると試合日程は過酷さを増し、大分戦を皮切りに週2試合ペースの連戦が続く。一喜一憂することなく、目の前の勝利を目指して戦わなければいけない。





そして、迎えた試合当日。キックオフ約2時間半前にスタメンが発表された。ゴールマウスは曽ケ端が守り、最終ラインは右から広瀬、犬飼、町田、永戸が入った。ボランチはレオと三竿がコンビを組み、サイドハーフは右に土居、左に和泉、前線は遠藤とエヴェラウドが務める。ベンチには沖、関川、永木、荒木、白崎、伊藤、染野が座った。


19時3分、 大分のキックオフで試合が始まった。試合の入り方に注意したかったアントラーズだが、試合開始早々に先制点を奪われてしまう。5分、ペナルティエリア手前で高澤にミドルシュートを打たれる。少し外に逃げる軌道を描いたボールは曽ケ端の逆を突き、ゴールネットに吸い込まれてしまった。


開始早々の失点を喫したものの、アントラーズはすぐさま同点に追いつく。15分、ハーフウェーライン付近で相手がバックパスをミスすると、素早くエヴェラウドが反応する。ボールを拾うと、ドリブルでペナルティエリア内まで進入し、冷静にGKの動きを見極めて、右足を振り抜いた。シュートはゴールネットに突き刺さり、1-1の同点に追いついた。




同点弾で勢いづいたアントラーズは、24分にも決定機をつくる。相手GKとDFの連係ミスでペナルティエリア手前にボールがこぼれると、土居が拾い、素早く遠藤にパスを出す。遠藤はダイレクトでゴールを狙ったが、シュートは惜しくも枠の上へ外れた。


いい流れの時間が続くアントラーズは38分、土居がペナルティエリア内へパスを送ると、これに和泉が反応する。相手GK高木とボールを目掛けて競争になったが、一歩早く和泉が触り、両者が接触する。これがファウルの判定となり、アントラーズにPKが与えられた。40分、このPKをエヴェラウドが左側に蹴り込み、ゴールネットを揺らした。



前半はこのまま2-1のスコアで終了し、ハーフタイムに突入した。

後半に入っても、試合の主導権は変わらずアントラーズが握ったが、54分にピンチを迎える。コーナーキックの流れから大分にゴールネットを揺らされた。だがこれはオフサイドの判定となり、ノーゴールとなった。
そしてピンチの後にチャンスを得る。55分、右サイドでボールをもった遠藤は、ペナルティエリア右の深いゾーンへ走り込んだ土居へ絶妙なスルーパスを送る。相手に競り勝った土居がゴール前にラストパスを送ると、ボールを受けたエヴェラウドは体勢を崩しかけながらも、シュートを放ち、ゴール右下へとうまく流し込んだ。アントラーズが3-1とリードを広げた。









その後もアントラーズは主導権を握りながら、試合を進めていった。84分には遠藤に代えて白崎、88分にはレオとの交代で永木、後半アディショナルタイム3分にはエヴェラウド、土居を下げて、伊藤、荒木をピッチへ送った。





すると、試合終了間際の後半アディショナルタイム5分に再び歓喜の瞬間が訪れる。右サイドの広瀬がクロスを入れると、ニアサイドで荒木が逸らし、白崎がシュートする。一度は相手GKに弾かれるも、こぼれ球に伊藤が素早く反応し、ゴールへ流し込んだ。





得点後、すぐに試合終了を告げるホイッスルが鳴った。開始早々に先制点を奪われる苦しい展開となったが、4-1のスコアでアントラーズが逆転勝利した。


次はホームに戻り、中3日でYBCルヴァンカップ第2節 川崎F戦だ。ここから勢いをつけて連戦を戦うためにも、絶対に勝利する必要がある。すぐに気持ちを切り替え、また明日から準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・エヴェラウドが加入後初のハットトリック
・伊藤が今季初ゴール
・曽ケ端が今季初先発
スタッツ
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|
---|---|---|
4 | シュート | 15 |
12 | GK | 13 |
3 | CK | 0 |
9 | 直接FK | 10 |
3 | 間接FK | 2 |
3 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 1 |
試合データ
- 入場者数
- 4,225人
- 天候
- 晴、無風
気温 29.2℃ / 湿度 58.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 笠原 寛貴
- 副審
-
聳城 巧
村井 良輔 - 第4の審判員
- 日高 晴樹