試合結果
2020明治安田生命J1リーグ 第4節
浦和レッズ
- 52' エヴェルトン
試合終了
1-0
0前半0
1後半0
鹿島アントラーズ
試合経過
エヴェルトン | 15' | |||
34' | 永木 亮太 | |||
48' | 町田 浩樹 | |||
エヴェルトン | 52' | |||
57' | 染野 唯月 → 白崎 凌兵 | |||
汰木 康也 → 関根 貴大 | 57' | |||
興梠 慎三 → 杉本 健勇 | 57' | |||
67' | 永木 亮太 → 遠藤 康 | |||
67' | 伊藤 翔 → 上田 綺世 | |||
エヴェルトン → 柴戸 海 | 73' | |||
柴戸 海 | 77' | |||
80' | 和泉 竜司 → 荒木 遼太郎 | |||
80' | 永戸 勝也 → 杉岡 大暉 | |||
関根 貴大 | 81' | |||
レオナルド → マルティノス | 88' |
明治安田生命J1リーグ第4節、アウェイの埼玉スタジアム2002で浦和レッズと対戦した。立ち上がりから両チームともに守備意識が高く決定機の少ない展開となったが、試合が動いたのはセットプレーからだった。52分、フリーキックからエヴェルトンに流し込まれ、浦和に先制を許す。その後、アントラーズは猛攻を仕掛けたが、最後まで同点に追いつくことはできず、このまま0-1で試合を終えた。
4日前、アントラーズはカシマスタジアムで北海道コンサドーレ札幌と対戦した。試合開始早々の前半7分、鈴木に先制点を奪われてしまう。その後、アントラーズはボールを支配しながらも、なかなかチャンスをつくれない。後半に入ると、決定機が何度か訪れたが、決めきることができず、アディショナルタイムにカウンターから追加点を許し、0-2と敗戦を喫した。
試合後、指揮官は「連敗は好ましくない」と悔しそうに語った。立ち上がりの失点、そしてチャンスでの決定力不足と改善すべき点は残されているが、「チャンスを多く作ることができたし、得点にはつながらなかったが、随所にやってきたことを表現できた」こともまた事実である。「これからも今取り組んでいることをぶれずにやり続けていきたい」。指揮官は揺るぎない自信を言葉に込めた。
試合から一夜明け、翌日もチームは休むことなくトレーニングを行った。中3日の過密日程が続くが、条件は相手と同じだ。勝利への士気を高め、チーム一丸で調整を進めた。
そして、迎えた試合当日。キックオフ2時間前にスタメンが発表された。
ゴールマウスはスンテが守る。最終ラインは右から広瀬、犬飼、町田、永戸が入り、ボランチは三竿と永木がコンビを組んだ。キックオフ時のスタートポジションは、右サイドハーフに染野、左に和泉、前線はアラーノと伊藤が入った。ベンチには、曽ケ端、杉岡、レオ、遠藤、荒木、白崎、上田が座った。
明治安田J1は今節から無観客試合から有観客試合に移行した。スタジアムにはホームのサポーターのみ入場が許され、観客数、収容制限には上限が設けられた。使用できる座席は距離を空けて指定され、声を出しての応援、ハイタッチなどは禁止となった。
19時04分、浦和のキックオフで試合が始まる。スタジアムには選手たちの声と浦和サポーターの拍手のみが聞こえた。
立ち上がりからアントラーズは丁寧にボールを繋ぎ、相手陣内まで攻め込んでいく。しかし、浦和の粘り強い守備に苦しめられ、ゴール前でのチャンスはつくれない。両チームともに守備意識が高く、試合はこう着状態が続いた。
それでもアントラーズは前半終盤にペナルティエリア手前でフリーキックを獲得する。42分、キッカーの永木が右足を勢いよく振り抜き、直接ゴールを狙った。しかし、シュートは枠を大きく外れ、得点には至らなかった。
前半は互いに譲らず、このまま0-0でハーフタイムを迎えた。両チームとも決定機が少ない展開となったが、中盤で見ごたえのある激しい球際の勝負が繰り広げられた。
後半に入っても、試合は一進一退の攻防が続く。だが52分、アントラーズにとって手痛い瞬間が訪れる。フリーキックからキッカーの山中にペナルティエリアへクロスを蹴り込まれると、走り込んだ岩波に折り返され、最後はエヴェルトンにゴールへ流し込まれる。セットプレーから先制点を許してしまった。
同点に追いつきたいアントラーズは、選手交代で試合のリズムを変える。57分に染野との交代で白崎を投入すると、67分には永木、伊藤をベンチに下げて、遠藤と上田をピッチへ送る。
ここからアントラーズは、途中出場した上田の高さを活かしてチャンスをつくっていく。75分、コーナーキックを獲得すると、キッカーの永戸が入れたボールに上田がヘディングシュートする。しかし、これは惜しくもゴール右に外れてしまう。直後の76分には、右サイドの広瀬がアーリークロスを送ると、再び上田が高い打点で合わせる。だが、このシュートもわずかに枠を捉えられなかった。
80分にアントラーズは再び選手交代を行う。和泉、永戸にかえて荒木、杉岡を同時にピッチへ送った。
試合終盤、守りを固める浦和に対し、アントラーズはパワープレーを仕掛ける。センターバックの町田を前線に上げ、ロングボールを放り込んだ。しかし、決死の猛攻も最後まで得点を奪うことはできず、このまま試合は0-1で終了した。
悔しい敗戦となったが、次節のホーム横浜FM戦もすぐにやって来る。どんな結果であろうと、前を向いて戦い続けなければいけない。次こそ必ずや勝利を。チーム一丸で最善の準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・杉岡がアントラーズで公式戦初出場
4日前、アントラーズはカシマスタジアムで北海道コンサドーレ札幌と対戦した。試合開始早々の前半7分、鈴木に先制点を奪われてしまう。その後、アントラーズはボールを支配しながらも、なかなかチャンスをつくれない。後半に入ると、決定機が何度か訪れたが、決めきることができず、アディショナルタイムにカウンターから追加点を許し、0-2と敗戦を喫した。
試合後、指揮官は「連敗は好ましくない」と悔しそうに語った。立ち上がりの失点、そしてチャンスでの決定力不足と改善すべき点は残されているが、「チャンスを多く作ることができたし、得点にはつながらなかったが、随所にやってきたことを表現できた」こともまた事実である。「これからも今取り組んでいることをぶれずにやり続けていきたい」。指揮官は揺るぎない自信を言葉に込めた。
試合から一夜明け、翌日もチームは休むことなくトレーニングを行った。中3日の過密日程が続くが、条件は相手と同じだ。勝利への士気を高め、チーム一丸で調整を進めた。
そして、迎えた試合当日。キックオフ2時間前にスタメンが発表された。
ゴールマウスはスンテが守る。最終ラインは右から広瀬、犬飼、町田、永戸が入り、ボランチは三竿と永木がコンビを組んだ。キックオフ時のスタートポジションは、右サイドハーフに染野、左に和泉、前線はアラーノと伊藤が入った。ベンチには、曽ケ端、杉岡、レオ、遠藤、荒木、白崎、上田が座った。
明治安田J1は今節から無観客試合から有観客試合に移行した。スタジアムにはホームのサポーターのみ入場が許され、観客数、収容制限には上限が設けられた。使用できる座席は距離を空けて指定され、声を出しての応援、ハイタッチなどは禁止となった。
19時04分、浦和のキックオフで試合が始まる。スタジアムには選手たちの声と浦和サポーターの拍手のみが聞こえた。
立ち上がりからアントラーズは丁寧にボールを繋ぎ、相手陣内まで攻め込んでいく。しかし、浦和の粘り強い守備に苦しめられ、ゴール前でのチャンスはつくれない。両チームともに守備意識が高く、試合はこう着状態が続いた。
それでもアントラーズは前半終盤にペナルティエリア手前でフリーキックを獲得する。42分、キッカーの永木が右足を勢いよく振り抜き、直接ゴールを狙った。しかし、シュートは枠を大きく外れ、得点には至らなかった。
前半は互いに譲らず、このまま0-0でハーフタイムを迎えた。両チームとも決定機が少ない展開となったが、中盤で見ごたえのある激しい球際の勝負が繰り広げられた。
後半に入っても、試合は一進一退の攻防が続く。だが52分、アントラーズにとって手痛い瞬間が訪れる。フリーキックからキッカーの山中にペナルティエリアへクロスを蹴り込まれると、走り込んだ岩波に折り返され、最後はエヴェルトンにゴールへ流し込まれる。セットプレーから先制点を許してしまった。
同点に追いつきたいアントラーズは、選手交代で試合のリズムを変える。57分に染野との交代で白崎を投入すると、67分には永木、伊藤をベンチに下げて、遠藤と上田をピッチへ送る。
ここからアントラーズは、途中出場した上田の高さを活かしてチャンスをつくっていく。75分、コーナーキックを獲得すると、キッカーの永戸が入れたボールに上田がヘディングシュートする。しかし、これは惜しくもゴール右に外れてしまう。直後の76分には、右サイドの広瀬がアーリークロスを送ると、再び上田が高い打点で合わせる。だが、このシュートもわずかに枠を捉えられなかった。
80分にアントラーズは再び選手交代を行う。和泉、永戸にかえて荒木、杉岡を同時にピッチへ送った。
試合終盤、守りを固める浦和に対し、アントラーズはパワープレーを仕掛ける。センターバックの町田を前線に上げ、ロングボールを放り込んだ。しかし、決死の猛攻も最後まで得点を奪うことはできず、このまま試合は0-1で終了した。
悔しい敗戦となったが、次節のホーム横浜FM戦もすぐにやって来る。どんな結果であろうと、前を向いて戦い続けなければいけない。次こそ必ずや勝利を。チーム一丸で最善の準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・杉岡がアントラーズで公式戦初出場
スタッツ
4 | シュート | 4 |
---|---|---|
16 | GK | 6 |
4 | CK | 5 |
17 | 直接FK | 18 |
0 | 間接FK | 1 |
0 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 3,094人
- 天候
- 晴、無風
気温 24.4℃ / 湿度 72.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 木村 博之
- 副審
-
唐紙 学志
木川田 博信 - 第4の審判員
- 岡部 拓人
備考
試合終了後 警告 岩波 拓也(浦和)