試合結果
2020JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第2節

鹿島アントラーズ
- 84' 伊藤 翔
- 90'+3 伊藤 翔
試合終了
2-3
0前半1
2後半2

川崎フロンターレ
- 43' 三笘 薫
- 47' 大島 僚太
- 55' 旗手 怜央
試合経過
43' | ![]() |
三笘 薫 | ||
46' | ![]() |
下田 北斗 → 大島 僚太 | ||
46' | ![]() |
レアンドロ ダミアン → 小林 悠 | ||
47' | ![]() |
大島 僚太 | ||
55' | ![]() |
旗手 怜央 | ||
60' | ![]() |
脇坂 泰斗 → 田中 碧 | ||
和泉 竜司 → 荒木 遼太郎 | ![]() |
63' | ||
レオ シルバ → 永木 亮太 | ![]() |
63' | ||
エヴェラウド → 伊藤 翔 | ![]() |
63' | ||
遠藤 康 → 白崎 凌兵 | ![]() |
63' | ||
67' | ![]() |
三笘 薫 → 宮代 大聖 | ||
広瀬 陸斗 → 小泉 慶 | ![]() |
70' | ||
町田 浩樹 | ![]() |
79' | ||
伊藤 翔 | ![]() |
84' | ||
小泉 慶 | ![]() |
88' | ||
90'+1 | ![]() |
旗手 怜央 → 家長 昭博 | ||
伊藤 翔 | ![]() |
90'+3 |
伊藤の2ゴールで追い上げるも及ばず。グループステージ敗退。
YBCルヴァンカップ グループステージ 第2節、カシマスタジアムで川崎フロンターレと対戦した。前半は両チーム一歩も譲らない白熱した展開が続いたが、43分、三笘に先制点を奪われてしまう。後半に巻き返しを図りたかったアントラーズだが、開始直後から立て続けに失点を喫してしまった。47分に大島、55分には旗手にゴールを決められ、リードを3点差に広げられた。その後、なかなか試合の流れを掴めなかったアントラーズだが、80分を超えたあたりから怒涛の攻撃を仕掛ける。すると、84分に永木のシュートのこぼれ球を伊藤が決め、1点を返す。さらに後半アディショナルタイム3分には、荒木のスルーパスに抜けだした伊藤が再びゴールを決め、1点差に迫った。しかし、同点弾を奪うことはできず、このまま2-3のスコアで終了、今大会のグループステージ敗退が決定した。
4日前、アントラーズはアウェイで大分と対戦した。試合開始からわずか5分で先制点を奪われてしまったアントラーズだが、エヴェラウドのハットトリック、伊藤の今季初ゴールと終わってみれば4-1で快勝し、今季アウェイ初勝利を収めた。
試合後、指揮官は「自分たちが求めているフットボールを選手たちがうまく体現してくれた」と選手たちを称えた。そして、「1週間通してやってきたことを選手たちがしっかりと体現してくれた。それができる技術とインテリジェンスがあるということは分かっているので、それを選手たちに要求し続けてきた。今日はスペースがない中、プレーをするということが分かっていた。選手たちが落ち着いて、やって欲しいことを表現してくれたと思っている」と、改めて選手たちの成長に手応えを感じ取っている様子だった。
だが、勝利の余韻に浸る時間は残されていない。中3日ですぐに川崎F戦が控えている。気持ちを切り替え、勝利のための準備を進めた。
厳しい連戦の中、指揮官は大分戦からメンバーを変更せずに臨む。ゴールマウスは曽ケ端が守り、最終ラインは右から広瀬、犬飼、町田、永戸が入った。ボランチはレオと三竿がコンビを組み、サイドハーフは右に土居、左に和泉、前線は遠藤とエヴェラウドが務める。ベンチには沖、関川、永木、荒木、小泉、白崎、伊藤が座った。
19時03分、アントラーズのキックオフで戦いの火蓋が切られた。立ち上がり、アントラーズは前線から連動したプレスを行い、川崎Fのビルドアップをうまく阻止する。ただ、攻撃面では、ボールを支配するも、相手の守備ブロックの内側に進入できず、シュートまで繋げられなかった。
試合はアントラーズがやや押し気味に進めていたが、15分を超えたあたりから徐々に川崎Fのカウンターを喰らうようになる。失点にはならなかったが、19分、22分と立て続けに旗手にシュートされ、肝を冷やす場面が続いた。
それでも、アントラーズは33分にチャンスをつくる。遠藤が低い位置まで下がってボールを受けると、ピッチ中央から左サイドの永戸へ正確なロングボールを送る。永戸は見事なトラップでボールを収めると、広い視野でマイナスのクロスを入れる。これをエヴェラウドがスルーし、後方から駆け上がったレオがダイレクトで狙った。シュートは枠を外れてしまったが、素晴らしい攻撃にスタジアムが沸いた。
しかし、43分にアントラーズは失点してしまう。ペナルティエリア内で三笘にドリブルで仕掛けられると、これを止めきれず、シュートされた。これがアントラーズの選手に当たってコースが変わり、ゴールへ吸い込まれてしまった。
1点を追うアントラーズは前半終了間際にペナルティエリア手前、絶好の位置でフリーキックを獲得する。キッカーの遠藤が直接ゴールを狙ったが、惜しくも壁に当たり、同点に追いつくことはできなかった。前半はこのまま0-1のスコアで終了し、ハーフタイムを迎えた。
ハーフタイムに川崎Fが選手を入れ替える。レアンドロ ダミアン、下田に代えて、小林、大島を投入した。
すると、後半立ち上がりに試合が動く。47分、パスミスでボールを失うと、川崎Fにカウンターを許す。クロスのこぼれ球を小林にシュートされると、一度はブロックしたものの、再びこぼれたボールを大島に決められ、リードを2点に広げられてしまった。
さらに55分には、右サイドから三笘にクロスを入れられると、ファーサイドで旗手に合わせられ、再び失点を喫してしまう。これで得点差は3ゴールに広がった。
反撃したいアントラーズは63分、4人同時に選手を交代する。和泉に代えて荒木、レオに代えて永木、遠藤に代えて白崎、エヴェラウドに代えて伊藤を投入した。さらに70分には、広瀬との交代で小泉をピッチへ送った。
大きくメンバーを入れ替えたアントラーズだったが、試合の流れは変わらなかった。相手の守備ブロックを崩せず、シュートまで持ち込むことができない。
それでも、80分を超えたあたりから徐々に相手陣内深くまで押し込めるようになった。すると、84分にゴールがうまれる。ペナルティエリア手前から永木がシュートを放つと、一度は相手選手にブロックされたが、こぼれ球を伊藤が冷静に押し込み、ゴールネットを揺らした。
さらに後半アディショナルタイム3分、荒木が自陣からドリブルで持ち上がり、スルーパスを出すと、オフサイドぎりぎりで抜け出した伊藤がGKと1対1を迎える。伊藤は得意のループシュートでGKのタイミングを外し、ゴールへ流し込んだ。アントラーズが1点差に迫る。
後半アディショナルタイム5分、アントラーズがさらに決定機をつくる。コーナーキックを獲得すると、キッカーの永木が蹴ったボールを、伊藤がニアサイドでヘディングシュートした。しかし、これは惜しくも枠を外れ、同点弾とはならなかった。
試合終盤、怒涛の追い上げをみせたアントラーズだったが、最後まで追いつくことはできず、2-3のスコアで決着を迎えた。この結果、今季のYBCルヴァンカップはグループステージ敗退が決定した。
非常に悔しい敗戦だが、すぐに中2日で明治安田J1第9節 鳥栖戦が控えている。気持ちを切り替えなければいけない。一戦、一戦、目の前の戦いに集中し、ひたむきに勝利を目指す。
【この試合のトピックス】
・小泉が今季公式戦初出場
YBCルヴァンカップ グループステージ 第2節、カシマスタジアムで川崎フロンターレと対戦した。前半は両チーム一歩も譲らない白熱した展開が続いたが、43分、三笘に先制点を奪われてしまう。後半に巻き返しを図りたかったアントラーズだが、開始直後から立て続けに失点を喫してしまった。47分に大島、55分には旗手にゴールを決められ、リードを3点差に広げられた。その後、なかなか試合の流れを掴めなかったアントラーズだが、80分を超えたあたりから怒涛の攻撃を仕掛ける。すると、84分に永木のシュートのこぼれ球を伊藤が決め、1点を返す。さらに後半アディショナルタイム3分には、荒木のスルーパスに抜けだした伊藤が再びゴールを決め、1点差に迫った。しかし、同点弾を奪うことはできず、このまま2-3のスコアで終了、今大会のグループステージ敗退が決定した。
4日前、アントラーズはアウェイで大分と対戦した。試合開始からわずか5分で先制点を奪われてしまったアントラーズだが、エヴェラウドのハットトリック、伊藤の今季初ゴールと終わってみれば4-1で快勝し、今季アウェイ初勝利を収めた。
試合後、指揮官は「自分たちが求めているフットボールを選手たちがうまく体現してくれた」と選手たちを称えた。そして、「1週間通してやってきたことを選手たちがしっかりと体現してくれた。それができる技術とインテリジェンスがあるということは分かっているので、それを選手たちに要求し続けてきた。今日はスペースがない中、プレーをするということが分かっていた。選手たちが落ち着いて、やって欲しいことを表現してくれたと思っている」と、改めて選手たちの成長に手応えを感じ取っている様子だった。
だが、勝利の余韻に浸る時間は残されていない。中3日ですぐに川崎F戦が控えている。気持ちを切り替え、勝利のための準備を進めた。




厳しい連戦の中、指揮官は大分戦からメンバーを変更せずに臨む。ゴールマウスは曽ケ端が守り、最終ラインは右から広瀬、犬飼、町田、永戸が入った。ボランチはレオと三竿がコンビを組み、サイドハーフは右に土居、左に和泉、前線は遠藤とエヴェラウドが務める。ベンチには沖、関川、永木、荒木、小泉、白崎、伊藤が座った。

19時03分、アントラーズのキックオフで戦いの火蓋が切られた。立ち上がり、アントラーズは前線から連動したプレスを行い、川崎Fのビルドアップをうまく阻止する。ただ、攻撃面では、ボールを支配するも、相手の守備ブロックの内側に進入できず、シュートまで繋げられなかった。



試合はアントラーズがやや押し気味に進めていたが、15分を超えたあたりから徐々に川崎Fのカウンターを喰らうようになる。失点にはならなかったが、19分、22分と立て続けに旗手にシュートされ、肝を冷やす場面が続いた。
それでも、アントラーズは33分にチャンスをつくる。遠藤が低い位置まで下がってボールを受けると、ピッチ中央から左サイドの永戸へ正確なロングボールを送る。永戸は見事なトラップでボールを収めると、広い視野でマイナスのクロスを入れる。これをエヴェラウドがスルーし、後方から駆け上がったレオがダイレクトで狙った。シュートは枠を外れてしまったが、素晴らしい攻撃にスタジアムが沸いた。


しかし、43分にアントラーズは失点してしまう。ペナルティエリア内で三笘にドリブルで仕掛けられると、これを止めきれず、シュートされた。これがアントラーズの選手に当たってコースが変わり、ゴールへ吸い込まれてしまった。









1点を追うアントラーズは前半終了間際にペナルティエリア手前、絶好の位置でフリーキックを獲得する。キッカーの遠藤が直接ゴールを狙ったが、惜しくも壁に当たり、同点に追いつくことはできなかった。前半はこのまま0-1のスコアで終了し、ハーフタイムを迎えた。



ハーフタイムに川崎Fが選手を入れ替える。レアンドロ ダミアン、下田に代えて、小林、大島を投入した。
すると、後半立ち上がりに試合が動く。47分、パスミスでボールを失うと、川崎Fにカウンターを許す。クロスのこぼれ球を小林にシュートされると、一度はブロックしたものの、再びこぼれたボールを大島に決められ、リードを2点に広げられてしまった。
さらに55分には、右サイドから三笘にクロスを入れられると、ファーサイドで旗手に合わせられ、再び失点を喫してしまう。これで得点差は3ゴールに広がった。



反撃したいアントラーズは63分、4人同時に選手を交代する。和泉に代えて荒木、レオに代えて永木、遠藤に代えて白崎、エヴェラウドに代えて伊藤を投入した。さらに70分には、広瀬との交代で小泉をピッチへ送った。
大きくメンバーを入れ替えたアントラーズだったが、試合の流れは変わらなかった。相手の守備ブロックを崩せず、シュートまで持ち込むことができない。




それでも、80分を超えたあたりから徐々に相手陣内深くまで押し込めるようになった。すると、84分にゴールがうまれる。ペナルティエリア手前から永木がシュートを放つと、一度は相手選手にブロックされたが、こぼれ球を伊藤が冷静に押し込み、ゴールネットを揺らした。


さらに後半アディショナルタイム3分、荒木が自陣からドリブルで持ち上がり、スルーパスを出すと、オフサイドぎりぎりで抜け出した伊藤がGKと1対1を迎える。伊藤は得意のループシュートでGKのタイミングを外し、ゴールへ流し込んだ。アントラーズが1点差に迫る。





後半アディショナルタイム5分、アントラーズがさらに決定機をつくる。コーナーキックを獲得すると、キッカーの永木が蹴ったボールを、伊藤がニアサイドでヘディングシュートした。しかし、これは惜しくも枠を外れ、同点弾とはならなかった。

試合終盤、怒涛の追い上げをみせたアントラーズだったが、最後まで追いつくことはできず、2-3のスコアで決着を迎えた。この結果、今季のYBCルヴァンカップはグループステージ敗退が決定した。



非常に悔しい敗戦だが、すぐに中2日で明治安田J1第9節 鳥栖戦が控えている。気持ちを切り替えなければいけない。一戦、一戦、目の前の戦いに集中し、ひたむきに勝利を目指す。
【この試合のトピックス】
・小泉が今季公式戦初出場
スタッツ
![]() |
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|
---|---|---|
17 | シュート | 16 |
8 | GK | 9 |
4 | CK | 0 |
11 | 直接FK | 16 |
0 | 間接FK | 0 |
0 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 2,591人
- 天候
- 晴、弱風
気温 26.6℃ / 湿度 75.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 木村 博之
- 副審
-
西尾 英朗
大川 直也 - 第4の審判員
- 清水 勇人