試合結果
AFCチャンピオンズリーグ2020 プレーオフ

鹿島アントラーズ
試合終了
0-1
0前半0
0後半1

メルボルン・ビクトリー
- 54' アンドリュー ナバウト
試合経過
54' | ![]() |
アンドリュー ナバウト | ||
エヴェラウド | ![]() |
59' | ||
レオ シルバ | ![]() |
64' | ||
和泉 竜司 → 白崎 凌兵 | ![]() |
72' | ||
73' | ![]() |
リー ブロクサム → ブランドン ロートン | ||
レオ シルバ → 伊藤 翔 | ![]() |
77' | ||
78' | ![]() |
ヤコブ ポウルセン → アンソニー レシオティス | ||
82' | ![]() |
ケンジョク アティウ → オラ トイボネン |
ACLプレーオフ、カシマスタジアムでメルボルン・ビクトリーと対戦した。前半から試合の主導権を握り、主体的にボールを動かしたアントラーズだが、メルボルンの堅い守備に苦しめられ、なかなか得点を奪えない。すると、54分に奈良が伸ばした足にナバウトのミドルシュートが当たり、ゴールネットを揺らされる。ビハインドを負ったアントラーズは、最後まで懸命にゴールを狙い続けたが、1点が遠かった。このまま0-1のスコアで終わり、ACLプレーオフ敗退となった。
天皇杯決勝からわずか7日後の2020年1月8日。つかの間のシーズンオフを終えたチームが始動した。今季こそ獲れるタイトルをすべて奪還するーー。合流は一部の選手のみとなったが、新加入選手を加えたフレッシュな面々が強い思いをもって、トレーニングを開始した。
11日からは10日間の宮崎キャンプに突入。攻守の切り替えを強く意識したポゼッションやミニゲームなどを中心に行い、コンディションを高めていく。18日にはテゲバジャーロ宮崎と練習試合を行い、チーム戦術の浸透を図った。結果は2-1で勝利。課題が残る内容ではあったが、初のテストマッチとしては、十分な収獲を得た。
シーズン開幕まで残された時間は少ない。充実のキャンプを過ごしたチームは、鹿嶋へ帰還してからも休むことなくトレーニングを続けた。
そして、ついに試合当日を迎えた。キックオフ1時間前にメンバーが発表された。ゴールマウスは守護神スンテが守る。最終ラインは、右から広瀬、奈良、犬飼、永戸が入った。ボランチは三竿とレオがコンビを組む。右のサイドハーフがアラーノ、左が和泉、前線は土居とエヴェラウドが務めた。スタメンに6人もの新加入選手が名を連ねるフレッシュな顔ぶれで決戦に臨む。
雨が降りしきるなか、キックオフのホイッスルが吹かれた。
立ち上がりは、アントラーズが主導権を握ってボールを動かし、相手ゴールへと迫っていく。
試合開始から10分を経過すると、立て続けにメルボルンにコーナーキックを与えてしまう。非常に苦しい時間帯となったが、集中した守りでクロスボールを跳ね返し、無失点で凌いだ。
15分、今度はアントラーズにチャンスが訪れる。ペナルティエリア手前、アラーノとのパス交換で抜け出そうとしたレオが相手選手に倒され、FKを獲得する。永戸が直接ゴールを狙ったが、シュートは大きく枠を外れた。
17分にも再びアントラーズがチャンスをつくる。エヴェラウドが相手選手と競り合って高くあがったボールを落とし、和泉がミドルシュートを放つ。強烈なシュートがゴールを襲ったが、惜しくも相手GKの好セーブに阻まれた。
その後、試合はこう着状態に陥る。アントラーズのビルドアップは、数的同数で前から嵌めてきたメルボルンのプレスに阻害された。なかなか縦パスを通すことができず、リズムをつくれない。
31分、ピッチ中央でボールを受けたレオが、右サイドへロングパスを送る。ボールを受けた広瀬がゴール前へクロスを送ると、エヴェラウドが高い打点でシュートする。しかし、これは惜しくもクロスバーに阻まれ、得点には至らなかった。
38分、アントラーズは左サイドからペナルティエリア内に進入する。ペナルティエリア内で混戦を生み、最後は土居からのパスを受けたレオがシュートした。だが、これは枠に飛ばなかった。
このまま、0-0のスコアで前半終了を迎えた。
後半初めてのチャンスはメルボルンにつくられてしまう。51分、ペナルティエリア手前からナバウトに鋭いミドルシュートをうたれてしまう。枠を捉えられたが、シュートはスンテが指先ではじき出し、失点を免れた。
ピンチを凌いだアントラーズだが、54分に失点を喫してしまう。またもナバウトにペナルティエリア手前からミドルシュートをうたれると、シュートは奈良に当たってコースが変わり、ゴールに入ってしまった。
1点を追う苦しい展開となった。早く同点に追いつきたいアントラーズだが、相手の守備ブロックの間になかなかボールを入れられない。
67分、右サイドから広瀬がクロスを入れると、ゴール前で和泉が飛び込む。シュートは枠を捉えたが、相手GKの好セーブに阻まれた。
状況を打開したいアントラーズは、1人目の選手交代を行う。和泉との交代で白崎を投入する。
すると、74分にチャンスをつくる。ペナルティエリア内、相手DFのクリアボールをアラーノがダイレクトでシュートする。枠を外れたが、コースに入ったエヴェラウドがシュートする。だが、これは相手GKにセーブされ、得点には至らなかった。
攻勢を強めるアントラーズは77分に二人目の選手交代を行う。レオとの交代で伊藤がピッチへ送られた。
試合は残り10分を切った。アントラーズは前線に人数をかけて得点を取りにいく。サイドからのクロスボールでチャンスをつくるものの、得点までは至らない。
89分には、コーナーキックの流れから土居が振り向きざまにゴールを狙った。抑えの効いたシュートは良いコースに飛んだが、相手GKの好セーブに阻まれ、得点は奪えなかった。
最後までゴールを狙い続けたアントラーズだったが、メルボルンの牙城を崩せず、このまま0-1のスコアで試合終了のホイッスルを聞いた。2020シーズン初の公式戦は、ACLプレーオフ敗退という極めて厳しい結果となった。
ACLプレーオフ敗退という結果はしっかりと受け止めなくてはいけない。だが、下を向く必要はない。主体的な攻撃で幾度となく相手ゴールへと迫った。課題ばかりではない。収獲もたくさんみつかった。新しいフットボールへの挑戦は始まったばかり。これからも前を向いて、我々の信じる道を進んでいく。
天皇杯決勝からわずか7日後の2020年1月8日。つかの間のシーズンオフを終えたチームが始動した。今季こそ獲れるタイトルをすべて奪還するーー。合流は一部の選手のみとなったが、新加入選手を加えたフレッシュな面々が強い思いをもって、トレーニングを開始した。
11日からは10日間の宮崎キャンプに突入。攻守の切り替えを強く意識したポゼッションやミニゲームなどを中心に行い、コンディションを高めていく。18日にはテゲバジャーロ宮崎と練習試合を行い、チーム戦術の浸透を図った。結果は2-1で勝利。課題が残る内容ではあったが、初のテストマッチとしては、十分な収獲を得た。
シーズン開幕まで残された時間は少ない。充実のキャンプを過ごしたチームは、鹿嶋へ帰還してからも休むことなくトレーニングを続けた。



そして、ついに試合当日を迎えた。キックオフ1時間前にメンバーが発表された。ゴールマウスは守護神スンテが守る。最終ラインは、右から広瀬、奈良、犬飼、永戸が入った。ボランチは三竿とレオがコンビを組む。右のサイドハーフがアラーノ、左が和泉、前線は土居とエヴェラウドが務めた。スタメンに6人もの新加入選手が名を連ねるフレッシュな顔ぶれで決戦に臨む。



雨が降りしきるなか、キックオフのホイッスルが吹かれた。

立ち上がりは、アントラーズが主導権を握ってボールを動かし、相手ゴールへと迫っていく。



試合開始から10分を経過すると、立て続けにメルボルンにコーナーキックを与えてしまう。非常に苦しい時間帯となったが、集中した守りでクロスボールを跳ね返し、無失点で凌いだ。

15分、今度はアントラーズにチャンスが訪れる。ペナルティエリア手前、アラーノとのパス交換で抜け出そうとしたレオが相手選手に倒され、FKを獲得する。永戸が直接ゴールを狙ったが、シュートは大きく枠を外れた。


17分にも再びアントラーズがチャンスをつくる。エヴェラウドが相手選手と競り合って高くあがったボールを落とし、和泉がミドルシュートを放つ。強烈なシュートがゴールを襲ったが、惜しくも相手GKの好セーブに阻まれた。
その後、試合はこう着状態に陥る。アントラーズのビルドアップは、数的同数で前から嵌めてきたメルボルンのプレスに阻害された。なかなか縦パスを通すことができず、リズムをつくれない。


31分、ピッチ中央でボールを受けたレオが、右サイドへロングパスを送る。ボールを受けた広瀬がゴール前へクロスを送ると、エヴェラウドが高い打点でシュートする。しかし、これは惜しくもクロスバーに阻まれ、得点には至らなかった。
38分、アントラーズは左サイドからペナルティエリア内に進入する。ペナルティエリア内で混戦を生み、最後は土居からのパスを受けたレオがシュートした。だが、これは枠に飛ばなかった。


このまま、0-0のスコアで前半終了を迎えた。
後半初めてのチャンスはメルボルンにつくられてしまう。51分、ペナルティエリア手前からナバウトに鋭いミドルシュートをうたれてしまう。枠を捉えられたが、シュートはスンテが指先ではじき出し、失点を免れた。
ピンチを凌いだアントラーズだが、54分に失点を喫してしまう。またもナバウトにペナルティエリア手前からミドルシュートをうたれると、シュートは奈良に当たってコースが変わり、ゴールに入ってしまった。

1点を追う苦しい展開となった。早く同点に追いつきたいアントラーズだが、相手の守備ブロックの間になかなかボールを入れられない。

67分、右サイドから広瀬がクロスを入れると、ゴール前で和泉が飛び込む。シュートは枠を捉えたが、相手GKの好セーブに阻まれた。



状況を打開したいアントラーズは、1人目の選手交代を行う。和泉との交代で白崎を投入する。
すると、74分にチャンスをつくる。ペナルティエリア内、相手DFのクリアボールをアラーノがダイレクトでシュートする。枠を外れたが、コースに入ったエヴェラウドがシュートする。だが、これは相手GKにセーブされ、得点には至らなかった。

攻勢を強めるアントラーズは77分に二人目の選手交代を行う。レオとの交代で伊藤がピッチへ送られた。


試合は残り10分を切った。アントラーズは前線に人数をかけて得点を取りにいく。サイドからのクロスボールでチャンスをつくるものの、得点までは至らない。





89分には、コーナーキックの流れから土居が振り向きざまにゴールを狙った。抑えの効いたシュートは良いコースに飛んだが、相手GKの好セーブに阻まれ、得点は奪えなかった。
最後までゴールを狙い続けたアントラーズだったが、メルボルンの牙城を崩せず、このまま0-1のスコアで試合終了のホイッスルを聞いた。2020シーズン初の公式戦は、ACLプレーオフ敗退という極めて厳しい結果となった。




ACLプレーオフ敗退という結果はしっかりと受け止めなくてはいけない。だが、下を向く必要はない。主体的な攻撃で幾度となく相手ゴールへと迫った。課題ばかりではない。収獲もたくさんみつかった。新しいフットボールへの挑戦は始まったばかり。これからも前を向いて、我々の信じる道を進んでいく。
スタッツ
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|
---|---|---|
17 | シュート | 6 |
6 | GK | 10 |
5 | CK | 5 |
5 | 直接FK | 18 |
3 | 間接FK | 0 |
2 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 4,275人
- 天候
- 雨、強風
気温 10.0℃ / 湿度 90.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- ムード・ボンヤディファルド
- 副審
-
アリネザディアン・サイード
アリ・ミルザベイギ - 第4の審判員
- ヘイダリ・パヤム