試合結果
2020Jリーグプレシーズンマッチ

水戸ホーリーホック
試合終了
0-1
0前半1
0後半0

鹿島アントラーズ
- 38' 荒木 遼太郎
試合経過
奥田 晃也 → 中山 仁斗 | ![]() |
24' | ||
38' | ![]() |
荒木 遼太郎 | ||
45' | ![]() |
関川 郁万 | ||
中山 仁斗 → 山谷 侑士 | ![]() |
46' | ||
46' | ![]() |
曽ケ端 準 → 沖 悠哉 | ||
乾 貴哉 | ![]() |
57' | ||
牲川 歩見 → 本間 幸司 | ![]() |
59' | ||
細川 淳矢 → 岸田 翔平 | ![]() |
59' | ||
木村 祐志 → 外山 凌 | ![]() |
59' | ||
63' | ![]() |
和泉 竜司 → ファン アラーノ | ||
63' | ![]() |
白崎 凌兵 → 土居 聖真 | ||
63' | ![]() |
荒木 遼太郎 → 松村 優太 | ||
63' | ![]() |
永木 亮太 → レオ シルバ | ||
村田 航一 → 瀧澤 修平 | ![]() |
77' | ||
77' | ![]() |
内田 篤人 → 杉岡 大暉 |
いばらきサッカーフェスティバル2020、アウェイのケーズデンキスタジアム水戸で水戸ホーリーホックと対戦した。前半から積極的に攻撃を仕掛けたアントラーズは、38分に荒木のゴールで先制する。だが、その後は攻勢を強めるも、なかなか追加点は奪えない。それでも、アントラーズは最後まで水戸に得点を許さず、このまま1-0のスコアで通算15回目のいばらきサッカーフェスティバルで勝利した。
2020シーズンは非常に厳しい幕開けとなった。1月28日のACLプレーオフ、アントラーズは前半から試合の主導権を握り、ボールを動かしながら幾度となく決定機をつくる。だが、なかなかチャンスを決めきれない。すると、後半に不運な形で失点を喫する。相手のミドルシュートが味方に当たり、コースが変わってゴールネットに吸い込まれてしまった。この得点が決勝点となり、0-1のスコアで敗戦。アジア王座奪還の目標は、わずか1試合で潰えてしまった。
決して簡単には気持ちを切り替えることが出来ない敗戦だ。雨のなかで声援を送り続けたサポーターはもちろん、選手たちも敗戦のショックを受けている様子だった。
だが、立ち止まっている時間はない。4日後には毎年恒例のいばらきサッカーフェスティバルが控えている。新監督のもと、新たなフットボールに挑戦する今シーズン、どんな困難が待ち受けようと、歩みを止めずに成長を続けなければいけない。試合翌日もチームは休むことなく、トレーニングを続けた。
そして、迎えた2月1日。アウェイのケーズデンキスタジアム水戸へ2年ぶりに乗り込み、いばらきサッカーフェスティバルを戦う。
試合前に先発メンバー11人が発表された。ゴールマウスは曽ケ端が守る。最終ラインは、右から内田、関川、町田、山本が入った。ボランチは小泉と永木がコンビを組む。右のサイドハーフには、ルーキーの荒木、左には和泉が入った。前線は、白崎と伊藤が務める。ベンチには、沖、杉岡、佐々木、レオ、アラーノ、土居、松村が座った。
14時キックオフのホイッスルが吹かれた。
アントラーズが試合開始から主導権を握ってボールを動かす。CBの関川と町田が、高精度のサイドチェンジや縦パスを打ち込んだことで、攻撃はスムーズに展開された。相手陣内では、右サイドハーフの荒木が存在感をみせる。切れ味鋭いドリブルや周囲とのパス交換でチャンスを演出し、得点の匂いを感じさせるプレーを連発した。
自陣でのボールロストでピンチを招く場面はあったものの、攻撃から守備への切り替えは迅速に行われた。アントラーズのペースで試合が進む。
水戸にボールを握られる時間帯もあったが、中盤ではボランチの小泉が、当たりの強さと鋭い出足でボールを刈り、最終ラインでは関川が見事なインターセプトで攻撃の起点となるなど、守備陣も積極的なプレーをみせていく。
スコアが動いたのは前半38分だった。白崎からのスルーパスを引き出した荒木が、相手選手に寄せられながらもドリブルでゴールに近づき、左足を振り抜く。力強いシュートは、ゴールネットに突き刺さった。
このまま1-0とアントラーズがリードしてハーフタイムを迎えた。
後半開始からアントラーズはGKを交代する。曽ケ端に代えて沖をピッチへ送った。
後半立ち上がり、先制点を決めた荒木が起点となりチャンスが生まれる。48分、荒木が右サイドのスペースにボールを流し、パスを受けた伊藤が右サイドからグラウンダーのクロスを入れる。これを白崎がシュートしたが、惜しくも相手選手にブロックされた。
63分から4人の選手を同時交代する。和泉、白崎、荒木、永木がベンチに下がり、アラーノ、土居、松村、レオがピッチに入った。67分には内田との交代で杉岡が投入された。これでGKが沖、最終ラインは右から山本、関川、町田、杉岡、ボランチは小泉とレオ、サイドハーフが右に松村、左にアラーノ、前線が土居と伊藤という布陣になった。
時間の経過とともに、水戸に攻撃を仕掛けられる回数が増えた。78分には左サイドから裏に抜け出され、決定機をつくられてしまう。逆サイドから絞った杉岡の決死のディフェンスで得点は許さなかったが、危うい場面だった。
ピンチの後にはチャンスが訪れる。87分、ペナルティエリア内右から松村がシュートするも、相手GKにパンチングされる。そのこぼれたボールを今度は伊藤がボレーシュートで狙う。しかし、再び相手GK本間の好セーブに阻まれて、追加点を奪うことはできなかった。
試合終了間際には何度かピンチが訪れた。それでも、沖の好セーブにも助けられて無失点に凌ぎ、このまま1-0でアントラーズが勝利した。
攻守両面で積極的にプレーしたことで、課題と収獲が多く見つかる試合となった。今後も限られた期間ではあるが、国内タイトル奪還に向けて、最善の準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・いばらきサッカーフェスティバルの通算成績をアントラーズの14勝1分とした
2020シーズンは非常に厳しい幕開けとなった。1月28日のACLプレーオフ、アントラーズは前半から試合の主導権を握り、ボールを動かしながら幾度となく決定機をつくる。だが、なかなかチャンスを決めきれない。すると、後半に不運な形で失点を喫する。相手のミドルシュートが味方に当たり、コースが変わってゴールネットに吸い込まれてしまった。この得点が決勝点となり、0-1のスコアで敗戦。アジア王座奪還の目標は、わずか1試合で潰えてしまった。
決して簡単には気持ちを切り替えることが出来ない敗戦だ。雨のなかで声援を送り続けたサポーターはもちろん、選手たちも敗戦のショックを受けている様子だった。
だが、立ち止まっている時間はない。4日後には毎年恒例のいばらきサッカーフェスティバルが控えている。新監督のもと、新たなフットボールに挑戦する今シーズン、どんな困難が待ち受けようと、歩みを止めずに成長を続けなければいけない。試合翌日もチームは休むことなく、トレーニングを続けた。
そして、迎えた2月1日。アウェイのケーズデンキスタジアム水戸へ2年ぶりに乗り込み、いばらきサッカーフェスティバルを戦う。


試合前に先発メンバー11人が発表された。ゴールマウスは曽ケ端が守る。最終ラインは、右から内田、関川、町田、山本が入った。ボランチは小泉と永木がコンビを組む。右のサイドハーフには、ルーキーの荒木、左には和泉が入った。前線は、白崎と伊藤が務める。ベンチには、沖、杉岡、佐々木、レオ、アラーノ、土居、松村が座った。

14時キックオフのホイッスルが吹かれた。
アントラーズが試合開始から主導権を握ってボールを動かす。CBの関川と町田が、高精度のサイドチェンジや縦パスを打ち込んだことで、攻撃はスムーズに展開された。相手陣内では、右サイドハーフの荒木が存在感をみせる。切れ味鋭いドリブルや周囲とのパス交換でチャンスを演出し、得点の匂いを感じさせるプレーを連発した。



自陣でのボールロストでピンチを招く場面はあったものの、攻撃から守備への切り替えは迅速に行われた。アントラーズのペースで試合が進む。


水戸にボールを握られる時間帯もあったが、中盤ではボランチの小泉が、当たりの強さと鋭い出足でボールを刈り、最終ラインでは関川が見事なインターセプトで攻撃の起点となるなど、守備陣も積極的なプレーをみせていく。



スコアが動いたのは前半38分だった。白崎からのスルーパスを引き出した荒木が、相手選手に寄せられながらもドリブルでゴールに近づき、左足を振り抜く。力強いシュートは、ゴールネットに突き刺さった。





このまま1-0とアントラーズがリードしてハーフタイムを迎えた。



後半開始からアントラーズはGKを交代する。曽ケ端に代えて沖をピッチへ送った。


後半立ち上がり、先制点を決めた荒木が起点となりチャンスが生まれる。48分、荒木が右サイドのスペースにボールを流し、パスを受けた伊藤が右サイドからグラウンダーのクロスを入れる。これを白崎がシュートしたが、惜しくも相手選手にブロックされた。



63分から4人の選手を同時交代する。和泉、白崎、荒木、永木がベンチに下がり、アラーノ、土居、松村、レオがピッチに入った。67分には内田との交代で杉岡が投入された。これでGKが沖、最終ラインは右から山本、関川、町田、杉岡、ボランチは小泉とレオ、サイドハーフが右に松村、左にアラーノ、前線が土居と伊藤という布陣になった。


時間の経過とともに、水戸に攻撃を仕掛けられる回数が増えた。78分には左サイドから裏に抜け出され、決定機をつくられてしまう。逆サイドから絞った杉岡の決死のディフェンスで得点は許さなかったが、危うい場面だった。



ピンチの後にはチャンスが訪れる。87分、ペナルティエリア内右から松村がシュートするも、相手GKにパンチングされる。そのこぼれたボールを今度は伊藤がボレーシュートで狙う。しかし、再び相手GK本間の好セーブに阻まれて、追加点を奪うことはできなかった。



試合終了間際には何度かピンチが訪れた。それでも、沖の好セーブにも助けられて無失点に凌ぎ、このまま1-0でアントラーズが勝利した。
攻守両面で積極的にプレーしたことで、課題と収獲が多く見つかる試合となった。今後も限られた期間ではあるが、国内タイトル奪還に向けて、最善の準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・いばらきサッカーフェスティバルの通算成績をアントラーズの14勝1分とした
スタッツ
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|
---|---|---|
7 | シュート | 11 |
9 | GK | 4 |
4 | CK | 5 |
9 | 直接FK | 11 |
5 | 間接FK | 0 |
5 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 9,378人
- 天候
- 晴、弱風
気温 17.3℃ / 湿度 42.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 山岡 良介
- 副審
-
竹田 明弘
藤澤 達也 - 第4の審判員
- 川俣 秀