試合結果
AFCチャンピオンズリーグ2019 準々決勝 第2戦

鹿島アントラーズ
- 51' セルジーニョ
試合終了
1-1
0前半1
1後半0

広州恒大
- 40' アンデルソン タリスカ
試合経過
9' | ![]() |
フアン ボーウェン | ||
31' | ![]() |
ジョン ジー | ||
34' | ![]() |
アンデルソン タリスカ | ||
40' | ![]() |
アンデルソン タリスカ | ||
42' | ![]() |
ヤン リーユー | ||
永木 亮太 | ![]() |
46' | ||
セルジーニョ | ![]() |
51' | ||
62' | ![]() |
フアン ボーウェン → シュウ シン | ||
名古 新太郎 → 相馬 勇紀 | ![]() |
69' | ||
伊藤 翔 → 上田 綺世 | ![]() |
72' | ||
77' | ![]() |
アンデルソン タリスカ → ガオ リン | ||
永木 亮太 → 山口 一真 | ![]() |
80' | ||
86' | ![]() |
ヤン リーユー → メイ ファン | ||
上田 綺世 | ![]() |
87' |
セルジーニョの同点ゴールも、1点に泣く。アウェイゴール差で準々決勝敗退
ACL準々決勝第2戦、アントラーズはカシマスタジアムで広州恒大と対戦した。アントラーズは主導権を握って試合を進めていたが、40分にコーナーキックからアンデルソン タリスカにゴールを決められ、先制点を許してしまう。それでも、51分にセルジーニョがゴールネットを揺らして、同点に追いついた。アウェイゴールの差であと1点が必要なアントラーズは、広州のゴールに迫ったが、得点を奪うことは出来ず、ACL準々決勝敗退が決まった。
4日前の明治安田J1第26節、アントラーズはリーグ首位を走るFC東京との激闘を制した。前半2分にコーナーキックからブエノが先制ゴールを奪うと、後半にセルジーニョが追加点を決める。試合終盤はFC東京に押し込まれる展開となったが、チーム一丸となって守り抜き、2-0で勝利した。
リーグタイトル奪還に向けて、大きな勝利を手にしたアントラーズだが、休息している暇はない。すぐに次の決戦が迫っている。翌日の午後から練習を再開し、心身ともにアジアの頂を目指す戦いへと意識を切り替えた。
アウェイに乗り込んだ準々決勝第1戦は、0-0のスコアレスドローに終わっている。無失点には抑えたものの、アウェイゴールを奪えなかったため、ホームの第2戦は勝利することが突破の条件となる。
前日会見に出席した指揮官は、「ホームなので、しっかりと勝ち切る。広州恒大は、個々の能力が高い。その強力な相手である広州恒大に対して、サポーターのみなさんと共に戦っていきたい」と、相手を最大限警戒しながらも、ホームアドバンテージを活かして戦うと語った。
決戦当日を迎えた。雨の降りしきる平日にも関わらず、アントラーズファミリーはカシマスタジアムへ続々と駆けつけた。
キックオフ約1時間前に注目の先発メンバーが発表された。GKは守護神クォン スンテ、最終ラインは右から小泉、犬飼、チョンスンヒョン、町田が入る。ボランチは永木とレオ シルバがコンビを組み、サイドハーフは右にセルジーニョ、左に名古が入る。前線は土居と伊藤翔が2トップを務めた。ベンチには、曽ケ端、内田、小池、関川、山口、上田、相馬が座った。
19時00分、キックオフのホイッスルが鳴った。まずは、広州がボールを握る。アントラーズはコンパクトな陣形を保ち、セーフティにプレーした。大一番に相応しい緊張感の漂う立ち上がりとなった。
初めてのシュートはアントラーズが放った。4分、土居のクロスから伊藤がヘディングで合わせる。しかし、これは枠を捉えることが出来なかった。
13分にも再びアントラーズにチャンスが訪れる。ペナルティエリア手前からレオがシュートを放つと、相手選手に当たり、コースが変わる。ボールは良いコースへ飛んだが、相手GKに横っ飛びでセーブされ、得点には至らなかった。
広州は中盤を省略したロングボールで攻撃を仕掛けてきた。アントラーズは、ボールキープ力に優れるエウケソンへの対応に苦心したが、常に数的優位を確保しながら、チーム一丸となって守備を行う。
28分、アントラーズはそのエウケソンをペナルティエリア手前で倒し、ファウルを犯してしまう。強烈なキック力をもつタリスカがキッカーを務める。直接ゴールを狙ったシュートは、枠に飛んだが、壁に入った犬飼が頭で跳ね返し、得点を許さなかった。
ピンチを凌いだアントラーズは、32分にチャンスを迎える。左サイドでフリーキックを獲得すると、キッカーの永木から高精度のボールがファーサイドへ送られる。これを町田が折り返すと、スンヒョンがコースを変え、最後はセルジーニョがアクロバティックなオーバーヘッドでゴールを狙った。しかし、これはわずかに枠を外れ、惜しくもゴールにはならなかった。
一進一退の攻防が続く。今度は広州がコーナーキックを獲得した。40分、左サイドからボールを入れられると、タリスカにニアで合わせられ、ゴールネットを揺らされてしまった。広州が先制に成功する。準々決勝突破のためには、2ゴールが必要になった。
前半はこのまま0-1で終了を迎えた。
逆転を狙う後半が始まった。アントラーズは後半立ち上がりから攻勢を強める。
すると、51分にスコアが動く。ペナルティエリア内左からレオがシュートを放つと、セルジーニョに当たってコースが変わり、これがゴールネットに吸い込まれた。アントラーズが1-1の同点に追いつく。
準々決勝突破のためには、あと1点が必要だ。アントラーズはホームの大歓声を受けて、立て続けにチャンスをつくっていく。57分にはゴール前でスンヒョンがこぼれ球に詰めてシュートする。58分には、左からゴール前に町田が際どいクロスを入れて、決定機をつくる。だが、どちらも相手GKの好セーブに阻まれて、得点には至らなかった。
勝利のために得点が必要なアントラーズは、69分に一人目の選手交代を行う。名古との交代で相馬をピッチへ送った、相馬はそのまま左サイドハーフのポジションに入る。
72分には、二人目の選手交代を行った。伊藤との交代で上田を投入する。
75分、アントラーズに決定機が訪れる。ペナルティエリア手前からセルジーニョが狙いすましたコントロールシュートを放った。ゴールに迫る軌道を描いたが、惜しくもゴールバーに跳ね返り、得点には至らない。さらに、こぼれ球を土居がダイレクトでシュートしたものの、これは枠を大きく外れた。
80分、アントラーズは最後の選手交代を行う。永木との交代で山口をピッチに送った。アントラーズはピッチ幅を広くとりながら、左から相馬が、右から山口が、広州の守備を崩しにかかる。
後半アディショナルタイムは4分、アントラーズファミリーの大声援を受けて、選手たちは最後まで果敢にゴールを狙う。試合終了間際のラストプレー、ペナルティエリア内左でレオがドリブルからシュートを放った。決定的なシュートだったが、相手選手に阻まれて、勝ち越し点を奪うことは出来なかった。
試合終了を告げるホイッスルが鳴った。第2戦は1-1の引き分け、アウェイゴールを取られて、アントラーズの準々決勝敗退が決まった。
アジア連覇の夢は潰えてしまった。だが、これからも戦いは続く。この悔しさを糧に強くなるのか、悔しいだけで終わらせるのか、運命を変えられるのは我々だけだ。前に進むしかない。次は天皇杯ラウンド16、横浜FM戦に臨む。ここから這い上がろう。再びともに戦い、必ずカシマスタジアムで勝利を掴みとろう。
ACL準々決勝第2戦、アントラーズはカシマスタジアムで広州恒大と対戦した。アントラーズは主導権を握って試合を進めていたが、40分にコーナーキックからアンデルソン タリスカにゴールを決められ、先制点を許してしまう。それでも、51分にセルジーニョがゴールネットを揺らして、同点に追いついた。アウェイゴールの差であと1点が必要なアントラーズは、広州のゴールに迫ったが、得点を奪うことは出来ず、ACL準々決勝敗退が決まった。
4日前の明治安田J1第26節、アントラーズはリーグ首位を走るFC東京との激闘を制した。前半2分にコーナーキックからブエノが先制ゴールを奪うと、後半にセルジーニョが追加点を決める。試合終盤はFC東京に押し込まれる展開となったが、チーム一丸となって守り抜き、2-0で勝利した。
リーグタイトル奪還に向けて、大きな勝利を手にしたアントラーズだが、休息している暇はない。すぐに次の決戦が迫っている。翌日の午後から練習を再開し、心身ともにアジアの頂を目指す戦いへと意識を切り替えた。
アウェイに乗り込んだ準々決勝第1戦は、0-0のスコアレスドローに終わっている。無失点には抑えたものの、アウェイゴールを奪えなかったため、ホームの第2戦は勝利することが突破の条件となる。
前日会見に出席した指揮官は、「ホームなので、しっかりと勝ち切る。広州恒大は、個々の能力が高い。その強力な相手である広州恒大に対して、サポーターのみなさんと共に戦っていきたい」と、相手を最大限警戒しながらも、ホームアドバンテージを活かして戦うと語った。
決戦当日を迎えた。雨の降りしきる平日にも関わらず、アントラーズファミリーはカシマスタジアムへ続々と駆けつけた。

キックオフ約1時間前に注目の先発メンバーが発表された。GKは守護神クォン スンテ、最終ラインは右から小泉、犬飼、チョンスンヒョン、町田が入る。ボランチは永木とレオ シルバがコンビを組み、サイドハーフは右にセルジーニョ、左に名古が入る。前線は土居と伊藤翔が2トップを務めた。ベンチには、曽ケ端、内田、小池、関川、山口、上田、相馬が座った。


19時00分、キックオフのホイッスルが鳴った。まずは、広州がボールを握る。アントラーズはコンパクトな陣形を保ち、セーフティにプレーした。大一番に相応しい緊張感の漂う立ち上がりとなった。
初めてのシュートはアントラーズが放った。4分、土居のクロスから伊藤がヘディングで合わせる。しかし、これは枠を捉えることが出来なかった。



13分にも再びアントラーズにチャンスが訪れる。ペナルティエリア手前からレオがシュートを放つと、相手選手に当たり、コースが変わる。ボールは良いコースへ飛んだが、相手GKに横っ飛びでセーブされ、得点には至らなかった。


広州は中盤を省略したロングボールで攻撃を仕掛けてきた。アントラーズは、ボールキープ力に優れるエウケソンへの対応に苦心したが、常に数的優位を確保しながら、チーム一丸となって守備を行う。

28分、アントラーズはそのエウケソンをペナルティエリア手前で倒し、ファウルを犯してしまう。強烈なキック力をもつタリスカがキッカーを務める。直接ゴールを狙ったシュートは、枠に飛んだが、壁に入った犬飼が頭で跳ね返し、得点を許さなかった。

ピンチを凌いだアントラーズは、32分にチャンスを迎える。左サイドでフリーキックを獲得すると、キッカーの永木から高精度のボールがファーサイドへ送られる。これを町田が折り返すと、スンヒョンがコースを変え、最後はセルジーニョがアクロバティックなオーバーヘッドでゴールを狙った。しかし、これはわずかに枠を外れ、惜しくもゴールにはならなかった。


一進一退の攻防が続く。今度は広州がコーナーキックを獲得した。40分、左サイドからボールを入れられると、タリスカにニアで合わせられ、ゴールネットを揺らされてしまった。広州が先制に成功する。準々決勝突破のためには、2ゴールが必要になった。




前半はこのまま0-1で終了を迎えた。

逆転を狙う後半が始まった。アントラーズは後半立ち上がりから攻勢を強める。
すると、51分にスコアが動く。ペナルティエリア内左からレオがシュートを放つと、セルジーニョに当たってコースが変わり、これがゴールネットに吸い込まれた。アントラーズが1-1の同点に追いつく。


準々決勝突破のためには、あと1点が必要だ。アントラーズはホームの大歓声を受けて、立て続けにチャンスをつくっていく。57分にはゴール前でスンヒョンがこぼれ球に詰めてシュートする。58分には、左からゴール前に町田が際どいクロスを入れて、決定機をつくる。だが、どちらも相手GKの好セーブに阻まれて、得点には至らなかった。




勝利のために得点が必要なアントラーズは、69分に一人目の選手交代を行う。名古との交代で相馬をピッチへ送った、相馬はそのまま左サイドハーフのポジションに入る。

72分には、二人目の選手交代を行った。伊藤との交代で上田を投入する。



75分、アントラーズに決定機が訪れる。ペナルティエリア手前からセルジーニョが狙いすましたコントロールシュートを放った。ゴールに迫る軌道を描いたが、惜しくもゴールバーに跳ね返り、得点には至らない。さらに、こぼれ球を土居がダイレクトでシュートしたものの、これは枠を大きく外れた。




80分、アントラーズは最後の選手交代を行う。永木との交代で山口をピッチに送った。アントラーズはピッチ幅を広くとりながら、左から相馬が、右から山口が、広州の守備を崩しにかかる。

後半アディショナルタイムは4分、アントラーズファミリーの大声援を受けて、選手たちは最後まで果敢にゴールを狙う。試合終了間際のラストプレー、ペナルティエリア内左でレオがドリブルからシュートを放った。決定的なシュートだったが、相手選手に阻まれて、勝ち越し点を奪うことは出来なかった。

試合終了を告げるホイッスルが鳴った。第2戦は1-1の引き分け、アウェイゴールを取られて、アントラーズの準々決勝敗退が決まった。


アジア連覇の夢は潰えてしまった。だが、これからも戦いは続く。この悔しさを糧に強くなるのか、悔しいだけで終わらせるのか、運命を変えられるのは我々だけだ。前に進むしかない。次は天皇杯ラウンド16、横浜FM戦に臨む。ここから這い上がろう。再びともに戦い、必ずカシマスタジアムで勝利を掴みとろう。

スタッツ
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|
---|---|---|
13 | シュート | 5 |
3 | GK | 9 |
7 | CK | 5 |
22 | 直接FK | 17 |
2 | 間接FK | 0 |
2 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 13,835人
- 天候
- 雨、弱風
気温 20.4℃ / 湿度 80.0% - ピッチ
- 全面良芝、水含み
- 主審
- アハメド・アルカフ
- 副審
-
アブバカル・サリム
ラシド・アルゲイシ - 追加審判
-
モハンマド・トゥマ・マハドメフ
アハメド・ファイサル・アラリ - 第4の審判員
- アハマド・アルロアレ