試合結果
AFCチャンピオンズリーグ2019 グループステージ 第4節

鹿島アントラーズ
試合終了
0-1
0前半0
0後半1

慶南FC
- 63' 邦本 宜裕
試合経過
25' | ![]() |
ジョードン マッチ | ||
42' | ![]() |
コ ギョンミン | ||
安西 幸輝 | ![]() |
52' | ||
54' | ![]() |
チェ ジェス → アン ソンナム | ||
61' | ![]() |
ネゲバ → ベ ギジョン | ||
61' | ![]() |
コ ギョンミン → イ カンジン | ||
63' | ![]() |
邦本 宜裕 | ||
白崎 凌兵 → 安部 裕葵 | ![]() |
63' | ||
遠藤 康 → 山口 一真 | ![]() |
71' | ||
名古 新太郎 → 伊藤 翔 | ![]() |
79' |
後半に痛恨の失点。グループステージ突破は次戦以降に持ち越し
アントラーズは、明治安田J1第8節仙台戦から中3日で韓国の慶南FCと対戦した。前半からアントラーズは主導権を握れず、苦しい立ち上がりとなる。それでも、三竿と関川の急造CBコンビが慶南の攻撃をなんとか凌ぎ、スコアレスでハーフタイムを迎えた。後半に入ると、アントラーズが徐々に攻撃を仕掛けられるようになったが、63分に一瞬の隙を突かれて痛恨の失点を喫してしまう。その後、反撃に出たが、最後まで得点を奪うことは出来ず、0-1で敗北を喫した。
FC東京戦の惨敗から6日後、チームは仙台戦で再び自信を取り戻した。結果は1-0の完封勝利。指揮官がトレーニングで改善を要求していた「ボールを受ける位置」、「前線との関わり」、「攻守の切り替え」の3点を、ボランチの永木亮太とレオ シルバが見事に完遂してみせた。最終ラインも最後まで集中を切らすことなく仙台の攻撃に対処し、無失点に抑える。そして、決勝点は苦境に立たされていた犬飼が奪った。屈辱を晴らす会心の勝利。指揮官は選手への賛辞を惜しまなかった。
「前節から今節に向けて、非常にいい準備ができたなかでのゲームだった。特に中盤の選手にはいろいろな要望を出したが、前向きにやってくれたことがゲームに出ていた。クリーンシートで終えたことも非常に評価できる。本人たちは、非常に充実した90分だったと思う。しかし、これは最終ラインだけのことではない。全体がしっかり連動していたからの結果であり、そういうところが評価できるところだと思う」
仙台戦から一夜明け、チームは休む間もなく次なる戦いへの準備を進めた。慶南戦はここまで公式戦10試合連続で最終ラインを支えていた町田、犬飼が累積警告による出場停止で欠場する。苦しい事情の中、総力戦でアジアの戦いに挑まなければならない。
そして、迎えた決戦当日。キックオフ1時間前に注目の先発メンバーが発表された。ゴールマウスは我らが守護神クォン スンテが守る。町田、犬飼が欠場したセンターバックには、公式戦初出場となる関川、本職はボランチの三竿が入った。右サイドバックは3試合連続の先発出場となる小田、左サイドバックは安西が務める。ダブルボランチは、ACL第1節ジョホール戦以来の組み合わせとなる名古と永木。サイドハーフは右に遠藤、左に白崎、前線にはセルジーニョと金森が入った
前半立ち上がり、最終ラインがいきなりバタついた。3分、公式戦初出場の関川が中盤から戻されたボールの処理を誤ると、相手フォワードにボールを奪われて、独走を許してしまう。相手のミスに助けられ、失点には至らなかったが、関川としては肝を冷やす場面になった。
相手のミスで事なきを得たアントラーズの若き最終ラインは、徐々に落ち着きを取り戻していった。プレーが止まるたびに声を掛け合い、細かい部分の擦り合わせを重ねる。課題の立ち上がり、慶南の攻撃を無失点で抑えた。
しかし、前半は全体的に動きが重く、慶南の積極的なプレーに後手を踏む場面が目立つ展開となる。アントラーズはボールを握れず、主導権を奪えないまま時間が経過していった。最初の決定機が訪れたのは、前半アディショナルタイムに突入してからだった。攻撃参加を控えていた安西が、初めて左サイド深くまで突破してクロスを入れると、ゴール前で待つ遠藤がフリーで決定的なシュート。だが、ボールは大きく枠を超えてしまった。
このまま前半が終了。アントラーズは立ち上がりから相手に主導権を握られる展開となるも、最終ラインがなんとか相手の攻撃を凌ぎ、スコアレスでハーフタイムを迎えた。
後半に入ると、時間の経過とともにアントラーズが攻撃のリズムを掴んでいく。左サイドから楔のボールを入れ、落としたボールを再びサイドへ展開。少しずつ得点を予感させるプレーが増えいった。
そんな中、迎えた63分。アントラーズは一瞬の隙を突かれてしまう。左サイドからジョードン マッチにクロスを入れられると、邦本にファーサイドで上手く合わせられて痛恨の失点。警戒していたはずの邦本にまたしても得点を許してしまった。
反撃に出たいアントラーズは、白崎に代えて安部、遠藤に代えて山口を投入する。だが、選手間の距離が離れ、思い通りのテンポでボールが回せない。もどかしさが募る時間が続く。
すると79分、大岩監督は停滞した攻撃にアクセントをつけるべく、最後の交代カードを切る。ボランチの名古に代えて伊藤を投入。残り10分で逆転を狙う。
ゴール裏に詰めかけた背番号12が、後方からアントラーズの攻撃を後押しする。選手たちはそれに呼応するように攻勢を強めていった。
後半アディショナルタイムは3分。ペナルティエリア内に人数を集め、両サイドからクロスを入れて同点弾を狙ったが、ボールの精度を欠き、最後までゴールを奪うことは出来なかった。
このまま0-1で試合終了。ACLグループステージ突破はアウェイで迎える第5節ジョホール戦に持ち越しとなった。しかし、下を向いている時間はない。次戦はリーグ戦に戻り、中3日で迎えるアウェイ横浜FM戦だ。この悔しさを忘れず、必ずや勝ち点3を掴み取ろう。
【この試合のトピックス】
・関川が公式戦初出場
・白崎がACL初出場
アントラーズは、明治安田J1第8節仙台戦から中3日で韓国の慶南FCと対戦した。前半からアントラーズは主導権を握れず、苦しい立ち上がりとなる。それでも、三竿と関川の急造CBコンビが慶南の攻撃をなんとか凌ぎ、スコアレスでハーフタイムを迎えた。後半に入ると、アントラーズが徐々に攻撃を仕掛けられるようになったが、63分に一瞬の隙を突かれて痛恨の失点を喫してしまう。その後、反撃に出たが、最後まで得点を奪うことは出来ず、0-1で敗北を喫した。
▼▼MOVIE▼▼
FC東京戦の惨敗から6日後、チームは仙台戦で再び自信を取り戻した。結果は1-0の完封勝利。指揮官がトレーニングで改善を要求していた「ボールを受ける位置」、「前線との関わり」、「攻守の切り替え」の3点を、ボランチの永木亮太とレオ シルバが見事に完遂してみせた。最終ラインも最後まで集中を切らすことなく仙台の攻撃に対処し、無失点に抑える。そして、決勝点は苦境に立たされていた犬飼が奪った。屈辱を晴らす会心の勝利。指揮官は選手への賛辞を惜しまなかった。
「前節から今節に向けて、非常にいい準備ができたなかでのゲームだった。特に中盤の選手にはいろいろな要望を出したが、前向きにやってくれたことがゲームに出ていた。クリーンシートで終えたことも非常に評価できる。本人たちは、非常に充実した90分だったと思う。しかし、これは最終ラインだけのことではない。全体がしっかり連動していたからの結果であり、そういうところが評価できるところだと思う」
仙台戦から一夜明け、チームは休む間もなく次なる戦いへの準備を進めた。慶南戦はここまで公式戦10試合連続で最終ラインを支えていた町田、犬飼が累積警告による出場停止で欠場する。苦しい事情の中、総力戦でアジアの戦いに挑まなければならない。


そして、迎えた決戦当日。キックオフ1時間前に注目の先発メンバーが発表された。ゴールマウスは我らが守護神クォン スンテが守る。町田、犬飼が欠場したセンターバックには、公式戦初出場となる関川、本職はボランチの三竿が入った。右サイドバックは3試合連続の先発出場となる小田、左サイドバックは安西が務める。ダブルボランチは、ACL第1節ジョホール戦以来の組み合わせとなる名古と永木。サイドハーフは右に遠藤、左に白崎、前線にはセルジーニョと金森が入った

前半立ち上がり、最終ラインがいきなりバタついた。3分、公式戦初出場の関川が中盤から戻されたボールの処理を誤ると、相手フォワードにボールを奪われて、独走を許してしまう。相手のミスに助けられ、失点には至らなかったが、関川としては肝を冷やす場面になった。







相手のミスで事なきを得たアントラーズの若き最終ラインは、徐々に落ち着きを取り戻していった。プレーが止まるたびに声を掛け合い、細かい部分の擦り合わせを重ねる。課題の立ち上がり、慶南の攻撃を無失点で抑えた。



しかし、前半は全体的に動きが重く、慶南の積極的なプレーに後手を踏む場面が目立つ展開となる。アントラーズはボールを握れず、主導権を奪えないまま時間が経過していった。最初の決定機が訪れたのは、前半アディショナルタイムに突入してからだった。攻撃参加を控えていた安西が、初めて左サイド深くまで突破してクロスを入れると、ゴール前で待つ遠藤がフリーで決定的なシュート。だが、ボールは大きく枠を超えてしまった。




このまま前半が終了。アントラーズは立ち上がりから相手に主導権を握られる展開となるも、最終ラインがなんとか相手の攻撃を凌ぎ、スコアレスでハーフタイムを迎えた。

後半に入ると、時間の経過とともにアントラーズが攻撃のリズムを掴んでいく。左サイドから楔のボールを入れ、落としたボールを再びサイドへ展開。少しずつ得点を予感させるプレーが増えいった。




そんな中、迎えた63分。アントラーズは一瞬の隙を突かれてしまう。左サイドからジョードン マッチにクロスを入れられると、邦本にファーサイドで上手く合わせられて痛恨の失点。警戒していたはずの邦本にまたしても得点を許してしまった。
反撃に出たいアントラーズは、白崎に代えて安部、遠藤に代えて山口を投入する。だが、選手間の距離が離れ、思い通りのテンポでボールが回せない。もどかしさが募る時間が続く。





すると79分、大岩監督は停滞した攻撃にアクセントをつけるべく、最後の交代カードを切る。ボランチの名古に代えて伊藤を投入。残り10分で逆転を狙う。


ゴール裏に詰めかけた背番号12が、後方からアントラーズの攻撃を後押しする。選手たちはそれに呼応するように攻勢を強めていった。
後半アディショナルタイムは3分。ペナルティエリア内に人数を集め、両サイドからクロスを入れて同点弾を狙ったが、ボールの精度を欠き、最後までゴールを奪うことは出来なかった。

このまま0-1で試合終了。ACLグループステージ突破はアウェイで迎える第5節ジョホール戦に持ち越しとなった。しかし、下を向いている時間はない。次戦はリーグ戦に戻り、中3日で迎えるアウェイ横浜FM戦だ。この悔しさを忘れず、必ずや勝ち点3を掴み取ろう。
【この試合のトピックス】
・関川が公式戦初出場
・白崎がACL初出場
スタッツ
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|
---|---|---|
7 | シュート | 9 |
12 | GK | 10 |
4 | CK | 1 |
16 | 直接FK | 19 |
3 | 間接FK | 1 |
3 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 7,193人
- 天候
- 曇、弱風
気温 18.2℃ / 湿度 80.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- アリ・アルカイシ
- 副審
-
アブドゥルハサン・アリ・ウバイディー
フセイン・アルウィンダウィ - 第4の審判員
- ザイド・タメル・モハンメド