試合結果
2019明治安田生命J1リーグ 第4節

北海道コンサドーレ札幌
- 85' アンデルソン ロペス
試合終了
1-3
0前半2
1後半1

鹿島アントラーズ
- 12' 伊藤 翔
- 23' 伊藤 翔
- 76' レアンドロ
試合経過
12' | ![]() |
伊藤 翔 | ||
23' | ![]() |
伊藤 翔 | ||
58' | ![]() |
レオ シルバ | ||
66' | ![]() |
安部 裕葵 → セルジーニョ | ||
76' | ![]() |
レアンドロ | ||
深井 一希 → 石川 直樹 | ![]() |
76' | ||
菅 大輝 → 白井 康介 | ![]() |
82' | ||
鈴木 武蔵 | ![]() |
82' | ||
アンデルソン ロペス | ![]() |
85' | ||
86' | ![]() |
レアンドロ → 平戸 太貴 | ||
ルーカス フェルナンデス → 中野 嘉大 | ![]() |
88' | ||
90'+2 | ![]() |
土居 聖真 → 金森 健志 |
伊藤翔が公式戦2試合連続マルチゴール、レアンドロは2季ぶりのゴール!北の大地で、3-1と勝利!
前節、ホームで湘南相手にリーグ戦初勝利をあげたアントラーズが北海道コンサドーレ札幌をアウェイで3-1と勝利を収めた。勝利の貢献者は、2ゴールの伊藤翔と2シーズンぶりとなるリーグ戦ゴールを決めたレアンドロ。前半12分、23分と立て続けに技ありゴールを決め、伊藤は今季公式戦早くも7得点。そしてレアンドロは76分にカウンターから持ち込んで自らゴール。新旧2人のゴールハンターの活躍により、北の大地で勝ち点3をもぎ取った。
先週火曜日となる3月12日に行われたACLグループステージ第2節・山東魯能戦は、まるでジェットコースターのような展開となった。新加入ながら、周りとの連係も抜群の伊藤が11分、14分と連続ゴールを決め、楽勝ムードが漂ったが、その後、山東のPELLEに2得点を奪われ、前半を2-2と折り返した。後半はフィジカル勝負に出て来た山東を何とかチーム全体で抑えこみ、結局勝ち点1を手に日本へと帰国した。
一方のリーグ戦では前節、ホームで安西の絶妙ゴールで1-0と湘南に勝利。開幕戦は悔しい敗北、第2節は王者川崎Fに対し1-1のドローと続いただけにその喜びはひとしおだった。そして今節、狙うはリーグ戦連勝。北の大地に乗り込み、リーグ戦2連勝中と好調の札幌に対峙した。
この重要なゲームで大岩監督が選んだ先発メンバー11人は、GKにクォン スンテ、最終ラインは右から内田、犬飼、町田、安西。ボランチはレオ シルバ、永木のコンビ、そしてサイドにはレアンドロ、安部、フォワードには伊藤と土居が入り、湘南戦と同じ布陣となった。また、ベンチには曽ケ端、スンヒョン、平戸、セルジーニョ、三竿、遠藤、金森が入った。
今季まだ手にしていないアウェイでの勝ち点3を狙い、ウォーミングアップに集中する選手たち。そして敵地と思えないほどの大きなチームコールが、サポーターから送られる。少しばかり薄暗く、独特の雰囲気に包まれた札幌ドームで戦いの火蓋が切って落とされた。
序盤、細かいパスワークと可変するシステムで前に来る札幌に対し、アントラーズも早いタイミングで仕掛ける。5分、敵陣中央から永木がミドルシュートを放つが、これは枠の上を行った。その後、札幌がボールを保持する時間を作ろうとするが、12分、相手のパスをカットしたアントラーズがカウンターから先制点を奪う。レアンドロから柔らかいパスを受けた伊藤が中央突破から相手GKの動きを良く見て、チップシュート。冷静沈着なゴールハンターが公式戦連発となる得点で、アントラーズにリードをもたらした。
これで浮き足だった札幌を相手に、アントラーズはなおも攻め込む。23分、追加点は再び伊藤。今度は代表初選出で意気込む安西が左から中央へ切り込み、エリア内に走り込んだ伊藤へラストパス。伊藤が左足でゴールネットを揺らし、アントラーズは早くも2点のリードを奪った。
その後もポゼッションする札幌、パスをカットし前へ出るアントラーズと試合の流れは変わらず、前半は2-0のリードで折り返す。「相手の裏を突く」。試合前、伊藤や土居が口をそろえて話していた戦い方を貫くアントラーズに後半もゴールの期待が大きくかかった。
後半開始後も試合の流れは変わらない。ただ、札幌の圧力がやや強まり、前線のアンデルソン ロペス、鈴木武蔵、そしてチャナティップがボールに絡む機会が多くなる。一方のアントラーズは最終ラインからキャプテン内田がうまく全体をコントロールし、守備の布陣を整える。また犬飼、町田、レオ、永木らが体を張って相手の攻撃を防いだ。
66分、大岩監督は反撃の手を打つ。安部に代わりセルジーニョを入れ、チームのリズムを変える。すると代わったばかりのセルジーニョが果敢なプレスで札幌のミスを誘う。この交代策で札幌の勢いが緩み、10分後には待望の3点目が生まれた。この値千金の追加点を決めたのは、レアンドロ。カウンターから右サイドを抜け出しゴール前に入ると、相手選手をかわし、シュート。これが札幌ゴールのネットを揺らし、スコアは3-0となった。
2017年11月5日のホーム浦和戦以来、実に2シーズンぶりとなるレアンドロのゴールでリードを3点に広げたアントラーズは守備に重きを置いた戦い方へと転じるが、86分にCKからアンデルソン ロペスにヘディングで決められ、3-1としてしまった。ここで大岩監督は3点目を取ったレアンドロに代わり三竿をピッチへ送り、クロージングを図る。アディショナルタイムには土居に代わり金森を入れ、札幌の追加点を許さず、3-1と北の大地で勝利を手にした。
伊藤の公式戦2試合連続となるマルチゴール、レアンドロの2シーズンぶりとなるゴールで対札幌との戦績を13試合連続負けなしとしたアントラーズ。完封勝利で追われなかったことに少しばかり悔いは残るが、好調な札幌を相手に掴んだリーグ戦での連勝は、今後につながることだろう。
インターナショナルマッチウィークに入ることで、Jリーグ、ACLともにしばしの中断期間に入る。2月末からの連戦が続いた選手たちにもしばしの休息が与えられる。次は、2週間後の31日のアウェイ磐田戦。リフレッシュした選手たちの躍動を期待したい。
【この試合のトピックス】
・対札幌の戦績が、これで13試合連続負けなし。
・伊藤翔が公式戦2試合連続2ゴール。
・レアンドロが、2017年11月5日のJ1第32節・ホーム浦和戦以来、2シーズンぶりとなるリーグ戦でのゴールを決めた。
前節、ホームで湘南相手にリーグ戦初勝利をあげたアントラーズが北海道コンサドーレ札幌をアウェイで3-1と勝利を収めた。勝利の貢献者は、2ゴールの伊藤翔と2シーズンぶりとなるリーグ戦ゴールを決めたレアンドロ。前半12分、23分と立て続けに技ありゴールを決め、伊藤は今季公式戦早くも7得点。そしてレアンドロは76分にカウンターから持ち込んで自らゴール。新旧2人のゴールハンターの活躍により、北の大地で勝ち点3をもぎ取った。
▼▼DAZN MATCH HIGHLIGHTS▼▼
先週火曜日となる3月12日に行われたACLグループステージ第2節・山東魯能戦は、まるでジェットコースターのような展開となった。新加入ながら、周りとの連係も抜群の伊藤が11分、14分と連続ゴールを決め、楽勝ムードが漂ったが、その後、山東のPELLEに2得点を奪われ、前半を2-2と折り返した。後半はフィジカル勝負に出て来た山東を何とかチーム全体で抑えこみ、結局勝ち点1を手に日本へと帰国した。
一方のリーグ戦では前節、ホームで安西の絶妙ゴールで1-0と湘南に勝利。開幕戦は悔しい敗北、第2節は王者川崎Fに対し1-1のドローと続いただけにその喜びはひとしおだった。そして今節、狙うはリーグ戦連勝。北の大地に乗り込み、リーグ戦2連勝中と好調の札幌に対峙した。

この重要なゲームで大岩監督が選んだ先発メンバー11人は、GKにクォン スンテ、最終ラインは右から内田、犬飼、町田、安西。ボランチはレオ シルバ、永木のコンビ、そしてサイドにはレアンドロ、安部、フォワードには伊藤と土居が入り、湘南戦と同じ布陣となった。また、ベンチには曽ケ端、スンヒョン、平戸、セルジーニョ、三竿、遠藤、金森が入った。

今季まだ手にしていないアウェイでの勝ち点3を狙い、ウォーミングアップに集中する選手たち。そして敵地と思えないほどの大きなチームコールが、サポーターから送られる。少しばかり薄暗く、独特の雰囲気に包まれた札幌ドームで戦いの火蓋が切って落とされた。

序盤、細かいパスワークと可変するシステムで前に来る札幌に対し、アントラーズも早いタイミングで仕掛ける。5分、敵陣中央から永木がミドルシュートを放つが、これは枠の上を行った。その後、札幌がボールを保持する時間を作ろうとするが、12分、相手のパスをカットしたアントラーズがカウンターから先制点を奪う。レアンドロから柔らかいパスを受けた伊藤が中央突破から相手GKの動きを良く見て、チップシュート。冷静沈着なゴールハンターが公式戦連発となる得点で、アントラーズにリードをもたらした。



これで浮き足だった札幌を相手に、アントラーズはなおも攻め込む。23分、追加点は再び伊藤。今度は代表初選出で意気込む安西が左から中央へ切り込み、エリア内に走り込んだ伊藤へラストパス。伊藤が左足でゴールネットを揺らし、アントラーズは早くも2点のリードを奪った。











その後もポゼッションする札幌、パスをカットし前へ出るアントラーズと試合の流れは変わらず、前半は2-0のリードで折り返す。「相手の裏を突く」。試合前、伊藤や土居が口をそろえて話していた戦い方を貫くアントラーズに後半もゴールの期待が大きくかかった。


後半開始後も試合の流れは変わらない。ただ、札幌の圧力がやや強まり、前線のアンデルソン ロペス、鈴木武蔵、そしてチャナティップがボールに絡む機会が多くなる。一方のアントラーズは最終ラインからキャプテン内田がうまく全体をコントロールし、守備の布陣を整える。また犬飼、町田、レオ、永木らが体を張って相手の攻撃を防いだ。









66分、大岩監督は反撃の手を打つ。安部に代わりセルジーニョを入れ、チームのリズムを変える。すると代わったばかりのセルジーニョが果敢なプレスで札幌のミスを誘う。この交代策で札幌の勢いが緩み、10分後には待望の3点目が生まれた。この値千金の追加点を決めたのは、レアンドロ。カウンターから右サイドを抜け出しゴール前に入ると、相手選手をかわし、シュート。これが札幌ゴールのネットを揺らし、スコアは3-0となった。



2017年11月5日のホーム浦和戦以来、実に2シーズンぶりとなるレアンドロのゴールでリードを3点に広げたアントラーズは守備に重きを置いた戦い方へと転じるが、86分にCKからアンデルソン ロペスにヘディングで決められ、3-1としてしまった。ここで大岩監督は3点目を取ったレアンドロに代わり三竿をピッチへ送り、クロージングを図る。アディショナルタイムには土居に代わり金森を入れ、札幌の追加点を許さず、3-1と北の大地で勝利を手にした。




伊藤の公式戦2試合連続となるマルチゴール、レアンドロの2シーズンぶりとなるゴールで対札幌との戦績を13試合連続負けなしとしたアントラーズ。完封勝利で追われなかったことに少しばかり悔いは残るが、好調な札幌を相手に掴んだリーグ戦での連勝は、今後につながることだろう。



インターナショナルマッチウィークに入ることで、Jリーグ、ACLともにしばしの中断期間に入る。2月末からの連戦が続いた選手たちにもしばしの休息が与えられる。次は、2週間後の31日のアウェイ磐田戦。リフレッシュした選手たちの躍動を期待したい。
【この試合のトピックス】
・対札幌の戦績が、これで13試合連続負けなし。
・伊藤翔が公式戦2試合連続2ゴール。
・レアンドロが、2017年11月5日のJ1第32節・ホーム浦和戦以来、2シーズンぶりとなるリーグ戦でのゴールを決めた。
スタッツ
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|
---|---|---|
11 | シュート | 11 |
7 | GK | 12 |
8 | CK | 1 |
10 | 直接FK | 11 |
4 | 間接FK | 1 |
4 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 23,002人
- 天候
- 屋内、無風
気温 22.3℃ / 湿度 46.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- 飯田 淳平
- 副審
-
八木 あかね
馬場 規 - 第4の審判員
- 佐藤 誠和