試合結果
2019明治安田生命J1リーグ 第2節

川崎フロンターレ
- 9' 中村 憲剛
試合終了
1-1
1前半1
0後半0

鹿島アントラーズ
- 21' 伊藤 翔
試合経過
中村 憲剛 | ![]() |
9' | ||
21' | ![]() |
伊藤 翔 | ||
38' | ![]() |
安西 幸輝 | ||
大島 僚太 | ![]() |
66' | ||
68' | ![]() |
安部 裕葵 | ||
レアンドロ ダミアン → 阿部 浩之 | ![]() |
69' | ||
70' | ![]() |
安部 裕葵 → 山口 一真 | ||
84' | ![]() |
セルジーニョ → 金森 健志 | ||
馬渡 和彰 → 知念 慶 | ![]() |
85' | ||
車屋 紳太郎 → 登里 享平 | ![]() |
86' | ||
90'+4 | ![]() |
伊藤 翔 → 三竿 健斗 |
鹿島、等々力で王者川崎Fと意地のドロー。
アウェイの地でのリーグ第2節、アントラーズは川崎フロンターレと対戦した。前半立ち上がりに先制点を許す苦しい試合展開となったが、伊藤翔のゴールで同点に追いつき、1-1の引き分け。リーグ戦今季初の勝ち点を手にした。
J1開幕戦で大分に手痛い敗北を喫したアントラーズだが、指揮官が指名した先発メンバー11名は、GKにクォン スンテ、最終ラインは右から内田、犬飼、町田、安西。ボランチはレオ シルバと永木亮太がコンビを組んだ。右サイドに土居、左サイドに安部、フォワードにはセルジーニョと新加入の伊藤が入った。またベンチには、曽ケ端、ブエノ、三竿、遠藤、名古、金森、山口が座る。
最初のチャンスはアントラーズに訪れた。4分、左サイドを駆け上がった安西のクロスに、伊藤が飛び込む。ヘディングでゴールを狙ったが、わずかに枠をとらえられなかった。
試合開始早々にチャンスをつくり出したアントラーズだが、伊藤のシュートシーン以降は川崎Fに主導権を握られてしまう。8分、守備ブロックの間を強引にドリブル突破してきた小林悠を倒してしまい、フリーキックを献上。これを中村憲剛に決められた。まさに芸術的なFK弾を叩き込まれ、試合開始早々に追いかける展開となってしまった。
反撃に出たいアントラーズだが、川崎Fのボールポゼッションと激しいプレッシングに苦戦。ボールを奪い返しても、前にパスを繋げない。ロングボールで蹴り出す場面が多くなる。
それでも、アントラーズは21分にワンチャンスをものにする。右サイドバックに入った内田が自陣から最終ラインの裏へロングフィード。伊藤がこのボールに反応すると、相手DFとの競争を制し、身体を前に入れる。後方からのボールに歩幅を合わせて、見事なトラップで足元に収めると、冷静にタイミングを合わせ、右足を振り抜いた。この精密なシュートが相手GKの手をすり抜け、ポストに当たりながら、ゴールネットに届く。アントラーズが同点に追いついた。
さらに、アントラーズは等々力に駆け付けたサポーターからの後押しを受けて攻勢を強める。コンパクトな守備ブロックで中央へのパスコースを締め、ボールを奪ったら手数をかけずにロングカウンター。前掛かりになった川崎Fのゴールを脅かす。
22分には右サイドから永木、土居と繋ぎ、最後は安部がシュート。惜しくも枠を捉えられなかったが、チャンスをつくった。25分にも再び決定機が訪れる。安西が左サイド深い位置で倒されて、フリーキックを獲得。永木の蹴ったボールに、町田がヘディングで合わせると、シュートはゴールネットを揺らした。しかし、これはオフサイドの判定。追加点は幻となった。
チャンスを逸したアントラーズは、細かいミスから主導権を明け渡す。川崎Fが再びボールを支配。アントラーズは守備を固める展開となった。
前半はこのまま終了。数少ないチャンスをモノにし、同点でハーフタイムを迎えたが、守勢に回る時間が長く、苦しい試合展開となった。
後半に入っても、アントラーズは苦しい試合展開を強いられる。川崎Fにボールを支配され、なかなかボールを奪えない。ようやくボールを奪っても、素早いプレッシングを前に選択肢はロングボールに限られ、攻撃に転じることが出来なかった。
指揮官はアウェイで勝ち点3を奪うべく、70分に安部との交代で山口を、84分にセルジーニョとの交代で金森を投入。前線からの守備を強化するとともに、ロングカウンターで追加点を狙った。そして川崎Fにボールを支配されながらも、ペナルティエリア内では自由を許さず、コンパクトな陣形で猛攻を耐え抜く。
後半アディショナルタイム、伊藤に代えて三竿を投入。試合終了間際には川崎Fに決定機をつくられるものの、クォン スンテがスーパーセーブでシュートを凌ぎ、ゴールを許さなかった。
結局、後半は1本もシュートを打てずに圧倒的に攻められ、シュート数では5対18と大差をつけられた。しかし全員が体を張った守りで最後まで追加点を許さず、1-1の同点で勝ち点1を手にしたことは今後につながる戦いだったと言えるだろう。
まだまだこれからだ。
【この試合のトピックス】
・伊藤翔がアントラーズデビューから公式戦3試合連続ゴール
アウェイの地でのリーグ第2節、アントラーズは川崎フロンターレと対戦した。前半立ち上がりに先制点を許す苦しい試合展開となったが、伊藤翔のゴールで同点に追いつき、1-1の引き分け。リーグ戦今季初の勝ち点を手にした。
▼▼DAZN MATCH HIGHLIGHTS▼▼


J1開幕戦で大分に手痛い敗北を喫したアントラーズだが、指揮官が指名した先発メンバー11名は、GKにクォン スンテ、最終ラインは右から内田、犬飼、町田、安西。ボランチはレオ シルバと永木亮太がコンビを組んだ。右サイドに土居、左サイドに安部、フォワードにはセルジーニョと新加入の伊藤が入った。またベンチには、曽ケ端、ブエノ、三竿、遠藤、名古、金森、山口が座る。

最初のチャンスはアントラーズに訪れた。4分、左サイドを駆け上がった安西のクロスに、伊藤が飛び込む。ヘディングでゴールを狙ったが、わずかに枠をとらえられなかった。


試合開始早々にチャンスをつくり出したアントラーズだが、伊藤のシュートシーン以降は川崎Fに主導権を握られてしまう。8分、守備ブロックの間を強引にドリブル突破してきた小林悠を倒してしまい、フリーキックを献上。これを中村憲剛に決められた。まさに芸術的なFK弾を叩き込まれ、試合開始早々に追いかける展開となってしまった。



反撃に出たいアントラーズだが、川崎Fのボールポゼッションと激しいプレッシングに苦戦。ボールを奪い返しても、前にパスを繋げない。ロングボールで蹴り出す場面が多くなる。




それでも、アントラーズは21分にワンチャンスをものにする。右サイドバックに入った内田が自陣から最終ラインの裏へロングフィード。伊藤がこのボールに反応すると、相手DFとの競争を制し、身体を前に入れる。後方からのボールに歩幅を合わせて、見事なトラップで足元に収めると、冷静にタイミングを合わせ、右足を振り抜いた。この精密なシュートが相手GKの手をすり抜け、ポストに当たりながら、ゴールネットに届く。アントラーズが同点に追いついた。




さらに、アントラーズは等々力に駆け付けたサポーターからの後押しを受けて攻勢を強める。コンパクトな守備ブロックで中央へのパスコースを締め、ボールを奪ったら手数をかけずにロングカウンター。前掛かりになった川崎Fのゴールを脅かす。

22分には右サイドから永木、土居と繋ぎ、最後は安部がシュート。惜しくも枠を捉えられなかったが、チャンスをつくった。25分にも再び決定機が訪れる。安西が左サイド深い位置で倒されて、フリーキックを獲得。永木の蹴ったボールに、町田がヘディングで合わせると、シュートはゴールネットを揺らした。しかし、これはオフサイドの判定。追加点は幻となった。


チャンスを逸したアントラーズは、細かいミスから主導権を明け渡す。川崎Fが再びボールを支配。アントラーズは守備を固める展開となった。

前半はこのまま終了。数少ないチャンスをモノにし、同点でハーフタイムを迎えたが、守勢に回る時間が長く、苦しい試合展開となった。



後半に入っても、アントラーズは苦しい試合展開を強いられる。川崎Fにボールを支配され、なかなかボールを奪えない。ようやくボールを奪っても、素早いプレッシングを前に選択肢はロングボールに限られ、攻撃に転じることが出来なかった。











指揮官はアウェイで勝ち点3を奪うべく、70分に安部との交代で山口を、84分にセルジーニョとの交代で金森を投入。前線からの守備を強化するとともに、ロングカウンターで追加点を狙った。そして川崎Fにボールを支配されながらも、ペナルティエリア内では自由を許さず、コンパクトな陣形で猛攻を耐え抜く。



後半アディショナルタイム、伊藤に代えて三竿を投入。試合終了間際には川崎Fに決定機をつくられるものの、クォン スンテがスーパーセーブでシュートを凌ぎ、ゴールを許さなかった。
結局、後半は1本もシュートを打てずに圧倒的に攻められ、シュート数では5対18と大差をつけられた。しかし全員が体を張った守りで最後まで追加点を許さず、1-1の同点で勝ち点1を手にしたことは今後につながる戦いだったと言えるだろう。


まだまだこれからだ。
【この試合のトピックス】
・伊藤翔がアントラーズデビューから公式戦3試合連続ゴール
スタッツ
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|
---|---|---|
18 | シュート | 5 |
7 | GK | 15 |
7 | CK | 0 |
9 | 直接FK | 9 |
1 | 間接FK | 1 |
1 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 23,927人
- 天候
- 晴、弱風
気温 11.6℃ / 湿度 56.0% - ピッチ
- 全面良芝、水含み
- 主審
- 佐藤 隆治
- 副審
-
中野 卓
武田 光晴 - 第4の審判員
- 小屋 幸栄