試合結果
2017明治安田生命J1リーグ 第27節

鹿島アントラーズ
- 45'+3 レアンドロ
- 90'+2 植田 直通
試合終了
2-1
1前半1
1後半0

ガンバ大阪
- 7' ファン ウィジョ
試合経過
7' | ![]() |
ファン ウィジョ | ||
11' | ![]() |
今野 泰幸 | ||
44' | ![]() |
金 正也 | ||
レアンドロ | ![]() |
45'+3 | ||
46' | ![]() |
遠藤 保仁 → 長沢 駿 | ||
レオ シルバ | ![]() |
49' | ||
中村 充孝 → 安部 裕葵 | ![]() |
67' | ||
67' | ![]() |
泉澤 仁 → 初瀬 亮 | ||
レオ シルバ → 伊東 幸敏 | ![]() |
80' | ||
84' | ![]() |
倉田 秋 → 米倉 恒貴 | ||
土居 聖真 → 鈴木 優磨 | ![]() |
87' | ||
植田 直通 | ![]() |
90'+2 |
聖地が揺れた、魂の決勝弾!鹿島が植田のヘディングシュートで劇的勝利、G大阪撃破で5連勝!
鹿島が連勝街道を突き進む。9月後半の3連戦、その締めくくりとなるJ1第27節。今月最後のホームゲームでガンバ大阪と激突すると、開始7分で先制を許したものの、前半終了間際にレアンドロが同点弾を決める。1-1で迎えた後半、幾度となく作り出したチャンスを結実できずに迎えたアディショナルタイムに歓喜の時が待っていた。植田が魂のヘディングシュートを決め、ついに勝ち越し。2-1。J1では5連勝となり、勝ち点を61に伸ばした。
1週間前のJ1第26節で、新潟を4-2と逆転で破った鹿島。20日の天皇杯ラウンド16・浦和戦では2点リードを追い付かれてしまったものの、底力を見せ付けて4-2と突き放し、準々決勝進出を決めた。大岩監督は「リードした時の戦い方はもう一度整理して、次へ生かしたい」と向上を誓えば、昌子は「もっと自分たちで試合をコントロールしなければいけなかった」と、目指す己の姿を言葉に紡いだ。2試合連続の複数失点が反省材料であることは間違いない。ただ、多種多彩なゴールバリエーションで得点を量産していることは収穫だ。「最後に突き放す力があるということは自信を持っていい」。指揮官は選手たちを称えて、熊谷を後にした。
勝利を積み重ねながら、課題と向き合う日々。鹿嶋へ帰還した選手たちの視線は、聖地での勝ち点3だけを見据えていた。今月に入って5試合目、9月最後のホームゲーム。中2日で迎える一戦に照準を合わせ、チームは準備を進めていく。次なる90分へ向けたコンディション調整とともに、さらなるレベルアップを期して実戦形式のメニューも実施。試合前日にはミーティングを行い、集中力を高めてチーム全員の意思を統一した。浦和戦で失点を喫したセットプレーの確認で、グラウンドは熱を帯びていく。大岩監督は「ホームで勝ち続けることに意味がある」と、カシマスタジアムでの必勝を誓っていた。
中2日での一戦に臨む指揮官は、浦和戦から先発メンバー2名を入れ替えた。西を右サイドバックに復帰させ、三竿健斗が出場停止のボランチには永木を指名。負傷離脱を強いられ、コンディション調整に苦心していた背番号6が7月8日以来の先発復帰を果たした。その他、GKは曽ケ端、最終ラインは西の他、植田と昌子、山本が4バックを形成する。ボランチは永木とともにレオ シルバがコンビを組み、2列目には好調を維持するレアンドロと浦和戦で決勝弾を挙げた中村。そして前線は、J1の直近4試合で3得点を挙げている金崎と、熊谷の夜に勝利を決定付けるヘディングシュートを決めた土居がゴールを狙う。そしてベンチには、GKのクォン スンテとブエノ、伊東、安部、小笠原、鈴木、金森という面々が座る。
秋分の日を迎えた鹿嶋は、まさに秋の訪れを感じさせる涼しさだった。重要な意味を持つナイトゲームを前に、聖地は緊張感を纏っていく。2週間ぶりに帰還するカシマで、ともに勝利を——。アントラーズレッドの背番号12が続々と足を運び、ボルテージを高めていった。1階の指定席は完売となり、キックオフが近付くにつれて高揚感と熱気で満たされていった。ウォーミングアップに臨む選手たちに、勝利への渇望と情熱が降り注がれていく。8月のJ1月間MVPに輝いた金崎の表彰も行われ、エースを称える歌声が鹿嶋の夜空に響き渡った。
激闘への期待感が充満する中、19時3分にキックオフのホイッスルが鳴り響いた。立ち上がりから激しいボディコンタクトの応酬となり、ファウルで止めずにプレーを流す傾向の判定基準も相まって、個々の意地がピッチの至るところでぶつかり合う戦いとなった。鹿島は開始4分、最終ラインの背後へ抜けた金崎が力強い突破。相手のスライディングに遭って阻まれたものの、こぼれ球をつないでレオがミドルシュートを放った。相手DFにブロックされたものの、先制ゴールへの意欲を示してみせた。
続くチャンスは6分。ペナルティーエリア左手前でレアンドロが倒され、FKを獲得すると、先発復帰を果たした永木が直接狙う。枠を捉えたボールは、ワンバウンドして相手GKの手中へ収まってしまった。
すると、直後に落とし穴が待っていた。相手GKからのパントキックでペナルティーエリア左手前での競り合いに持ち込まれると、意表を突いたタイミングでの右足シュートをファン ウィジョに決められてしまった。誰もが課題として挙げていた立ち上がりに、またも失点。0-1。J1でのホームゲームで、7試合ぶりにスコアを刻まれてしまった。
だが、まだ80分以上残っている。聖地に動揺はなかった。情熱をピッチへ送り続ける背番号12とともに、鹿島は攻勢をかけていく。敵陣でのボールポゼッション率を高め、守りを固めるG大阪の守備網を攻略すべく、パスワークを展開していった。15分には山本がペナルティーエリア左外から右足でクロス。ニアサイドへ飛び込んだ土居がヘディングシュートを枠へ飛ばしたが、相手GKに阻まれてしまった。23分にはペナルティーエリア手前で前を向いたレアンドロがボレーシュートでG大阪を襲ったが、わずかに枠を越えた。
なかなかゴールネットを揺らすことができなかったが、白熱のマッチアップが繰り返された聖地のボルテージは高まっていく。ミドルゾーンでバトルを続けた永木が「行き来が激しい展開だった」と振り返る、ハイテンションな攻防。カウンターを受けてゴール前へ迫られる場面もあったが、植田と昌子が身体を張ってピンチの芽を摘んだ。
そして、前半アディショナルタイム。鹿島が待望のスコアを刻んでみせる。ペナルティーエリア右側で突破を仕掛けた中村が相手のタックルを受け、PKを獲得。スポットに立ったのは金崎だった。聖地が緊張感に包まれる。2試合連続でキックを成功させているエースのチャレンジはしかし、相手GKに弾かれ、左ポストを直撃してしまった。刹那の悲鳴、しかし次の瞬間、歓喜が爆発した。こぼれ球に詰めていた背番号11が右足で押し込むと、シュートコースを消そうと立ちはだかった相手DF、そして相手GKの股下を抜けていく。レアンドロ、起死回生の同点ゴール。興奮が覚めやらぬ中、タイスコアに持ち込んでハーフタイムを迎えた。
先制を許したとはいえ、主導権を握って敵陣でプレーを続けた45分。指揮官は「素晴らしい前半。これを続けていくこと」と、ロッカールームで信頼を託した。ピッチへと帰還した選手たちは、ホイッスルと同時にG大阪を目指していく。48分、中村の左足ミドルシュート。51分、永木の右足シュート。ペナルティーエリア内で守備を固めるビジターチームを攻略するため、細かいパス交換と勇敢な突破を織り交ぜて攻撃を仕掛け続けた。時折受けたカウンターも、植田と昌子が広大なスペースを埋めて阻止していく。
後半最初の決定機は65分、右サイドを駆け上がった西がグラウンダーのクロスを供給。金崎がワンタッチで合わせたが、惜しくも相手GKに阻まれてしまった。大岩監督は67分に安部を投入。躍動を続ける若武者に追加点への希望を託し、さらに80分には伊東をピッチへ。果敢な攻撃参加を繰り返す背番号24を右サイドに送り込み、西をボランチに配してゴールを目指した。
鹿島の猛攻は止まらない。82分、西のアーリークロスから山本がヘディングシュートを放ったが、わずかに枠の右へ。84分にはカウンターから金崎が目の覚めるような強烈な一撃をゴール左隅へ突き刺したが、その前にオフサイドの判定で得点とは認められなかった。刻々と残り時間は減っていく。アントラーズレッドは逆転だけを信じ、熱量を送り続けた。
そして、後半アディショナルタイム。ゴールを渇望する声がG大阪を飲み込んだ。永木が蹴った右CKに、背番号5が飛び込む。ヘディングシュートは相手GKの手を弾き、ゴールへと転がり込んだ。その軌道を確認し、ベンチへと駆け出す選手たち。その中心に、拳を突き上げる背番号5の姿があった。90+2分、植田直通。これが鹿島のセンターバックだ。そう言わんばかりに、その存在を聖地に刻み付けるかのような一撃。アントラーズレッドの歓喜が爆発した。
2-1。劇的な逆転勝利で、鹿島が5連勝を果たした。2位以下との差は8ポイントに広がり、残りは7試合。次戦は1週間後、J1第28節で鳥栖とのアウェイゲームに臨む。9月を締めくくる90分で、力強く連勝街道を突き進まなければならない。「残り全ての試合が決勝戦」。目の前の戦いに集中し、一戦必勝で歩みを進める日々が続く。
【この試合のトピックス】
・J1でのホームG大阪戦で、2012年以来となる勝利を収めた。
・今季のJ1でG大阪を相手に2連勝を果たした。
・27試合目で20勝目を挙げた。現行の34試合制になってから、20勝に到達したのは2009年(20勝6分8敗)以来、通算3度目。クラブ記録は2007年の22勝(6分6敗)。
・勝ち点が61となった。60ポイントを突破したのは2009年以来8年ぶり。ここ2年間は勝ち点59で全日程を終えていた。
・今季のJ1で2度目となる5連勝を記録した。
・レアンドロがJ1で2試合連続ゴール。出場停止の大宮戦を除くと、出場した試合では4戦連発となった。今季の得点数は10に到達した。
・植田が今季2得点目を挙げた。
・永木が7月8日のJ1第18節以来の先発復帰を果たした。
鹿島が連勝街道を突き進む。9月後半の3連戦、その締めくくりとなるJ1第27節。今月最後のホームゲームでガンバ大阪と激突すると、開始7分で先制を許したものの、前半終了間際にレアンドロが同点弾を決める。1-1で迎えた後半、幾度となく作り出したチャンスを結実できずに迎えたアディショナルタイムに歓喜の時が待っていた。植田が魂のヘディングシュートを決め、ついに勝ち越し。2-1。J1では5連勝となり、勝ち点を61に伸ばした。
1週間前のJ1第26節で、新潟を4-2と逆転で破った鹿島。20日の天皇杯ラウンド16・浦和戦では2点リードを追い付かれてしまったものの、底力を見せ付けて4-2と突き放し、準々決勝進出を決めた。大岩監督は「リードした時の戦い方はもう一度整理して、次へ生かしたい」と向上を誓えば、昌子は「もっと自分たちで試合をコントロールしなければいけなかった」と、目指す己の姿を言葉に紡いだ。2試合連続の複数失点が反省材料であることは間違いない。ただ、多種多彩なゴールバリエーションで得点を量産していることは収穫だ。「最後に突き放す力があるということは自信を持っていい」。指揮官は選手たちを称えて、熊谷を後にした。

勝利を積み重ねながら、課題と向き合う日々。鹿嶋へ帰還した選手たちの視線は、聖地での勝ち点3だけを見据えていた。今月に入って5試合目、9月最後のホームゲーム。中2日で迎える一戦に照準を合わせ、チームは準備を進めていく。次なる90分へ向けたコンディション調整とともに、さらなるレベルアップを期して実戦形式のメニューも実施。試合前日にはミーティングを行い、集中力を高めてチーム全員の意思を統一した。浦和戦で失点を喫したセットプレーの確認で、グラウンドは熱を帯びていく。大岩監督は「ホームで勝ち続けることに意味がある」と、カシマスタジアムでの必勝を誓っていた。

中2日での一戦に臨む指揮官は、浦和戦から先発メンバー2名を入れ替えた。西を右サイドバックに復帰させ、三竿健斗が出場停止のボランチには永木を指名。負傷離脱を強いられ、コンディション調整に苦心していた背番号6が7月8日以来の先発復帰を果たした。その他、GKは曽ケ端、最終ラインは西の他、植田と昌子、山本が4バックを形成する。ボランチは永木とともにレオ シルバがコンビを組み、2列目には好調を維持するレアンドロと浦和戦で決勝弾を挙げた中村。そして前線は、J1の直近4試合で3得点を挙げている金崎と、熊谷の夜に勝利を決定付けるヘディングシュートを決めた土居がゴールを狙う。そしてベンチには、GKのクォン スンテとブエノ、伊東、安部、小笠原、鈴木、金森という面々が座る。

秋分の日を迎えた鹿嶋は、まさに秋の訪れを感じさせる涼しさだった。重要な意味を持つナイトゲームを前に、聖地は緊張感を纏っていく。2週間ぶりに帰還するカシマで、ともに勝利を——。アントラーズレッドの背番号12が続々と足を運び、ボルテージを高めていった。1階の指定席は完売となり、キックオフが近付くにつれて高揚感と熱気で満たされていった。ウォーミングアップに臨む選手たちに、勝利への渇望と情熱が降り注がれていく。8月のJ1月間MVPに輝いた金崎の表彰も行われ、エースを称える歌声が鹿嶋の夜空に響き渡った。
激闘への期待感が充満する中、19時3分にキックオフのホイッスルが鳴り響いた。立ち上がりから激しいボディコンタクトの応酬となり、ファウルで止めずにプレーを流す傾向の判定基準も相まって、個々の意地がピッチの至るところでぶつかり合う戦いとなった。鹿島は開始4分、最終ラインの背後へ抜けた金崎が力強い突破。相手のスライディングに遭って阻まれたものの、こぼれ球をつないでレオがミドルシュートを放った。相手DFにブロックされたものの、先制ゴールへの意欲を示してみせた。


続くチャンスは6分。ペナルティーエリア左手前でレアンドロが倒され、FKを獲得すると、先発復帰を果たした永木が直接狙う。枠を捉えたボールは、ワンバウンドして相手GKの手中へ収まってしまった。

すると、直後に落とし穴が待っていた。相手GKからのパントキックでペナルティーエリア左手前での競り合いに持ち込まれると、意表を突いたタイミングでの右足シュートをファン ウィジョに決められてしまった。誰もが課題として挙げていた立ち上がりに、またも失点。0-1。J1でのホームゲームで、7試合ぶりにスコアを刻まれてしまった。
だが、まだ80分以上残っている。聖地に動揺はなかった。情熱をピッチへ送り続ける背番号12とともに、鹿島は攻勢をかけていく。敵陣でのボールポゼッション率を高め、守りを固めるG大阪の守備網を攻略すべく、パスワークを展開していった。15分には山本がペナルティーエリア左外から右足でクロス。ニアサイドへ飛び込んだ土居がヘディングシュートを枠へ飛ばしたが、相手GKに阻まれてしまった。23分にはペナルティーエリア手前で前を向いたレアンドロがボレーシュートでG大阪を襲ったが、わずかに枠を越えた。

なかなかゴールネットを揺らすことができなかったが、白熱のマッチアップが繰り返された聖地のボルテージは高まっていく。ミドルゾーンでバトルを続けた永木が「行き来が激しい展開だった」と振り返る、ハイテンションな攻防。カウンターを受けてゴール前へ迫られる場面もあったが、植田と昌子が身体を張ってピンチの芽を摘んだ。




そして、前半アディショナルタイム。鹿島が待望のスコアを刻んでみせる。ペナルティーエリア右側で突破を仕掛けた中村が相手のタックルを受け、PKを獲得。スポットに立ったのは金崎だった。聖地が緊張感に包まれる。2試合連続でキックを成功させているエースのチャレンジはしかし、相手GKに弾かれ、左ポストを直撃してしまった。刹那の悲鳴、しかし次の瞬間、歓喜が爆発した。こぼれ球に詰めていた背番号11が右足で押し込むと、シュートコースを消そうと立ちはだかった相手DF、そして相手GKの股下を抜けていく。レアンドロ、起死回生の同点ゴール。興奮が覚めやらぬ中、タイスコアに持ち込んでハーフタイムを迎えた。





先制を許したとはいえ、主導権を握って敵陣でプレーを続けた45分。指揮官は「素晴らしい前半。これを続けていくこと」と、ロッカールームで信頼を託した。ピッチへと帰還した選手たちは、ホイッスルと同時にG大阪を目指していく。48分、中村の左足ミドルシュート。51分、永木の右足シュート。ペナルティーエリア内で守備を固めるビジターチームを攻略するため、細かいパス交換と勇敢な突破を織り交ぜて攻撃を仕掛け続けた。時折受けたカウンターも、植田と昌子が広大なスペースを埋めて阻止していく。




後半最初の決定機は65分、右サイドを駆け上がった西がグラウンダーのクロスを供給。金崎がワンタッチで合わせたが、惜しくも相手GKに阻まれてしまった。大岩監督は67分に安部を投入。躍動を続ける若武者に追加点への希望を託し、さらに80分には伊東をピッチへ。果敢な攻撃参加を繰り返す背番号24を右サイドに送り込み、西をボランチに配してゴールを目指した。
鹿島の猛攻は止まらない。82分、西のアーリークロスから山本がヘディングシュートを放ったが、わずかに枠の右へ。84分にはカウンターから金崎が目の覚めるような強烈な一撃をゴール左隅へ突き刺したが、その前にオフサイドの判定で得点とは認められなかった。刻々と残り時間は減っていく。アントラーズレッドは逆転だけを信じ、熱量を送り続けた。


そして、後半アディショナルタイム。ゴールを渇望する声がG大阪を飲み込んだ。永木が蹴った右CKに、背番号5が飛び込む。ヘディングシュートは相手GKの手を弾き、ゴールへと転がり込んだ。その軌道を確認し、ベンチへと駆け出す選手たち。その中心に、拳を突き上げる背番号5の姿があった。90+2分、植田直通。これが鹿島のセンターバックだ。そう言わんばかりに、その存在を聖地に刻み付けるかのような一撃。アントラーズレッドの歓喜が爆発した。



2-1。劇的な逆転勝利で、鹿島が5連勝を果たした。2位以下との差は8ポイントに広がり、残りは7試合。次戦は1週間後、J1第28節で鳥栖とのアウェイゲームに臨む。9月を締めくくる90分で、力強く連勝街道を突き進まなければならない。「残り全ての試合が決勝戦」。目の前の戦いに集中し、一戦必勝で歩みを進める日々が続く。

【この試合のトピックス】
・J1でのホームG大阪戦で、2012年以来となる勝利を収めた。
・今季のJ1でG大阪を相手に2連勝を果たした。
・27試合目で20勝目を挙げた。現行の34試合制になってから、20勝に到達したのは2009年(20勝6分8敗)以来、通算3度目。クラブ記録は2007年の22勝(6分6敗)。
・勝ち点が61となった。60ポイントを突破したのは2009年以来8年ぶり。ここ2年間は勝ち点59で全日程を終えていた。
・今季のJ1で2度目となる5連勝を記録した。
・レアンドロがJ1で2試合連続ゴール。出場停止の大宮戦を除くと、出場した試合では4戦連発となった。今季の得点数は10に到達した。
・植田が今季2得点目を挙げた。
・永木が7月8日のJ1第18節以来の先発復帰を果たした。
スタッツ
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|
---|---|---|
25 | シュート | 11 |
7 | GK | 13 |
4 | CK | 2 |
15 | 直接FK | 16 |
3 | 間接FK | 3 |
3 | オフサイド | 3 |
1 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 28,565人
- 天候
- 曇、弱風
気温 20.0℃ / 湿度 78.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- 飯田 淳平
- 副審
-
三原 純
堀越 雅弘 - 第4の審判員
- 榎本 一慶