試合結果
2016Jリーグヤマザキナビスコカップ グループステージ 第3節
名古屋グランパス
- 38' 野田 隆之介
試合終了
1-3
1前半0
0後半3
鹿島アントラーズ
- 52' 遠藤 康
- 66' カイオ
- 71' 昌子 源
試合経過
27' | 永木 亮太 | |||
37' | 土居 聖真 | |||
野田 隆之介 | 38' | |||
46' | 永木 亮太 → 柴崎 岳 | |||
46' | 赤崎 秀平 → 鈴木 優磨 | |||
52' | 遠藤 康 | |||
安田 理大 | 56' | |||
66' | カイオ | |||
野田 隆之介 → 川又 堅碁 | 67' | |||
オーマン | 68' | |||
69' | カイオ | |||
71' | 昌子 源 | |||
明神 智和 → 小川 佳純 | 78' | |||
古林 将太 → 小屋松 知哉 | 81' | |||
オーマン | 83' | |||
オーマン | 83' | |||
87' | 西 大伍 | |||
90' | 遠藤 康 → 中村 充孝 |
鹿島、敵地で意地の今季ナビスコカップ初勝利!遠藤、カイオ、昌子のゴールで名古屋に3-1と逆転!
ここまでグループステージ2連敗と崖っぷちの鹿島が敵地名古屋で意地を見せた。同じく2連敗中の名古屋に前半先制されるも、後半、遠藤、カイオ、そして昌子のゴールで3-1と逆転勝利。グループステージ突破に望みをつないだ。
ノックアウトステージ進出のため、もう勝ち点1すら失えない鹿島は序盤、赤崎、土居のツートップが前線から激しいチェイシングを見せ、主導権を握ろうとする。しかし条件は同じ相手の名古屋も前線を張る199cmのシモビッチを活用すべく、両サイドから激しく仕掛けてくる。そして38分、「セットプレーには要注意」と試合前、石井監督が語っていたそのセットプレーで鹿島は先制を許す。田口のFKから長身の野田に決められ、0-1。前半も残り僅かとなったところでの失点だけに嫌な雰囲気が漂った。
この状況を打開すべく、石井監督は迅速な手を打った。後半開始から、今日先発のピッチに立った永木に代え、柴崎を、そして前線でなかなかシュートまでいけなかった赤崎に代え、鈴木を投入し、活性化を図った。また鈴木が入ったことで、カイオは前線へ上がり、カイオ、土居のスピードで長身が揃う名古屋守備陣を攪乱しようという意思がチーム全体で共有することができた。
そして52分、カウンターから遠藤が巧みなフェイントで相手DFをかわし、まさかの右足で名手楢崎の股を抜くシュートを放ち、同点とする。これで勢いに乗った鹿島は60分、同点弾を決めた遠藤からのロングパスにカイオが呼応し、完全にフリーとなり、シュート。しかしこれは惜しくもクロスバーの上を行った。またその1分後には小笠原のパスを遠藤がワンタッチでゴール前へ入れ、土居が飛び込む。ここも土居のシュートは枠を捉えられなかったが、確実に逆転へ鹿島は近づいていった。
歓喜の逆転弾が生まれたのは、66分。土居が個人技からシュートを放ち、そのこぼれ球をカイオが押し込んだ。そのすぐ後ろには小笠原も詰めていたため、まさに全員の力でもぎ取った逆転ゴールだった。
さらにその6分後、遠藤のCKから鈴木がヘディングシュートを放つ。これは楢崎に止められるも、そこを昌子が押し込み、名古屋を3-1と突き放した。
その後、名古屋に何度かカウンターを食らう場面もあったが、相手CBのオーマンが2枚目のイエローカードを宣告され退場となったこともあり、鹿島は3-1のまま、試合を終えた。これで今季ナビスコカップ初勝利。少しばたついた場面もあったが、選手たちは意地を見せた。
まだまだグループステージ突破には届かないが、この勝利で希望はつないだ。ここ数試合続いた流れを断ち切るために必要な勝利だっただけに、今後につながる1勝といえよう。さあ、これからだ。
【この試合のトピックス】
・明日バースデーの遠藤が今季公式戦初ゴール。
・昌子が今季公式戦初ゴール。
・カイオが土曜のリーグ川崎F戦に続き、公式戦2試合連続ゴール。
スタッツ
11 | シュート | 18 |
---|---|---|
13 | GK | 10 |
8 | CK | 6 |
19 | 直接FK | 16 |
5 | 間接FK | 1 |
5 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 6,134人
- 天候
- 晴、弱風
気温 17.5℃ / 湿度 47.0% - ピッチ
- 全面良芝、水含み
- 主審
- 岡 宏道
- 副審
-
岩田 浩義
小椋 剛 - 第4の審判員
- 清水 修平