試合結果
2016明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第14節

鹿島アントラーズ
- 61' OWN GOAL
試合終了
1-3
0前半2
1後半1

大宮アルディージャ
- 13' 奥井 諒
- 41' 横谷 繁
- 59' 横谷 繁
試合経過
13' | ![]() |
奥井 諒 | ||
小笠原 満男 | ![]() |
39' | ||
41' | ![]() |
横谷 繁 | ||
赤崎 秀平 → 鈴木 優磨 | ![]() |
46' | ||
59' | ![]() |
横谷 繁 | ||
OWN GOAL | ![]() |
61' | ||
小笠原 満男 → ファブリシオ | ![]() |
62' | ||
63' | ![]() |
大屋 翼 | ||
65' | ![]() |
泉澤 仁 → マテウス | ||
ファブリシオ | ![]() |
67' | ||
69' | ![]() |
マテウス | ||
73' | ![]() |
大山 啓輔 | ||
77' | ![]() |
大山 啓輔 → 金澤 慎 | ||
80' | ![]() |
山越 康平 | ||
86' | ![]() |
大屋 翼 → 渡部 大輔 | ||
土居 聖真 → 杉本 太郎 | ![]() |
86' | ||
90'+1 | ![]() |
渡部 大輔 |
ホームで3失点。鹿島、大宮に完敗。
鹿島がホームで完敗を喫した。J1 2nd 第14節、大宮アルディージャをカシマスタジアムに迎えると、前半を0-2で終え、59分には3点目を奪われる。苦しい展開の中でオウンゴールで1点を返したが、1-3と敗れた。
鹿島は1週間前の第13節でアルビレックス新潟とアウェイで対戦し、2-0と快勝。我慢強く戦った前半をスコアレスで終え、後半に柴崎の芸術的なボレーシュートで先制すると、終了間際には金崎のPKで追加点を奪った。リーグ戦2試合連続の完封勝利で9月を締めくくり、中断前最終戦へと向かう。
指揮官は新潟戦から先発メンバー1名を変更。伊東が最終ラインに復帰し、右サイドバックを務める。センターバックは植田とファン ソッコのコンビで、左サイドバックには山本。その他、GKに曽ケ端、ボランチは柴崎と小笠原のコンビ、2列目には柴崎と土居、そして前線には金崎と赤崎が入った。そしてベンチには、GK櫛引のほか、町田とファブリシオ、三竿、杉本、鈴木、平戸と若手が並ぶ。
「ANNIVERSARY LIXIL×Antlers DAY」として開催された一戦。クラブ創設25周年を勝利で飾るべく、雨中のカシマスタジアムにサポーターの歌声が響き渡る。14時04分、キックオフのホイッスルが鳴った。
背番号12のサポートを背に、鹿島は序盤から積極的にゴールを目指していった。まずは6分、柴崎の右CKに反応した山本がヘディングシュートを放ったが、惜しくもわずかに枠を越えた。
開始数分間は攻勢をかけた鹿島だが、次第に大宮と一進一退の試合を展開することとなる。中盤での攻防が激しさを増す中、大宮に少しずつ押し込まれていった。
そして13分、先制ゴールは大宮のものだった。クロスボールに反応した相手選手と曽ケ端が交錯して両者が倒れるが、プレーは続行。曽ケ端は起き上がってゴールへと戻ったが、セカンドボールを拾われてクロスを上げられ、最後はミドルシュートがラストパスのような形になって奥井に通ってしまう。奥井に右足シュートを決められ、リードを奪われた。
ビハインドを負った鹿島は反撃を期し、19分には柴崎のクロスに反応した赤崎が胸トラップから右足を一閃。強烈なボレーシュートが枠を捉えたが、相手GKの正面を突いた。その後はなかなかゴール前へ効果的なボールを供給することができない、苦しい時間が続いたが、それでも必死にチャンスを見出そうともがく選手たち。27分には敵陣でのボール奪取から永木が前を向き、強烈な左足シュートを放ったものの、枠を越えて得点とはならなかった。
1点ビハインドのまま、前半はラスト5分へ。同点に追い付いてハーフタイムを迎えたいところだったが、鹿島は大宮に点差を広げられてしまう。41分、ペナルティーエリア手前からの直接FKを横谷に決められ、0-2。前半は2点ビハインドで終了した。
2点を追う後半開始時から、石井監督は赤崎に代えて鈴木を投入。土居を前線に配して打開を狙う。立ち上がりはセカンドボールへの出足も良く、鈴木の力強いボールキープや金崎のドリブルから突破口を見出していた。決定機を作るには至らなかったが、山本や伊東の積極的なオーバーラップもチャンスを作っていた。
しかし59分、3度目の歓喜も大宮のものだった。中盤のスペースを突かれて左サイドからクロスを上げられると、一旦は中央でクリアしたものの、セカンドボールを拾われてペナルティーエリア内でポストプレーを許し、最後は横谷にミドルシュートを決められた。ホームでは今季2度目となる3失点、初の3点ビハインド。非常に苦しい試合となってしまった。
それでも鹿島は2分後に意地を見せる。右サイド深くから伊東がクロスを上げると、金崎と鈴木がゴールへと突進。最終的には相手DFに当たったボールがゴールへ吸い込まれ、オウンゴールで1点を返した。
ようやく訪れたゴールシーンに、カシマスタジアムのボルテージは高まった。石井監督は攻撃の圧力を高めるべく、62分にファブリシオを投入。両サイドを広く使った攻撃で2点目を目指した。
しかし、反撃は1点止まりだった。献身的なオーバーラップからチャンスを演出し続けた伊東のクロスから金崎や山本が決定機を迎えたが、ゴールネットを揺らすことはできず。86分に投入された杉本も積極的に突破を狙って仕掛けたものの、ゴールという形で結実することはなかった。
1-3での敗戦。試合終了のホイッスルが鳴り響くと、ピッチにはブーイングが降り注がれた。背番号12が隠そうとしなかった不満の声を、選手たちはどんな思いで聞いただろうか。25周年を祝うはずの試合は、悔しさと不甲斐なさと向き合う一戦となってしまった。
今節を終え、リーグ戦はしばしのインターバルに入る。セカンドステージは残り3試合、次節は10月22日のFC東京戦だ。タイでのトレーニングキャンプを経て、シーズン終盤戦へと向かうこととなる。
【この試合のトピックス】
・ホームでのリーグ大宮戦で敗れたのは11試合目で初めて。
・伊東が公式戦2試合ぶりの先発復帰を果たした。
鹿島がホームで完敗を喫した。J1 2nd 第14節、大宮アルディージャをカシマスタジアムに迎えると、前半を0-2で終え、59分には3点目を奪われる。苦しい展開の中でオウンゴールで1点を返したが、1-3と敗れた。

鹿島は1週間前の第13節でアルビレックス新潟とアウェイで対戦し、2-0と快勝。我慢強く戦った前半をスコアレスで終え、後半に柴崎の芸術的なボレーシュートで先制すると、終了間際には金崎のPKで追加点を奪った。リーグ戦2試合連続の完封勝利で9月を締めくくり、中断前最終戦へと向かう。
指揮官は新潟戦から先発メンバー1名を変更。伊東が最終ラインに復帰し、右サイドバックを務める。センターバックは植田とファン ソッコのコンビで、左サイドバックには山本。その他、GKに曽ケ端、ボランチは柴崎と小笠原のコンビ、2列目には柴崎と土居、そして前線には金崎と赤崎が入った。そしてベンチには、GK櫛引のほか、町田とファブリシオ、三竿、杉本、鈴木、平戸と若手が並ぶ。

「ANNIVERSARY LIXIL×Antlers DAY」として開催された一戦。クラブ創設25周年を勝利で飾るべく、雨中のカシマスタジアムにサポーターの歌声が響き渡る。14時04分、キックオフのホイッスルが鳴った。
背番号12のサポートを背に、鹿島は序盤から積極的にゴールを目指していった。まずは6分、柴崎の右CKに反応した山本がヘディングシュートを放ったが、惜しくもわずかに枠を越えた。
開始数分間は攻勢をかけた鹿島だが、次第に大宮と一進一退の試合を展開することとなる。中盤での攻防が激しさを増す中、大宮に少しずつ押し込まれていった。

そして13分、先制ゴールは大宮のものだった。クロスボールに反応した相手選手と曽ケ端が交錯して両者が倒れるが、プレーは続行。曽ケ端は起き上がってゴールへと戻ったが、セカンドボールを拾われてクロスを上げられ、最後はミドルシュートがラストパスのような形になって奥井に通ってしまう。奥井に右足シュートを決められ、リードを奪われた。


ビハインドを負った鹿島は反撃を期し、19分には柴崎のクロスに反応した赤崎が胸トラップから右足を一閃。強烈なボレーシュートが枠を捉えたが、相手GKの正面を突いた。その後はなかなかゴール前へ効果的なボールを供給することができない、苦しい時間が続いたが、それでも必死にチャンスを見出そうともがく選手たち。27分には敵陣でのボール奪取から永木が前を向き、強烈な左足シュートを放ったものの、枠を越えて得点とはならなかった。


1点ビハインドのまま、前半はラスト5分へ。同点に追い付いてハーフタイムを迎えたいところだったが、鹿島は大宮に点差を広げられてしまう。41分、ペナルティーエリア手前からの直接FKを横谷に決められ、0-2。前半は2点ビハインドで終了した。

2点を追う後半開始時から、石井監督は赤崎に代えて鈴木を投入。土居を前線に配して打開を狙う。立ち上がりはセカンドボールへの出足も良く、鈴木の力強いボールキープや金崎のドリブルから突破口を見出していた。決定機を作るには至らなかったが、山本や伊東の積極的なオーバーラップもチャンスを作っていた。


しかし59分、3度目の歓喜も大宮のものだった。中盤のスペースを突かれて左サイドからクロスを上げられると、一旦は中央でクリアしたものの、セカンドボールを拾われてペナルティーエリア内でポストプレーを許し、最後は横谷にミドルシュートを決められた。ホームでは今季2度目となる3失点、初の3点ビハインド。非常に苦しい試合となってしまった。


それでも鹿島は2分後に意地を見せる。右サイド深くから伊東がクロスを上げると、金崎と鈴木がゴールへと突進。最終的には相手DFに当たったボールがゴールへ吸い込まれ、オウンゴールで1点を返した。
ようやく訪れたゴールシーンに、カシマスタジアムのボルテージは高まった。石井監督は攻撃の圧力を高めるべく、62分にファブリシオを投入。両サイドを広く使った攻撃で2点目を目指した。



しかし、反撃は1点止まりだった。献身的なオーバーラップからチャンスを演出し続けた伊東のクロスから金崎や山本が決定機を迎えたが、ゴールネットを揺らすことはできず。86分に投入された杉本も積極的に突破を狙って仕掛けたものの、ゴールという形で結実することはなかった。


1-3での敗戦。試合終了のホイッスルが鳴り響くと、ピッチにはブーイングが降り注がれた。背番号12が隠そうとしなかった不満の声を、選手たちはどんな思いで聞いただろうか。25周年を祝うはずの試合は、悔しさと不甲斐なさと向き合う一戦となってしまった。
今節を終え、リーグ戦はしばしのインターバルに入る。セカンドステージは残り3試合、次節は10月22日のFC東京戦だ。タイでのトレーニングキャンプを経て、シーズン終盤戦へと向かうこととなる。

【この試合のトピックス】
・ホームでのリーグ大宮戦で敗れたのは11試合目で初めて。
・伊東が公式戦2試合ぶりの先発復帰を果たした。
スタッツ
![]() |
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|
---|---|---|
16 | シュート | 7 |
4 | GK | 18 |
9 | CK | 3 |
13 | 直接FK | 15 |
1 | 間接FK | 1 |
1 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 20,086人
- 天候
- 雨のち曇、無風
気温 21.9℃ / 湿度 84.0% - ピッチ
- 不良、水含み
- 主審
- 上田 益也
- 副審
-
穴井 千雅
中井 恒 - 第4の審判員
- 柿沼 亨