試合結果
2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第9節

大宮アルディージャ
試合終了
0-0
0前半0
0後半0

鹿島アントラーズ
試合経過
江坂 任 → 岩上 祐三 | ![]() |
60' | ||
泉澤 仁 → マテウス | ![]() |
71' | ||
73' | ![]() |
土居 聖真 → 鈴木 優磨 | ||
奥井 諒 | ![]() |
76' | ||
80' | ![]() |
遠藤 康 → 中村 充孝 | ||
奥井 諒 → 大屋 翼 | ![]() |
85' | ||
家長 昭博 | ![]() |
89' | ||
90'+1 | ![]() |
金崎 夢生 → ジネイ |
鹿島、遠いゴール。シュート15本も、スコアレスドローに終わる。
前節のホーム柏戦で0-2と完敗を喫した鹿島が、またしてもアウェイ大宮戦で手痛い勝ち点を落とした。前日、首位の浦和と2位の川崎Fが勝っているだけにこれ以上差をつけられたくなかったが、1点が取れず、痛恨のスコアレスドローに終わった。
足を痛めた山本を欠き、石井監督は右サイドバックに今季リーグ戦初先発となる伊東を起用し、右サイドバックの西を左サイドバックに回すという布陣を取った。前線には出場停止明けの金崎を配し、必勝の態勢で満員となったNACK5スタジアム大宮のピッチに選手たちを送り出した。
その石井監督の檄に応え、選手たちも序盤から大宮を圧倒した。右サイドバックで先発した伊東が、相手の攻撃の起点となる泉澤を完全に封じ込めば、左サイドバックの西も相手の大黒柱である家長を抑える。昌子、植田のCBコンビもドラガン ムルジャを抑え込み、大宮の攻撃に対してはほぼ完璧といっていい対応を見せた。
前半、最大のチャンスは23分。「最近、セットプレーから得点していないので決めたい」と試合前にいっていた植田が遠藤の左CKをドンピシャのタイミングで合わせ、豪快なヘディング弾を決めた。しかしレフェリーの判定は植田がマークした相手選手に手をかけたとして、ファウル。鹿島にとって幻の先制点となった。
後半に入っても、鹿島の攻め手は緩まない。積極的に前へ出る柴崎を中心にカイオ、遠藤らが相手を崩し、金崎、土居も前線で突破を図る。しかし、最後の決定力が足りない。遠藤が何度か惜しいシュートを放つが、相手GKにも止められ、時間だけが過ぎていった。
そして後半終了間際には、途中交代の鈴木が得意のダイビングヘッドを見せるもゴールの枠に飛ばない。またその直後には同じく途中交代の中村が絶妙な個人技からシュートに入るが、相手選手に当ててしまう。最後の最後まで決定力がなかった鹿島は90分間攻め続けながら、0-0のスコアレスドローで勝ち点1のみを手にして、試合を終えた。
これで首位の浦和との勝ち点差は、5。直接対決が残っているとはいえ、1stステージ優勝へ向けて自力では届かない勝ち点差とされた。「残り8試合、全勝して待つしかない」。試合後の会見で石井監督は、悲壮感を漂わせた。「リーグ優勝」が絵空事にならないよう、再び全員で戦うしかない。鹿島にとって、厳しい戦いが続く。
【この試合のトピックス】
・伊東が今季リーグ戦初先発。
・柴崎がJ1通算150試合出場を達成。


前節のホーム柏戦で0-2と完敗を喫した鹿島が、またしてもアウェイ大宮戦で手痛い勝ち点を落とした。前日、首位の浦和と2位の川崎Fが勝っているだけにこれ以上差をつけられたくなかったが、1点が取れず、痛恨のスコアレスドローに終わった。
足を痛めた山本を欠き、石井監督は右サイドバックに今季リーグ戦初先発となる伊東を起用し、右サイドバックの西を左サイドバックに回すという布陣を取った。前線には出場停止明けの金崎を配し、必勝の態勢で満員となったNACK5スタジアム大宮のピッチに選手たちを送り出した。

その石井監督の檄に応え、選手たちも序盤から大宮を圧倒した。右サイドバックで先発した伊東が、相手の攻撃の起点となる泉澤を完全に封じ込めば、左サイドバックの西も相手の大黒柱である家長を抑える。昌子、植田のCBコンビもドラガン ムルジャを抑え込み、大宮の攻撃に対してはほぼ完璧といっていい対応を見せた。
前半、最大のチャンスは23分。「最近、セットプレーから得点していないので決めたい」と試合前にいっていた植田が遠藤の左CKをドンピシャのタイミングで合わせ、豪快なヘディング弾を決めた。しかしレフェリーの判定は植田がマークした相手選手に手をかけたとして、ファウル。鹿島にとって幻の先制点となった。






後半に入っても、鹿島の攻め手は緩まない。積極的に前へ出る柴崎を中心にカイオ、遠藤らが相手を崩し、金崎、土居も前線で突破を図る。しかし、最後の決定力が足りない。遠藤が何度か惜しいシュートを放つが、相手GKにも止められ、時間だけが過ぎていった。




そして後半終了間際には、途中交代の鈴木が得意のダイビングヘッドを見せるもゴールの枠に飛ばない。またその直後には同じく途中交代の中村が絶妙な個人技からシュートに入るが、相手選手に当ててしまう。最後の最後まで決定力がなかった鹿島は90分間攻め続けながら、0-0のスコアレスドローで勝ち点1のみを手にして、試合を終えた。


これで首位の浦和との勝ち点差は、5。直接対決が残っているとはいえ、1stステージ優勝へ向けて自力では届かない勝ち点差とされた。「残り8試合、全勝して待つしかない」。試合後の会見で石井監督は、悲壮感を漂わせた。「リーグ優勝」が絵空事にならないよう、再び全員で戦うしかない。鹿島にとって、厳しい戦いが続く。

【この試合のトピックス】
・伊東が今季リーグ戦初先発。
・柴崎がJ1通算150試合出場を達成。
スタッツ
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---|---|---|
2 | シュート | 15 |
13 | GK | 4 |
4 | CK | 7 |
14 | 直接FK | 10 |
3 | 間接FK | 2 |
3 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 12,594人
- 天候
- 晴、弱風
気温 23.0℃ / 湿度 42.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- 木村 博之
- 副審
-
平間 亮
八木 あかね - 第4の審判員
- 清水 勇人