試合結果
2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第7節

湘南ベルマーレ
試合終了
0-3
0前半2
0後半1

鹿島アントラーズ
- 20' 金崎 夢生
- 45' OWN GOAL
- 65' 土居 聖真
試合経過
20' | ![]() |
金崎 夢生 | ||
45' | ![]() |
OWN GOAL | ||
46' | ![]() |
金崎 夢生 | ||
岡本 拓也 → 藤田 征也 | ![]() |
46' | ||
パウリーニョ → 下田 北斗 | ![]() |
57' | ||
65' | ![]() |
土居 聖真 | ||
長谷川 アーリアジャスール → 藤田 祥史 | ![]() |
70' | ||
72' | ![]() |
永木 亮太 → 三竿 健斗 | ||
74' | ![]() |
遠藤 康 → 鈴木 優磨 | ||
キリノ | ![]() |
78' | ||
84' | ![]() |
土居 聖真 → 赤崎 秀平 |
金崎の先制弾に、土居の2試合連続ゴール!鹿島、湘南に昨季の借りを返す完封勝利!
平成28年熊本地震がいまだ続く中開催されたこの第7節で、鹿島は昨シーズン2連敗を喫した湘南に3-0と完封勝利を収めた。前半、金崎の先制弾とオウンゴールで2点リードすると、後半には前節で復活ゴールを決めた土居が2試合連続となる追加点を決めた。守っては、故郷熊本への思いを胸にしながら最終ラインで戦い続けた植田を中心に湘南の攻撃を完璧に抑え、見事な勝利を飾った。
累積警告で出場停止となった小笠原を欠く鹿島だったが、これが古巣への”凱旋”となる永木が攻守へ抜群の存在感を示す。序盤から高い位置でボールを奪うと、果敢に湘南ゴールへ迫った。
6分、永木のボールカットからカウンターへ入ると、遠藤が前線へスルーパス。ここから土居、金崎とつなぎ、最後は金崎が強烈なシュートを放つ。これは惜しくも枠に飛ばなかったが、試合を通じて遠藤が自由にスルーパスを出すシーンが目立った。
そして20分、西のロングパスから土居がそらし、湘南のエリア内左で金崎がフリーとなる。この場面で金崎が落ち着いてゴールを決め、鹿島は早くも先制点を得た。その後も鹿島は長短のパスをうまく使いこなし、湘南ゴールへと迫る。33分には植田のロングフィードを金崎がダイレクトでシュート。決まればスーパーゴールだったが、これはクロスバー直撃に終わった。
待望の追加点は前半終了間際に生まれた。アディショナルタイムに入ろうかという45分、永木が右サイドから絶妙なクロスを上げるとカイオが頭で合わせようとする。これは惜しくも空振りとなるが、左サイドでこのボールに追いついた山本が中央へ折り返す。するとカイオの存在を恐れたアンドレ バイアが足を伸ばし、オウンゴール。鹿島はこの波状攻撃でそのリードを2点と広げ、後半に入った。
後半に入ると湘南のチョウ監督はすぐに動いた。最終ラインの岡本に代え、藤田征を入れ、攻撃の活性化を図る。しかし鹿島は湘南の攻撃にも動ぜず、試合をコントールした。
65分、またもやカウンターから遠藤が絶妙のスルーパスを繰り出す。これを金崎がダイレクトでゴール前へ送り、そこへ土居が飛び込み、3点目を決めた。この土居の2試合連続ゴールで試合の行方はほぼ決まった。後は交代出場の鈴木と赤崎がいつ点を入れるかにファン・サポーターの注目は集まった。
終盤、湘南にやや攻め込まれるも、永木との交代でピッチに立った、この日誕生日の三竿らが体を張った守備を見せ、決定的なチャンスは作らせない。結局、鹿島が3点のゴールとクリーンシートで最高のアウェイ勝利を飾った。
昨年2連敗した雪辱を晴らすとともに故郷への思いがあふれ出た植田は、試合後のインタビューで涙を流した。その涙と思いはきっと熊本へも届くことだろう。ことばにはならない思いが胸にこみ上げるアウェイでの激戦を制し、鹿島は再び歩みを進める。
【この試合のトピックス】
・キックオフ前、平成28年熊本地震で犠牲に遭われた方へ哀悼の意を表し、黙祷。
・永木が今季リーグ戦初先発。

平成28年熊本地震がいまだ続く中開催されたこの第7節で、鹿島は昨シーズン2連敗を喫した湘南に3-0と完封勝利を収めた。前半、金崎の先制弾とオウンゴールで2点リードすると、後半には前節で復活ゴールを決めた土居が2試合連続となる追加点を決めた。守っては、故郷熊本への思いを胸にしながら最終ラインで戦い続けた植田を中心に湘南の攻撃を完璧に抑え、見事な勝利を飾った。
累積警告で出場停止となった小笠原を欠く鹿島だったが、これが古巣への”凱旋”となる永木が攻守へ抜群の存在感を示す。序盤から高い位置でボールを奪うと、果敢に湘南ゴールへ迫った。
6分、永木のボールカットからカウンターへ入ると、遠藤が前線へスルーパス。ここから土居、金崎とつなぎ、最後は金崎が強烈なシュートを放つ。これは惜しくも枠に飛ばなかったが、試合を通じて遠藤が自由にスルーパスを出すシーンが目立った。

そして20分、西のロングパスから土居がそらし、湘南のエリア内左で金崎がフリーとなる。この場面で金崎が落ち着いてゴールを決め、鹿島は早くも先制点を得た。その後も鹿島は長短のパスをうまく使いこなし、湘南ゴールへと迫る。33分には植田のロングフィードを金崎がダイレクトでシュート。決まればスーパーゴールだったが、これはクロスバー直撃に終わった。





待望の追加点は前半終了間際に生まれた。アディショナルタイムに入ろうかという45分、永木が右サイドから絶妙なクロスを上げるとカイオが頭で合わせようとする。これは惜しくも空振りとなるが、左サイドでこのボールに追いついた山本が中央へ折り返す。するとカイオの存在を恐れたアンドレ バイアが足を伸ばし、オウンゴール。鹿島はこの波状攻撃でそのリードを2点と広げ、後半に入った。



後半に入ると湘南のチョウ監督はすぐに動いた。最終ラインの岡本に代え、藤田征を入れ、攻撃の活性化を図る。しかし鹿島は湘南の攻撃にも動ぜず、試合をコントールした。
65分、またもやカウンターから遠藤が絶妙のスルーパスを繰り出す。これを金崎がダイレクトでゴール前へ送り、そこへ土居が飛び込み、3点目を決めた。この土居の2試合連続ゴールで試合の行方はほぼ決まった。後は交代出場の鈴木と赤崎がいつ点を入れるかにファン・サポーターの注目は集まった。




終盤、湘南にやや攻め込まれるも、永木との交代でピッチに立った、この日誕生日の三竿らが体を張った守備を見せ、決定的なチャンスは作らせない。結局、鹿島が3点のゴールとクリーンシートで最高のアウェイ勝利を飾った。


昨年2連敗した雪辱を晴らすとともに故郷への思いがあふれ出た植田は、試合後のインタビューで涙を流した。その涙と思いはきっと熊本へも届くことだろう。ことばにはならない思いが胸にこみ上げるアウェイでの激戦を制し、鹿島は再び歩みを進める。

【この試合のトピックス】
・キックオフ前、平成28年熊本地震で犠牲に遭われた方へ哀悼の意を表し、黙祷。
・永木が今季リーグ戦初先発。
スタッツ
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---|---|---|
8 | シュート | 12 |
13 | GK | 8 |
5 | CK | 2 |
11 | 直接FK | 17 |
7 | 間接FK | 2 |
7 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 13,039人
- 天候
- 晴時々曇、弱風
気温 19.7℃ / 湿度 65.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- 村上 伸次
- 副審
-
清野 裕介
前之園 晴廣 - 第4の審判員
- 秋澤 昌治