試合結果
2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第1節

ガンバ大阪
試合終了
0-1
0前半0
0後半1

鹿島アントラーズ
- 72' 鈴木 優磨
試合経過
米倉 恒貴 | ![]() |
28' | ||
丹羽 大輝 → 井手口 陽介 | ![]() |
32' | ||
44' | ![]() |
昌子 源 | ||
45'+1 | ![]() |
金崎 夢生 | ||
54' | ![]() |
植田 直通 | ||
大森 晃太郎 → 宇佐美 貴史 | ![]() |
66' | ||
69' | ![]() |
赤崎 秀平 → 鈴木 優磨 | ||
69' | ![]() |
遠藤 康 → カイオ | ||
72' | ![]() |
鈴木 優磨 | ||
78' | ![]() |
西 大伍 | ||
アデミウソン → 倉田 秋 | ![]() |
84' | ||
90'+2 | ![]() |
小笠原 満男 | ||
90'+3 | ![]() |
中村 充孝 → 三竿 健斗 | ||
倉田 秋 | ![]() |
90'+3 |
またもや鈴木が決勝弾!鹿島、吹田スタジアムの初公式戦で1-0とG大阪に勝利!
7年ぶりのリーグ優勝を"目標"ではなく、自らの"義務"と課している鹿島が開幕戦を勝利で飾り、幸先のいいスタートを切った。2016明治安田生命J1リーグ、記念すべき吹田スタジアムでのファーストマッチは鈴木の決勝ゴールでG大阪に1-0と勝利する最高の結果を得た。

優勝を争うライバルの1つ、G大阪との開幕戦に石井監督は重大な決断をして臨む。急性虫垂炎で手術を受け、選手からやっとチームへ合流したばかりの柴崎、そしてポルトガルから電撃復帰を果たした金崎の2人をスターティングメンバーとして新スタジアムのピッチへ送り込んだのだった。
その指揮官の期待に応えるかのように、柴崎が中盤で小笠原とともに激しいチャージをみせれば、前線では金崎が果敢に仕掛ける。序盤から鹿島はホームのG大阪に襲いかかった。そして5分、カウンターから金崎のラストパスに赤崎が呼応してG大阪ゴールネットを揺らす。しかしこれはオフサイドの判定となり、赤崎の得点とはならなかった。その後も11分に遠藤が鋭いミドルシュートを見せるなど、鹿島の積極性が目立つ前半だった。



またこの試合へ大きな影響を与えたのが、30分のアクシデント。小笠原の前線へのパスに反応した赤崎が丹羽とボールを競り合うと、丹羽が右肩から倒れ込む。結局、このまま丹羽は起き上がれず、井手口と交代となってしまった。結果的にこの交代劇がG大阪にとって大きなシナリオ変更となった。


後半に入っても、両チームがレベルの高いパフォーマンスを見せる。そして残り25分を切ったところで両指揮官が動きを見せる。長谷川監督が大森に代わりエース宇佐美をピッチへ送ると、石井監督はもう1枚多くカードを切り、赤崎、遠藤に代え、鈴木とカイオをピッチへ送り込んだ。





そしてこの交代策が見事にはまる。交代から3分後、右サイドで西、金崎のコンビネーションからカイオがフワリとしたクロスをゴール前へ送る。ここへ飛び込んだのが、鈴木。19歳の若武者がプレシーズンマッチを含めると今季3試合連続となるゴールを決め、アウェイスタンドを興奮の最高潮へと導いた。


その後も鹿島はカイオらがG大阪守備陣を脅かせば、宇佐美や倉田といったG大阪攻撃陣を植田、昌子の両CBを中心とした守備陣が防ぎきった。また中盤では闘志みなぎる小笠原が最後まで運動量を落とさずにゲームをコントロールした。もらったイエローカードが5枚と多くなってしまったが、それほど鹿島の選手たちが激しさを見せたということだろう。


満員のアウェイスタジアムで完封勝利と最高の形でスタートを切った、2016シーズン。試合後の選手たちの表情には安堵の気持ちと手応えを感じた充実感が入り交じっていた。ライバルを倒しての白星発進。今年の鹿島にかかる期待は大きい。
【この試合のトピックス】
・昨年の2nd第10節に続き、鈴木が対ガンバ戦2点目となるゴール(リーグ戦のみ)。
・鈴木はプレシーズンマッチを含め、今季3試合連続ゴール。
・三竿がアントラーズでの公式戦デビューを飾る。
7年ぶりのリーグ優勝を"目標"ではなく、自らの"義務"と課している鹿島が開幕戦を勝利で飾り、幸先のいいスタートを切った。2016明治安田生命J1リーグ、記念すべき吹田スタジアムでのファーストマッチは鈴木の決勝ゴールでG大阪に1-0と勝利する最高の結果を得た。

優勝を争うライバルの1つ、G大阪との開幕戦に石井監督は重大な決断をして臨む。急性虫垂炎で手術を受け、選手からやっとチームへ合流したばかりの柴崎、そしてポルトガルから電撃復帰を果たした金崎の2人をスターティングメンバーとして新スタジアムのピッチへ送り込んだのだった。
その指揮官の期待に応えるかのように、柴崎が中盤で小笠原とともに激しいチャージをみせれば、前線では金崎が果敢に仕掛ける。序盤から鹿島はホームのG大阪に襲いかかった。そして5分、カウンターから金崎のラストパスに赤崎が呼応してG大阪ゴールネットを揺らす。しかしこれはオフサイドの判定となり、赤崎の得点とはならなかった。その後も11分に遠藤が鋭いミドルシュートを見せるなど、鹿島の積極性が目立つ前半だった。



またこの試合へ大きな影響を与えたのが、30分のアクシデント。小笠原の前線へのパスに反応した赤崎が丹羽とボールを競り合うと、丹羽が右肩から倒れ込む。結局、このまま丹羽は起き上がれず、井手口と交代となってしまった。結果的にこの交代劇がG大阪にとって大きなシナリオ変更となった。


後半に入っても、両チームがレベルの高いパフォーマンスを見せる。そして残り25分を切ったところで両指揮官が動きを見せる。長谷川監督が大森に代わりエース宇佐美をピッチへ送ると、石井監督はもう1枚多くカードを切り、赤崎、遠藤に代え、鈴木とカイオをピッチへ送り込んだ。





そしてこの交代策が見事にはまる。交代から3分後、右サイドで西、金崎のコンビネーションからカイオがフワリとしたクロスをゴール前へ送る。ここへ飛び込んだのが、鈴木。19歳の若武者がプレシーズンマッチを含めると今季3試合連続となるゴールを決め、アウェイスタンドを興奮の最高潮へと導いた。


その後も鹿島はカイオらがG大阪守備陣を脅かせば、宇佐美や倉田といったG大阪攻撃陣を植田、昌子の両CBを中心とした守備陣が防ぎきった。また中盤では闘志みなぎる小笠原が最後まで運動量を落とさずにゲームをコントロールした。もらったイエローカードが5枚と多くなってしまったが、それほど鹿島の選手たちが激しさを見せたということだろう。


満員のアウェイスタジアムで完封勝利と最高の形でスタートを切った、2016シーズン。試合後の選手たちの表情には安堵の気持ちと手応えを感じた充実感が入り交じっていた。ライバルを倒しての白星発進。今年の鹿島にかかる期待は大きい。
【この試合のトピックス】
・昨年の2nd第10節に続き、鈴木が対ガンバ戦2点目となるゴール(リーグ戦のみ)。
・鈴木はプレシーズンマッチを含め、今季3試合連続ゴール。
・三竿がアントラーズでの公式戦デビューを飾る。
スタッツ
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---|---|---|
9 | シュート | 10 |
5 | GK | 8 |
7 | CK | 3 |
18 | 直接FK | 14 |
3 | 間接FK | 0 |
3 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 32,463人
- 天候
- 晴、無風
気温 17.8℃ / 湿度 46.0% - ピッチ
- 全面良芝、水含み
- 主審
- 今村 義朗
- 副審
-
名木 利幸
相樂 亨 - 第4の審判員
- 岡 宏道