試合結果
2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第8節
常陽銀行創立80周年記念試合

鹿島アントラーズ
- 40' 金崎 夢生
- 57' カイオ
- 74' 遠藤 康
試合終了
3-0
1前半0
2後半0

モンテディオ山形
試合経過
山村 和也 | ![]() |
14' | ||
31' | ![]() |
キム ボムヨン | ||
37' | ![]() |
山田 拓巳 | ||
金崎 夢生 | ![]() |
40' | ||
カイオ | ![]() |
57' | ||
60' | ![]() |
ロメロ フランク → 中島 裕希 | ||
土居 聖真 → 赤崎 秀平 | ![]() |
66' | ||
山村 和也 → 小笠原 満男 | ![]() |
68' | ||
71' | ![]() |
川西 翔太 → 林 陵平 | ||
遠藤 康 | ![]() |
74' | ||
遠藤 康 | ![]() |
84' | ||
カイオ → 鈴木 隆雅 | ![]() |
86' |
金崎、カイオ、遠藤がゴール!鹿島が山形を撃破、6年ぶりの5連勝でステージ首位奪回!

鹿島が、連勝街道を突き進む。J1 2nd 第8節、モンテディオ山形をカシマスタジアムに迎えると、40分に金崎のゴールで先制し、後半にはカイオと遠藤がゴールネットを揺らした。守備陣もしっかりと集中力を保ち、2試合ぶりのクリーンシートを達成。3-0で快勝し、5連勝を果たした。
鹿島は前節の仙台戦で、0-2からの逆転勝利を収めた。サポーターの後押しを受けて、山本が2戦連発弾、そして途中出場の土居が2ゴールを畳みかけ、会心の白星を収めた。これで4連勝となり、前節終了時点でステージ首位に立った。
毎試合、先発メンバーを入れ替えている石井監督は、仙台戦翌日から競争を課した。17日、クラブハウスで順天堂大学との練習試合を実施。控えメンバーが必死にアピールを見せ、出場機会を巡る争いが激化した。そして指揮官は、今節の2日前には紅白戦を行って、選手間の切磋琢磨を促した。「相手の特長や、試合の流れをイメージしながらメンバー構成をしている」という石井監督は、密度の濃いトレーニングの末、ベンチ入りメンバー18名を選出した。

前節からの先発メンバー変更は5人。センターバックの一角に植田、ボランチに山村、そして攻撃陣にはカイオと金崎、前節2ゴールの土居を指名した。その他、GKは曽ヶ端、右サイドバックは西、左には山本、植田のパートナーは昌子。ボランチで山村とコンビを組むのは柴崎、そして右サイドハーフには遠藤が入った。石井監督は、キャプテンマークを西に託し、ピッチへと送り出した。

久しぶりに夏本番の暑さに見舞われた、カシマスタジアム。サポーターは大きなコールで選手たちを出迎え、勝利への意志を示した。そして18時34分、キックオフを告げるホイッスルが鳴った。鹿島は立ち上がりから、山形にボールキープを許す苦しい展開を強いられる。開始1分でファーストシュートを打たれると、押し込まれる時間が続いた。それでも、決定機を作られることはなく、試合は推移していった。

鹿島が放ったシュートは、開始5分に右CKに反応した植田のヘディングのみ。このシュートは枠を逸れており、チャンスすらなかなか作れていなかった。前線でボールが収まらず、起点を作れないまま、前半を終えようとしていた。
しかし、久しくゴールから遠ざかっていた背番号33が、均衡を破ってみせた。40分、切れ味鋭いドリブルでペナルティーエリア左側を突破した土居が、ゴールライン際からファーサイドへクロスを上げると、金崎が飛び込み、ゴールネットを揺らした。金崎の8試合ぶりのゴールで、鹿島が先制。この試合初めての枠内シュートをゴールへ結び付け、1点リードで前半を終えた。

互いに選手を交代することなく迎えた後半も、立ち上がりは山形がボールをキープしていた。サイドからクロスを上げられる場面が多くなったが、中央でしっかりと跳ね返し、同点弾を許さない。

すると57分、次の歓喜も鹿島のものだった。土居が右サイドへ展開すると、遠藤が縦へと持ち出す。ペナルティーエリア右側に入った遠藤は、右足で狙いすましたクロスを送る。走り込んでいたのはカイオだった。背番号7がファーサイドからゴールへ押し込み、2点目を挙げた。
リードを広げ、試合を優位に進める鹿島。石井監督は66分に赤崎、68分に小笠原を投入し、さらに追加点を目指した。小笠原はチームに落ち着きと秩序をもたらし、赤崎は前線で起点となって存在感を見せた。


そして、待望の3点目は74分に生まれた。左サイド深くでボールをキープしたカイオが、巧みなテクニックとスピードを生かして反転。相手の股下を抜いてゴールライン際を中央へとカットインすると、浮き球のクロスを送る。ペナルティーエリア手前で待っていた遠藤は、迷わず左足を一閃。正確にコントロールされたボレーシュートが、サポーターの待つゴールへと吸い込まれた。


3-0。勝利を確信したサポーターのエネルギーは、さらに高まっていった。鹿島は78分に赤崎が連続して決定機を迎えるなど、ゴールを脅かしていく。結果的に4点目が決まることはなかったが、1点でも多く取るという強い思いを、ピッチ上で表現していた。

そして86分、石井監督は3枚目の交代枠に鈴木隆雅を指名し、就任後初めてピッチへと送り出した。競争意識を刺激する交代策も織り交ぜて、しっかりと試合を締めた。2試合ぶりのクリーンシート、そしてホーム3連勝を告げるホイッスルが鳴り響くと、カシマスタジアムは歓喜に包まれた。

2009年以来の5連勝を果たした鹿島は、勝ち点を19に伸ばした。暫定首位に立っていた柏をかわし、再び2ndステージ首位に立つこととなった。年間順位も5位に浮上し、いよいよ上位を窺いつつある。次戦は1週間後、29日のJ1 2nd 第9節、川崎フロンターレ戦だ。アウェイでの戦いとなるが、連勝の勢いと自信、そして勝利へのさらなる渇望をぶつけて勝ちに行く。

【この試合のトピックス】
・今季のリーグ戦で初の5 連勝を果たした。リーグ戦での5連勝は、2009年のJ1 第8節から第15節で8連勝した時以来。
・リーグ戦でのホーム山形戦は通算4試合目で4勝目。全勝記録を継続した。
・リーグ戦での山形戦は通算8試合目で、4勝4分となった。
・金崎が、6月27日のJ1 1st 第17節川崎F戦以来のゴールを決め、今季のリーグ戦での得点数を5に伸ばした。
・カイオが、6月20日のJ1 1st 第16節横浜FM戦以来のゴールを決め、今季のリーグ戦での得点数を6に伸ばした。
・遠藤が、7月11日のJ1 2nd 第1節、新潟戦以来、7試合ぶりのゴールを決めた。今季のリーグ戦での得点数を4に伸ばした。
・山村が2試合ぶりの先発出場を果たした。
・鈴木隆雅が、6月27日のJ1 1st 第17節川崎F戦以来、今季2試合目の出場を果たした。

鹿島が、連勝街道を突き進む。J1 2nd 第8節、モンテディオ山形をカシマスタジアムに迎えると、40分に金崎のゴールで先制し、後半にはカイオと遠藤がゴールネットを揺らした。守備陣もしっかりと集中力を保ち、2試合ぶりのクリーンシートを達成。3-0で快勝し、5連勝を果たした。
鹿島は前節の仙台戦で、0-2からの逆転勝利を収めた。サポーターの後押しを受けて、山本が2戦連発弾、そして途中出場の土居が2ゴールを畳みかけ、会心の白星を収めた。これで4連勝となり、前節終了時点でステージ首位に立った。
毎試合、先発メンバーを入れ替えている石井監督は、仙台戦翌日から競争を課した。17日、クラブハウスで順天堂大学との練習試合を実施。控えメンバーが必死にアピールを見せ、出場機会を巡る争いが激化した。そして指揮官は、今節の2日前には紅白戦を行って、選手間の切磋琢磨を促した。「相手の特長や、試合の流れをイメージしながらメンバー構成をしている」という石井監督は、密度の濃いトレーニングの末、ベンチ入りメンバー18名を選出した。

前節からの先発メンバー変更は5人。センターバックの一角に植田、ボランチに山村、そして攻撃陣にはカイオと金崎、前節2ゴールの土居を指名した。その他、GKは曽ヶ端、右サイドバックは西、左には山本、植田のパートナーは昌子。ボランチで山村とコンビを組むのは柴崎、そして右サイドハーフには遠藤が入った。石井監督は、キャプテンマークを西に託し、ピッチへと送り出した。

久しぶりに夏本番の暑さに見舞われた、カシマスタジアム。サポーターは大きなコールで選手たちを出迎え、勝利への意志を示した。そして18時34分、キックオフを告げるホイッスルが鳴った。鹿島は立ち上がりから、山形にボールキープを許す苦しい展開を強いられる。開始1分でファーストシュートを打たれると、押し込まれる時間が続いた。それでも、決定機を作られることはなく、試合は推移していった。

鹿島が放ったシュートは、開始5分に右CKに反応した植田のヘディングのみ。このシュートは枠を逸れており、チャンスすらなかなか作れていなかった。前線でボールが収まらず、起点を作れないまま、前半を終えようとしていた。
しかし、久しくゴールから遠ざかっていた背番号33が、均衡を破ってみせた。40分、切れ味鋭いドリブルでペナルティーエリア左側を突破した土居が、ゴールライン際からファーサイドへクロスを上げると、金崎が飛び込み、ゴールネットを揺らした。金崎の8試合ぶりのゴールで、鹿島が先制。この試合初めての枠内シュートをゴールへ結び付け、1点リードで前半を終えた。

互いに選手を交代することなく迎えた後半も、立ち上がりは山形がボールをキープしていた。サイドからクロスを上げられる場面が多くなったが、中央でしっかりと跳ね返し、同点弾を許さない。

すると57分、次の歓喜も鹿島のものだった。土居が右サイドへ展開すると、遠藤が縦へと持ち出す。ペナルティーエリア右側に入った遠藤は、右足で狙いすましたクロスを送る。走り込んでいたのはカイオだった。背番号7がファーサイドからゴールへ押し込み、2点目を挙げた。
リードを広げ、試合を優位に進める鹿島。石井監督は66分に赤崎、68分に小笠原を投入し、さらに追加点を目指した。小笠原はチームに落ち着きと秩序をもたらし、赤崎は前線で起点となって存在感を見せた。


そして、待望の3点目は74分に生まれた。左サイド深くでボールをキープしたカイオが、巧みなテクニックとスピードを生かして反転。相手の股下を抜いてゴールライン際を中央へとカットインすると、浮き球のクロスを送る。ペナルティーエリア手前で待っていた遠藤は、迷わず左足を一閃。正確にコントロールされたボレーシュートが、サポーターの待つゴールへと吸い込まれた。


3-0。勝利を確信したサポーターのエネルギーは、さらに高まっていった。鹿島は78分に赤崎が連続して決定機を迎えるなど、ゴールを脅かしていく。結果的に4点目が決まることはなかったが、1点でも多く取るという強い思いを、ピッチ上で表現していた。

そして86分、石井監督は3枚目の交代枠に鈴木隆雅を指名し、就任後初めてピッチへと送り出した。競争意識を刺激する交代策も織り交ぜて、しっかりと試合を締めた。2試合ぶりのクリーンシート、そしてホーム3連勝を告げるホイッスルが鳴り響くと、カシマスタジアムは歓喜に包まれた。

2009年以来の5連勝を果たした鹿島は、勝ち点を19に伸ばした。暫定首位に立っていた柏をかわし、再び2ndステージ首位に立つこととなった。年間順位も5位に浮上し、いよいよ上位を窺いつつある。次戦は1週間後、29日のJ1 2nd 第9節、川崎フロンターレ戦だ。アウェイでの戦いとなるが、連勝の勢いと自信、そして勝利へのさらなる渇望をぶつけて勝ちに行く。

【この試合のトピックス】
・今季のリーグ戦で初の5 連勝を果たした。リーグ戦での5連勝は、2009年のJ1 第8節から第15節で8連勝した時以来。
・リーグ戦でのホーム山形戦は通算4試合目で4勝目。全勝記録を継続した。
・リーグ戦での山形戦は通算8試合目で、4勝4分となった。
・金崎が、6月27日のJ1 1st 第17節川崎F戦以来のゴールを決め、今季のリーグ戦での得点数を5に伸ばした。
・カイオが、6月20日のJ1 1st 第16節横浜FM戦以来のゴールを決め、今季のリーグ戦での得点数を6に伸ばした。
・遠藤が、7月11日のJ1 2nd 第1節、新潟戦以来、7試合ぶりのゴールを決めた。今季のリーグ戦での得点数を4に伸ばした。
・山村が2試合ぶりの先発出場を果たした。
・鈴木隆雅が、6月27日のJ1 1st 第17節川崎F戦以来、今季2試合目の出場を果たした。
スタッツ
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|
---|---|---|
7 | シュート | 11 |
12 | GK | 8 |
2 | CK | 7 |
13 | 直接FK | 17 |
1 | 間接FK | 2 |
0 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 16,700人
- 天候
- 晴、無風
気温 28.1℃ / 湿度 79.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- 松尾 一
- 副審
-
手塚 洋
聳城 巧 - 第4の審判員
- 井上 知大