試合結果
2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第17節
Love! Antlers SUNTORY DAY

鹿島アントラーズ
- 44' 金崎 夢生
- 59' 赤崎 秀平
試合終了
2-3
1前半2
1後半1

川崎フロンターレ
- 8' エウシーニョ
- 34' レナト
- 47' 大久保 嘉人
試合経過
8' | ![]() |
エウシーニョ | ||
小笠原 満男 | ![]() |
29' | ||
金崎 夢生 | ![]() |
32' | ||
34' | ![]() |
レナト | ||
金崎 夢生 | ![]() |
44' | ||
46' | ![]() |
森谷 賢太郎 → 大島 僚太 | ||
47' | ![]() |
大久保 嘉人 | ||
57' | ![]() |
エウシーニョ | ||
赤崎 秀平 | ![]() |
59' | ||
61' | ![]() |
船山 貴之 → 中村 憲剛 | ||
金崎 夢生 → 中村 充孝 | ![]() |
62' | ||
64' | ![]() |
大久保 嘉人 | ||
山村 和也 → 鈴木 隆雅 | ![]() |
68' | ||
土居 聖真 → 本山 雅志 | ![]() |
72' | ||
77' | ![]() |
レナト → 小林 悠 | ||
79' | ![]() |
小宮山 尊信 | ||
90'+3 | ![]() |
武岡 優斗 |
鹿島、悔しい競り負け。川崎Fに敗れ、1stステージは負け越しで終了。

鹿島は、ステージ最終節を悔しい敗戦に終えた。J1 1st 第17節、カシマスタジアムに川崎フロンターレを迎えると、常に先手を取られる苦しい展開を強いられ、金崎と赤崎のゴールも実らず、2-3で敗れた。

鹿島は前節、アウェイでの横浜FM戦で、3-0と快勝。今季初の3点差、今季2回目の完封勝利を果たした。今節は、今季初の連勝、そしてステージ勝ち越しを懸けた一戦となった。1週間前、日産スタジアムで勝利の立役者となった佐藤は「大事なことは、継続すること」と、繰り返し強調していた。2試合連続の快勝を期して、選手たちはトレーニングを積んだ。2日前練習を急きょ非公開とするなど、準備を進めた。

横浜FM戦から、先発メンバーの変更は2選手。前節で負傷交代を強いられ、長期離脱が発表されたジネイに代わり、赤崎が前線に。そして、今季フルタイム出場でチームを牽引していた柴崎が欠場となった。トニーニョ セレーゾ監督は、青木をボランチに配し、最終ラインに、今季2試合目の先発となる山村を指名した。センターバックのパートナーは植田、右サイドバックは西、左サイドバックは昌子。ボランチの一角は小笠原で、久しぶりにキャプテンマークを巻く。2列目は前節と同じ3人、カイオと土居、金崎が並んだ。そして最後尾には、佐藤が立ちはだかる。
開場前、曇り空に覆われていたカシマスタジアム。約1か月ぶりに臨むホームゲーム、ウォーミングアップのピッチに現れた選手たちの頭上には、霧が立ち込めていた。サポーターは熱い声援を送り、勝利への熱い意志を示した。選手たちはアントラーズレッドのスタンドとともに、19時3分、キックオフのホイッスルを聞いた。

ホームで必勝を期す鹿島だが、前半立ち上がりから、川崎Fにボールをキープされる展開となった。押し込まれる中、8分に先制点を奪われてしまう。ペナルティーエリア中央でボールを収められ、エウシーニョにシュートを決められてしまった。

立ち上がりに先制された鹿島は、失点の2分後に金崎が狙いすましたミドルシュートを放ったが、クロスバーを直撃。惜しくも、同点とならなかった。以降も川崎Fがボールポゼッション率を高める展開で、鹿島はなかなかペースを掴めずにいた。

そして34分、鹿島は2失点目を喫してしまう。ペナルティーエリア左手前でボールを持ったレナトへのマークが遅れ、ミドルシュートを決められてしまった。0-2。ホームで2点ビハインドを負う、厳しい展開を強いられた。
それでも、鹿島は反撃を開始する。前半ラスト10分でようやく攻撃の形を作り始めると、44分、ペナルティーエリア右側で縦パスに反応した土居がヒールで落とし、金崎が前を向く。金崎は左足を振り抜き、ゴール左隅を射抜いてみせた。鹿島が前半のうちに1点を返し、1点差でハーフタイムを迎えた。

1-2で迎えた後半、鹿島はまたも先手を取られてしまう。47分、カウンターからグラウンダーのパスでペナルティーエリア内への侵入を許し、大久保にゴールを決められた。再び、2点を追いかける展開となった。
攻めるしかない鹿島は失点直後、ペナルティーエリア内でパスを受けた土居が鋭いドリブルで相手をかわし、左足でループ気味のシュート。惜しくも枠を越えたが、川崎Fゴールへと迫り、反撃の狼煙を上げた。

そして、1点差に迫るゴールは54分に生まれた。左サイド深くまでオーバーラップした青木がニアサイドへクロスを上げると、赤崎が飛び込む。右足で巧みにミートされたシュートが、ゴールネットを揺らした。「継続してチームに貢献しないといけない」と話していた背番号18が、2試合連続でスコアを刻んだ。
残り40分弱、鹿島は同点弾を目指して攻撃を仕掛けた。トニーニョ セレーゾ監督は、62分に中村、68分にJ1初出場となる鈴木隆雅、そして72分に本山と、3選手を投入。配置転換を織り交ぜつつ、攻撃陣の活性化を図った。枚数を割いて守備を固める川崎Fに対して、鹿島は85分に赤崎がドリブルでのカットインから右足シュート。その直後には、小笠原のクロスに反応した植田がヘディングシュート。しかしいずれも、枠を捉えられない。

4分と表示されたアディショナルタイムにも、カイオの強引な突破から、中央へのボールに赤崎が飛び込んだが、これもシュートまで持ち込めない。ラストプレー、右サイド深くから本山が上げたクロスに飛び込んだ赤崎も、相手からのタックルに遭って、ボールに触れることはできなかった。


2-3で、試合終了。鹿島はホームで打ち合いに敗れ、1stステージを終えることとなった。6勝4分け7敗、勝ち点22の8位。連勝は一度もなく、1つ負け越してシーズンの折り返しを迎えた。カシマスタジアムに鳴り響いた怒号とブーイング、この不甲斐ない結果を深く受け止めなければならない。

【この試合のトピックス】
・赤崎が、6月3日のJ1 1st 第10節G大阪戦以来の先発出場。今季初のフル出場を果たし、2試合連続の今季4ゴール目を挙げた。
・鈴木隆雅が途中出場。プロ入り4年目で、J1初出場を果たした。
・山村が、3月14日のJ1 1st 第2節湘南戦以来、今季2試合目の先発出場を果たした。
・本山が2試合ぶりに途中出場した。
・中村が4試合ぶりに途中出場した。

鹿島は、ステージ最終節を悔しい敗戦に終えた。J1 1st 第17節、カシマスタジアムに川崎フロンターレを迎えると、常に先手を取られる苦しい展開を強いられ、金崎と赤崎のゴールも実らず、2-3で敗れた。

鹿島は前節、アウェイでの横浜FM戦で、3-0と快勝。今季初の3点差、今季2回目の完封勝利を果たした。今節は、今季初の連勝、そしてステージ勝ち越しを懸けた一戦となった。1週間前、日産スタジアムで勝利の立役者となった佐藤は「大事なことは、継続すること」と、繰り返し強調していた。2試合連続の快勝を期して、選手たちはトレーニングを積んだ。2日前練習を急きょ非公開とするなど、準備を進めた。

横浜FM戦から、先発メンバーの変更は2選手。前節で負傷交代を強いられ、長期離脱が発表されたジネイに代わり、赤崎が前線に。そして、今季フルタイム出場でチームを牽引していた柴崎が欠場となった。トニーニョ セレーゾ監督は、青木をボランチに配し、最終ラインに、今季2試合目の先発となる山村を指名した。センターバックのパートナーは植田、右サイドバックは西、左サイドバックは昌子。ボランチの一角は小笠原で、久しぶりにキャプテンマークを巻く。2列目は前節と同じ3人、カイオと土居、金崎が並んだ。そして最後尾には、佐藤が立ちはだかる。
開場前、曇り空に覆われていたカシマスタジアム。約1か月ぶりに臨むホームゲーム、ウォーミングアップのピッチに現れた選手たちの頭上には、霧が立ち込めていた。サポーターは熱い声援を送り、勝利への熱い意志を示した。選手たちはアントラーズレッドのスタンドとともに、19時3分、キックオフのホイッスルを聞いた。

ホームで必勝を期す鹿島だが、前半立ち上がりから、川崎Fにボールをキープされる展開となった。押し込まれる中、8分に先制点を奪われてしまう。ペナルティーエリア中央でボールを収められ、エウシーニョにシュートを決められてしまった。

立ち上がりに先制された鹿島は、失点の2分後に金崎が狙いすましたミドルシュートを放ったが、クロスバーを直撃。惜しくも、同点とならなかった。以降も川崎Fがボールポゼッション率を高める展開で、鹿島はなかなかペースを掴めずにいた。

そして34分、鹿島は2失点目を喫してしまう。ペナルティーエリア左手前でボールを持ったレナトへのマークが遅れ、ミドルシュートを決められてしまった。0-2。ホームで2点ビハインドを負う、厳しい展開を強いられた。
それでも、鹿島は反撃を開始する。前半ラスト10分でようやく攻撃の形を作り始めると、44分、ペナルティーエリア右側で縦パスに反応した土居がヒールで落とし、金崎が前を向く。金崎は左足を振り抜き、ゴール左隅を射抜いてみせた。鹿島が前半のうちに1点を返し、1点差でハーフタイムを迎えた。

1-2で迎えた後半、鹿島はまたも先手を取られてしまう。47分、カウンターからグラウンダーのパスでペナルティーエリア内への侵入を許し、大久保にゴールを決められた。再び、2点を追いかける展開となった。
攻めるしかない鹿島は失点直後、ペナルティーエリア内でパスを受けた土居が鋭いドリブルで相手をかわし、左足でループ気味のシュート。惜しくも枠を越えたが、川崎Fゴールへと迫り、反撃の狼煙を上げた。

そして、1点差に迫るゴールは54分に生まれた。左サイド深くまでオーバーラップした青木がニアサイドへクロスを上げると、赤崎が飛び込む。右足で巧みにミートされたシュートが、ゴールネットを揺らした。「継続してチームに貢献しないといけない」と話していた背番号18が、2試合連続でスコアを刻んだ。
残り40分弱、鹿島は同点弾を目指して攻撃を仕掛けた。トニーニョ セレーゾ監督は、62分に中村、68分にJ1初出場となる鈴木隆雅、そして72分に本山と、3選手を投入。配置転換を織り交ぜつつ、攻撃陣の活性化を図った。枚数を割いて守備を固める川崎Fに対して、鹿島は85分に赤崎がドリブルでのカットインから右足シュート。その直後には、小笠原のクロスに反応した植田がヘディングシュート。しかしいずれも、枠を捉えられない。

4分と表示されたアディショナルタイムにも、カイオの強引な突破から、中央へのボールに赤崎が飛び込んだが、これもシュートまで持ち込めない。ラストプレー、右サイド深くから本山が上げたクロスに飛び込んだ赤崎も、相手からのタックルに遭って、ボールに触れることはできなかった。


2-3で、試合終了。鹿島はホームで打ち合いに敗れ、1stステージを終えることとなった。6勝4分け7敗、勝ち点22の8位。連勝は一度もなく、1つ負け越してシーズンの折り返しを迎えた。カシマスタジアムに鳴り響いた怒号とブーイング、この不甲斐ない結果を深く受け止めなければならない。

【この試合のトピックス】
・赤崎が、6月3日のJ1 1st 第10節G大阪戦以来の先発出場。今季初のフル出場を果たし、2試合連続の今季4ゴール目を挙げた。
・鈴木隆雅が途中出場。プロ入り4年目で、J1初出場を果たした。
・山村が、3月14日のJ1 1st 第2節湘南戦以来、今季2試合目の先発出場を果たした。
・本山が2試合ぶりに途中出場した。
・中村が4試合ぶりに途中出場した。
スタッツ
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|
---|---|---|
17 | シュート | 10 |
5 | GK | 12 |
4 | CK | 2 |
12 | 直接FK | 11 |
1 | 間接FK | 2 |
1 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 13,867人
- 天候
- 曇、無風
気温 22.3℃ / 湿度 97.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- 岡部 拓人
- 副審
-
山内 宏志
今岡 洋二 - 第4の審判員
- 河合 英治