試合結果
2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第5節
鹿島アントラーズ
- 46' 土居 聖真
試合終了
1-1
0前半1
1後半0
アルビレックス新潟
- 41' ラファエル シルバ
試合経過
柴崎 岳 | 37' | |||
41' | ラファエル シルバ | |||
ファン ソッコ → 植田 直通 | 46' | |||
土居 聖真 | 46' | |||
高崎 寛之 | 57' | |||
62' | 小林 裕紀 → 成岡 翔 | |||
高崎 寛之 → 中村 充孝 | 68' | |||
75' | 平松 宗 → 鈴木 武蔵 | |||
遠藤 康 → 青木 剛 | 77' | |||
78' | 指宿 洋史 → 山崎 亮平 | |||
山本 脩斗 | 90'+3 | |||
90'+5 | 前野 貴徳 |
土居が同点弾も、逆転には至らず。鹿島、ホームで新潟と引き分け。
ホームで3連勝を果たすことはできなかった。鳥栖と広州恒大を破り、2連勝で4月の3戦目に臨んだ鹿島は、J1 1st 第5節で新潟と対戦。前半に先制を許し、後半開始早々に土居が同点弾を決めたが、逆転には至らず。1-1の引き分けに終わった。
4月に入って2連勝と上昇気流に乗りつつある鹿島が、ホーム3連戦を締めくくる一戦に臨んだ。「まだ何も成し遂げていない」と気を引き締めたトニーニョ セレーゾ監督は、広州恒大戦で劇的ゴールを決めた高崎を1トップに据え、カイオが出場停止の2列目には、金崎と土居、そして遠藤を並べた。ボランチから下は最近2試合と同じメンバーで、柴崎と梅鉢がボランチコンビを組み、最終ラインは右から西、ファンソッコ、昌子、山本が並ぶ。そしてゴールマウスには、曽ヶ端が立ちはだかる。
前日まで降り続けた雨は、試合日に合わせたかのように止んだ。好天に恵まれたカシマスタジアムで、19時に試合開始のホイッスルが鳴った。サポーターの声援を背に、鹿島は立ち上がりからチャンスを演出する。まずは4分、右サイドをオーバーラップした西がグラウンダーのクロスを蹴り込むと、土居がペナルティーエリア内でボールを収める。土居は巧みなトラップで前を向き、マークを振り切って右足シュートを放ったが、惜しくも枠の左へ逸れてしまった。
中盤で出足の早いプレスをかけてくる新潟に対し、鹿島はなかなか効果的な攻撃を仕掛けることができない。13分には、遠藤がこぼれ球を拾い、左足ミドルシュートを放ったものの、相手GKにキャッチされてしまった。激しいボディコンタクトを厭わない相手に、鹿島の選手たちも粘り強く応戦。ファウルをあまり取らない判定基準の下、拮抗した展開で、互いに決定機を迎えることなく時計の針は進んでいった。
一進一退の攻防のまま、スコアレスで前半が終わるかに思われたが、先制点は新潟のものだった。41分、最終ラインの背後へのパスを出されると、ペナルティーエリア外へ飛び出した曽ヶ端がクリア。しかしボールは、相手選手と競り合っていたファンソッコに当たって後方へ流れる。こぼれ球をラファエル シルバに拾われ、ドリブルで持ち込まれてシュートを決められてしまった。思いがけない形で先制を許し、鹿島は1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。
後半開始時から、セレーゾ監督はファン ソッコに代えて植田をピッチに送り出した。すると、ホイッスルから10数秒で、電光石火の同点弾が生まれる。キックオフから最終ラインに戻したボールを受けた植田が、持ち前のキック力を生かしてペナルティーエリア内へフィード。高崎が反応し、粘り強く競り合って胸でボールを落とすと、走り込んでいた土居が左足シュートを決めた。土居の今季リーグ戦初ゴールで、鹿島がスコアを1-1とした。
同点弾の勢いに乗って、鹿島はさらに畳みかける。51分には、柴崎が左サイドから蹴ったFKを山本がバックヘッドで合わせ、相手GKが弾いたところを植田が詰めてゴールネットを揺らしたが、その前にホイッスル。逆転弾は認められなかった。さらに58分にも、柴崎のインターセプトから、ペナルティーエリア内でパスを受けた高崎が強烈な左足シュートで枠を捉えたが、相手GKにセーブされてしまった。
60分以降は、前半同様に拮抗した展開となった。激しいボディコンタクトの応酬となり、決定機は少ないながらも、密度の濃い試合が繰り広げられた。セレーゾ監督は打開を図るべく、68分に中村を投入。攻撃陣の配置を変えて、逆転弾を目指した。山本が何度もオーバーラップして突破口を見出そうとしたが、なかなかチャンスを作り出すことができない。
終盤は新潟にゴールへ迫られる場面もあったが、スコアは動かず、1-1のままタイムアップ。鹿島はホームで3連勝とはならず、新潟と勝ち点1を分け合った。次戦は、16日に行われるJ1 1st 第6節の柏戦だ。中3日で迎えるアウェイゲームだが、総力戦で勝利を掴み、再び走り始めなければならない。
【この試合のトピックス】
・土居が今季のリーグ戦初ゴールを決めた。
・昌子がフル出場。J1通算50試合出場を達成した。
・高崎がJ1 1st 第4節の名古屋戦以来、2試合ぶりの先発出場を果たした。
・赤崎が、3月4日のAFCチャンピオンズリーグ グループステージ第2節FCソウル戦以来のベンチ入りを果たした。
ホームで3連勝を果たすことはできなかった。鳥栖と広州恒大を破り、2連勝で4月の3戦目に臨んだ鹿島は、J1 1st 第5節で新潟と対戦。前半に先制を許し、後半開始早々に土居が同点弾を決めたが、逆転には至らず。1-1の引き分けに終わった。
4月に入って2連勝と上昇気流に乗りつつある鹿島が、ホーム3連戦を締めくくる一戦に臨んだ。「まだ何も成し遂げていない」と気を引き締めたトニーニョ セレーゾ監督は、広州恒大戦で劇的ゴールを決めた高崎を1トップに据え、カイオが出場停止の2列目には、金崎と土居、そして遠藤を並べた。ボランチから下は最近2試合と同じメンバーで、柴崎と梅鉢がボランチコンビを組み、最終ラインは右から西、ファンソッコ、昌子、山本が並ぶ。そしてゴールマウスには、曽ヶ端が立ちはだかる。
前日まで降り続けた雨は、試合日に合わせたかのように止んだ。好天に恵まれたカシマスタジアムで、19時に試合開始のホイッスルが鳴った。サポーターの声援を背に、鹿島は立ち上がりからチャンスを演出する。まずは4分、右サイドをオーバーラップした西がグラウンダーのクロスを蹴り込むと、土居がペナルティーエリア内でボールを収める。土居は巧みなトラップで前を向き、マークを振り切って右足シュートを放ったが、惜しくも枠の左へ逸れてしまった。
中盤で出足の早いプレスをかけてくる新潟に対し、鹿島はなかなか効果的な攻撃を仕掛けることができない。13分には、遠藤がこぼれ球を拾い、左足ミドルシュートを放ったものの、相手GKにキャッチされてしまった。激しいボディコンタクトを厭わない相手に、鹿島の選手たちも粘り強く応戦。ファウルをあまり取らない判定基準の下、拮抗した展開で、互いに決定機を迎えることなく時計の針は進んでいった。
一進一退の攻防のまま、スコアレスで前半が終わるかに思われたが、先制点は新潟のものだった。41分、最終ラインの背後へのパスを出されると、ペナルティーエリア外へ飛び出した曽ヶ端がクリア。しかしボールは、相手選手と競り合っていたファンソッコに当たって後方へ流れる。こぼれ球をラファエル シルバに拾われ、ドリブルで持ち込まれてシュートを決められてしまった。思いがけない形で先制を許し、鹿島は1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。
後半開始時から、セレーゾ監督はファン ソッコに代えて植田をピッチに送り出した。すると、ホイッスルから10数秒で、電光石火の同点弾が生まれる。キックオフから最終ラインに戻したボールを受けた植田が、持ち前のキック力を生かしてペナルティーエリア内へフィード。高崎が反応し、粘り強く競り合って胸でボールを落とすと、走り込んでいた土居が左足シュートを決めた。土居の今季リーグ戦初ゴールで、鹿島がスコアを1-1とした。
同点弾の勢いに乗って、鹿島はさらに畳みかける。51分には、柴崎が左サイドから蹴ったFKを山本がバックヘッドで合わせ、相手GKが弾いたところを植田が詰めてゴールネットを揺らしたが、その前にホイッスル。逆転弾は認められなかった。さらに58分にも、柴崎のインターセプトから、ペナルティーエリア内でパスを受けた高崎が強烈な左足シュートで枠を捉えたが、相手GKにセーブされてしまった。
60分以降は、前半同様に拮抗した展開となった。激しいボディコンタクトの応酬となり、決定機は少ないながらも、密度の濃い試合が繰り広げられた。セレーゾ監督は打開を図るべく、68分に中村を投入。攻撃陣の配置を変えて、逆転弾を目指した。山本が何度もオーバーラップして突破口を見出そうとしたが、なかなかチャンスを作り出すことができない。
終盤は新潟にゴールへ迫られる場面もあったが、スコアは動かず、1-1のままタイムアップ。鹿島はホームで3連勝とはならず、新潟と勝ち点1を分け合った。次戦は、16日に行われるJ1 1st 第6節の柏戦だ。中3日で迎えるアウェイゲームだが、総力戦で勝利を掴み、再び走り始めなければならない。
【この試合のトピックス】
・土居が今季のリーグ戦初ゴールを決めた。
・昌子がフル出場。J1通算50試合出場を達成した。
・高崎がJ1 1st 第4節の名古屋戦以来、2試合ぶりの先発出場を果たした。
・赤崎が、3月4日のAFCチャンピオンズリーグ グループステージ第2節FCソウル戦以来のベンチ入りを果たした。
スタッツ
7 | シュート | 9 |
---|---|---|
11 | GK | 6 |
7 | CK | 6 |
10 | 直接FK | 12 |
1 | 間接FK | 2 |
0 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 10,261人
- 天候
- 曇、無風
気温 11.4℃ / 湿度 79.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- 家本 政明
- 副審
-
大川 直也
伊東 知哉 - 第4の審判員
- 荒木 友輔