試合結果
AFCチャンピオンズリーグ2015 グループステージ 第3節

広州恒大
- 10' リカルド グラル
- 57' エウケソン
- 62' リカルド グラル
- 90'+2 ジャオ シュリー
試合終了
4-3
1前半1
3後半2

鹿島アントラーズ
- 36' 高崎 寛之
- 51' 土居 聖真
- 90'+3 柴崎 岳
試合経過
リカルド グラル | ![]() |
10' | ||
17' | ![]() |
小笠原 満男 → 梅鉢 貴秀 | ||
36' | ![]() |
高崎 寛之 | ||
42' | ![]() |
高崎 寛之 | ||
51' | ![]() |
土居 聖真 | ||
エウケソン | ![]() |
57' | ||
ユー ハンチャオ → リャオ リーション | ![]() |
57' | ||
リカルド グラル | ![]() |
62' | ||
64' | ![]() |
金崎 夢生 | ||
ガオ リン | ![]() |
65' | ||
69' | ![]() |
高崎 寛之 → カイオ | ||
72' | ![]() |
柴崎 岳 | ||
73' | ![]() |
遠藤 康 → 本山 雅志 | ||
ジョン ジー → ジャオ シュリー | ![]() |
77' | ||
ロン ハオ → リー シュエポン | ![]() |
89' | ||
ジャオ シュリー | ![]() |
90'+2 | ||
90'+3 | ![]() |
柴崎 岳 |
広州恒大との打ち合いに屈した鹿島、ACL3連敗。

公式戦4連敗で迎えた中3日のアウェイゲームで、鹿島は広州恒大に屈した。先制を許しながらも、高崎と土居のゴールで一時は逆転したものの、その後3失点。終了間際に柴崎が1点を返したが、3-4で敗れ、AFCチャンピオンズリーグ3連敗、リーグ戦と合わせて5連敗となってしまった。

鹿島は、AFCチャンピオンズリーグで2連敗を喫し、J1 1stでも2連敗と、結果を残せていない。苦しい時間が続く中、ホームで逆転負けを喫した湘南戦の翌日に移動するタイトなスケジュールで、選手たちは決戦の地・広州へと向かった。2日間、現地でトレーニングを積んだ末、トニーニョ セレーゾ監督は昌子をセンターバックの一角に指名。左手の手術を受けてリーグ戦2試合を欠場していた背番号3がピッチに帰還し、生き残りを懸けた90分に挑んだ。

現地時間20時、約4万人の大観衆が詰めかけたアウェイの夜に、キックオフのホイッスルが鳴った。グループステージ2連勝で首位に立つ強敵は立ち上がりから激しいプレスをかけ、主導権を奪いに来た。鹿島はなかなかリズムに乗れず、チャンスすら作れない時間が続く。そして10分、左サイドで与えたFKから、リカルド グラールにヘディングシュートを決められてしまった。いきなりセットプレーで失点し、ビハインドを負った。

広州恒大サポーターの大歓声が響き渡る中、鹿島をさらなる試練が襲う。15分、小笠原が左サイドのタッチライン際で負傷し、膝を押さえてピッチ外へ。痛みで顔をしかめた小笠原はプレーに復帰できず、梅鉢との交代を余儀なくされた。

1点を追う中、大黒柱が早々と離脱するアクシデントに見舞われた鹿島。前半20分以降も苦しい時間が続き、球際での激しいタックルで山本が痛む場面があるなど、広州恒大の圧力に押されてしまった。しかし決定的なピンチを迎えることはなく、少しずつ盛り返しながら、時計の針は進んでいった。


そして、待望の同点弾は36分に生まれた。右サイド深くで遠藤がボールを収め、後方に戻したボールを西がワンタッチでクロス。ニアサイドの土居がボレーで合わせると、相手GKが弾いたところに詰めていた高崎が押し込んだ。前日に誕生日を迎え、「自分が点を取って勝つ」と話していた背番号15が、しっかりと結果を残してみせた。前半唯一の枠内シュートでゴールネットを揺らした鹿島が、スコアを1-1としてハーフタイムを迎えた。

後半、次の1点を奪ったのは鹿島だった。51分、右サイドからカットインした遠藤が左足を振り抜くと、相手GKが弾いたところに土居が反応。強烈なヘディングシュートを突き刺し、2-1と逆転に成功した。


アウェイでリードを奪った鹿島だが、再びセットプレーから失点してしまう。土居のゴールから6分後、右サイドからのFKをエウケソンに頭で合わせられ、スコアは2-2に。さらに5分後には、中盤でのボールロストからグラールにドリブルを許し、左足ミドルシュートを決められてしまった。立て続けの失点で広州恒大に再逆転を許し、またも1点を追いかける形となった。

3点目を狙いに行く鹿島は、69分に高崎に代えてカイオ、73分には遠藤に代えて本山を投入。広州まで駆けつけたサポーターが声を枯らして応援を続ける中、攻撃陣を活性化してゴールを目指した。84分には柴崎のスルーパスに反応した金崎が、飛び出した相手GKの手前でシュートを放ったが、枠の左へ。金崎は前線で身体を張り、スペースに流れてボールを呼び込むなど、戦う姿勢を最後まで示していた。

1点差で迎えた後半アディショナルタイム、鹿島は湘南戦に続いて決勝点を奪われてしまう。縦パスで中央を割られ、チャオ シュリーに1対1からシュートを決められた。その直後、左サイドから本山が上げたクロスに柴崎が飛び込んでヘディングシュートで1点を返したが、そのままタイムアップ。3-4で打ち合いに敗れ、鹿島はグループステージ3連敗となった。

これで、リーグ戦と合わせて5連敗。苦しい時間を、今日も止めることはできなかった。次戦は中3日、アウェイで迎えるJ1 1st 第3節の名古屋戦だ。とにかく、結果が欲しい。自分たちの足で、一歩目を刻むしかない。
【この試合のトピックス】
・高崎が同点弾を挙げ、公式戦初得点を挙げた。
・土居がAFCチャンピオンズリーグ2得点目を挙げた。
・柴崎が今季初得点を決めた。
・昌子が先発メンバーに復帰。3月4日のAFCチャンピオンズリーグ グループステージ第2節FCソウル戦以来、公式戦3試合ぶりにピッチに立った。

公式戦4連敗で迎えた中3日のアウェイゲームで、鹿島は広州恒大に屈した。先制を許しながらも、高崎と土居のゴールで一時は逆転したものの、その後3失点。終了間際に柴崎が1点を返したが、3-4で敗れ、AFCチャンピオンズリーグ3連敗、リーグ戦と合わせて5連敗となってしまった。

鹿島は、AFCチャンピオンズリーグで2連敗を喫し、J1 1stでも2連敗と、結果を残せていない。苦しい時間が続く中、ホームで逆転負けを喫した湘南戦の翌日に移動するタイトなスケジュールで、選手たちは決戦の地・広州へと向かった。2日間、現地でトレーニングを積んだ末、トニーニョ セレーゾ監督は昌子をセンターバックの一角に指名。左手の手術を受けてリーグ戦2試合を欠場していた背番号3がピッチに帰還し、生き残りを懸けた90分に挑んだ。

現地時間20時、約4万人の大観衆が詰めかけたアウェイの夜に、キックオフのホイッスルが鳴った。グループステージ2連勝で首位に立つ強敵は立ち上がりから激しいプレスをかけ、主導権を奪いに来た。鹿島はなかなかリズムに乗れず、チャンスすら作れない時間が続く。そして10分、左サイドで与えたFKから、リカルド グラールにヘディングシュートを決められてしまった。いきなりセットプレーで失点し、ビハインドを負った。

広州恒大サポーターの大歓声が響き渡る中、鹿島をさらなる試練が襲う。15分、小笠原が左サイドのタッチライン際で負傷し、膝を押さえてピッチ外へ。痛みで顔をしかめた小笠原はプレーに復帰できず、梅鉢との交代を余儀なくされた。

1点を追う中、大黒柱が早々と離脱するアクシデントに見舞われた鹿島。前半20分以降も苦しい時間が続き、球際での激しいタックルで山本が痛む場面があるなど、広州恒大の圧力に押されてしまった。しかし決定的なピンチを迎えることはなく、少しずつ盛り返しながら、時計の針は進んでいった。


そして、待望の同点弾は36分に生まれた。右サイド深くで遠藤がボールを収め、後方に戻したボールを西がワンタッチでクロス。ニアサイドの土居がボレーで合わせると、相手GKが弾いたところに詰めていた高崎が押し込んだ。前日に誕生日を迎え、「自分が点を取って勝つ」と話していた背番号15が、しっかりと結果を残してみせた。前半唯一の枠内シュートでゴールネットを揺らした鹿島が、スコアを1-1としてハーフタイムを迎えた。

後半、次の1点を奪ったのは鹿島だった。51分、右サイドからカットインした遠藤が左足を振り抜くと、相手GKが弾いたところに土居が反応。強烈なヘディングシュートを突き刺し、2-1と逆転に成功した。


アウェイでリードを奪った鹿島だが、再びセットプレーから失点してしまう。土居のゴールから6分後、右サイドからのFKをエウケソンに頭で合わせられ、スコアは2-2に。さらに5分後には、中盤でのボールロストからグラールにドリブルを許し、左足ミドルシュートを決められてしまった。立て続けの失点で広州恒大に再逆転を許し、またも1点を追いかける形となった。

3点目を狙いに行く鹿島は、69分に高崎に代えてカイオ、73分には遠藤に代えて本山を投入。広州まで駆けつけたサポーターが声を枯らして応援を続ける中、攻撃陣を活性化してゴールを目指した。84分には柴崎のスルーパスに反応した金崎が、飛び出した相手GKの手前でシュートを放ったが、枠の左へ。金崎は前線で身体を張り、スペースに流れてボールを呼び込むなど、戦う姿勢を最後まで示していた。

1点差で迎えた後半アディショナルタイム、鹿島は湘南戦に続いて決勝点を奪われてしまう。縦パスで中央を割られ、チャオ シュリーに1対1からシュートを決められた。その直後、左サイドから本山が上げたクロスに柴崎が飛び込んでヘディングシュートで1点を返したが、そのままタイムアップ。3-4で打ち合いに敗れ、鹿島はグループステージ3連敗となった。

これで、リーグ戦と合わせて5連敗。苦しい時間を、今日も止めることはできなかった。次戦は中3日、アウェイで迎えるJ1 1st 第3節の名古屋戦だ。とにかく、結果が欲しい。自分たちの足で、一歩目を刻むしかない。
【この試合のトピックス】
・高崎が同点弾を挙げ、公式戦初得点を挙げた。
・土居がAFCチャンピオンズリーグ2得点目を挙げた。
・柴崎が今季初得点を決めた。
・昌子が先発メンバーに復帰。3月4日のAFCチャンピオンズリーグ グループステージ第2節FCソウル戦以来、公式戦3試合ぶりにピッチに立った。
スタッツ
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|
---|---|---|
0 | シュート | 0 |
0 | GK | 0 |
0 | CK | 0 |
0 | 直接FK | 0 |
0 | 間接FK | 0 |
0 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 48,651人
- 天候
- 曇
気温 25.0℃ / 湿度 83.0% - ピッチ
- 主審
- アミルル
- 副審
-
ユスリ
イスマイル - 第4の審判員
- シャザード